4歳きりん組2020年度11月のまとめ

言葉

友だちに対して何かを伝える時に口調が強くなってしまう子が多くいた。姿を見かけた時や朝の集まり時などに優しく伝えるにはどうしたらよいかを話し合い、自分の意見をみんなの前で述べようとしていた。かるた遊びに夢中になる子が多く、取る側だけでなく読み手に挑戦する子や、かるたがきっかけで文字に興味を持ち始める子もいた。自分の思いをはっきりと相手に伝えられるようになってきている。

 環境

プランターに植えたフリージアの苗が気になるようで、テラスに出る度「おおきくなったかな」「○○くんのはもうこんなにおおきくなってる」と友だちの苗が成長しているのを見て喜ぶ子もいた。天気や。土の様子を見て水の加減を調節する姿や、夏に植えたきゅうりのことを思い出す姿も見られ愛着を持ち育てようとしている。

表現

「たきび」「ほほほ」など、歌をみんなで歌う機会が増えリズムに合わせて体を揺らす姿が見られた。歌詞や音程が分からない時も、恥ずかしがることなく歌の時間を楽しんでいる様子。パラバルーンでは、手元の動きに合わせて「波みたい」「おうちみたい」とバルーンの形を見ると、それぞれ自由に感じたことを言葉にし、友だちの意見にも共感する姿があった。

健康

手洗い時に石鹸を使わず水のみで洗う子が多くいたため、どうすれば綺麗に手を洗うことが出来るかをみんなで話し合った。「どのくらいあらえばいいのかわからない」という子が多く、どうすれば良いかを尋ねたところ子どもたちからのアイデアで「10秒洗おう」ということになった。自分たちで決めたからか、きちんと手を洗うことが出来ると「みてみて」「においかいで~」と保育者に嬉しそうに見せていた。

人間関係

同じ机のチームの友だちとの仲間意識が芽生え、協力して過ごそうとすることが増えた。友だちの姿をよく見ており、友だちのいい姿に気が付き保育者に伝えに来る子や、「ありがとう」という声が多く聞こえるようになった。保育者の話が分からない時には、近くにいる友だちに「おしえて」「どうやってやるの」と自ら声を掛けることも増えた。

友だちとの関わりが深まってきた反面、友だちの姿に影響されすぎてしまう時もあるので、程よい距離で関わりを楽しめるよう見守っている。

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