健康
月の始めと終わりに嘔吐下痢や発熱など、体調を崩して休む子が数名いた。室内の清掃と遊具の消毒を行い、丁寧に手洗いを行うように声をかけた。
気温や湿度が上がり、室内に居ても熱中症となることもあるので、休息を取りながら遊び、水分をこまめに摂るように声をかけた。
人間関係
友だちと一緒に、ごっこあそびやままごとなど同じあそびを楽しんでいる姿が多く見られるようになってきた。関わりが多くなり、その中で自分の思いが相手へ上手く伝わらないと、言い合いとなることがあった。子どもたち同士で解決できない時には保育者が間に入り、お互いの話を聞くと納得して再び一緒にあそび始める姿がみられた。
環境
先月同様にキュウリを気にして「みずあげないの?」と保育者に聞く姿があり、ペットボトルに自分で水を入れて水あげをして生長を楽しみにしていた。
クワガタとカブトムシの成長も気になるようで飼育ケースをのぞいては、エサの減り具合や様子を観察していた。保育者がエサの交換や霧吹きで土を湿らしているのをじっと見ていた。
言葉
保育者や友だちが休みだった翌日に「おやすみはなにしていたの?」と尋ねる姿や休みの次の日には「おでかけしていたの」と自分が体験したことなど話し、会話でのやり取りを楽しむ姿が見られるようになってきた。
以前は使いたいという思いから、友だちの遊具を取ってしまう姿があったが、自分の気持ちを言葉にして「つかいたいからかして」と相手へしっかりと伝えられることが増えてきた。
表現
音楽を流すと、踊ったり体操をしたりしていた。またリズム遊びも好きなので、ピアノの音に合わせて体を大きく動かしていた。
保育者が絵の具や色紙などを用意し制作の準備を始めると、周りに集まって楽しみにしている様子がうかがえた。自分の好きな色の材料を選んで、楽しんで制作し、一人一人違った個性あふれる作品が完成すると友だちや保護者に見せて喜んでいた。