食事
完了移行食の6名は、スプーンを使って器に散らばっているご飯粒や、おかずをかき集めようとする姿が見られたりと、自分の力で食べようとする意欲が感じられる。離乳食児は、あまり食が進まなかった子も、自分から大きな口を開けて食べる姿が見られるようになってきた。
睡眠
食事の後は、自分の布団を見つけて布団に入ることができる。鼻水や咳で何度か目が覚めてしまう子がいたので、寝る前にはしっかりと水分補給をしつつ、少し体を起こすようにして布団を高くしたりし、寝やすい姿勢になるように対応していった。
排泄
高月齢児は、保育者が友だちのオムツ替えをしていると、自ら沐浴室へ向かい、ズボンを着脱出来る子もいる。低月齢児は、名前を呼ばれると沐浴室へずり這いやはいはいで行くことができる。体調が優れないのか、便が何度か出てもそれぞれ形状が異なったり、先月から白っぽい便が続く子がいた。
健康
咳と鼻水が出ている子が多く、溶連菌や高熱で早退する子もいた。全体的に熱が高めな子がいるので、こまめに水分補給をし、検温や鼻水を拭きとっていきながら様子を見守り、子どもたちの体調に合わせて活動を考えていった。
身体発達
高月齢児は、積木を高く積み上げたり、ブロックを組み立てたりして、手先を使って集中して遊び込む姿が見られた。低月齢児は、ずり這いやはいはいで移動することが速くなり、興味のある玩具や高月齢児の遊びを見つめ真似しようとする姿が見られた。
情緒面
高月齢児は、友だちと向かい合うように座ると、一緒に好きな音楽に合わせて踊ったり、友だちに興味を持って互いの身体を触り合ったりして微笑み合う姿が見られた。低月齢児は、保育者に名前を呼ばれると近づいてみたり、途中から止まってみたりして反応を見ながら楽しむ姿が見られた。
言語
保育者が簡単な言葉をゆっくり繰り返し言うと、真似しようとする姿が見られたり、簡単な言葉の意味を理解して、自分の気持ちを伝えようとしたりと、やり取りする仕草が見られるようになってきた。