4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2022年度9月のまとめ

言葉

・運動会前で子どもたちもいつもと違った雰囲気に戸惑いを感じている子もいて、その環境の中の言葉の喧嘩が多かった。時には言葉で上手く伝えられずに手がでることもあった。何があっても手は出してはいけないことと、ぐっとこらえて言葉で伝えるように関わっている。引き続き、言葉で伝えられるように関わる。

環境

・絵本が破れたり、絵本棚が綺麗に並んでいなかったりすると「せんせいみて!」と保育者に知らせにくる。棚に関しては、自分たちで背表紙を揃えてきれいに並べ、その姿を見た他の子たちも「わたしもてつだう」といい、一緒に絵本を綺麗に並べる姿が見られ、友だち同士の刺激になっている。

表現

・「きつねとおつきさま」をテーマにして制作をした。制作を始める段階から「おつきさまでしょ!はやくやりたい!」と興味津々だった。うさぎの型をつけて上から絵の具をスタンプすると「なにができるかな~」と話していた。型を外してうさぎのシルエットが見えると大喜びだった。

健康

・寒暖差により、痰がらみの咳をしたり鼻水が出たりと、体調の変化が見られる。ほとんどの子がティッシュで鼻をかんでいるが、時折、洋服で鼻を拭くことがあるため、必ずティッシュで拭くように伝えている。

・連休明けで疲れが見られる子が多く、室内や園庭などでゆったり過ごせるようにした。

人間関係

・友だちと譲り合うということがまだ難しく、何に対しても誰が先なのか、誰が椅子に座っていたかなどで揉めることが続いている。子どもたちと関わりながら、譲ったり褒めたり感謝の言葉を伝えたりしながら、保育者が見本となるように関わっている。そのせいか、以前よりも一つ一つに「ありがとう」ということが増えてきている。…

4歳きりん組2022年度8月のまとめ

言葉

・何か人にしてもらった時は必ず「ありがとう」をいうことを継続して伝えていたからか、子どもたちからも自然と「ありがとう」が返ってきたり、子どもたちの間での感謝の言葉を伝えられるようになってきたりしている。また、散歩先で地域の方に会った時には、自分から進んで挨拶をする子がいた。

環境

・箱に玩具を戻すのではなく、棚にそのまま置いて片付けをしたり、遊んだものを棚に戻さずに机の上に置きっぱなしにしたりすることが続いたため、全員で改めて片付けについて話をした。また、絵本が次々破れてしまい、どうしたら破れないのかを話し合い、絵本の上に絵本を置くのではなく、大切に絵本棚に戻すことにした。

表現

・8月はおばけの制作をした。自分の想像したおばけをそれぞれクレヨンで描いていた。リボンのついたおばけやお母さんおばけなど、可愛らしいおばけやお年寄りのおばけを描いていた。友だちが描いたものを見て「まねしたい」といい、友だちの作品を見ながら真似して描き「おそろいだね」と嬉しそうに話ししていた。

健康

・発熱や咳などで休む子が多く、その都度体調を気にした。休み明けもまだ怠そうにしていたため、給食も無理のない程度に食べるように声を掛けた。

・虫よけをこまめにするものの、蚊に刺される子が多く、搔きむしってしまっていた。とびひにならないよう、かゆい所を冷やして対応した。

人間関係

・ラキューを久しぶりに出したことで、夢中になって説明書を見ながら作品を作る姿が多く見られるようになった。友だちの作品を見て「おなじのをつくりたいから、おしえて」と、憧れ意識を持っていた。頼られる側も得意気になって作り方を教えていた。保育者がいなくても、互いに教え合う姿に成長を感じた。…

4歳きりん組2022年度7月のまとめ

言葉

・活動に対してや日常の生活の中で疑問に感じたことや分からないことに対して「どうして○○なの?」「どうすればいいかわからない」など、言葉で伝えることが増えた。子ども同士の会話では疑問に対して一方通行な会話になることが多い。保育者と話をする時は、疑問や質問に対しては丁寧に関わり、気持ちを受け止めるようにしている。

環境

・トイレのスリッパを綺麗に整えたり、落ちているごみが自分のではなくても拾って捨てたりなど、身の回りの環境に目を向けられるようになってきているため、引き続き褒めていきながら習慣になるように関わった。

・保育者の声掛けがなくても、食後のテーブルを綺麗に片付ける姿が見られた。

表現

・うちわ制作で初めてハサミを使った。少人数で集まり、ハサミの使い方を確認した。自分から進んでハサミを使う子もいれば、上手く切れずに苦戦している子がいたため、保育者が手を添えながらゆっくり焦らずにハサミを使えるように関わった。それぞれ切る幅によって作品が異なり、友だち同士の制作の違いを見て楽しんだ。

健康

・クシャミをした時に手が汚れてしまった子は、自分からティッシュで手を拭いたり、石鹸で手を洗ったりしていた。鼻水が出ている子も保育者の声掛けではなく、自分から鼻を拭けるようになり、大いに褒めた。

・発熱する子が多く、園でこまめに検温をし、すぐ保護者に連絡できるように対応した。

人間関係

・体調不良でお休みした子が登園してくると「どうしたの?」「だいじょうぶ?」と気遣う姿が見られ、久しぶりに会えた友だちに喜ぶ姿もあった。

・レゴやドミノなどの遊びが以前よりも更に素敵な作品を作れるようになり、友だちの作品に憧れて、作り方を聞く姿があった。頼られた子は嬉しそうに作り方を教えていた。…

4歳きりん組2022年度6月のまとめ

言葉

・言葉よりも先に手がでてしまうことが多いが、その度に「おくちで言おうね」と伝えている。その声掛けにはっと気づき、言葉で伝え直している。

・友だちに教えてあげる気持ちが強くなりすぎてしまうと、何度も同じことを言ってしまったり、強い口調で言ってしまったりしていたため、優しく教えてあげることを伝えた。

環境

・新しいロッカーが全て室内に入ったことで、朝の支度や衣服の着脱などがスムーズになり、環境の変化を子ども自身も楽しんでいた。

・玩具を使った後は片付けができず散らかっていることが多かったため、片付けの声掛けをして意識できるようにした。また、元あった場所に片づけずに色々なところに片づけていたため、玩具の置き場を工夫した。

表現

・七夕制作ではじき絵をすると、クレヨンを描いたところがはじけて描けないことに驚きを感じ、不思議そうに何度も同じ場所を塗る子がいた。制作が終わった子や待っている子は、友だちの制作をしている姿をみて「じょうずだね!」「おなじいろをつかったよ」と会話していた。

健康

・気温が高くなり汗をかくことが増えたため、体拭きをして清潔を保てるようにした。

・家庭での睡眠不足から体の疲れが見られる子が多かった。休息をとりながら体調を崩さないよう心掛けた。

・水分を自分から摂らない子が多いため、定期的に声掛けを行い、脱水症状を防いだ。

人間関係

・にこにこまん活動で今まで関わりのなかった友だちに興味を示して、3歳児に優しく接したり、年長児には頼ったりする姿が見られた。

・園庭や散歩先などで年長児との関わりを多く持っていることで年長児のしている遊びに興味を示し、リレーやだるまさんがころんだを一緒にやっていた。ルールが分からなくても、年長児の姿を見て真似していた。…

4歳きりん組2022年度5月のまとめ

言葉

・手遊びや歌を歌うと、自由遊びの時に口ずさんでいる様子が見られ、1人が歌い始めると周りの子に刺激になり、つられて歌う子もいた。

・乳児クラスの子を外で見かけると、同年齢の子と接する時の口調ではなく、優しい口調や分かりやすく伝えられるようになってきた。

環境

・当番活動を始めたことで、自分たちのクラスの環境に目を向ける子が増えた。ティッシュのごみを拾ったり、床が濡れていると雑巾ですぐに拭いたりなど、気づいて行動できるようになってきた。

・野菜を植えてから畑の様子が気になり、毎日の水やりを楽しみにしている。また、畑に行く度に大きく生長している野菜に興味を持って世話をしている。

表現

・ダンゴムシ探しが好きな子が多いため、制作でダンゴムシを折り紙で折った。「ダンゴムシ好きだがら、折り紙で折ってみよう!」と声を掛けると、折り方によって様々な大きさのダンゴムシが完成した。体の模様や顔などはダンゴムシ本来の色に囚われず、虹色の体の模様にしたり、まつ毛のあるダンゴムシにしたりなど、工夫して作っていた。作っている時は友だち同士で作品を見ながら褒め合う様子も見られた。

健康

・気温や場所に応じて衣服の調整を自ら行おうとする姿が見られる。まだ衣服の調節が難しい子は保育者の声掛けにより調節をしている。

・寒暖差により、咳や鼻水が出ている子が多く、特に登園時や午睡前後に咳込みが見られる。鼻水は吸ってしまう子が多いため、こまめに声掛けをしている。

・遊びに夢中になってしまうとなかなか自分たちで水分補給を行うことが難しい。保育者がこまめな声掛けを行い、水分補給を促している。

人間関係

・園庭でゴムの輪っかを用意し、きりん組がケンケンパをしていると、乳児クラスの子たちも興味を示し、一緒にケンケンパを楽しむ姿が見られた。時折、転ばないように見守る姿や「こうやってとぶのよ」と優しく教える姿など、異年齢の交流が見られた。

・友だち同士での玩具の取り合いや言葉のトラブルになった時に、互いの思いを聞いたり、思いを伝えたりできる子が数名いて、自分たちで解決しようとしている時は、声を掛けるのではなく見守った。保育者は必要に応じて声を掛けるようにした。…

4歳きりん組2022年度4月のまとめ

言葉

・遊んでいる時に友だちに対して強い口調になってしまったり「まってて」といい、遊びに入りたい友だちをいつまでも待たせてしまったりする姿が見られたため「優しく言おうね」「遊びに入れてあげようね」など、保育者が仲立ちをして解決することが多かった。

・自分の話をしたい気持ちが強く、他の友だちや保育者が話をしていると一方的に話を始めてしまう子が多かったため、相手が話をしている時は最後まで待ってから自分の話をするように伝えた。

環境

・新しい環境や新しい担任に大きな戸惑いは見られず、比較的早くに環境に慣れていた。

・汚れ物を入れるところやカゴなどが変わり、最初は戸惑いが見られたが、保育者と一緒に一つ一つ確認することで支度に慣れ、忘れてしまっても自分で思い出して動いている。

・給食の時は気づいた子がティッシュを用意し、食事の準備をしていた。

表現

・手先を使った制作を行った。チューリップを折る際にしっかりと折り目をつけるために「手でアイロンしようね~」と声を掛けると、丁寧に何度も折り紙を撫でて折り目をつけていた。こいのぼり制作では、じゃばら折りを折ると、「うまくできない」と言いながらも保育者と一緒にゆっくり折ることで、全員がこいのぼりを完成させることができ、苦手と思っていた子も最後までやり遂げることで完成を喜んでいた。

健康

・寒暖差が酷く、咳や鼻水が長引いている子が多かった。特に鼻水が出ている時に気づいて自分で拭く子が少なく、鼻を吸ってしまっていたため「耳が痛くなっちゃうよ」「鼻をかんでごらん」などの声掛けをして気づけるようにした。

・手洗いで石鹸をつけずにそのまま水で洗っている子が多いため、手洗いの大切さを分かりやすく伝えた。

人間関係

・子どもたちの関わりよりも保育者との関わりが多く、子どもたち同士で関わると「〇〇ちゃんがおこっちゃった」「おもちゃかしてくれない」などのトラブルが多かった。保育者はもちろん、子どもたちが互いの遊びの輪を広げ、共通の話題で盛り上がれるように仲立ちをして関わった。…

4歳きりん組2021年度3月のまとめ

言葉

「何して遊ぶ?」「後で○○一緒にしようね」などと気の合う友だちと遊ぶ約束をして遊んでいた。前よりも友だちとの会話に耳を傾けられるようになり、楽しそうに話して遊んでいた。「もうすぐ、ぞうぐみさんだね」と声を掛けると「寂しいけど、頑張る!」と張り切って楽しみにする姿が見られた。

環境

一年間使った保育室をみんなで綺麗にした。扉や椅子、机の上などを協力して拭いていた。「こっち拭いたから、おままごとの方お願い」と子ども同士話して、役割分担をして進めていた。ぞう組の保育室になり、少し気持ちは高まっている様子だったり、生活の流れが分からなくなってしまったりする子もいたが、声を掛けると落ち着いて過ごしていた。

表現

自分の思いを言葉にして、落ち着いて友だちに伝えている。園庭に咲いている桜を見つけて「きれいだね」と友だちや保育者と話して、春の季節を感じていた。マットとタイヤで家を作り、お風呂場やソファ、リビングなどに見立てて遊んでいた。

健康

花粉症からなのか、目が赤くなったり鼻水が出たりしていた。痒がる姿は見られなかったが、いつもと表情が違ったので声を掛けて気にするようにした。鼻水が出ていても気付かずにそのまま遊んでいる子もいたので、ティッシュで拭くように伝えた。

人間関係

友だちの気持ちをよく理解できるようになり、言い合いもなくなって仲良く遊んでいた。集団でいることを好み、一緒に行動したり遊んだりしていた。一人遊びを好んでいた子も、集団遊びに参加して楽しめるようになった。…

4歳きりん組2021年度2月のまとめ

言葉

「そと、いったらこおりおにしよう」「つぎは、○○しようね」などと先のことを考えて友だちに声を掛けている。友だちに寄り添って遊んだり、「なに?」と聞き取れなかったことを優しく聞いたりもしている。午睡後の寝起きなど保育者に甘えたい時は「やだ」と言って自分の気持ちを言葉や態度で表現していた。

環境

ぞう組にプレゼントする卒園式の歌の練習を張り切って行っている。歌詞が分からず、声が小さい子もいるが自信を持てるように声を掛けると大きな声で歌っていた。ぞう組がもうすぐ小学生になることや自分たちが年長になることを理解して、楽しみにする様子が見られる。

表現

みんなで氷鬼をして、集団で遊ぶことを楽しんでいる。鬼の決め方は、じゃんけんの時もあれば足を使って鬼決めをする時もあった。鬼になりたい子や一人で鬼になるのは不安な子もいるが、集団の中でそれぞれが笑顔で遊んでいた。

健康

暖かくなってきたので、上着を着て走っている子の様子を見て、顔が赤くなっている子には上着を脱ぐように伝えた。気温の変化に気付き、衣服の調整が自分でできるように声を掛けていく。

人間関係

友だちの様子を見て、場所や玩具を譲ったりする子もいれば、自分の思いが強くすぐに友だちに怒っている子もいる。日々、保育園には友だちもいて自分だけではないことを伝え、優しい気持ちで過ごせるように話している。友だちの良いところに気付けるように関わっていくようにする。…

4歳きりん組2021年度1月のまとめ

言葉

友だちと関わる中で、友だちのことを考えずに今まで「ダメだよ」としか言えなかった子も自分の意見だけでなく友だちの話を聞いて「○○だったら、いいよ」「ここなら、空いてるよ」と提案をして、お互いが譲り合って遊べるようになった。

環境

新型コロナ対策の為、改めて換気をこまめにしたり手洗い後の消毒の声掛けをしたりして徹底した。給食時やおやつ時は静かに食べることを伝え、歯磨きをする際もなるべく話をしないように環境を整えた。

表現

鬼滅の刃ごっこやプリキュアごっこ、ハンターごっこなど家庭で見た物になりきって、遊びに取り入れたり、楽しそうに話しをしたりしている。福笑いカードの「へんなかおかーど」を出すといろいろな顔を作って「みてー!」「へんなかおだね」と子ども同士で笑い合っていた。

健康

鼻水や腹痛、下痢、熱などで体調不良になる子もいたので、様子を見ていく。戸外から室内に入った時、うがいを忘れている子が多いので、しっかりうがいもしているか確認をして声を掛けていく。寒さからトイレに行く回数が多くなり、遊びに夢中になってギリギリにトイレに行く子が数人いるので、早めにトイレに行くように声を掛けている。

人間関係

正月休み明け、子ども同士トラブルになることは多かったが、少し経つとお互いが理解し合って仲良く遊んでいた。室内でも戸外でも集団で遊ぶことが増え、レゴブロックを7~8人でしたり、鬼ごっこを全員でしたりして盛り上がっていた。片付けの時間が早くなったり「せいりせいとんだよ」「きれいにするよ」と子ども同士で声を掛け合っている。…

4歳きりん組2021年度12月のまとめ

言葉

「サンタさんから、プレゼントきた」「なにもらったの?」「おしょうがつはね、おせちたべるんだよね」などとクリスマスプレゼントやお正月の話を和気あいあいとしていた。会話の最中「○○だよね」と友だちに言われると「そうだね!」と共感し合うときもあれば、相手の言っていることを違うと思うと「ちがうよ」と伝えている。相手の話に耳を傾けてよく聞いている。

環境

毎日、フリージアの生長を楽しみに見ている子が多く、芽が大きくなってくると「すごいよ!」と友だちや保育者に知らせている。「みずやりしてもいい?」と保育者に聞く姿があり喜んで水やりをしている。新しい年を迎えることを話し、みんなで大掃除をした。「ここ、ふいたから、あっちふいてね」「わかった」などと子ども同士役割分担をしたり会話を楽しんだりして進めていた。

表現

24日、クリスマスの音楽に合わせて楽器遊びをする。木琴、カスタネット、トライアングル、タンバリン、鈴などの楽器をそれぞれが選び、自由に音を鳴らすことを楽しんだ。音楽に合わせて、テンポよく音を鳴らす子や自分のペースの子と様々だったが、子どもたちは、ノリノリで喜んで楽しんでいた。

健康

鼻水を手で拭く子がいるので、ティッシュで拭くように声を掛けている。戸外で元気に遊んでいるが、寒さで涙が出る子や「そと、いきたくない」と言う子がいたので、寒い時は短い時間だけ戸外で遊ぶように工夫した。

人間関係

「〇〇ちゃん、おはよう」「○○くん、きたよ」と友だちに自分から声を掛けて、一緒に遊んでいる。集団遊びは保育者が間に入らなくても、誰かがリーダシップを取って鬼やルールを決めたりして遊んでいる。友だちの決めたルールが嫌な子もいたので、個人の作ったルールは友だちに強く言わないように伝えた。…