健康
一日の流れに見通しをもち、時間や次の活動を考えて行動するようになってきた。プール遊びが始まり、水着の着脱やプール用の支度なども自分でできるようになっていった。また、安全にプール活動をするための約束やルールを伝え、守ることの大切さをその都度確認していった。植栽として育てたピーマン、ナス、バジルを使って生地からピザ作りを行った。自分たちで育てた野菜を食べられる喜びを感じることができた。
人間関係
友だちと誘い合いながら将棋やすごろくなどのゲームをして楽しんでいた。また、自分の思いの伝え方や相手の思いの受け入れ方を考えるようになり、お互いの気持ちを考えながら遊ぶ姿も見られるようになった。その中でも、話が耳に入らなかったり、意思がぶつかり合ったりすることもあるため、仲立ちしたり、どうしたらいいか考をみんなで考える時間を設けたりした。
環境
梅雨が明けてから本格的にプール活動が始まったため、安全に遊ぶための環境を整え、子どもたちとも約束事を確認していった。また、持ち物をみんなで確認したり、時間や動線を変えたりしてスムーズにプール活動を行えるようにしていった。プール活動や着替えは男女で分かれ人数が多くなりすぎないようにした。高気温で外に出られない日も多かったため、制作を楽しめるような素材を用意したり、将棋やすごろくなど子どもたちが関わりながら遊べたりするものを準備した。
言葉
友だちとの関わりや生活の中で、わざとその場にふさわしくない言葉を使おうとする様子が見られた。その都度言葉の意味を伝え、相手がうれしくなる言葉や心地いい言葉をつかえるようにしていった。
毎月の歌やお当番活動を通して日付などに触れていく中で、知らない言葉や難しい言い方をあえて知らせ、興味を持ち、知識になるように取り入れていった。子どもの興味・関心を言葉や行動から拾い、どんどん深めていけるようにしているところである。
表現
七夕制作では、染紙に切り込みを入れ、吹き流しを作った。色の組み合わせを自分なりに考え、3~4色の絵の具を選んだ。「この色とこの色が合うから、これにしたよ!」とこだわりを持って選ぶ姿が見られた。
また、阿佐ヶ谷七夕まつりに作品を出すために、クラスで共同制作を行った。話し合ったり、協力したりしながら作品を完成させることができた。…
健康
先月に比べ、熱や風で休む子どもが少なくなった。食育の活動では、植栽の水やりを楽しんで行う姿が見られた。収穫した際には、「抜けた!」「早く食べたい!」など自分たちで育てたという喜びや達成感を味わうことが出来た。また、6種類の調味料を使用し、子どもたち自身で味の変化を楽しんでいた。浮く野菜・浮かない野菜では、友だちと「あ!浮いたよ!」と話しながら楽しんでいる姿が見られた。今回のクッキングを通して、自分たちが育てた野菜や6種類の調味料の中から味を作ることによって、食への興味や関心が高まった。
人間関係
気温の高い日が続き、室内遊びの時間が増えた。その中で、1,2歳児との交流会を行う。交流会を行う前に全体に「どの玩具はもも組さんちゅうりっぷさん喜ぶかな」とこどもたちに問いかけると、「ビー玉は食べちゃうかもしれないからしまっておこう!」と子どもたちで考え、決める姿が見られた。兄弟児だけでなく、「ペン閉めてあげるね!」と積極的に関わり、交流を深めていた。
環境
友だちとの関わりが増え、複数でごっこ遊びをする姿が多くみられるようになった。「僕がお父さんね!」「私は16歳の高校生!」と子どもたちで話し合い、役割を決めて遊んでいた。その中で椅子や棚を使用し、環境を作り遊び込む姿が見られた。今後もこどもたちが遊び込むことができる環境を作っていく。
言葉
暑さが本番になり、室内で過ごす姿が多くなる。友だちと同じ環境で遊ぶことが増え、関わりを持って過ごす時間が増えてきた。部屋の中でごっこ遊びや机上遊びなどといった様々な種類の遊びが見られるようになり、時には遊びの中でトラブルも見られるようになった。友だちにも自分と同じように気持ちがあることを伝え、子どもたちで思いを伝えられる環境を作ると、言葉を使って思いを伝える姿が見られた。
表現
夏本番になり、暑さを肌で感じ、暑さを言葉で表現する姿が見られた。「風が吹くとサラサラするね」と夏の風を感じる姿や、ゆり組が育ているヘチマが成長し、階段の上まで伸びる様子を観察し、「大きくなったね。夏のぽかぽかの匂いがする!」と夏ならではの感覚を楽しんでいた。…
健康
クッキング
餃子の皮を使いピザづくりをした。トッピングは植栽で育てた、ピーマン、トマトそしてひまわり組からバジルをもらいチーズものせた。ケチャップをスプーンで上手に伸ばした後、好みでトッピングをした。その後、焼いて給食と一緒に食べた。「いいにおい!」「おいしいね」「またやりたいね」と好評だった。野菜が苦手な子も、一口食べる姿も見られた。
環境
暑い日が続き、室内遊びが多くなったため、午後は保育室だけでなく、廊下やホール、多目的室と場所を変えそして玩具も変えて遊びの環境を作っていった。子どもたちもおやつが食べ終わると「今日はどこで遊ぶの?」と楽しみにしていた。遊びが始まると長い線路を作り電車を走らせたり、様々な色のパーツを組み合わせてオリジナルコマ作り、ソフトブロックで高いタワーを友だちと協力して作ったりと、普段と違う玩具に目を輝かせながら遊んでいた。
人間関係
室内遊びをする中で、すみれ組に他クラスの子が来たり、他クラスに遊びに行ったりし異年齢で関わる機会が増えた。遊びに来た際は、「一緒に遊ぼう!」とおままごとやブロックなどで他クラスの子と一緒に遊んでいる姿が見られた。遊びに行った際は「どうやって遊ぶの?」と聞き、そのクラスの子が玩具の遊び方を教えてくれ、嬉しそうに遊んでいた。
言葉
友だち同士で「遊ばない」「ダメ」と言葉にする時が見られる。理由を聞くと「今は一人で遊びたいから」「2人だけがいいから」など理由があることが多い。保育士が仲立ちに入り、なぜ言ったか理由を聞き、言葉に表現しづらいこと、伝え方が分からないことなどを汲み取り代弁していった。また、状況によっては一緒に遊べないか話したり、他の遊びに誘ったりしていった。
表現
自由画の活動をした。白い画用紙にクレヨンで思い思いに好きな絵を描いていた。どの子も集中して描き、出来上がると保育士に「これは○○だよ」「〇〇描いたよ!」と嬉しそうに話していた。また、終わった子も友だちがどんな絵を描いているか観察したり、飾られるのを楽しみにしたりしている子もいた。…
健康
気温が高い日が続き、シャワーをする日が多かったが子どもたちは気持ちよさそうだった。シャワー後はなるべく汗をかかないようゆったり過ごせるようにしコーナー遊び等で十分楽しめるようにしていった。引き続き水分補給をこまめに取りながら体調の変化に留意していきたい。
人間関係
子ども同士名前を呼びあいながら関わる姿が見られるようになった。一人遊びを好むこともあるが、時に一緒を喜びながら並行遊びをしたりごっこ遊びをしたりしていた。ごっこ遊びではお医者さんごっこがブームで、子ども同士で役割を決め合いお医者さんや患者さんになりきって遊んでいた。
環境
七夕について、制作を作ったり笹を見たりすることで興味を持っていた。また、7日当日は幼児クラスと七夕の会に参加しペープサートを見たり歌を歌ったりして行事の雰囲気を感じていた。また今月は水や氷、泥等この時期ならではの遊びを思い切り楽しみ、氷遊びでは「つめたいね」「きもちいね」と感触を喜び、次第に氷が小さくなっていく様子に気づき不思議さを感じながら遊んでいた。
言葉
自分の気持ちを言葉にして伝えることができるようになってきた。また、その時の気持ちだけでなく休み中での出来事や家族の話をする子もいる。また、友だちの話や思いを聞くことも少しずつできるようになり、言葉でのやり取りが更に増えてきた。今後も子どもたちが重いをのびのびと発せられるよう環境を整えていきたい。
表現
制作では水性ペンを使ってアルミ箔にお絵かきをした。その後、お絵かきをしたアルミ箔に霧吹きをし、その上に紙をのせると、模様ができた。「いろがかわったよ」「あおとあかでむらさきになった」と色と色が混ざる光景を目にし、様々な発見を嬉しそうに話していた。また、踊ったり歌ったりすることを好み音楽が流れると身体を揺らしたり手を叩いたりして楽しむ姿が見られた。…
健康
7月の中盤から徐々に高熱を出して休む子が出てきた。自宅で、熱性痙攣で救急搬送されたり風邪をこじらせて肺炎で入院した子どももいた。免疫がまだ弱く、発熱したり感染症にかかったりすることも多いので日々の子どもの体調の変化を見逃さないようにした。歩行が安定し、つかまらずに歩けるようになり、脚力やバランス力が身についてきた。走れる子どもとようやく安定した歩行ができる子どもとに差があるので室内でぶつかって転ばないように見守るようにした。
人間関係
クラスの友だちや名前が分かるようになり、関わりが多くなるにつれて友だちと物の取り合いが増えてきた。一緒に遊びを楽しみたい子がいつも同じだったり、見るといつも一緒に遊んでいたり、仲がいいのに喧嘩をしたりする場面が多くなってきた。保育士等が傍にいて一緒に遊びながら仲立ちをするようにした。
環境
ブロックやピタゴラス、絵本など好きな玩具や遊具に自分から関わり、ブロックを電話に見立てたり掃除機に見立てたりイメージを膨らませて遊ぶことができてきた。またそれを見て真似をして楽しむ姿も見られた。
言葉
大人の言うことが分かってきて「○○先生!」「○○ちゃん!」など呼びかけたり、「いや!」などの片言を使ったりする。また、指差しや身振りで表そうとしたりする。
「先生抱っこ!」や「あっち行きたい!」などの二語文も話せる子も出てきた。
表現
気に入った絵本を読んでほしいと持って来たり、大きな紙を用意するとクレヨンでなぐりがきする事を楽しんだりする姿が見られる。
童謡に合わせて保育士等が歌うと知っている言葉を真似して口ずさんだり、体をゆすったりして簡単なふりを楽しんでいる。
…
健康
夏風邪が流行り、熱を出して休む子や、咳や鼻水が出る子が多かった。家庭での様子を聞きながら、一人一人の体調に合わせて活動をした。体調の良い子は玄関で水遊びをした。水の入ったタライに手を伸ばし、水面を叩いたり回したりして水の感触を楽しんだ。またジョーロで頭の上からシャワーのように流すと、見上げて掴もうと手を伸ばす。顔に水がかかっても嫌がる様子はなく、水のかかる心地よさを味わっていた。
食事では、高月齢の子は自分で摘んで食べたり、スプーンを持って食べる仕草をしたりする。また“おいしいね”という様に、友だちとニコニコ顔を見合わせ、食事の時間を楽しんでいる。
環境
暑い日が続き、玄関での水遊びや室内遊びがほとんどだったが、暑さが緩んだ日は園庭や公園で遊んだ。砂を触ったり石を摘んでみたり、咲いているシロツメクサやクローバーを手に取ったり、飛んできた蝶々を目で追ったりと自然に触れて遊んだ。
保育室では、滑り台やトンネル、マットでお山を作ったりして、体を動かすことのできる環境を作った。また一人歩行ができる子が増えたので廊下に出て、手を繋いで歩く練習をしたり、別のクラスに行き、異年齢交流をしたりと場所や環境を変えて過ごした。
人間関係
友だちが遊んでいるところに近寄っていき、顔や足を触ったり、頭を“よしよし”となでる姿がある。また友だちと同じ玩具で遊ぼうとしたり、一緒に滑り台に上ろうとしたりと、友だちに関心を持ち、関わろうとする姿が増えた。お迎えとなり帰る友だちをドアまで来て、“ばいばい”と手を振って見送ったり、持っている玩具を渡そうとする姿もあった。加減がわからず、髪を引っ張ってしまったり、強く握ってしまうこともあるので、すぐに止めれるように傍で見守った。
言葉
食事の時に保育士等が「いただきます」と手を合わせると3人が同時に真似をして手を合わせる仕草をした。別の日にスプーンを口に持っていくと、顔を背けるので、「あれ?ご馳走様するの?」と聞くと手を合わせて意思表示した。「お腹いっぱいになったのね。ご馳走様しましょうね」と伝えた。子どもの行動を言葉にして話しかけるようにした。高月齢児は「パパ ママ」「せんせー」などの一語文が出てきた。低月齢児も喃語が盛んになった。「○○なのね」などと応えて、伝えようとする思いを受け止めた。
表現
保育士等が『むすんでひらいて』や『とんとんとんとんひげじいさん』などの手遊び歌を歌うと、手をグーパーして手遊びをしたり、音楽を流すと体を揺らしたりして、リズムに合わせて体を動かす。またブロックやカップ同士を叩き合わせて音を鳴らすことも楽しんでいる。
制作では手形や足形をとって、『海の生き物』を作った。これまで手を広げることができなかった子も自分でパーをすることができた。「上手にペッタンできたね。」と伝えると満足そうな表情をしていた。…
健康
梅雨明けしてから気温がぐっと上がり、シャワーが始まった。シャワーやプールの着替えの度に、衣服を畳むよう声かけをしていくと、だんだんと意識して進んで畳む姿が見られるようになった。また虫歯予防の日に、歯ブラシを持参し、みんなで歯磨きの練習をし、今後も歯磨きの大切さを理解した上で取り組めるように行った。
人間関係
グループができ、人間関係がはっきりしてきた中で、いつも仲のいい友達以外の子に語気が強い言い方をしたり、親しいグループ間でも発言の力加減や相手との関係性を見る姿が見られた。そのため、子どもたちの遊びの様子から関係などをよく観察し、適切に仲立ちできるようにしていく。
言葉
友だちとの会話の中で、相手の受け取り方で傷ついたり、ふと発した言葉の内容でケンカ・トラブルになることがあった。状況を聞き、話し合いをする中で、「こういう言い方はどうかな」と提案し、お互いが納得いく方向へ導けるように関わった。また子どもたちだけで解決できるよう話し合いをするとき、相手になぜそのような行動をしたのか理由を聞き、友だちの立場になってもう一度考えることの大切さを伝えた。少しずつ相手の思いを汲みながら自分の意見をはっきりと主張できるようになってきたところである。
環境
室内をきれいに保とうとする意識が芽生えるよう、給食後に食べカスが落ちていたりすると、声をかけ自分で床や机を拭けるように声をかけるようにしてきた。「部屋がきれいだときもちがいいよね!」と子どもたちから意見が出てくるようになった。また、天候がいい日には泥んこ遊びを行い、全身を使って泥の感触や水の気持ちよさを感じて楽しく遊ぶ姿が見られた。
表現
七夕行事に向け、笹飾りと七夕制作を行った。今回は折り紙を多く用いて制作した。笹飾りではハサミで切り込みを入れて、伝統飾りの貝を作った。笹に飾るとくるくる回り綺麗に見えるため完成すると喜んでいた。七夕制作では、折り紙で織姫と彦星の着物と顔を作った。顔をペンで描いてもらうと、性別がわかるように描く子が多かった。
…
健康
暑さが厳しくなってきたので、プールが始まると子ども達はとても気持ち良さそうな表情をしていた。また「きもちいい!」と爽快感を表現する声も聞こえてきた。更に「急に入ると体がびっくりしちゃうからね」と声をかけると、遊びたい気持ちを我慢して準備体操をきちんと行い、体の隅から洗うように伝えるとゆっくりプールに入り、ルールを守る姿が見られた。他にも子ども達が体調を崩さないように水温管理に気を配り、外気温を考慮しながらプールを行った。
人間関係
仲の良い友達が休んでいるとき、1人で過ごすのではなく、いつもはあまり遊ばない友達に声をかけ、一緒に遊んでいる様子が見られた。後日、一緒に遊んだ友達を誘って遊んだり、自分から「入れて」と遊びに参加したりする様子も見られ、クラス内の人間関係が少しずつ広がってきている。また、ごっこ遊びの中でも役割分担に対し、話し合いで解決する姿が見られた。
環境
紙コップで・ひらがな・数字・アルファベットを描いた玩具を作る。初めは、なんの秩序なく並べていたが、「1を一番上にしたいな!」「みてみて、これ“まさみ”ってかいてある!」と遊びを通して文字に興味を持つ姿が見られた。また、全体活動でティッシュ箱を使用し、自由制作を行った。他の廃材も用意すると、組み合わせ、車やロボット、珍しいものでいうと、ししまいの顔といった発想力豊かに楽しんでいた。
言葉
遊びの最中に、友達から「入れて」と言われたときに「ダメ」「いやだ」と言う様子が見られた。理由を尋ねると、「○〇くんと遊んでいるから…」「今は一人であそびたいの」と答えが返ってきた。しかし、拒否された側は自分と遊ぶことを嫌がっていると感じてしまうため「ダメって言われたらどう思う?」と相手の立場になって考えるように促した。更に「〇時になったらいいよ」や「後で遊ぼう」など、相手を傷つけない表現方法を伝えた。
表現
室内遊びの最中に、部屋内にあるビニールテープのライン、通称“ゆり組ライン”を引っ張り、取る姿が見られた。全体であつまり、①ゆり組ラインがあって嫌だなのお友だちの意見②ゆり組ラインがあってほしいなのお友だちの意見と双方の意見を聞いた。その中で、「半分だけ引こうよ!」という意見が子どもの中から出てきた。2週間ほど、半分のラインだけで活動するも、ラインが引いてある方だけに偏る姿が見られ、もう一度、全体に必要性を問う。そうすると「あったほうがいいね!」と伝える姿が多くみられ、子どもたち同士で話し合う姿が見られた。今後も全体の前で自己表現をする場を設けていきたい。
…
健康
ヘルパンギーナや溶連菌などの夏風邪が流行し、全員そろう日が少なく、体調の変化に気をつけて日々の保育をみていった。気温も上がり、汗ばむ時期になってきたため、その日の活動や気温をふまえてシャワーを行い、心地よく過ごせるようにした。シャワーをする中で、丁寧に身のまわりのことを行っていけるようにそばにつき伝えていった。食事面では、以前より食べるようになり、野菜などの苦手なものにも「見ててね!」と進んで挑戦するようになり、1口食べてみておいしいと感じると完食する姿も見られた。
人間関係
気の合う決まった友だちと遊ぶことが増え、園庭や散歩に行くときに「今日、一緒に遊ぼうね」と話しかける姿が見られた。約束をして一緒に遊ぶ中で、同じことで笑い、遊びを膨らませて遊ぶ様子も見られた。また視野が広がったことで友だちへの興味・関心が深まり、友だちが困っていたり、全体活動の中で指示と違った行動をしていた際、保育士に知らせる姿や、配慮が必要な友だちに対して、戸外に行くときに靴や帽子を持ってきてくれる姿があった。
環境
春に植えたピーマン、トマト、オクラの水やりをグループごとに毎日行い、生長の変化に気づき、生長に期待がもてるようにしていった。ピーマンが大きく育って収穫できると、みんなで触れる機会を作った。そこでピーマンの形を眺めたり、においを嗅ぐ姿が見られ「ピーマンのにおいがする!」と嬉しそうにしていた。ほかの野菜が収穫できたら、クラスで餃子の皮を使ってピザクッキングを行う計画をしている。クッキングを楽しみにし、今後も暑さに気を付けて水やりをしていく。
言葉
お気に入りの絵本や紙芝居の読み聞かせを聞く中で、気に入った場面や言葉を口ずさむ姿や、毎日の朝の会で季節の歌を歌い、覚えた歌詞をリズムに合わせて楽しそうに歌う様子が見られた。そして絵本や紙芝居を読み終わったあとに過程を見て「どうして○○なの?」と不思議に思ったことを一緒に考えたり、様々な感情を一緒に共有できる機会になるため、たくさん取り入れていきたいと思う。
表現
七夕の制作では、模様紙にハサミで切込みを入れて吹き流しを作った。制作でハサミを取り入れるのが2回目だったので、再度ハサミの持ち方や切り方を丁寧に伝えながら進めていった。手先が器用な子が多く、難しいと思っていた連続切りをほとんどの子ができていて、完成した際にも「もっとやりたい!」という声があったので、活動や遊びの中で安全が確保できたときに取り入れていきたいと思う。また雨の日の活動で初めて楽器遊びを取り入れ、音楽に合わせて鈴を鳴らした。音楽に親しみ触れ合う機会を活動で取り入れていきたい。
…
健康
梅雨に入り、気温や温度差で鼻水が出ている子が多く、中には咳が出る子もいた。
体調を崩しやすい時期でもあるため、気温差に留意しながら室内の換気やエアコンの温度調整を確認し、快適に過ごせるようにしていた。
散歩中など疲れて座り込んでしまったり喉が渇いたと話しをすることがあったので健康状態に気を付け水分補給や休息と活動のバランスに配慮することに努めた。
人間関係
気の合う友だちを誘って同じ玩具で遊んだり、一緒にブロックを組み立てたりして子ども同士でやりとりをして遊ぶ姿が見られる。一緒に遊ぶ楽しさを味わいながら過ごしている。意見を言い合う姿も続いているが、遊びを提案し、譲り合いながら、折り合いをつける姿も増えている。必要に応じて仲立ちをし、友だちと遊ぶ楽しさを味わえるように見守った。
環境
緑の多い公園に行くと、てんとう虫やダンゴムシがいると自分で直接手にのせたり、蝶々がいるとみんなで追いかけたり触れて喜んでいた。友だちや保育者に見せて喜びを共有する姿もあった。子どもたちの親しみを持って触りたい気持ちを受けとめ、できる限り触れられるように配慮し、生き物の感触やぬくもりを感じれらるようにしていった。
言葉
自分から保育者や友だちに少しずつ話しかけるようになって家でのことや楽しかったことなど楽しそうに話しかけてくれるようになってきた。
手遊びや季節の歌など歌うことを楽しみ、ふとした時に気に入った歌を口ずさむ姿が見られた。
表現
電車の制作を行う。のりの使い方において、適量を取ることを伝えると、指先で調整し考えながら取り組んでいた。
戸外遊びでは夏の暑さで汗をかいた後にシャワーを気持ちよさそうに浴びている。
一人一人の気持ちを受けとめながら、梅雨のつかの間の晴れ間を味わいながら身体を動かすことの楽しさを味わえた。
…