3歳すみれ組まとめ・指導計画バックナンバー

3歳すみれ組2023年度6月のまとめ

健康

ヘルパンギーナや溶連菌などの夏風邪が流行し、全員そろう日が少なく、体調の変化に気をつけて日々の保育をみていった。気温も上がり、汗ばむ時期になってきたため、その日の活動や気温をふまえてシャワーを行い、心地よく過ごせるようにした。シャワーをする中で、丁寧に身のまわりのことを行っていけるようにそばにつき伝えていった。食事面では、以前より食べるようになり、野菜などの苦手なものにも「見ててね!」と進んで挑戦するようになり、1口食べてみておいしいと感じると完食する姿も見られた。

人間関係

気の合う決まった友だちと遊ぶことが増え、園庭や散歩に行くときに「今日、一緒に遊ぼうね」と話しかける姿が見られた。約束をして一緒に遊ぶ中で、同じことで笑い、遊びを膨らませて遊ぶ様子も見られた。また視野が広がったことで友だちへの興味・関心が深まり、友だちが困っていたり、全体活動の中で指示と違った行動をしていた際、保育士に知らせる姿や、配慮が必要な友だちに対して、戸外に行くときに靴や帽子を持ってきてくれる姿があった。

環境

春に植えたピーマン、トマト、オクラの水やりをグループごとに毎日行い、生長の変化に気づき、生長に期待がもてるようにしていった。ピーマンが大きく育って収穫できると、みんなで触れる機会を作った。そこでピーマンの形を眺めたり、においを嗅ぐ姿が見られ「ピーマンのにおいがする!」と嬉しそうにしていた。ほかの野菜が収穫できたら、クラスで餃子の皮を使ってピザクッキングを行う計画をしている。クッキングを楽しみにし、今後も暑さに気を付けて水やりをしていく。

言葉

お気に入りの絵本や紙芝居の読み聞かせを聞く中で、気に入った場面や言葉を口ずさむ姿や、毎日の朝の会で季節の歌を歌い、覚えた歌詞をリズムに合わせて楽しそうに歌う様子が見られた。そして絵本や紙芝居を読み終わったあとに過程を見て「どうして○○なの?」と不思議に思ったことを一緒に考えたり、様々な感情を一緒に共有できる機会になるため、たくさん取り入れていきたいと思う。

表現

七夕の制作では、模様紙にハサミで切込みを入れて吹き流しを作った。制作でハサミを取り入れるのが2回目だったので、再度ハサミの持ち方や切り方を丁寧に伝えながら進めていった。手先が器用な子が多く、難しいと思っていた連続切りをほとんどの子ができていて、完成した際にも「もっとやりたい!」という声があったので、活動や遊びの中で安全が確保できたときに取り入れていきたいと思う。また雨の日の活動で初めて楽器遊びを取り入れ、音楽に合わせて鈴を鳴らした。音楽に親しみ触れ合う機会を活動で取り入れていきたい。

 

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3歳すみれ組2023年度5月のまとめ

健康

手洗い指導を看護師に教わった。紙芝居でなぜ手を洗わなければならないかを知った後、しまじろうの歌に合わせて手洗いをした。お山や亀、バイクなどのポーズをして指先から手の甲、手首と隅々まで洗っていた。戸外から帰った後も手洗い歌の表を見ながらきれいに洗い、出来たことを保育士に見せる姿もあった。

人間関係

今月から「仲良しグループ」という異年齢活動が始まった。すみれ、ゆり、ひまわり組から各1人ずつ、3名のグループを作った。自己紹介をした後、ほんむら公園とにしはら公園に分かれ散歩に行った。全員で「ダルマさんが転んだ」をしたり、「一緒に遊ぼう」と異年齢で虫探しや鬼ごっこなどを遊んだりしていた。後日も園庭で同じグループの子と遊ぶ姿が見られた。

環境

植栽で、ピーマン、ミニトマト、オクラを植えた。保育士と一緒にプランターに土や肥料を入れた。やわらかい土の感触を楽しんだり、平らにならしたりしていた。その後、グループに分かれそれぞれの苗を植えた。水やりをする際に「大きくなってね」と声をかける子もいた。水やりは毎日当番活動としてグループで行っている。

言葉

幼児になり、隔週木曜に「英語で遊ぼう」が始まった。外国人の先生が絵カードや音楽を使い英語を取り入れた遊びをした。「ハロー」と元気な挨拶から始まり、色、気持ち、天気などを絵カードとともに覚えていった。また英語の音楽に合わせて体を動かし全身を使いながら楽しく英語を学んでいった。終わった後、保育士が「青は英語でなんて言うの?」とクイズを出すと「ブルー!」と自信満々に答えていた。

表現

紙粘土を使い制作をした。好きなものを作ると言うテーマで活動を行った。初めて触る紙粘土に「やわらかいね」と楽しんでいた。ピンク、黄緑、青の中から好きな色を選び、色付けをした後、型を使ったり、手で丸めたりしながら様々な作品を作っていた。動物や食べ物、乗り物など完成すると部屋の前に飾った。降園時には保護者に何を作ったか作品を見せながら嬉しそうに話していた。…

3歳すみれ組2023年度4月のまとめ

健康

進級したことで、新しくなった帽子を嬉しそうに被ったり、幼児クラスの行事に参加した際には、楽しんで参加する様子が見られるなど、進級したことを喜ぶ姿が見られた。はじめは担任が変わるなど環境の変化により、朝の受け入れや生活の節目で泣いたり気持ちが不安定になる子がいたため、担任間で連携を取り、そばで寄り添えるようにした。毎日の生活の流れを同じにし、繰り返すことで少しずつ進んで行動したり、身のまわりのことを意欲的に行う姿が見られるようになってきた。食事では、全体的に食べる量が少ないこともあり、お皿に盛るときの量を工夫し変えたことで、意欲的に食べる子が増え、完食する子も多くなった。

人間関係

新しい子が2名入園し、少しずつ名前を覚えて一緒に遊ぶ姿が見られるようになった。気の合う友だちを誘って同じ遊びをするなど、友だちと遊ぶ姿が多く見られるようになった。友だちと遊ぶ中で、自分の思いが通らない場面でのケンカがあり、手が出ることがあったため、保育士が仲立ちする中で、思いや状況を代弁することで、相手に伝える必要な言葉を一緒に伝え解決できるようにした。

環境

5月の子どもの日に向けて、朝の会でこいのぼりの歌をうたったり、制作をするなど季節の行事への興味や関心を深めた。戸外ではダンゴ虫や幼虫を見つけ、観察や触ってみることで、「なんの虫だろうね。」と興味を示していた。また、公園に植えてある花の種を見て、「どんな花が咲くのかな。」と想像を膨らませる姿があった。戸外に多く出かけることで、身近な動植物と触れ合う機会を多く取り入れることができた。

言葉

日々の生活の中で、絵本や紙芝居に触れる機会を多く取り入れていったことで、たくさんの物語に親しむことができた。生活や遊びの中で、自分の思いや要求を、例えば「おかわり」などの言葉の単語だけでなく、「おかわりがほしい」と文章で伝えられるよう意識して伝えていった。今後、生活や遊びの中で、必要な言葉を一緒に遊ぶ中で伝え、言葉の引き出しを増やしたり、面白さを一緒に共有していく。

表現

こいのぼり制作では、ハサミとマーブリングに挑戦しそれぞれ2枚のこいのぼりを作った。マーブリングでは好きな色のインクを2色選び、水にたらし混ぜることを楽しんだり、紙に模様がつくと「わ~!」と喜ぶ姿が見られた。ハサミは初めてだったため、個別にハサミの持ち方や使い方を知らせ、1回で切り終わるように細く切った折り紙を渡した。最初の数回は保育士が手を添えて行うようにし、だんだんと慣れてくると自分で切れるようになる様子が見られた。今後の制作で継続してハサミを取り入れていくようにする。…

3歳すみれ組2022年度3月のまとめ

健康

天候が暖かくなってきていてインフルエンザやコロナウイルスなど体調を崩すことがなくなってきた。また中旬ごろになってくると、全員登園の日も多くなってきている。政府も緩和してきているものの、まだ、流行に気になるご家庭に関しては、マスクありで過ごせる。ようにしていき、個々の様子を注視していくようにした。そして、乾燥している日が続くため、風邪をひかないよううがいも継続していくようにした。今後も様子を見て行くようにしていく。

人間関係

中旬にすみれ組での最後のクッキングをする。餃子の皮を使ったピザづくりをする。事前に、近隣のスーパーに買いに行きピーマンやコーントマト缶、にんじん、チーズなどたくさんの具材を買いに行く、店内では「〇〇はどこにあるだろうね?」「みんなで一緒に探してみよう」など友だちと協力しながら探している姿が見られた。クッキング当日は、「みてみて」と自分たちが持ってきたエプロンをつけて見せ合いをしたり、実際に作るときは、担任の話を良く聞きながら上手に自分だけのオリジナルのピザを友だちと話していきながら作っていた。出来上がった後は実際に食べてみると「美味しい」「家で作ってみたい」とお家で作ることに意欲的な姿が見られ、次の日の登園時に「作ったよ」と教えてくれることが多かった。

環境

ゆり組までもうすぐで実感が湧いてきていることもあり、朝の登園時に保護者と離れられずに泣いてしまったり、活動の中でも「ママに会いたい」という子たちが多かった。安心して遊べるよう絵本を読んだり、ぬりえや折り紙などをしながら、一人一人の時間を確保するように設けた。しばらくより丁寧なかかわりをしていく中で子どもたちも自然に切り替えられるようになると同時に遊びも持続して過ごすことができている。下旬になると移行保育期間になり、ゆり組で過ごす。進級した実感がより出てきており、楽しそうに過ごす姿が見られた。また隣に年下のちゅうりっぷ組の友だちがいることで「今日からお兄さん、お姉さんだよ」と嬉しそうに報告してきていた。この調子で意欲的に新クラスでも過ごせるようにしていきたい。

言葉

友だちへの興味心がわいてきた分、マイナスなところにも気付けるようになってきた。良い所も気づいていけるよう「いいところ探し」をしていくようにした。毎日二人ずつに絞っていきながら、一日の生活の中でいいところを見つけていき、帰りの会で発表をしていくようにした。また、発表時には、「きをつけがかっこよかった」「おかたづけがよかった」など、一人一人が考えていきながら自信をもって発表している姿に成長を感じた。これからも継続していくようゆり組の担任に引き継ぐようにしていく。

表現

久しぶりにホールでリズムをする。アヒルやスキップ、電車などといったたくさんの種類をよく覚えている子が多く、音の合図で「これだよ」とわからない友だちに教えてあげる姿が見られた。また、お別れ会時にひまわりさんに歌う「しあわせなら手をたたこう」歌の練習の時にはタイミングに合わせて「パンパン」と膝や足そして肩などをタイミングに合わせながらやっていたのと同時にすぐに覚えた歌詞を口ずさみながら上手に大きな声で表現していた。また、本番でも緊張はしていたが、一生懸命に取りくむ姿が見られこの一年間で一回り成長した姿が見られた。来年も更に自信をもっていけるよう見守りながら次年度の担任にも共有していく。…

3歳すみれ組2022年度2月のまとめ

健康

季節性の感染症が本格的に流行し始めたこともあり、より一層手洗いやうがいの声掛けを行ってきた。また、子どもたちも、「うがいをした方がいいよね!」と自ら気が付き、手洗いやうがいを丁寧に行う姿が見られた。

給食では、苦手な食べ物にもチャレンジしようとする姿が多く見られるようになってきた。「お野菜をたべると体が元気になるんだよね。」と食べ物に関する栄養にも気が付き、意識する姿があった。

人間関係

劇遊びの活動を通して、友だちと一緒に台詞や歌を合わせたり、同じ動きをしたりする楽しさを味わう姿が見られた。「○○ちゃんはうたがじょうずだよね!」と友だちの良さに気が付いて褒める姿があった。

ブロック遊びやままごと遊びなど、普段からの遊びを通して、友だちとの一層深く関わる姿が見られた。ブロック遊びでは協力して一つのものを作り上げたり、ままごと遊びでは相談しながら役を決めたりしていた。

環境

雪が降った日には、戸外に出て直接雪に触れ、「冷たいね!」「フワフワしているね!」と

雪遊びを存分に楽しんだ。

文字に興味を示す子が増え、声に出して絵本を読んだり、かるたの読み手をやったりして興味や関心を深めていた。字を読める子が友だちに絵本を読み聞かせしてあげる姿も見られるようになってきている。

言葉

お当番活動では、朝や帰りの挨拶を子どもたちが前に立って行うようにした。お当番が行うことで、より一層親しみを持って挨拶をする姿が見られるようになっていった。

紙芝居や絵本が好きで、長い物語にも飽きることなく集中して物語を楽しむ姿が見られるようになってきた。また、読み終えた後に感想を発表し合い、友だちの話を聞いたり、自分の感じたことを伝えたりして、言葉で表現することを楽しむ姿が見られた。

表現

絵本「もりのおふろ」を題材にした劇遊びを保護者の前で発表した。動物の動きを真似したり、自分なりに考えたりしながら楽しんで行う姿が見られた。また、歌の部分ではすぐに歌詞を覚え、自信を持って歌う姿があった。

ひなまつり制作では、お内裏様とお雛様の顔をクレヨンで描いたり、着物を絵の具で表現したりして制作を楽しんだ。保育室に飾ることで、友だちと見せ合いっこをしたり、保護者に見せたりして喜ぶ姿が見られた。

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3歳すみれ組2022年度1月のまとめ

健康

コロナウイルスは、だいぶ落ちついてきているが、3年ぶりにインフルエンザが流行した。そのため、中旬から下旬にかけて何名か発熱や席などの症状で体調が優れず、休んでしまう子が増えた。少しでも、予防や感染防止に繋がるよう次の活動の前にうがいを一日三回始めることにした。友だちと一緒に行うことで楽しさを経験している姿が見られた。子どもたちの体調管理をしていき、毎日元気に登園できるようサポートしていく。

人間関係

中旬にお店屋さんごっこがあった。幼児クラスで4つのグループに分かれる。ドーナツ屋さん、アクセサリー屋さん、麺屋さん、おにぎり屋さんなどを異年齢の友だちと一緒に力を合わせて展開していく。制作時には、出来ないときは、お兄さん、お姉さんに助けてもらいながら一緒に取り組んでいる姿が見られた。当日は、年下の友だちがお客さんとしてやってくると、「いらっしゃいませ」、「○○はいかがですか?」と大きな声を出しながらお手本になるよう取り組んでいた。また、終わった後も、「楽しかった」とたくさんの人に伝える姿が見られた。今年度中に機会があれば、このような交流を作っていく。

環境

12月の年末からお正月休みといった長期休みでは不安定な子が多く、一日の流れを忘れてしまう子が多かった。そのため、再度、思いだしていきながら、落ち着いて遊べるよう部屋の配置を従来通りに戻すと一つの遊びに持続するようになった。また、お店屋さんでの美容院遊びが大流行したため、クラスにも関連の玩具を揃えると、「いらっしゃいませ」、「どんな髪型にしますか?」要望を聞いた後、ミストやくし、はさみを使ってセットしていきドライヤーで乾かす工程を繰り返しやっている姿が見られた。これらの遊びがしばらく流行することを考え、更に必要な材料や道具を豊富に用意していく。

言葉

劇遊びに向けて、子どもたちに役の希望を一人一人に聞いていく。「何をやりたいのか?」、「どんな色がいいか?」を聞く上で、その子にあっている役がある時は理由を明確に伝えていくようにした。すると、「カラフルなライオンが良い!」や「ピンクのクマがいい!」などオリジナルなキャラクターを嬉しそうに伝える様子が見られ、その後、自分の役のお面をクレヨンで塗った。また、衣装もベストに星やハートといったワッペンを貼りつけて作り、完成すると「出来たよ!」と嬉しさをかみしめ、全員が納得いくお面と衣装を作り上げることが出来た。

表現

生活発表に向けて「もりのおふろ」を行う。配役が決まった後、役ごとに、流れや歌をゲーム感覚で教えていく。新しいことが大好きなため、楽しそうに練習をしている姿が見られた。全員で行う際、少し緊張をする子もいたが慣れてくると、入場するとき、役ごとにジャンプをする子や、手をお鼻に見立て象の真似をして出てくるなど、それぞれの子どもたちが自分の役をイメージし、一生懸命表現をしている姿が見られた。本番の大舞台でも自信をもって笑顔で表現することが出来るよう見守っていき、必要に応じながら個々にあった言葉がけをしていきたい。…

3歳すみれ組2022年度12月のまとめ

健康

風邪や胃腸炎が流行し、休む子が多かった。手洗いうがいの励行を徹底し、感染の予防に努めた。また、看護師によるくしゃみのエチケット指導や手洗い指導を行った。子どもたちも真剣に聞いたり、取り組んだりする姿が見られた。その後も手洗いやうがいの際に聞いたことを思い出し、「こうやってやるんだよね!」と実践する姿が見られた。

人間関係

バナナ氷鬼やだるまさんがころんだなど、友だちとルールのある遊びを楽しんだ。「一緒にやろう!」と誘い合ったり、ルールを教え合ったりして、遊びを深める様子が見られた。

友だちとの関係がより一層深まる中で、相手を独占したい気持ちから、トラブルに繋がることが多くなってきた。相手にも思いがあることをその都度伝えたり、さまざまな友だちと関われるように遊びに誘ったり仲立ちしたりするようにしてきた。

言葉

毎月一度のおはなし会では、絵本の他にも素話を楽しんだ。素話は初めてだったが、興味を持って聞く姿が見られた。また、言葉の繰り返しや、物語を想像しながら楽しむ事ができた。

12月に入り、お当番活動を始めた。前に立って挨拶をする際には、恥ずかしがる様子もあるが、友だちに聞こえるように大きな声で挨拶をしようと、張り切る姿が見られた。また、当番活動を通して自信に繋がったり、友だちの挨拶を聞こうとしたりする姿がより一層見られるようになってきているところである。

環境

園庭のバケツに氷の膜が張ってあることを発見し、触って感触を楽しんだり、溶ける様子をじっくりと観察したりする姿が見られた。また、散歩先の公園で霜柱を見つけ、友だちと踏んだ時の音を楽しんだり、「冷たいね。」と触ってみたりして、冬の自然を感じることができた。

年末に向けて、保育室を大掃除した。日頃から使っている椅子や机、玩具を拭くことで、物を大事にする気持ちを養った。また、大掃除を終えると「ピカピカで気持ちがいいね。」と友だちと話す姿が見られた。

表現

冬のパーティに向けて合唱や合奏を楽しんだ。合唱では、友だちと声を合わせる楽しさを感じたり、季節の歌に親しんだりすることができた。また、合奏ではピアノの音に合わせてすずを演奏した。「きれいな音がするね。」とすずの音色に耳を傾けたり、興味深そうに音を鳴らしてみたりして、どんな音がするか確かめる姿が見られた。本番では伸び伸びと歌ったり、演奏をしたりして、自分たちなりに表現することを楽しむことができた。…

3歳すみれ組2022年度11月のまとめ

健康

ここ2か月間、体調不良や私用で休むことが多かったが、今月に入り一人も休むことなく登園してくる子が増えてきた。しかし、例年に比べて気温の寒暖差が激しく日中に発熱や咳の症状が出る子もいた。こまめに熱を測り、看護師や職員と連携を取りながら保護者に状況を伝えるようにした。これから気温も下がることも想定し、徐々にうがいのやり方も教えていきたい。

人間関係

徐々に他児と一緒に関わろうとする姿が見られた。女児はおままごとや塗り絵、男児はブロック類で車を連結させ、立体的な空間の家を作る。会話をしながら遊びに発展していくことが増えてきたと共に、「こうしたい」という気持ちも芽生え、「勝手につけないでよ」などの訴えや、癇癪を起こすことが多くなった。子どもたち同士で伝える大切さを見守りながら、必要に応じて保育士が介入し助言や言葉を促していった。また、解決した後は、完成するよう最後まで一緒にやると達成感を味わうことが出来ていた。

環境

久しぶりに仲良しグループ活動があった。雨で馬橋公園には行けなかったため、各グループに分かれていす取りゲーム、園内探検、貨物列車などをした。久しぶりの異年齢交流だったため、緊張し、泣いてしまう子もいたが、ペアのお兄さん、お姉さんに「一緒に繋ごう!」と言われると勇気を振り絞り活動に入ることが出来た。最後の自由遊びでは、一緒にパズルやピタゴラスを使ってお家を作った。物の形を見ながら、どの部分に当てはまるか、そのような形を組み合わせることでイメージしたものが作れるのかを考えながら行い、完成すると喜ぶ姿がみられた。定期的にこのような活動を増やしていき、人間関係を広げていると共に、年上の子が作る物から刺激を受け、イメージが膨らんでいき、様々なやり方があることを知ることができるよう援助していく。

言葉

中旬にかけて、いちょう制作をする。事前に準備した型にスポンジを使い、好きな色を付けながらスタンプのように押していく。女児は、ピンクや赤、オレンジなどの暖色系、男児は緑、黄緑、黄色などの寒色系に加えて中性色が人気だった。取り組んでいる時は、「これ、ハートみたい」、「これは○○くんが好きな色だよね」と他児の情報も把握しながら自分が感じたことを自分なりの言葉で表現している様子が見られていた。また、手を洗うときは、「泡がいつもと違う」と興奮している子もいた。これからも季節に因んだ物を作っていきたい。

表現

先月以来の英語活動があった。運動会の準備などで、回数が減ってしまっていたため、久しぶりに講師の先生に会えたことにとても喜んでいた。天候や体調を発音した後、二色から三色の記憶するゲームでは、色や組み合わせによって覚えることが大変なこともあった。当たるとガッツポーズをしながら喜びを分かち合っていた。体を使ったダンスや表現ダンスも上手に踊れて楽しむことが出来た。…

3歳すみれ組2022年度10月のまとめ

健康

季節が進み、肌寒く感じる日が増えてきた。それに伴い、子どもたちに衣服の調整を促すようにしてきた。子どもたちも「今日は長袖にする!」と自分自身で着替えを進める子もいた。また、長袖の衣服を増やしてもらったり、着替えのストックの確認をお願いしたりするなど、各家庭への呼びかけを行ってきた。子どもたち自身も「今日は少し寒いね。」と友だち同士で話す姿が見られ、季節の変化を感じているようだった。衣服の着脱では、自ら進んで着替えを行う姿がより一層見られるようになってきた。

人間関係

運動会という大きな行事に向けて、日頃から友だちと一緒にダンスやかけっこなどの競技の活動に楽しんで参加する事ができた。そして、一緒に同じ活動をする喜びを味わい、楽しさを共有することで、より一層仲が深まっていった。しかし、友だちと積極的に関わりを持って遊ぶ姿が見られるようになってきた分、行動が気になってしまい、その都度注意しようとする姿が見られるようになってきたため、仲立ちしつつ、相手への思いやりが持てるような声かけをしたり、見守ったりするよう援助した。

環境

戸外へ出ると金木犀の匂いに気が付き、「良い匂いだね!」と喜んだり、公園で色付いた葉っぱを集めて「きれいな色の葉っぱ見つけたよ」と友だち同士で見せ合いっこをしたり、季節の変化を感じることができた。また、落ち葉がたくさんある公園では、落ち葉を拾って舞い上がらせ、「落ち葉のシャワーだね!」と子どもたち同士で楽しんだ。どんぐりや木の実を拾ってままごと遊びに使ったり、自然を取り入れたりしながら遊びを深めている姿が見られた。

言葉

文字や数字に興味を持つ子が増え、「これはなんて読むの?」と絵本を読みながら保育士に聞いたり、「この読み方知っているよ!」と保育士に教えてくれたりする子もいた。また、自由遊びの中で紙に文字を書いて見せたり、「お手紙かいたよ!」と友だちに渡したりする姿があった。絵本や紙芝居では、物語を集中して見聞きする姿がより一層見られるようになってきた。

表現

運動会に向けて、ダンスに取り組んだ。曲に合わせて身体を動かすことや、歌詞を口ずさんだりしながら踊ることを楽しんだ。そして、友だちと顔を見合わせて微笑みあったり、一緒に手を繋いだりし、関係を深める姿も見られた。また、日頃から季節の歌をピアノの音に合わせて楽しむ姿が見られた。運動会でも保護者の前で歌を披露し、大きな拍手をもらうことで自信に繋がっている様子だった。…

3歳すみれ組2022年度9月のまとめ

健康

本児、保護者、兄弟児等のコロナ陽性や気温の寒暖差が激しく、全員が揃わず欠席をする子が多かった。また、お家で高熱の子が出てしまったため、個々の体調管理の把握や特に体調がすぐれない子には、1時間ごとに体温を測ったり、午睡時には個々の様子を観察しながら見ていくようにした。これから更に気温が低くなるため、注視していく。

人間関係

まだ、一人遊びはあるが、低月齢の子たちが他児と関わりを持つことに興味が出てきた。おままごとや絵本などを読んでいると、子どもたちから近くに寄ってきて共通の話題を話している姿が見られる。関わりが増えたことにより、物の取り合いや言葉でのトラブルも増えてくる。一人一人の性格や姿を良く見ていきながら楽しく遊べるよう援助していきたい。

環境

今月、おまつりごっこや仲良しグループ活動など徐々に異年齢交流が増えてきた。ひまわり、ゆりのお兄さん、お姉さんが部屋までお迎えに来て各グループに分かれてゲームをしたり、お店の商品をべーを使って購入したり、シール貼りをする。手順が分からない時は、教えてもらいながらやっていた。遊びの中でベーを用意し子どもたちでごっこ遊びが発展できるようしていきたい。

言葉

阿波おどり教室があり、東京新のんき連に来てもらう。演舞を見ると「わーすごい」と真近で見られたことに楽しさを味わい、言葉にして表わしていた。楽しく阿波おどりをした後、鳴り物体験では、グループに分かれ鉦、締め太鼓、大太鼓、鼓の4種類を体験する。プロの人にお手本を見せてもらいながらやったが、叩き方を褒められると嬉しそうにしていた。また、一人で出来ない子には保育士が一緒に行ったが、音が鳴ると「すごい、音だね!」と満足した表情が見られた。高円寺ならではの地域のお祭りを園でも取り入れていきたい。

表現

運動会に向けて、練習をする。男、女に分かれて踊り、計三曲を練習した。ダンスが好きな子は、積極的に踊る姿が見られた、苦手な子も、保育士の傍で見ながら頑張って踊る姿も見られた。開会式に歌う歌も、「聞いたことがある」という子がたくさんいて覚えるのが早い子は振り付けも並行してやる子も見られた。運動会に向けて、モチベーションが維持できるよう塩梅をしながら取り入れていく。…