5歳ひまわり組まとめ・指導計画バックナンバー

5歳ひまわり組2023年度1月のまとめ

健康

1月中旬より、就学に向けて午睡をなくした。午睡がなくなったことで、生活リズムが変わり、午後に疲れが見られる子が多くなり、友だちとトラブルに繋がる姿も見られた。室内で穏やかに過ごせるように、ラキューやぬりえ、制作など、室内遊びを充実させるようにした。
また、午後にも散歩に出かけるようにしたことで、気分転換になったり、自然に触れたりすることで楽しく過ごせるようにしていった。

人間関係

発表会に向けて、劇や合奏に取り組んだ。友だちと一緒に一つの目標に向かって活動することで、クラスとして劇を成功させたいという一体感が生まれた。また、友だちの様子を気に掛ける言動が増えた。
朝の会や帰りの会など、クラスの問題を子どもたち自身で解決できるように話合いの場を多く取るようにした。相手の意見を聞いたり、自分の意見を伝えたりすることで、お互いの気持ちを知るきっかけとなった。

環境

午睡がなくなったため、他のクラスが寝ている時間の過ごし方を考えて行動するように伝えた。また就学に向けての意識として、以前より子ども自身が見通しを持って自らの力で行動できるよう援助してきたが、最近は、時計を見て自分たちで次の活動への準備に気が付き、行動できるようになってきた。
散歩に出た際に、霜柱を見つけて触ってみたり、足で踏んだりして感触を楽しんだ。「霜柱って冷たいね。」「触ってたら溶けちゃった!」と友だち同士で気が付いたことを楽しそうに話す姿があった。

言葉

劇の練習をする前に、セリフを覚えられるように保育室に貼り、自分たちで見て覚える様子が見られた。セリフの言い回しも自分たち自身で考えたり、保育士と一緒に相談したりしながら決めるようにした。
本番に向け練習を進める中で、劇においてセリフは、次に言う人のことを思い聞こえるような大きな声で言うこと、自分の出番がわかるよう、ほかの人のセリフを聞き、動きをみることを伝えていった。

表現

発表会ごっこでは、劇や合奏、ダンスを披露した。劇では自分なりに役の動きやセリフを考え、楽しんだ。活動を重ねていくうちに、役になりきり感情を込めてセリフを言う姿も見られるようになっていった。
合奏では勇気100%を披露した。子どもたちが好きな曲だったこともあり、リズムに乗って全身で楽しむことができていた。ダンスではエイサーを披露した。冬のパーティーでも披露していたこともあり、よく覚えていて、より一層動きを大きく、かっこよく見せたいという意識が見られた。…

4歳ゆり組2023年度1月のまとめ

健康

年末年始の休暇中に高熱を出す子どももおり、全体で大きな感染症にかかることはなかったが、発熱や咳の症状も見られ、全員元気にそろう日は少なかった。氷を作る活動を通して、「今日は園庭いく?」と進んで戸外活動も楽しむ姿が見られた。

人間関係

園庭で1歳~4歳までの子どもたちが混じって遊ぶ時間があり、子どもたちから「バナナ氷鬼はやっていい?」と保育者に問いかけがあった。子どもたちで考えられるように環境を作ると「走るとぶつかっちゃうよ」「前、ぶつかっちゃったことあるんだ」「スキップにする?」「そうしよう」と子どもたちで周りの環境を見て考え、遊びを展開させる姿が見られた。

環境

一月は大寒もあり、ぐっと冷え込む日が多く、子どもたちも「今日は寒い日だね」と保育者に気温の変化を報告する姿が見られた。園庭では鉄棒の冷たさや日に当たった鉄の扉の暖かさに気づき、肌で冬の特性を感じていた。

言葉

言葉を通して他児との遊びが発展する姿が多くみられるようになり、環境や空間を作り込み、保育園でしかできない遊びを楽しむ姿が増えた。一方、思いが伝わらなかったり、他児が受け入れてくれないときに否定的な言葉を使い、トラブルになってしまうことも多々ある。今後は言葉の伝え方・表現の仕方をクラス全体で話し合っていきたい。

表現

保護者会後の発表会で「ともだちほしいなおおかみくん」の劇をする。活動を繰り返すと、徐々にセリフを覚え、セリフに合わせた身振り手振りを考え、表現する姿が見られた。また、合唱「てのひらを太陽に」では、半音空いて歌いだすところがあり、手をたたいて半音空けるように歌いだすようにするとピアノに合わせて上手に歌っていた。…

3歳すみれ組2023年度1月のまとめ

健康

うがいを始めた。戸外遊びから帰ったとき、ご飯や給食を食べた後に取り入れていった。看護師に話をしてもらうと子どもたちは真剣に聞いており、その後、実際に「がらがら」と「ぐじゅぐじゅ」のうがいを使い分け上手にしていた。園庭から帰った後も、手を洗うと「うがいをしなくちゃ!」と意欲的に行う姿が見られた。

環境

1日の流れに見通しを持って行動できるよう、ホワイトボードにカードを貼り、わかりやすくイラストを付け、文字を読める子もいるので字もつけていった。朝の会で子どもたちと一緒に確認した。朝の会の前に保育士が今日の予定に変えていると「今日は英語があるんだね!」「つぎは園庭?」など自分で見て一日の流れを認識している子もいた。

言葉

すみれ組の劇「てぶくろ」を保護者会で発表するので練習を始めた。1.2回ほど保育士と一緒に台詞を言うと覚える子も多く、他児の言葉も覚え言う姿も見られた。1月の終わりごろには保育士の援助なく自信を持って「くいしんぼうねずみよ、いれて!」と言っていた。また、他の子の台詞を覚え一緒に言ったり、教えたりすることもあった。

人間関係

困っている子がいると、友だち同士で声を掛けたり助けたりする姿が多く見られるようになってきた。折り紙をする際に紙飛行機や手裏剣を作りたい子がいると、「僕が作ろうか?」と声をかけ手伝う子や、次にすることがわからない子がいると、優しく教える子などがいた。保育士対子どもの関りから、子ども対子どもの関りが増えていった。

表現

節分に向けてオニのお面を作った。紙皿を好きな色に塗り、「虹色の鬼にする!」「きれいに塗れたでしょ?」と楽しみながら自分好みのお面を作っていた。また、画用紙をハサミで切り、裏の両面テープを手先を器用に使いはがし、髪の型に貼っていた。完成するとお面をつけ嬉しそうに保育士や友だちに見せていた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度1月のまとめ

健康

パンツで過ごせる子が増え、「トイレいく」「おしっこでそう」と尿意を感じ、進んでトイレへ向かう姿が多く見られた。また、手洗いを丁寧に行えるようになり、手洗い後も泡がついていないか確認するようになった。着替えもほぼ一人で行えるようになり、保育士等と一緒に脱いだ衣類を畳む練習をすることで少しずつできるようになってきた。

人間関係

「いっしょにあそぼう」「なにしてあそぶ?」「おやまつくろうか」「じゃあはっぱとってくるね」等、子ども同士で考えを出し合い遊びを発展させる姿が多く見られた。一緒に何かを見つけて、一緒に作る楽しさを感じながら遊ぶことが増えてきた。また、園庭では、他クラス児に興味津々で異年齢交流を楽しんでいた。

環境

天気の良い日には散歩に出掛け、公園での遊びを楽しんだ。「どんぐりまだあった」「あなあいてるね」「むしさんいるかな」と様々なことに気づき、発見や探索を楽しんだ。手繋ぎ散歩も上達し、職員はそばで見守り子ども同士で手を繋いで歩く子も増えてきた。進級に向けての活動も徐々に取り入れていきたい。

言葉

「どうしてかというと」と、理由を考えて言葉で伝えたり、「なんで?」と疑問を抱くようになったり、成長とともに語彙数も増え、知っている言葉を使ってよく話すようになった。子ども同士のやり取りも増えてきている。今後も思ったことをのびのびと発せる環境を大切にしていきたい。

表現

発表会に向けて様々な歌を歌った。子どもたちは歌うことを好み、のびのびと歌っていた。特にクリスマスソングは先月に引き続きよく口ずさみ歌っていた。歌いながら踊る子も何名かいた。また、きょうりゅうごっこや、お店屋さんごっこなどごっこ遊びを好み、役になりきって動きや声など真似て遊ぶ姿もみられた。…

1歳もも組2023年度1月のまとめ

健康

戸外遊びから帰ってくる時には、しっかりと石鹼で手が洗えるようなってきた。袖口が濡れてしまうので、「袖まくまくしてね」と声をかけると皆、一生懸命に袖をまくろうとしている。又、今年は日中気温が低くても日差しがあるとポカポカしていて自分から「ジャンパーいる。」「○○ちゃんはジャンパー要らない」などと衣服の調節を自分で伝えられる子も出てきている。

人間関係

「○○くん、一緒に遊ぼう!」「○○ちゃんは今日は来ていない」など友だちの名前を覚え仲間意識を持って遊びを楽しむ姿が見られる。
園庭で、異年齢の子どもが遊んでいるのを見て仲間に入りたがったり、ごっこ遊びを覗いてちょこんと隣りに座ったりする。そこでお姉さんたちも優しくし小さい子を思いやる気持ちも芽生え交流も生まれている。

環境

年が明けての散歩道は、玄関や店先に正月飾り飾りがあり行事について興味を持つ機会が多かった。「おうちにもあるよー」と声を上げる子もいた。「新年子ども会」ではもも組に獅子舞が来てお正月を味わうことができた。どの子もとても印象に残ったらしく家の人に話した様子を保護者がノートで伝えてくれた。今年もよい年になるようみんなで祈ることができた。

言葉

お店屋さんごっこが大好きで「これください」や「ありがとう」など言葉のやりとりを楽しむ様子が多く見られた。
又、絵本で同じものを見つけると「これ○○くんの」「○○ちゃんのメロンだよ」と伝えて、会話が弾んでる様子も見られた。

表現

『はたらくくるま』が大好きで、紙芝居をすると大きな声で一緒に歌えるようになった。
一緒に歌うと楽しくなり、「すごいね」「上手だね」というと他の子も大きな声で大合唱となる。好きな歌から多くの言葉を学び取り何度も繰り返す事によって、今まで発語が少なかった子どもが、友だちからも学べる姿もありとても微笑ましかった。…

0歳たんぽぽ組2023年度1月のまとめ

健康

胃腸炎や嘔吐・下痢の症状でお休みしたり、体調不良の子がいた。感染症対策として定期的に換気や水分補給をした。体調が万全ではなく、甘えて抱っこを求めたり、午睡前に“トントンして”と仕草で伝えてくる。「抱っこしてほしいのね。」「ヨシヨシしようね」と声かけをして、気持ちを受け止めた。またご家庭での様子を聞き、一人一人の体調の変化に留意した。靴を履こうとしたり、ズボンを脱ごうとするなど身の回りのことを自分でしようとする姿が多くなった。「自分でしようとしてるのね。すてきね。」など自分でしたい気持ちを受け止めながら、お手伝いした。

人間関係

散歩の準備をする時に友だちに靴下や上着を渡したり、体操をする時にはお互いにタッチしたり、触れ合う姿が多くあった。また、近くで車を走らせるなど、他児の真似をして同じ遊びを一緒にしようとする。公園では一人が築山に向かって駆け出すと、他の子も後を追う。一緒に上り下りを繰り返し、時折顔を見合わせて笑い合っている。仲の良い姿を多く見かけるようになった。

環境

天気の良い日が続き、園庭や公園での戸外活動を盛んに行った。立ち乗りバギーに乗ることや保育士等と手を繋いで散歩に出かけることに慣れてきた。段差を見つけては上り下りしたり、」上ったり下りたり、軒先の植物を見ると優しく触れたり、周りの景色を楽しむ。公園では小さな木の実や葉っぱを摘まんで拾い、大事そうに持ち歩いたり、カップに入れ料理に見立て、保育士等に“どうぞ”と渡したり、“食べて”と口元に近づける。「もぐもぐ。美味しい。ありがとう」と伝えると満足そうに、にっこりと微笑む。また、一人が木の茂みに歩き出すと、他の子も後を追い、探索活動を一緒に楽しんでいた。

言葉

語彙が増え、「ワンワン」「ブーブー」「できた」「かして」など、保育士等と言葉でやり取りをしようとする姿が見られるようになった。「ブロックをくっつけることができたのね。」「ワンワンがお散歩しているね。」「かっこいい車だね」と思いを言葉にして声掛けをした。すると「うん、うん」と頷いたり笑顔で応えたりして、伝わった嬉しさ、やり取りする楽しさを表現していた。

表現

節分が近いので、『鬼のパンツ』の制作をした。『おにのパンツ』の絵本を読んだり、歌をうたってイメージを膨らませた。「どの色がいい?」と色を選び、それぞれのパレットに色を出す。指先に絵の具を付け、黄色い画用紙に思い思いの模様を描き、それぞれの『鬼のパンツ』が出来上がった。保育士等が『鬼のパンツ』の歌を振り付きで歌うと、それを真似して「つよいぞー♪」のフレーズのところでは両手でガッツポーズ、「トラ~の毛皮で~」では手でガオ~とトラの真似。歌に合わせて上手に振り付けして楽しんだ。…

5歳ひまわり組2023年度12月のまとめ

健康

寒くなり風邪がはやり始めたので、感染症の予防に意識が持てるように手洗い指導を行った。以前にも行ったことがあるので、やり方を覚えている子が多かった。手洗いの仕方を看護士や保育士と一から確認し、丁寧に行う姿が見られた。ブラックライトに手をかざすと汚れが可視化するので、興味深そうに見たり、もう一度手洗いをし直したりする子もした。手洗い指導後は、より一層丁寧に手洗いをしようとする姿が見られるようになっていった。

人間関係

冬のパーティーでは合奏や合唱、ダンスなどの発表を行い、友だちと一つの目標に向かって頑張る大切さを感じることができた。合奏では、同じ楽器の友だち同士で協力し合い、音の確認をしたり、音色を合わせて演奏しようとしたりする姿が見られた。ダンスでは動きや掛け声を合わせ、友だちと一緒にやることの楽しさや、達成感を味わうことができた。行事に向けての発表を通して、目標に向かってクラス一丸となることでより一層友だちとの仲が深まっていった。

環境

年末に向けて、保育室の大掃除を行った。自分自身の引き出しや椅子を念入りに拭き上げたり、クラス内の玩具や本棚を整理整頓したりした。保育室やホールなどの気が付いた箇所を拭いたり、片づけたりして、気持ちよく年末年始が迎えられるように準備をすることができた。大掃除を終えた後に子どもたち同士で気持ちを共有し、「掃除をすると気持ちがいいね!」と環境が整うことの心地よさを感じているようだった。

言葉

おはなし会で、詩の紹介をしてくれたので、詩とはどういうものか、言葉の美しさや響きを感じられる機会を作った。また友だちが間違ってしまったときの伝え方や教え方が強くなってしまう場面が多く見られたので、相手の思いに寄り添いながら優しく伝えられるよう言葉添えをして、言葉を知らせるようにした。

表現

冬のパーティーで楽器(タンバリン・トライアングル・すず・ピアニカ・鉄琴)を使い演奏をした。相談を重ねながら楽器別ごとに練習を重ね、本番を迎えることができた。本番では自信をもって参加することができ、今までで1番上手な演奏を披露することができ、子どもたちも満足した表情を見せていた。今回の楽器演奏を通し、様々な楽器に触れる機会を多く作り、来月の生活発表会でも合奏を行い、思い出に残る演奏ができるよう援助していく。…

4歳ゆり組2023年度12月のまとめ

健康

大きな感染症が流行ることはなかったが、咳や鼻水といった症状が多く見られた。また、38度超えの高熱が出る子どもも多々いたので、来月も家庭と連携し、体調の変化がないか見守っていく。気温が下がっても、子どもたちは戸外遊びを楽しみ、友だちと関わり合いながら、のびのび体を動かしている。

人間関係

人形劇に一緒に行ったり、梅里中央公園に一緒に散歩に行ったりと5歳児クラスのひまわり組と交流し、活動することが多くあった。その中で、5歳児の集団遊びに積極的に入る姿が全体的に多く見られた。また、今月は保育参加の月であり、保育参加の保護者に話しかけ、自分の保護者以外にも、できるようになったことを嬉しそうに見せる姿が見られた。

環境

22日の冬のパーティーでペープサートによる「ともだちほしいなおおかみくん」を行った。子どもたちが楽しんで取り組めるように室内に物語のストーリーを飾り、生活の中で物語に触れることができる環境を作る。子どもたちはごっこ遊びを取り入れたり、トレーシングペーパーを使って物語の絵を写したりと様々な遊びの中で物語の流れを知り、練習も楽しんで行っていた。

言葉

27日にうどん作りのクッキングを行う。2人1組になり、生地をこね、その後袋に入れ、踏み固める。初めに作り方を説明すると、「黄色っぽくなるまで混ぜるんだよね」と子どもたちで話しながらこねていた。出来上がると、保育者たちにも振る舞い、「めしあがれ!」と嬉しそうに伝えていた。

表現

冬のパーティーでは、ペープサートとハンドベルを発表した。ハンドベルでは、遊びの中でいろいろな音に触れることができるような活動を行うと、「次はミの音にする!」とベルの色で音を確認し、こどもたちでドレミの順に並ぶ姿が見られた。冬のパーティーでは、「春の小川」「ゆうやけこやけ」の2曲を演奏したが、遊びの中で「カエルの合唱」「きらきら星」を楽しんだ。子どもたちの意欲的な姿を見て今後も活動に取り入れていきたい。…

3歳すみれ組2023年度12月のまとめ

健康

冬らしく日中の気温が下がり、戸外に出る際は子どもたちが進んで上着を着ることが多く、上着のチャックを閉めることに最初は難しそうにしていたが、やり方を伝えて練習を重ねていく中で少し手伝うのみでできるようなった。体調面では咳や発熱・嘔吐で休む子が多く、なかなか全員がそろわない日が続き、日々体調の変化に気を付けていくようにした。またひまわり組が遠足で掘ってきたサツマイモをみんなで洗って干した後、サツマイモチップスのクッキングを行った。スライサーでカットしたサツマイモを一人ずつフライパンに並べて色の変化を見て楽しみ、出来立てを食べた。サツマイモが苦手な子も「おいしい!」と嬉しそうに食べていた。クッキングを通し、季節の食材に触れて作る体験をすることで食材を大切にしたり、食べてみたいという気持ちを育んでいきたいと思う。

人間関係

友だち同士で遊びが始まったり、遊びが展開していく姿が見られるようになり、友だちとの関係がより一層深まる中で、相手を独占したい気持ちからトラブルに繋がることが多くなってきた。相手にも思いがあることをその都度伝えたり、さまざまな友だちと関われるように遊びに誘ったり仲立ちしたりするようにしてきた。また、友だちが困っていたりトラブルがあったときに「どうしたの?」と聞いた上で、相手の気持ちに共感したり保育士に伝えに来る姿が見られた。友だちを大切にし、思いやる気持ちが育まれるよう引き続き丁寧に関わっていく。

環境

年末の最終登園日に保育室の大掃除を行い、衣服かごや椅子、壁などを拭いた。「次はどこ拭けばいい?」と進んで丁寧に拭く様子が見られ、保育室の汚れが溜まりそうな場所を気づき見つけ、一生懸命に掃除していた。また、年末の大掃除を通して、綺麗な環境が心地いいと感じることができるように掃除ができてよかった。

言葉

休み明けの朝の会で、グループごとに休みの日の過ごし方を発表する中で、体験や経験したことをよく覚えていて、自分なりの言葉や単語で説明する力がついてきたように思う。また発表会で歌うクリスマスの歌の歌詞を覚え、よく口ずさむ姿が見られた。紙芝居や絵本の読み聞かせをすると、内容と自分の経験を結び付けて「○○くんも行ったよ」と話す様子や、読み聞かせした中の気に入った絵本を一人で開いて、読んでもらった内容を思い返して自分なりに読む姿も見られた。

表現

冬のパーティに向けて合唱や合奏を楽しんだ。合唱では、友だちと声を合わせる楽しさを感じたり、季節の歌に親しんだりすることができた。また合奏では好きな楽器を選び、すず・タンブリン・トライアングル・カスタネットをピアノの音に合わせて鳴らした。練習では楽器ごとに「きれいな音がするね。」と音色に耳を傾けたり、興味深そうに音を鳴らしてみたりして、どんな音がするか確かめる姿が見られた。本番では伸び伸びと歌ったり、演奏をしたりして、自分たちなりに表現することを楽しむことができた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度12月のまとめ

健康

寒い日が続き、鼻水や咳が出る子が目立つ。衣服の調節は保育士が声をかけ適切な服装をするよう配慮している。鼻水が出たときにティッシュを使い清潔を保てるよう、子どもの手が届く場所にティッシュを置いている。鼻水を自分で拭けるようになってきている。日中におむつを履いている子どもに、排尿の際には保育士に伝えるよう言っているが、遊びに夢中になり便座に座ることが間に合わないことや、おむつ替えをひどく嫌がる姿があるので子どもの様子に合わせて声掛け等を工夫している。

人間関係

子ども同士のやり取りに会話が増え、遊びを広げて楽しんでいる姿が多くみられる。しかし、言葉の理解の違いや言葉が足りないことでトラブルになることも増えている。子どもからの「〇〇ちゃんが遊んじゃダメって言った」「あっちいってって言われた」などの言葉があった時には、お互いの話しを聞き、わかりやすく状況や相手の気持ちを伝えるなどして関わっている。相手の気持ちに気付いて寄り添うことや、関わり方を工夫しようとする姿があるので手が出るトラブルに配慮しながら見守り、尊重している。

環境

食事中にわざと大きな声を出し、椅子をガタガタさせて転ぶなど、少しふざける姿が目立つ。どうなってしまうかを伝え、さりげなく、椅子の向きや、足の位置を直している。子どもたちの様子を見ながら、噛む回数が少なくならないよう声を掛け、楽しく会話を楽しみながら食事をしている。今後も良い雰囲気の中食事できるように、環境を整えていきたい。

言葉

2語文、3語文で話せる子が増え、言葉でのコミュニケーションが活発になってきている。まだ手や口が出てしまうこともあるが、言葉で思いを伝えようとする姿も増えてきている。言葉で伝えられたこと、我慢できたことをたくさん褒めながら子ども同士のコミュニケーションを大切にしていきたい。同時に、言われて「うれしい言葉」「悲しい言葉」も少しずつ伝えていく。言葉の発達がゆっくりな子も、声を出し一生懸命思いを表現する姿が見られ、保育士よりも、子ども同士の方が通じ合っている場面も多くみられている。それぞれの表現を大切にし、個々の成長を温かく見守りながら言葉の習得も促していきたい。

表現

外遊びでは追いかけっこや登り棒、鉄棒が好きな子が多く、早く走ったり、高く登れるようになる。砂場遊びで葉っぱや枝を使いままごとや電車遊びを楽しんでいる。引き続き、子どもたちが色々な表現を楽しみながら過ごせるに促せるようにしていきたい。…