4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2024年度4月のまとめ

言葉

・保育者に「○○だったんだ」などと報告をする様子が増えている。言葉を介したコミュニケーションが多くあり遊びの中でも会話を楽しみながら遊ぶ姿が多い。
・朝の会や、誕生日会など発表の場を設けると喜んで発言する子が多い。自分の気持ちを言葉にして表現する機会を増やしていくようにする。

環境

・うさぎ組からの身に付いている約束事や習慣が引き続ききりん組でも行えている。遊びを変える際にしっかりと玩具の片付けをしたり、当番活動も変わらずに行ったりしている。自分たちで気が付き、行動する姿も多く玩具が散らかっていると「使ってないけど片付けよう」と進んで綺麗にしている子も多くみられる。

表現

・4月の制作、こいのぼり制作を行う。両方とも絵の具を使った制作であったが、準備をしている段階で「何をするの?やってみたい」と制作に対してとても意欲的であった。好きな色を選んで制作を行い、手洗いの際には「混ぜたら何色になるかな」と新しい発見も喜んでいた。

健康

・その日の気温の話をすると自ら服装の調節をする子どもが増えた。まだ気温の感覚が掴めずに困っている様子の子もいるが個別にどんな天気かなど聞くと「半袖がいいかも」と理解できている姿もある。
・特定された感染症ではない高熱が流行った。体調不良を言葉にして保育者や保護者に伝えることができる子も数名みられた。

人間関係

・4月初めは環境の変化もあり緊張した様子もあった。次第に環境に慣れてくると友だち同士での思いの相違も増えるようになり保育者が仲介に入ることが多くなる。特定の友だちと関わり、遊びにも変化がないことがあったが自分の感情を出せるようになり、遊びを選択できるようになったりすると友だちの輪も広がりをみせるようになった。…

4歳きりん組2023年度3月のまとめ

言葉

・友だち同士だけではなく、保育者との会話にも変化が出てきている。会話を通してのコミュニケーションが多くなり、保育者からの質問だけではなく、子どもたちからも質問を投げかけ言葉のやり取りを楽しむようになっている。また、日常会話の中で生活にふさわしくない言葉が出てくると「その言葉使ったら悲しいよ」などと子どもたち同士で声を掛け合う姿もみられるようになった。

環境

・お当番の仕事を自分たちで意識し行動に移せるようになった。保育者の言葉掛けがなくても自分たちで気付き、教え合う姿が多くなっている。
・部屋が汚れていたり、玩具が散らばっているのをみると自ら進んで片付けている。また、自分の周りだけではなく、気が付いた時に拾ったりする姿が増えた。

表現

・一年のまとめとして、制作帳のまとめを行った。4月から振り返り「懐かしいね」と言いながら進めている。リボンに数々の制作を通し、作成を行う。表紙は、おたのしみ会で行ったクレヨンくんの折り紙とひらがなで『おもいで』と綴った。ひらがなに興味を持っている子が増えたので、ほとんどの子が見本をみながら上手に描くことが出来ていた。

健康

・寒さが厳しい日でも、身体を動かすと暖かくなるということを意識して積極的に身体を動かす遊びを行った。寒暖差が大きく、衣服の調節も難しい日が多かったが「今日は暑くなるってテレビでみた」など他からの情報も取り入れ、自分で考えて出来るようになった子が増えた。感染症の流行はなかったが、花粉によるものなのか鼻水や目を痒がる子も居たので、家庭と連携し日中の報告を行った。

人間関係

・ラキューなどの手先を使った細かい遊びが流行り、みんなで一緒に机に向かう姿が多くあった。作ったものをごっこ遊びに取り入れ、男女や特定の友だちの垣根を越えて様々な友だちと関わって遊んでいる。その中で小さなトラブルもあるが、保育者が仲介しなくても、言葉でやり取りをし解決できることが多く見られるようになっている。…

4歳きりん組2023年度2月のまとめ

言葉

・友だちと会話を楽しみながら遊ぶ子どもが増えてきた。家であったことや好きなことの話を友だちと共有する喜びを感じながら、会話を楽しんでいる。
・テレビやYouTubeで覚えた言葉を意味がはっきりと分からないまま使ってしまう姿も多くなってきた。聞いていて悲しい言葉を使っている時には、意味を伝えたりどんな言葉にしたらよいかを一緒に考えるようにしている。

環境

・ロッカーの中や引き出しの中など自分の物を丁寧に片付けられるように日々声を掛けたり、一緒に整理したりした。保育者の声がけがなくても自分で気が付いて整理し、『綺麗にできたよ』と伝えてくる子もいた。遊びに夢中になり、整理整頓を忘れてしまう子どももいるので、自分で気が付けるようにさりげなく声を掛けている。

表現

・雛人形の制作で、立体の作品に挑戦する。画用紙をハサミで切り、手で押さえながらのり付けするなど初めての挑戦だったので、苦戦しながらも楽しんでいた。『少し難しいけど楽しいね』と話す子や、保育者の説明を聞かずにどんどん進めてしまう子など様々で、個々への声掛けが必要だった。工程が多く時間が掛かったが、少人数で行い無理なく進めるようにするとじっくりと楽しんでいる子が多かった。

健康

・鼻水が出ていても自分から鼻水をかまない子が多くいた。鏡を見て気付けるように話したり、清潔に過ごせるように声を掛けていった。
・戸外に出ると『寒くて動けない』と話す子が数名いたので、『たくさん走ると身体が温まるのよ』と伝え、ゆっくりマラソンを一緒に行ったり、身体を動かす遊びに誘うようにした。

人間関係

・自分の思いだけではうまく遊びを続けられないことが分かってきて、友だちと一緒にいる中で少し自分の気持ちを抑えたり、『じゃあ○○はどう?』など相手の気持ちにも寄り添うようなやり取りが見られるようになってきた。
・相手の気持ちに気が付かず、やめてと伝えられても同じことを繰り返してしまう子がまだいる。友だち関係も変化してきて、以前よりも特定の子と遊ぶ姿が減って友だち関係が広がってきている。…

4歳きりん組2023年度1月のまとめ

言葉

・自分の思いをしっかりと相手へ伝えることが増えてきたので、言葉によるトラブルも多くなってきた。口調が強くなってしまったり、本人は良かれと思って言った言葉が相手にとっては傷ついてしまう言葉になってしまったりしていた。その際、保育者が間に入りお互いの気持ちを代弁すると、納得している姿があった。

環境

・活動を行う時間を時計を使って「長い針が〇〇になったらお片付けして、お散歩いこー」と声を掛けると、その後保育者が声を掛けることなく子どもたち同士で「〇〇になったからお片付けだ」と言って気付いている。そして、気付いていない子がいると「時間過ぎてるよ」と声を掛ける姿が見られる。
・遊んでいる玩具が床に落ちると、拾ってから遊んでいる。過ごしている環境が綺麗な状態が良いと思う子が多くなってきたようで、掃除も丁寧に行っている。

表現

・お正月ならではの凧揚げや福笑いすごろくといった遊びを制作の中で行うと、やってみたい・作りたいという子が多く、個性ある作品が完成すると友だち同士や保育者に嬉しそうに見せていた。
・生活していく中で目にする物を、子どもたちが工夫して遊びの中に取り入れることが多くなり、保育者が「これはなに?」と聞くと「お詣りしたときにやっていたの」と言って厄除けの際に神主さんが使っている「お祓い棒」を木の枝を使って表現していた。

健康

・インフルエンザ・コロナウィルス・溶連菌といった感染症で欠席する子がいた。そのため、感染症予防として換気をよくして手洗い・うがいもしっかりと行うようにしていった。子どもたちも病気にならないように外で体を動かして、いっぱい食べてたくさん寝ると言って、戸外遊びをしてご飯を食べて入眠する子が多かった。また、食事では以前よりも食べ、苦手な食材にも挑戦して少し口にしてみる子が増えていたように感じた。

人間関係

・言葉によるトラブルや一緒に遊びたいという思いから、本児は面白いと思ってやっていたことが相手にとっては嫌でトラブルへと発展してしまうことがあった。その際は、子どもたちが思っていることを伝えられるよう保育者が間に入ると解決していた。また、周りにいる子が間に入り、解決しようとする姿も見られた。
・友だち同士で遊びを考えて、保育者に自分たちで考えた遊びを見て欲しい・参加して欲しいと思った際に保育者を遊びに誘っていた。…

4歳きりん組2023年度12月のまとめ

言葉

自分の話を聞いてほしいと報告をしてくれることが多くなった。過去の話と現在の話を言葉でしっかりと説明することが出来ている。保育者だけではなく、友だち同士でも会話をして遊ぶことが増えた。トラブルが起きた際には、言葉で相手に伝えようとする姿があり、伝わらない際には保育者が間に入ると自分の言葉で相手に伝えることが出来る。

環境

・保育者の言葉掛けがなくても育てているフリージアの雑草抜きを進んで行なう子が多い。長く伸びている植物に喜びを感じているようで「伸びてきたね」と生長を楽しみにしている。水やりも「やってもいい?」と当番が忘れていたりすると積極的に行っている。
・大掃除をしたことで掃除や整理整頓への気持ちが動いたようで、散らかっている箇所を見つけると自分たちで片付けようと声を掛け合っている。

表現

・クリスマスに関する製作をいくつか行った。興味・関心の差が少しあるがほとんどの子が自分のイメージを膨らませて製作活動を楽しむ姿がある。みんなの製作を組み合わせてクリスマスツリーが出来上がると、歓声を上げていた。
・「何作ってるの?やってみたい」と試作を作っていると声が上がるようになり、様々な素材を用意しておくと、工作遊びを自主的にとても喜んで行うようになった。

健康

・長い期間、嘔吐・下痢の症状で誰かしらが欠席をしていることが続いている。便の緩さが治らない子がみられそのため感染が治まらず、ずっと続いている。発熱で欠席する子は少なかったが、鼻水を垂らしている子が多くいた。
・戸外でバランスよく身体を動かしていることもあってか、午睡の時間にはほぼ全員が睡眠をとることが出来ている。月末に、インフルエンザの感染症が確認された子が居たが感染が拡大することはみられず、そのまま年末の休暇となった。

人間関係

・小さなトラブルは続いているが子どもたち同士で解決しようとすることが多い。男児と女児に分かれて自由遊びをすることが多いが、きっちりと分かれているわけではなく時折それぞれの遊びの空間で関わり合いながら遊びを進めている。特定の友だちではなく、好きな遊びを選んでそこにいる子と過ごす。戸外に出ても始まった遊びで関わりを持ち、保育者が入らなくても子どもたちだけで何をするのか相談して遊び始められることが出来るようになった。

 …

4歳きりん組2023年度11月のまとめ

言葉

友だちに自分の考えていることをうまく伝えられるようになってきて、会話が盛り上がっている。遊んでいる時にもたくさんの会話が聞こえ楽しそうにしている。おたのしみ会の練習では、歌詞を子どもたちと一緒に考えオリジナルの曲を楽しんで歌っている。

環境

気持ちの良い気温の日が増えてきて、遠くの公園に散歩に行く機会が増えた。大きな遊具で思い切り体を動かし遊ぶ姿や、ドングリや落ち葉を拾って自然に触れて遊びを楽しんだ。部屋の設定を少し変えたことで、自分の好きな遊びを選び机上で落ち着いて遊ぶ姿があった。

表現

お楽しみ会の練習では、最初は恥ずかしさからか声が小さかったり、歌わない姿があったが保育者も一緒に身体を動かしたり、声を出すことで楽しんで大きな声を出せるようになってきた。楽器の演奏は初めてだったが楽しんで行い、遊びの時間にも友だちと一緒に歌って手をたたき練習して楽しんでいた。

健康

吐き気や下痢の症状の子どもが何名かいた。体調の異変を自分で感じられない子どももいたので、『気持ち悪くない?』など具体的な言葉で、こまめに声を掛けたり表情をよく見て体調の変化を保育者が気が付けるように気をつけていった。また、手洗いうがいを丁寧にして病気の予防をするように声を掛けて気を付けた。

人間関係

気の合う友だちを誘い合い、一緒に遊んでいる。遊びが盛り上がってくると、遊びに夢中になって自分の事ばかりになり、言い争いになる子もいるが、自分たちで気が付いて優しい言い回しに変えたりと解決もうまくなってきた。保育者が仲介に入ることもあるが、友だちの気持ちも考えられるようになってきている。…

4歳きりん組2023年度10月のまとめ

言葉

・保育者が話をしている際に、自分の話を聞いてという思いから自分の話をする子が多い。保育者が話をしていることに気付き、話をしている人の方を見て聞くことが出来るようになってきている。話をしたかった子の話をすることの出来る環境を作ると嬉しそうに話をしている。子どもたち同士での会話も多くなり、休日にあった出来事やわからないことがあり困っている子がいた際には、「どうしたの?」と声を掛けるなどの姿が見られる。

環境

・過ごしやすい季節になり、戸外で遊ぶことが多くなってきた。そのため、出来るだけ散歩や園庭遊びをして体を動かすようにした。運動会の経験もあり、リレー遊びを自分たちでチームを決めて遊んでいた。また、バス遠足があったので一緒に手を繋ぐ子を覚え、散歩時や昼食時に隣同士で座って会話を楽しみコミュニケーションを深める様子が見られた。

表現

・運動会を終え、各クラスが行った競技を自由に参加できる運動会ごっこを行うと、自分たちが参加していない競技に魅力を感じ、意欲的に参加する姿があった。自分たちが行った競技には他のクラスの子たちにどのように行うのか等を教えてあげる姿が見られた。
・ラキューやブロックなどで説明書を見ながら作ったり、自分なりに工夫をして作ったものを友だちに見せたり保育者に見せたりしている。作品を他のクラスの子や保護者が見られるよう棚の上に飾っている。

健康

・体調不良で欠席する子は少なかったが、鼻水が出ている子や咳が出ている子が多かった。鼻水が出た際には、ティッシュを使って鼻をかんでいた。鼻水が出ていることに気付いていない子には周りの子たちが鼻水出ているよと言ってティッシュを持ってきてあげていた。手洗いをよくしていて感染症にかからないよう対策をした。

人間関係

・園庭で遊んでいる際、バス遠足で異年齢児交流をしたこともあってか他クラスの子たちと一緒にリレーや虫探しをする姿が見られたり、室内遊びでもカードゲームをして盛り上がったりする姿がよく見られた。その際、トラブルになることもあるが、周りにいる子たちで声を掛け合って解決しようとする姿があった。それでも解決できないと保育者を求め呼びに来ていた。…

4歳きりん組2023年度9月のまとめ

言葉

遊びの中でも会話をしながら遊びを発展させる姿が多く会話でのコミュニケーションが取れている。保育者が子どもと話をしている時にその間に待つことが出来ず、自分の話をして割り込んできてしまうことが多くあったが、会話をしている状況を認め、待つことが出来るようになっている。週末の出来事や家庭でのことなど報告として自分の話をする子が増えた。

環境

先月に引き続き、夏の暑さのために戸外に出て遊ぶことが難しい日が長く続いた。室内遊びが主であったため部屋の設定はそのままで玩具をこまめに入れ替えるなどの工夫を行った。ラキューや小さなレゴブロックで遊び、長時間集中して遊ぶ子が多く一つのコーナーに人が多く集まってしまい散らかってしまうことがたびたび見られたので、落ちているパーツを拾って綺麗に遊ぶことが出来るように声をかけると自分たちで気が付いて片付けながら遊ぶことが出来るようになった。

表現

運動会の練習では、全員が意欲的に取り組みとても楽しんで参加する姿があった。家庭でも忍者の歌を流してと保護者にリクエストをして踊っているという声も多数見受けられた。年度の初めは集団で行うものを嫌がって参加を拒む子もいたが、運動会付近になると子どもたちの方からやりたいということもあった。特にリレーでは、チームごとに団結して勝敗にこだわりを見せたが次の意欲にも繋がり日常の生活にも大きな刺激をもたらしていた。

健康

診断名のつかない高熱が数日続く風邪が流行した。一人が熱を出すと次々と熱で欠席をしクラスの半分以上が欠席をする週があった。自らの不調を保育者に伝えることが出来るようのなった子も増えた。風邪の症状やいつもとは違った様子があった際は保護者に伝達するようにし早めの連絡をすることで、その後の情報の共有もスムーズにすることができた。

人間関係

気の合う友だち同士でのやり取りが多くなった。特に女児は、遊びを選んでから友だちの輪が広がるのではなく友だちと一緒に遊びを選ぶようになった。小さなトラブルもあるが自分たちで解決が出来るようになってきている。男児と女児の交流も多くあり、カードゲームを主に交流するなかで仲を深めている様子がある。…

4歳きりん組2023年度8月のまとめ

言葉

週明けの朝の会で休みの間に何をしていたのかインタビューすると自分の言葉で楽しかった思い出を友だちに一生懸命に伝えている姿があった。友だち同士での会話が多くなってきているが、言い方がきつくなってしまうことがまだまだあるので、その都度どんな言葉で伝えると良いのか子どもたちと考えている。

環境

夏の暑さのため、室内で遊ぶことが多かった。使った玩具を片付けずに、次の遊びに行ってしまう子どもがまだ多く、忘れている時には声を掛けたり、きれいな部屋で遊ぶ方が気持ちいいことを伝えていった。コーナーごとで遊びがぶつかってしまうような時には、保育者が声を掛け、コーナーを分けるようにすると落ち着いて遊べていた。

表現

シャボン玉を絵の具で色付けし、バブルアートを行った。最初はシャボン玉を吹けない子どもが多かったが、優しくゆっくりと吹くことを伝えると上手くできるようになり夢中になって楽しんでいた。泡のはじける様子やはじけた線を観察する子どもや、吹く息の強さでシャボン玉の大きさが変わることに気が付いて楽しむ子どもがいた。

健康

体調を大きく崩さず、健康に過ごせていた。水遊びの際に、水いぼが身体にたくさんある子どもや、掻きむしりからとびひになってしまう子どもがいたので、保護者の方と連絡ノートや送迎の際の時間に子どもの様子をしっかり伝え合うようにした。子どもが自分で体調について伝えてくることもあったので、保護者にその様子を伝え、子どもたちの健康管理を気を付けた。

人間関係

『一緒に遊ぼう』と友だちに自ら声を掛け、友だちと一緒に遊ぶ姿が増えてきた。その中で一緒に遊びたくないとトラブルになってしまうこともあり、自分たちで解決できるように見守ったり、保育者も遊びに参加して友だちとの輪が広がる雰囲気作りを行った。友だちと上手く遊べず、孤立したり保育者とばかり遊びたがる子どもも多くいるので、保育者が子どもたち同士の気持ちを繋げられるよう橋渡ししていきたい。…

4歳きりん組2023年度7月のまとめ

言葉

・言葉を使ってコミュニケーションを取ることが多くなってきた為、口調が強くなってしまいトラブルになってしまう事も多くなってきた。トラブルになってしまった際、保育者が間に入り、言葉で相手を傷つけてしまう事があるということを伝えると、少し強い口調になってしまったと気付いたら、相手に謝っている。言い方を変えて話そうとする姿が少しずつ見られるようになってきた。

環境

・保育室の棚の配置を変えると新鮮な気持ちになるようで、すぐに部屋の形が変わったことに気付いて嬉しそうにしている。カブト虫を卒園児からもらい、虫かごの中に入れて育てている。ゼリーがなくなっていると「ゼリーがなくなっているからあげよう」と言ってゼリーをあげたいと言ってくる子が多い。その為、お当番の子が順番でゼリーをあげたり、霧吹きで水をかけたりしている。

表現

・段ボールと丸い木の玩具を使ってピタゴラスイッチを作って遊んだり、井形ブロックを使ってホッケーをして遊んだりと身近にある物で遊びを考えて過ごす姿が多く見られるようになってきた。先月よりもラキューで説明書を見て作れる子が多くなってきた。完成すると棚の上に飾っていたり、自分のケースの中に入れて閉まっていたりする。

健康

・感染症が流行して欠席する子が多くいた。こまめに熱を測ったり、手洗いうがいやマスクをして体調を崩さないようにしたりした。少しずつ、自分から体調の変化を伝えてくる子が増えているが、周りの子が体調の変化を訴えていると自分も体調が悪いと訴えてくることもあったので、様子を見ながら過ごすようにした。

人間関係

・保育者が一緒に参加しなくても子どもたち同士で遊び始め、時には遊びを展開させる姿があった。遊びを展開させることで、ルールが曖昧になってきてしまいトラブルへと発展してしまったり、勝ち負けのある遊びは負けるのが嫌で途中で辞めてしまったりする子がいた。その際、保育者が介入し過ぎずに見守り、時には一緒に参加して遊ぶことで子どもたちの遊びのレパートリーが増えて楽しんでいた。…