5歳ぞう組2019年度3月のまとめ

言葉

保育者が声を掛けなくても、自分たちで気が付き、行動できるようになってきた。分からなかったり、不安を感じたときは、「つぎは○○するんだよね?」と友だち同士で確認し合い、「さんぽいくからおちゃのんでトイレいくんだよ」と気づいて声を掛け合ったりしている。また、いけないことをした友だちに対しては、「それはいけないことだよ」と伝えていた。

環境

卒園式の練習やリハーサルを行うことで、子どもたちの心境にも変化があった。「もうすこしでさいごだね」「ほいくえんたのしかったな」という発言も増えた。その反面、小学校に対しては期待感を持っていた。31日の保育園生活最終日は、別れが悲しくなり泣いている子が多かった。

表現

・一年間の制作をみんなでまとめると、「なつかしいね~」「こんなのつくったっけ?」と自分の作品を嬉しそうに眺めていた。

・卒園式で使う幕飾りを作り、それが当日飾られているところを見ると、「ぼくのえはあれだよ」「これみんなでかいたちきゅうなんだ」「わたしのえもかざってある」と大喜びしていた。

健康

最後の1か月ということもあり、ほとんどの子が休むことなく元気に登園していた。しかし、コロナウイルスの影響でマスクをつけてくる子や、感染を心配する家庭もあった。そのため、園でできる手洗いうがいと部屋の換気と消毒をこまめに行っていった。また、保護者の方同様園舎入室の際には、保育者も手のアルコール消毒を行っていった。

人間関係

子どもたちとボールの使い方について話し合いをした。危険な遊び方とはなにか、どのようにして遊べばみんなで楽しめるかなど、子どもたち同士で意見を出し合い話し合いを進めていった。すると、遊び方も変わり、乳児さんが近くにいるときには、「あぶないからあとでにしよ」と声を出し合い、別の遊びに移ることもできていた。異年齢児との関わり方も変わり、ただ遊ぶだけではなく、危険がないかを確認し、危なそうなときには、「ここあぶないからあっちであそぼう」と声を掛けている姿もあった。

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