食事
食事後の手洗いが身についてきた。今までは「ごちそうさま」と挨拶をして、保育者が手洗いを促すと「イヤ」と泣いて嫌がる子もいたが、今では自ら手洗い場へ行き手を洗っている。「あまい」「すっぱい」が少しずつ分かってきているのか果物を食べると「あまーい」「すっぱ」と表情と共に保育者や友達に知らせようとする子もいた。
睡眠
午睡時、寝返りをうちうつぶせになってしまう子が多くいたのでその都度仰向けにし、安全に入眠できるようにした。また寒暖差にも気を付け、室内の温度を適温になるよう配慮した。毛布で口が覆われてしまうこともあったので、脇の下に毛布をはさんだり、肩よりも毛布を下にかけたりして呼吸を妨げないよう留意した。14:30までぐっすりと眠る子がほとんどである。
排泄
便座に座る機会を増やしてきたことで、保育者の声かけがなくても「オムツ綺麗にしよう」と伝えると自ら紙パンツとズボンを脱ぎ、便座に 座りたいとアピールしている。水を流したがる姿も見受けられているが「おしっこでたらお水流そうね」と保育者が簡単に伝えると納得してその場を離れる子もいた。
健康
12月中旬より園内にてインフルエンザが流行する。年末年始の休み前に発熱や咳で欠席、早退する子もいたので受診をする場合はインフルエンザコロナなどの感染症の検査を促し、感染症予防に努めた。またこまめな換気や水分補給、布団の配置などにも配慮しクラスとしても感染拡大に留意した。
身体発達
ズボンの着脱がスムーズになり、自分でやりたいとアピールすることが増えた。靴の着脱は今までよりもさらにスムーズになっているが、靴下を履くときに膝が思うように動かず、イライラして靴下を投げたり履かずにそのまま遊ぼうとしたりする。靴下はかかとの部分まで保育者が援助をすると、くるぶし部分まで引っ張り履くことができている。
情緒面
年末年始の連休が明けても、泣いたり保護者の後を追ったりすることがなくなり園生活にもすっかり慣れ、安心して過ごしているように感じる。自己主張がはっきりとしてきてはいるが、甘えたり手伝ってほしかったりする姿もあるので担任間だけでなく、クラスに入ってくれる職員にも子ども一人一人のことを周知し、それぞれに合った関りができるようにした。
言語
今まで発語が少なかった子も、不明瞭ではあるが言葉や指差しで保育者に何かを伝えようとしている。言葉が多く出ている子は、2~3語文を話すようになり、保育者との言葉のやり取りを楽しんでいる。大人同士の会話に参加しようとしたり、保育者が使っている言葉を真似たりと今まで以上に言葉への興味が深まってきているように感じる。