4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2023年度11月のまとめ

言葉

友だちに自分の考えていることをうまく伝えられるようになってきて、会話が盛り上がっている。遊んでいる時にもたくさんの会話が聞こえ楽しそうにしている。おたのしみ会の練習では、歌詞を子どもたちと一緒に考えオリジナルの曲を楽しんで歌っている。

環境

気持ちの良い気温の日が増えてきて、遠くの公園に散歩に行く機会が増えた。大きな遊具で思い切り体を動かし遊ぶ姿や、ドングリや落ち葉を拾って自然に触れて遊びを楽しんだ。部屋の設定を少し変えたことで、自分の好きな遊びを選び机上で落ち着いて遊ぶ姿があった。

表現

お楽しみ会の練習では、最初は恥ずかしさからか声が小さかったり、歌わない姿があったが保育者も一緒に身体を動かしたり、声を出すことで楽しんで大きな声を出せるようになってきた。楽器の演奏は初めてだったが楽しんで行い、遊びの時間にも友だちと一緒に歌って手をたたき練習して楽しんでいた。

健康

吐き気や下痢の症状の子どもが何名かいた。体調の異変を自分で感じられない子どももいたので、『気持ち悪くない?』など具体的な言葉で、こまめに声を掛けたり表情をよく見て体調の変化を保育者が気が付けるように気をつけていった。また、手洗いうがいを丁寧にして病気の予防をするように声を掛けて気を付けた。

人間関係

気の合う友だちを誘い合い、一緒に遊んでいる。遊びが盛り上がってくると、遊びに夢中になって自分の事ばかりになり、言い争いになる子もいるが、自分たちで気が付いて優しい言い回しに変えたりと解決もうまくなってきた。保育者が仲介に入ることもあるが、友だちの気持ちも考えられるようになってきている。…

4歳きりん組2023年度10月のまとめ

言葉

・保育者が話をしている際に、自分の話を聞いてという思いから自分の話をする子が多い。保育者が話をしていることに気付き、話をしている人の方を見て聞くことが出来るようになってきている。話をしたかった子の話をすることの出来る環境を作ると嬉しそうに話をしている。子どもたち同士での会話も多くなり、休日にあった出来事やわからないことがあり困っている子がいた際には、「どうしたの?」と声を掛けるなどの姿が見られる。

環境

・過ごしやすい季節になり、戸外で遊ぶことが多くなってきた。そのため、出来るだけ散歩や園庭遊びをして体を動かすようにした。運動会の経験もあり、リレー遊びを自分たちでチームを決めて遊んでいた。また、バス遠足があったので一緒に手を繋ぐ子を覚え、散歩時や昼食時に隣同士で座って会話を楽しみコミュニケーションを深める様子が見られた。

表現

・運動会を終え、各クラスが行った競技を自由に参加できる運動会ごっこを行うと、自分たちが参加していない競技に魅力を感じ、意欲的に参加する姿があった。自分たちが行った競技には他のクラスの子たちにどのように行うのか等を教えてあげる姿が見られた。
・ラキューやブロックなどで説明書を見ながら作ったり、自分なりに工夫をして作ったものを友だちに見せたり保育者に見せたりしている。作品を他のクラスの子や保護者が見られるよう棚の上に飾っている。

健康

・体調不良で欠席する子は少なかったが、鼻水が出ている子や咳が出ている子が多かった。鼻水が出た際には、ティッシュを使って鼻をかんでいた。鼻水が出ていることに気付いていない子には周りの子たちが鼻水出ているよと言ってティッシュを持ってきてあげていた。手洗いをよくしていて感染症にかからないよう対策をした。

人間関係

・園庭で遊んでいる際、バス遠足で異年齢児交流をしたこともあってか他クラスの子たちと一緒にリレーや虫探しをする姿が見られたり、室内遊びでもカードゲームをして盛り上がったりする姿がよく見られた。その際、トラブルになることもあるが、周りにいる子たちで声を掛け合って解決しようとする姿があった。それでも解決できないと保育者を求め呼びに来ていた。…

4歳きりん組2023年度9月のまとめ

言葉

遊びの中でも会話をしながら遊びを発展させる姿が多く会話でのコミュニケーションが取れている。保育者が子どもと話をしている時にその間に待つことが出来ず、自分の話をして割り込んできてしまうことが多くあったが、会話をしている状況を認め、待つことが出来るようになっている。週末の出来事や家庭でのことなど報告として自分の話をする子が増えた。

環境

先月に引き続き、夏の暑さのために戸外に出て遊ぶことが難しい日が長く続いた。室内遊びが主であったため部屋の設定はそのままで玩具をこまめに入れ替えるなどの工夫を行った。ラキューや小さなレゴブロックで遊び、長時間集中して遊ぶ子が多く一つのコーナーに人が多く集まってしまい散らかってしまうことがたびたび見られたので、落ちているパーツを拾って綺麗に遊ぶことが出来るように声をかけると自分たちで気が付いて片付けながら遊ぶことが出来るようになった。

表現

運動会の練習では、全員が意欲的に取り組みとても楽しんで参加する姿があった。家庭でも忍者の歌を流してと保護者にリクエストをして踊っているという声も多数見受けられた。年度の初めは集団で行うものを嫌がって参加を拒む子もいたが、運動会付近になると子どもたちの方からやりたいということもあった。特にリレーでは、チームごとに団結して勝敗にこだわりを見せたが次の意欲にも繋がり日常の生活にも大きな刺激をもたらしていた。

健康

診断名のつかない高熱が数日続く風邪が流行した。一人が熱を出すと次々と熱で欠席をしクラスの半分以上が欠席をする週があった。自らの不調を保育者に伝えることが出来るようのなった子も増えた。風邪の症状やいつもとは違った様子があった際は保護者に伝達するようにし早めの連絡をすることで、その後の情報の共有もスムーズにすることができた。

人間関係

気の合う友だち同士でのやり取りが多くなった。特に女児は、遊びを選んでから友だちの輪が広がるのではなく友だちと一緒に遊びを選ぶようになった。小さなトラブルもあるが自分たちで解決が出来るようになってきている。男児と女児の交流も多くあり、カードゲームを主に交流するなかで仲を深めている様子がある。…

4歳きりん組2023年度8月のまとめ

言葉

週明けの朝の会で休みの間に何をしていたのかインタビューすると自分の言葉で楽しかった思い出を友だちに一生懸命に伝えている姿があった。友だち同士での会話が多くなってきているが、言い方がきつくなってしまうことがまだまだあるので、その都度どんな言葉で伝えると良いのか子どもたちと考えている。

環境

夏の暑さのため、室内で遊ぶことが多かった。使った玩具を片付けずに、次の遊びに行ってしまう子どもがまだ多く、忘れている時には声を掛けたり、きれいな部屋で遊ぶ方が気持ちいいことを伝えていった。コーナーごとで遊びがぶつかってしまうような時には、保育者が声を掛け、コーナーを分けるようにすると落ち着いて遊べていた。

表現

シャボン玉を絵の具で色付けし、バブルアートを行った。最初はシャボン玉を吹けない子どもが多かったが、優しくゆっくりと吹くことを伝えると上手くできるようになり夢中になって楽しんでいた。泡のはじける様子やはじけた線を観察する子どもや、吹く息の強さでシャボン玉の大きさが変わることに気が付いて楽しむ子どもがいた。

健康

体調を大きく崩さず、健康に過ごせていた。水遊びの際に、水いぼが身体にたくさんある子どもや、掻きむしりからとびひになってしまう子どもがいたので、保護者の方と連絡ノートや送迎の際の時間に子どもの様子をしっかり伝え合うようにした。子どもが自分で体調について伝えてくることもあったので、保護者にその様子を伝え、子どもたちの健康管理を気を付けた。

人間関係

『一緒に遊ぼう』と友だちに自ら声を掛け、友だちと一緒に遊ぶ姿が増えてきた。その中で一緒に遊びたくないとトラブルになってしまうこともあり、自分たちで解決できるように見守ったり、保育者も遊びに参加して友だちとの輪が広がる雰囲気作りを行った。友だちと上手く遊べず、孤立したり保育者とばかり遊びたがる子どもも多くいるので、保育者が子どもたち同士の気持ちを繋げられるよう橋渡ししていきたい。…

4歳きりん組2023年度7月のまとめ

言葉

・言葉を使ってコミュニケーションを取ることが多くなってきた為、口調が強くなってしまいトラブルになってしまう事も多くなってきた。トラブルになってしまった際、保育者が間に入り、言葉で相手を傷つけてしまう事があるということを伝えると、少し強い口調になってしまったと気付いたら、相手に謝っている。言い方を変えて話そうとする姿が少しずつ見られるようになってきた。

環境

・保育室の棚の配置を変えると新鮮な気持ちになるようで、すぐに部屋の形が変わったことに気付いて嬉しそうにしている。カブト虫を卒園児からもらい、虫かごの中に入れて育てている。ゼリーがなくなっていると「ゼリーがなくなっているからあげよう」と言ってゼリーをあげたいと言ってくる子が多い。その為、お当番の子が順番でゼリーをあげたり、霧吹きで水をかけたりしている。

表現

・段ボールと丸い木の玩具を使ってピタゴラスイッチを作って遊んだり、井形ブロックを使ってホッケーをして遊んだりと身近にある物で遊びを考えて過ごす姿が多く見られるようになってきた。先月よりもラキューで説明書を見て作れる子が多くなってきた。完成すると棚の上に飾っていたり、自分のケースの中に入れて閉まっていたりする。

健康

・感染症が流行して欠席する子が多くいた。こまめに熱を測ったり、手洗いうがいやマスクをして体調を崩さないようにしたりした。少しずつ、自分から体調の変化を伝えてくる子が増えているが、周りの子が体調の変化を訴えていると自分も体調が悪いと訴えてくることもあったので、様子を見ながら過ごすようにした。

人間関係

・保育者が一緒に参加しなくても子どもたち同士で遊び始め、時には遊びを展開させる姿があった。遊びを展開させることで、ルールが曖昧になってきてしまいトラブルへと発展してしまったり、勝ち負けのある遊びは負けるのが嫌で途中で辞めてしまったりする子がいた。その際、保育者が介入し過ぎずに見守り、時には一緒に参加して遊ぶことで子どもたちの遊びのレパートリーが増えて楽しんでいた。…

4歳きりん組2023年度6月のまとめ

言葉

・言葉を介してのやりとりが増え、トラブルがあっても自分の思いを言葉にして表現し解決できる姿が増えた。友だちの思いを聞いて、自分の思いを伝え相手の気持ちを考えながらやり取りをしている。

・保育者に対し、出来事の報告を自分の言葉で伝えられることが多くなった。困っていることに関しても自分がどうしてほしいのか言葉にして表現し伝えている。また、場面に応じての言葉使いの変換も出来るようになり、挨拶共にお礼も進んで声に出していうことができている。

環境

・保育者の言葉掛けがなくても、脱いだ後の衣服を綺麗に畳み片付けが出来るようになった。身の回りの環境に対し整理整頓をしようという心掛けが見られるようになる。玩具の片付けに関しても落ちている際には、進んで拾い元の場所に戻すという姿も多くある。

・食育で行ったオクラの生長に興味を持って観察していた。虫がついてしまい、困っているとどうしたら虫がいなくなるのかなど、疑問に思うことを進んで問い蟻を捕まえたり牛乳をかけてみたりと興味の幅が大きく広がった。

表現

・興味・関心が高い絵本を題材に制作を行う。色水作りを行った際には、どの色とどの色を混ぜると何色になるのか試す。多くの子が発言し、興味を抱いて活動が進みその後の制作にもとても集中して参加している。七夕制作は、育てたオクラを使いスタンプにした。星形の模様が押せるととても喜びこちらも集中して行っている。
・ラキューが人気になり、保育者の手助けがなくても自分たちで説明書をみて形を作れるようになった。その中で友だち同士のやり取りも生まれ、教え合う姿も多くなっている。

健康

・感染症や急な発熱による体調不良で欠席する子が多く続く。自分の体調の変化を自ら伝えられるようになり、保護者への報告につながっている。

・感染症が流行り、発熱の症状の子が多くいたことを伝えながら普段との体調の違いの様子を保護者に伝え、家庭と連携し引き続き子どもたちの健康を見守るようにした。

人間関係

・戸外では身体を動かす集団遊びを好み、保育者の介入がなくても大きなトラブルがなく自分たちで遊びを始めることができるようになった。地面に大きな丸を描いてその中に入って行うサークルドッチボールを始めると、多くの子がゲームに参加し楽しんでいる。異年齢の関りもこのドッチボールで増えている。

・ままごと等、友だちと一緒に遊びたい気持ちはあるが、玩具の取り合いになり手が出てしまったり口喧嘩になってしまう姿がまだある。保育者がすぐには介入せずそばで見守り、さり気なく言葉掛けをすることで、大きなトラブルに発展はしないがまだ自分たちで言葉を介し解決するまで配慮が必要である。…

4歳きりん組2023年度5月のまとめ

言葉

・友だちに対して、自分の気持ちを言葉で伝えようとする姿は増えてきたが、まだ強い口調で伝えてしまう事が多く、引き続き保育者が声を掛け友だちにどんな言葉で伝えた方が良いのか一緒に考えている。

・保育者に対しては安心して気持ちを言葉にして伝えてくる子どもが増えてきた。一緒に話していく中で、聞いていて相手が嫌な気持になるような言葉を使っている時にはどんな言葉を使うのが良いのかさり気なく伝えている。

環境

・当番活動を楽しみにしていて、意欲的に取り組んでいる。食後の掃除以外にも、遊びの途中でゴミが落ちていた時などはごみ箱に入れるなど、自分たちのクラスで気持ちよく過ごせるように声を掛けている。

・園庭にプランターを置き、オクラを育てている。クラスのすぐそばにあるので、朝の支度時などにもオクラを観察し、成長を喜んでいる。

・段ボールを用意すると「お家を作ってみよう」など、大きなものを作ってままごと遊びに取り入れ、繰り返し遊んで楽しんでいる。

表現

・クレヨンを使い、自分の顔の描画を行った。顔を描くのが難しい様子の子どももいたが、鏡を用意し、口や鼻がどこにあるかを見て楽しみながら描けていた。自由遊びの時間にも、塗り絵で遊びたがる子どもが増えている。

・レゴブロックや、ラキューなど細かい玩具の遊びが盛り上がっている。保育者に対して作ってほしいと伝えてくる子もいるので、保育者が作って見せたり、難しいところは手伝ったりしながら、自分で作るのが楽しめるように促している

健康

・排泄後や、食前などの手洗いで石鹸を使わない子どもが何名かいた。その都度声をかけたり、朝の会の中でなぜ手を洗わないといけないのかを話し合い、清潔の大切さに気が付けるような雰囲気作りを行っている。

・咳が出ている子どもが多かった。特に午睡中にひどくなってしまう子どももいたので、園での様子を保護者に伝え、家庭と連携して子どもたちの健康を見守るようにした。

人間関係

・戸外でも室内でも集団遊びを繰り返し行うことで、保育者の介入がなくても鬼ごっこやだるまさんころんだを楽しめるようになってきた。
・ままごと等、友だちと一緒に遊びたい気持ちはあるが、玩具の取り合いになり手が出てしまう姿がある。保育者が一緒に遊びながら、さり気なく役割を伝えたり一緒に遊ぶ楽しさを味わえるように促している。…

4歳きりん組2023年度4月のまとめ

言葉

・遊びの中で、友だちに対して自分の思いを通そうと気持ちを強い言葉で伝える姿が多かった。優しい言葉で伝えることや、言い回しを変えられるように伝え、友だちとトラブルになっても自分たちだけで解決していけるように促している。
・保育者に対しても自分の気持ちを上手く言葉に表現できない子もいるので、安心して気持ちを伝えられるような環境を整えていく。

環境

・新しい環境や担任に大きく戸惑う子どもはいなかった。
・支度の仕方や歯磨きなどの新しい習慣についても、子どもたちと丁寧にやり方や決まりを確認したので、決まりを守り意欲的に行えている子どもが多い。
・その日によって子どもたちの気持ちが落ち着かないこともあるので、全員で動くのではなくグループに分かれて遊んだりと、落ち着ける環境作りを行っている。

表現

・折り紙や、ハサミ、のりを使った製作を行った。手先を使うのが得意な子、苦手な子と大きく差があった。なるべく少人数で行い、怪我のないように見守りながら使い方を伝えるようにした。苦手な子もやる気の出るように手を貸しながらゆっくりと進めていく。
・絵の具でのスタンプ遊びでは、色を選んで好きなように押して遊べるように用意した。好きなようにスタンプを押して自由に楽しんでいる子どもが多かった。

健康

・鼻水の出ている子どもが数名いた。自分ですぐに鼻水を拭けるようにティッシュを子どもの手の届く場所に置いて、自分で使えるようにしている。遊びに夢中になり、鼻水が垂れている時には声を掛けて自分で拭くように促し、清潔を心掛けた。
・給食後の歯磨きを始める。歯磨きの扱い方、歯の磨き方を子どもたちと一緒に確認し、口の中を清潔にする大切さを知らせた。

人間関係

・友だちと一緒に遊びたい気持ちが大きくなって入るが、保育者に対して「○○って言われた」「一緒に遊ばないって言われた」などと伝えてくる子どもが多い。友だちに自分の思いを自分で伝えられるように促したり、必要な時には保育者が仲立ちし、一緒に遊べるように促している。
・園庭で遊ぶ際にも、しっぽ取りゲームや鬼ごっこなど友だちや保育者と一緒に楽しめる遊びを取り入れている。…

4歳きりん組2022年度3月のまとめ

言葉

・他児を労わるような言葉掛けが少しずつできるようになったため、友だちとの関係もより良い関係になっている。情緒の面で不安な気持ちはうまく言葉で表せず、表情や態度で表していたため、気持ちを読み取り、言葉で表現できるように関わった。

・保育者の言葉を真似してごっこ遊びを楽しんでいた。

環境

・新年度の環境に慣れるために5歳児クラスで過ごしている。朝の合同で5歳児のクラスで過ごしていたため、大きな混乱はなかった。だが、ロッカーの置いてある場所や洋服棚の場所が変わったため困っている子もいた。その都度安心できるように声を掛け、本児たちが困らないように接した。

表現

・制作の思い出表を作成し、今回は自画像を大きく描いて、周りをハサミで切るような制作をした。前よりも顔がはっきりと描けるようになったり、自信を持って描いたりなど、少しずつ制作を通して子どもたちの成長が見られるようになってきた。ハサミも回数を重ねるごとに手首の使い方も上手になってきた。

健康

・園で発熱をすることはなかったが、家に帰って発熱する子が数名いた。咳や鼻水がでている子も数名いたため、こまめに気にしながら過ごした。手洗いに関しても手だけで洗い、石鹸を使わない子もいたため、改めて手洗いの大切さを伝えながら、自分たちで気付いて手洗いができるようにした。

人間関係

・友だちのことを気遣って声を掛ける回数が増えたり、友だちとトラブルになっても言葉で解決しようとする姿も見えたりした。ただ「ごめんね」ではなく、詳しく話をしようとする姿も見られた。その場では納得できないこともしばらくしてから相手の気持ちに気付き「さっきはごめんね」という姿も見られる。そういう時は相手の感情や気持ちに気付けたこと対して大いに褒めている。…

4歳きりん組2022年度2月のまとめ

言葉

・以前よりも言葉がより増え、日々の出来事や自宅での出来事などを、詳しく保育者に説明できるようになった。また、友だちと揉めてもその時の状況を保育者に噛み砕いて説明できるようになった。そのことにより、自分たちでも状況把握ができるようになり、問題解決もスムーズになってきた。

環境

・いつも保育者の姿を見ている子が多く、園庭に保育者がお茶を運ぶと、お茶を置く机を出したり、紙コップを用意したりして、自分から気づいて行動できるようになった。

・手洗い後、ペーパータオルがゴミ箱から溢れて床に落ちていると、そのことに気づいて再度ゴミ箱に捨てている姿が見られた。

表現

・どの制作においても、色の固定概念にとらわれずに、自分の使いたい色を使っている子が多かった。髪の毛も黒や茶色ではなく、水色やピンクで描いている子もいた。完成したものを嬉しそうに保育者に見せて満足していた。保育者がその子たちの作品を褒めていることで、子どもたちも「みずいろすてきだね」「かわいいね」と声を掛け、自分の作品だけでなく、友だちの作品も褒めたり認めたりしている姿が見られた。

健康

・花粉症の子が数名おり、目をかゆがったり、鼻水がでたりしている子がいた。また、後鼻漏になっている子も多く、鼻水による咳をしている子も多い。ティッシュで鼻をかむ前に鼻水を吸ってしまう子がほとんどのため、保育者が気づいて声を掛けている。

・発熱する子が数名いたが、長引かず、登園明けは元気に過ごしていた。

人間関係

・友だちとトラブルになった時に、相手がどう思うか、どんな気持ちになるかが分からずに、手が出てしまったり、相手が傷つくような声掛けをしてしまったりするため、トラブルになった時は保育者がそばにつき、最初は見守り、必要に応じて声を掛けるようにした。繰り返し経験していくうちに、友だちの気持ちに気付ける子も増えてきた。

・なかよし会でにこにこまん活動をした際に、うさぎ組の子と手を繋ぎ、優しく声を掛ける姿が見られた。…