3歳すみれ組まとめ・指導計画バックナンバー

3歳すみれ組2024年度5月のまとめ

健康

休み明けの際には、寒暖の差の為、体調を崩す子もいるため、園での様子を細かく見ていくようにし、少しでもすぐれない場合には、担任や保護者との連携や共有をしていくようにした。子どもたちが元気に過ごせるよう引き続き様子を見ていく。

人間関係

ブロックを使って車や電車を作ったり、おままごとでラーメンやハンバーガーを作ったりしている姿が見られた。公園では虫探しが大人気でダンゴ虫やカメムシ、そして、みみずを見つけると「みて、たくさんみつけたよ」とコップの中から捕まえたのを嬉しそうに見せてくれた。一方で、近くで同じことを遊びながらも、まだ、並行遊びをしている子が多い。子どもたちの気持ちを汲み取りながら、共通の遊びを通して、友だちと関わりながら遊ぶ楽しさを経験できるよう援助していく。

環境

全体的にパズルをする子が多いため、キャラクターパズルや魚のパズルなど、子どもたちに人気のあるのを揃え豊富にした。そして、玩具が取りやすく、やりたい遊びを選びやすいよう整理整頓をしたり、また、玩具の片付け方を子どもたちと一緒に考え、進んで取り組めるような声掛けをした。そして、子どもたちの遊びの様子を見ながら状況に応じて棚を稼働させていき、じっくりと遊びこめる環境づくりをおこなった。

言葉

朝の会をやる前に、子どもたちが絵本をより集中できるよう、「ペンギンマークの百貨店」「わにの家族」など、手遊びや歌を歌ってから読むようにした。お話をしたり、歌うことが好きな子が多いため、季節に合った歌や手遊びをたくさん活動に取り入れ、言葉の響きやリズムの楽しさを味わえるようにする。

表現

5月制作では、子どもの好きな歌「かたつむり」の制作をした。絵具を準備し、顔はシールに目を書き、胴体は絵の具で滲み絵で作っていく。しっぽや足をつけるときには、「色が染みてくたのしい!」嬉しそうに滲み絵をする姿が見られた。最後にシールをつける時には、たくさんの色をいっぱいつける子やワンポイントでつける子など、一人一人の個性がよく表れていた。今後も季節に合った楽しい制作を考えていく。

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3歳すみれ組2024年度4月のまとめ

健康

進級したことに大きな期待と少しの不安がみられた。朝の受け入れや生活の説目で泣いてしまったり、不安から保育士等に「手をつないで」と伝えてきていた。担任間で連携をとり、そばで寄り添えるようにすることで笑顔が増え、遊びに夢中になる時間が増えていった。
毎日に生活の流れを同じにして繰り返すことで、見通しをもてるようにした。進んで行動したり、身の回りのことを意欲的に行う姿がみられるようになった。
食事の面では食べ物のクイズや絵本を読むことで、食に興味を示すようになった。「先生の大好きなニンジンあるよ。」「タマネギ、甘いかな?」と話をし、食べてみようする姿があった。

人間関係

新しい子が3名入園した。少しずつ名前を覚えていき、一緒に遊ぶ姿が見られるようになる。また気の合う友だちを誘う姿や一緒にごっこ遊びや電車ごっこをするなど友だち同士で遊ぶ姿が多く見られる。その中で自分の思いが通らない時にはケンカとなり、言い争いや手が出ることがある。思いを汲み取り共感する声掛けや相手の思いや状況に気が付けるように仲立ちした。

環境

散歩では新高円寺公園やにしはら公園へ行く。タンポポの綿毛を飛ばそうとしたりツツジの匂いをかいだりする姿がある。「赤いツツジは小さいね。こっちのピンクのツツジは大きいね。」と大きさや色の違いに気づき、口にする子もいる。またテントウムシや大きなミミズを見つけたり、アリの働く様子を観察したりと興味のあるものを見つけては、春の自然に触れている。

言葉

友だち同士での会話が盛んにおこなわれている。「私は赤ちゃんね。○○ちゃんママ、お腹すいちゃった」「こっちにもあるよ。」「ありがとう」言葉での微笑ましいやり取りがある。しかし思いがぶつかり合う中では「大きらい」「もう遊ばない」と気持ちが悲しくなる言葉も出てくる。「それは聞いていて、先生は悲しな」「○○ちゃんはこうしたかったのかな?」「こうしてほしいって言えるかな?」と仲立ちしている。一部の子ども同士のやり取りの中でも「それは悲しいよ」「どうしたいの?」というやり取りが聞こえてくるようになった。友だちへの伝え方を生活や遊びの中で、一緒に考えていく。

表現

こいのぼりの制作をした。花びらをウロコにしてノリで貼った。「この色、きれい」「私はピンクにする」と花びらを選び、並べ方にも個性が出ていた。活動の合間に『こいのぼり』歌を歌ったり、子どもの日の話をした。子どもの日の会では、クイズを楽しんだり大きな声で歌を歌い、行事を楽しんでいた。…

3歳すみれ組2023年度3月のまとめ

健康

ゆり組に上がるにあたって、給食に箸を取り入れていった。保育室に箸の練習ができる玩具を置き、興味のある子を誘い一緒に練習をした。初めはつかむことが難しい子も、保育士と一緒にしていく中でコツをつかみ上手になっていった。数名は給食で箸を使うようになり、その姿を見て「やってみたい!」とやる気を出す子もいた。

人間関係

ひまわり組に渡す花束制作をした。今までの制作と違い今回はプレゼントするものだということで、より丁寧に作る姿が見られた。また、その花束に仲良しグループで一緒だったひまわりさんへのメッセージを綴った。それぞれが渡す相手のこと思って保育士と一緒にメッセージを考えていった。お別れの会では「ありがとう」の言葉と一緒に花束を渡した。

環境

進級に伴い移行保育で数日間、ゆり組の部屋で過ごした。登園する際、いつもと違う部屋で困惑する姿も少し見られたが、皆すぐに慣れ、目新しい玩具に夢中で遊んでいた。生活する環境も変わりもうすぐでゆり組になることに期待を持つ声も聞こえるようになった。年度最終日には、ゆり組に向けて部屋の環境が変わっていくことにワクワクする様子が見られた。

言葉

「○〇君が△△って言ってた」「○〇ちゃんに△△なことされて嫌だった」と保育士に伝えてくれることがある。今までは相手に保育士が代弁していたが、子どもたちの発達に伴い「○〇って伝えてみたら?」「そういう時は○〇をやめてって言ってみたら?」と子どもたち同士の声のかけ方を伝えていった。そうすることで保育士が代弁しなくとも子どもたち同士で伝えあい解決する姿が見られた。

表現

ひまわり組のお別れ会に向けて「にじ」を朝の会で歌い始めた。子どもたちは歌詞を覚えるのが速く、元気に歌っていた。その中でがなり声のように歌う子もいた。今回は相手に送る歌なので、どの様な声がいいか問いかけるとともに、優しい歌声で歌う姿を見せた。するとがなり声で歌う子はいなくなり、上手にお別れ会では歌っていた。…

3歳すみれ組2023年度2月のまとめ

健康

寒暖差が激しく体調を崩したり、季節性の感染症が流行したこともあり、より一層手洗い・うがいの声掛けを行ったことで、子どもたちも丁寧にするように心がける姿が見られた。また、進級に向けて給食とおやつの後にもうがいを取り入れ、口の中の衛生を保てるようにした。身のまわりの行うことが増えたが、見通しを持って行動できるようになってきた。給食では、苦手な食べ物も積極的に食べようとする姿が見られ、「お野菜をたべると体が元気になるんだよね。」と食べ物に関する栄養にも気が付き、意識する姿があった。

人間関係

生活発表会での劇遊びを通して、友だちと一緒にセリフや歌を合わせたり、同じ役同士で動きを合わせる楽しさを感じる姿が見られた。「○○ちゃんは歌が上手だよね!」と友だちの良さに気が付いて褒める姿が見られた。また椅子取りゲームやフルーツバスマットなど集団ゲーム、2人組で行うわらべうたを多く取り入れ、友だちと活動を通して関わる楽しさや、クラスの中のたくさんの友だちと遊ぶ嬉しさを感じることができた。朝や夕方にみんなで折り紙をよく折って遊ぶ姿があり、得意な友だちとに「どうやって折るの?」と教わる姿が見られたり、年上やクラスで上手な子が折っているものに憧れて教わりながら一生懸命に折ろうとする様子も多く見られた。

環境

雪が降った日は、窓から外を眺めて「雪が降ってるね!」嬉しそうに話していて、戸外に出て直接雪に触れてみると「冷たいね!」「フワフワしているね!」と雪遊びを存分に楽しんだ。また雪をバケツに集めて遊ぶ姿があったので、絵の具を付けてかき氷ごっこも楽しんだ。文字に興味を示す子が増え、室内に貼ってあるひらがな表を見て自分の名前にある文字を見つけたり、活動の内容が書いてあるパネルを絵と照らし合わせながら読む姿が見られた。また室内で育てているヒヤシンスの生長の変化を毎日よく観察していて、蕾に色がついたり花が咲くと嬉しそうに保育士に伝える様子が見られた。

言葉

毎日の朝の会でグループごとに前に立ち挨拶したり日付を発表するお当番活動を始め、お当番活動を通して、より一層親しみを持って挨拶をする姿が見られるようになっていった。そして帰りの会で次の日のお当番とわかるとやる気に満ちた声が多く聞かれた。紙芝居や絵本が好きで、長い物語にも飽きることなく集中して物語を楽しむ姿が見られるようになってきた。また、読み終えた後に感想を発表し合い、友だちの話を聞いたり、自分の感じたことを伝えたりして、言葉で表現することを楽しむ姿が見られた。

表現

絵本の「てぶくろ」を題材にした劇を生活発表会にて発表した。練習を重ねていく中で、自分の役の動物になりきって役の動物の動きで舞台に入場したり、ピアノの音に合わせて歌とダンスを堂々と歌ったり踊る様子が見られた。また当日は緊張する様子も見られたが、劇が進む中でとセリフの声も大きくなり、今までで1番の劇を保護者へ見せることができた。発表会が終わったあと、衣装を保護者の方に嬉しそうに見せる姿が見られた。ひなまつり制作では、お内裏様とお雛様の着物を想像して千代紙を選び、折った線に沿ってハサミで細かく切り、紙コップにのりでつけて作り、金の屏風は初めてじゃばら折りに挑戦して、裏表を繰り返しながら上手に折ることができた。「うれしいひなまつり」の歌詞を覚えて、口ずさむ姿が見られた。

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3歳すみれ組2023年度1月のまとめ

健康

うがいを始めた。戸外遊びから帰ったとき、ご飯や給食を食べた後に取り入れていった。看護師に話をしてもらうと子どもたちは真剣に聞いており、その後、実際に「がらがら」と「ぐじゅぐじゅ」のうがいを使い分け上手にしていた。園庭から帰った後も、手を洗うと「うがいをしなくちゃ!」と意欲的に行う姿が見られた。

環境

1日の流れに見通しを持って行動できるよう、ホワイトボードにカードを貼り、わかりやすくイラストを付け、文字を読める子もいるので字もつけていった。朝の会で子どもたちと一緒に確認した。朝の会の前に保育士が今日の予定に変えていると「今日は英語があるんだね!」「つぎは園庭?」など自分で見て一日の流れを認識している子もいた。

言葉

すみれ組の劇「てぶくろ」を保護者会で発表するので練習を始めた。1.2回ほど保育士と一緒に台詞を言うと覚える子も多く、他児の言葉も覚え言う姿も見られた。1月の終わりごろには保育士の援助なく自信を持って「くいしんぼうねずみよ、いれて!」と言っていた。また、他の子の台詞を覚え一緒に言ったり、教えたりすることもあった。

人間関係

困っている子がいると、友だち同士で声を掛けたり助けたりする姿が多く見られるようになってきた。折り紙をする際に紙飛行機や手裏剣を作りたい子がいると、「僕が作ろうか?」と声をかけ手伝う子や、次にすることがわからない子がいると、優しく教える子などがいた。保育士対子どもの関りから、子ども対子どもの関りが増えていった。

表現

節分に向けてオニのお面を作った。紙皿を好きな色に塗り、「虹色の鬼にする!」「きれいに塗れたでしょ?」と楽しみながら自分好みのお面を作っていた。また、画用紙をハサミで切り、裏の両面テープを手先を器用に使いはがし、髪の型に貼っていた。完成するとお面をつけ嬉しそうに保育士や友だちに見せていた。…

3歳すみれ組2023年度12月のまとめ

健康

冬らしく日中の気温が下がり、戸外に出る際は子どもたちが進んで上着を着ることが多く、上着のチャックを閉めることに最初は難しそうにしていたが、やり方を伝えて練習を重ねていく中で少し手伝うのみでできるようなった。体調面では咳や発熱・嘔吐で休む子が多く、なかなか全員がそろわない日が続き、日々体調の変化に気を付けていくようにした。またひまわり組が遠足で掘ってきたサツマイモをみんなで洗って干した後、サツマイモチップスのクッキングを行った。スライサーでカットしたサツマイモを一人ずつフライパンに並べて色の変化を見て楽しみ、出来立てを食べた。サツマイモが苦手な子も「おいしい!」と嬉しそうに食べていた。クッキングを通し、季節の食材に触れて作る体験をすることで食材を大切にしたり、食べてみたいという気持ちを育んでいきたいと思う。

人間関係

友だち同士で遊びが始まったり、遊びが展開していく姿が見られるようになり、友だちとの関係がより一層深まる中で、相手を独占したい気持ちからトラブルに繋がることが多くなってきた。相手にも思いがあることをその都度伝えたり、さまざまな友だちと関われるように遊びに誘ったり仲立ちしたりするようにしてきた。また、友だちが困っていたりトラブルがあったときに「どうしたの?」と聞いた上で、相手の気持ちに共感したり保育士に伝えに来る姿が見られた。友だちを大切にし、思いやる気持ちが育まれるよう引き続き丁寧に関わっていく。

環境

年末の最終登園日に保育室の大掃除を行い、衣服かごや椅子、壁などを拭いた。「次はどこ拭けばいい?」と進んで丁寧に拭く様子が見られ、保育室の汚れが溜まりそうな場所を気づき見つけ、一生懸命に掃除していた。また、年末の大掃除を通して、綺麗な環境が心地いいと感じることができるように掃除ができてよかった。

言葉

休み明けの朝の会で、グループごとに休みの日の過ごし方を発表する中で、体験や経験したことをよく覚えていて、自分なりの言葉や単語で説明する力がついてきたように思う。また発表会で歌うクリスマスの歌の歌詞を覚え、よく口ずさむ姿が見られた。紙芝居や絵本の読み聞かせをすると、内容と自分の経験を結び付けて「○○くんも行ったよ」と話す様子や、読み聞かせした中の気に入った絵本を一人で開いて、読んでもらった内容を思い返して自分なりに読む姿も見られた。

表現

冬のパーティに向けて合唱や合奏を楽しんだ。合唱では、友だちと声を合わせる楽しさを感じたり、季節の歌に親しんだりすることができた。また合奏では好きな楽器を選び、すず・タンブリン・トライアングル・カスタネットをピアノの音に合わせて鳴らした。練習では楽器ごとに「きれいな音がするね。」と音色に耳を傾けたり、興味深そうに音を鳴らしてみたりして、どんな音がするか確かめる姿が見られた。本番では伸び伸びと歌ったり、演奏をしたりして、自分たちなりに表現することを楽しむことができた。…

3歳すみれ組2023年度11月のまとめ

健康

秋の季節から冬の季節に移り替わり、寒い日が増えた。戸外に出る際は上着を着るかどうか、子どもたちに声掛けをしていった。子どもたちは自ら考えて服装を選んでいた。チャックの上着が多く、一人で閉めることが難しい子がいた。1人1人一緒に閉め方を伝えやっていくことで、自らチャックを閉めることができる子が増えていった。

人間関係

12月のお店屋さんごっこに向けて、縦割りで制作が始まった。夏はお客さんとして参加したが、今回は店員さんもするので張り切っている子が多く見られた。それぞれのグループで制作をしていると、わからないところや難しいところは保育士だけでなく、ゆり組やひまわり組の子に聞いたり手伝ったりしてもらっている姿が見られた。同じテーブルに様々なクラスが座れるよう配置したり、他クラス同士の仲立ちをしたりして関りを多く持てるよう配慮した。

環境

保育室の環境設定を大きく変えた。棚の配置や玩具の種類などを子どもたちの発達に合わせて変えていった。ごっこ遊びを良くしていたので、お医者さんの玩具やおままごとの玩具を増やすと喜んで遊んでいた。また、他児にどこに何があるかを教えていた子もおり、新しく出た玩具で一緒に遊ぶ姿も多く見られた。

言葉

「○○君が○○してきて嫌だった」「○○してたよ」と保育士に話す子が増えてきた。その子の気持ちを汲み取り。「いやだったよと伝えたらいいよ」と伝えていき、子ども同士で解決できるよう、伝えあえるよう言葉かけをしていった。また、場面にそぐわない言葉を使う姿も見られるようになってきたので、その時は「やめよう」だけではなく、なぜやめた方がいいのかも伝えていった。

表現

制作でライオンを作った。秋の自然を取り入れるため、落ち葉を使い鬣を表現した。落ち葉は公園に行った際、子どもたちが拾った。黄色やオレンジなどきれいな色を探し袋に入れていた。制作の際は、自分好みの顔を描き、落ち葉を一枚一枚丁寧に張っていった。完成したものが飾られると、自分作品を探し嬉しそうに見ていた。…

3歳すみれ組2023年度10月のまとめ

健康

日中暑い日もまだあったが、季節が進み朝と夕方と肌寒く感じる日が増えてきた。それに伴い、子どもたちに衣服の調整を促すようにしてきた。子どもたちも「今日は長袖にする!」と自分自身で着替えを進める子もいた。また、長袖の衣服を増やしてもらったり、着替えのストックの確認をお願いしたりするなど、各家庭への呼びかけを行ってきた。子どもたち自身も「今日は少し寒いね。」と友だち同士で話す姿が見られ、季節の変化を感じているようだった。衣服の着脱では、自ら進んで着替えを行う姿がより一層見られるようになってきた。

人間関係

運動会を経て、一緒に同じ活動をする喜びを味わい楽しさを共有することで、より一層友だちとの仲が深まったように思った。しかし、友だちと積極的に関わりを持って遊ぶ姿が見られるようになってきた分、行動が気になってしまい、その都度注意しようとする姿が見られるようになってきたため、仲立ちしつつ、相手への思いやりが持てるような声かけをしたり、見守ったりするよう援助した。

環境

遠足に行く道の途中で金木犀の匂いに気が付き、「良い匂いだね!」と喜んだり、公園では落ちているどんぐりをたくさん拾うなど、移り変わる季節の変化を感じることができた。また散歩で色付いた葉っぱを集めてたき火ごっこしたり、木の実や栗を使って遊ぶなど自然を取り入れたりしながら遊びを深めている姿が見られた。

言葉

文字や数字に興味を持つ子が増え、「これはなんて読むの?」と絵本を読みながら保育士に聞いたり、マグネットに書かれているひらがなや数字を並べて楽しむ様子が見られた。そのため手遊びで数字を取り入れるようにした。絵本や紙芝居では、物語を集中して見聞きする姿がより一層見られるようになってきた。子どもたちの興味・関心を広げられるよう今後も活動を工夫していく。

表現

山の音楽家などの季節の歌を友だちの顔を見ながら、嬉しそうに口ずさむ姿が見られたので、活動で歌に触れる機会を作るようにした。ハロウィンの制作ではちぎり絵のバックを作った。ティッシュ箱に手にちぎった折り紙をのりで張って作った。当日はおばけと魔女に仮装をし、制作で作ったバックを肩にかけて、覚えていった合言葉の『トリックオアトリート!』を言って園長先生からお菓子をもらっていた。仮装して変身したことを喜んでいて、保護者がお迎えに来た際には嬉しそうに見せる様子が見られた。…

3歳すみれ組2023年度9月のまとめ

健康

プールは終わったが、暑い日が続くためシャワーを続けて行った。戸外で遊び汗をかくと、「シャワーしたい!」と保育士に声をかける姿が見られた。シャワーが始まった6月に比べ衣服を脱ぐなどの準備が上手になっていた。保育士がタオルで体をふくと、残ったところを自ら拭く姿も見られた。

人間関係

9月から新入園児が2名入り、すみれ組は20名になった。2名とも緊張はすぐ解け、クラスになじんでいた。新入園児の名前を覚え、呼ぶ姿が見られた。「ここに入れるんだよ」と髪ゴムをしまう場所を伝えたり、散歩では一緒に手をつなぎ歩いたりすることもあった。

環境

9月半ばから気温が落ち着き、散歩で公園に行きやすい日が多くなった。公園では秋の季節も多く見ることができた。様々な色の花が咲きコップや袋に集めたり、栗を拾ったりする姿も見られた。保育士が、足を使い栗を開けていると「やってみたい!」と子どもたちも頑張って開ける姿が見られた。取れた栗は少なかったが、「見して」「貸して」と友だち同士で上手に関わっていた。

言葉

絵本や紙芝居の読み聞かせ、朝の会の話の中で「なんで?」「どうして?」という言葉が増えてきた。疑問に思うことから探求心に繋がるので納得のいくように答えていった。また、話し中に聞く子もいたので、「話が終わったらね」と伝え、聞くタイミングを伝え、疑問に思ったことを必ず答えるようにしていった。

表現

9月30日の運動会に向けて、ダンス「ジャンボリミッキー」を遊びの中に取り入れて活動をしていった。はじめは保育士の動きを見ていた子もだんだんと踊れるようになり、「ジャンボリミッキー踊りたい!」と子どもの方から声が上がるようになった。運動会が近くなり、衣装を着るとよりやる気も出て楽しそうに踊っていた。日常生活の中での歌を口ずさみ踊る姿が見られた。…

3歳すみれ組2023年度8月のまとめ

健康

熱中症に気を付けながら、暑い日には積極的にプールに入り、また室内では色水氷でお絵かきするなど夏らしい遊びを存分に楽しむ事ができた。先月と同様、プールではバタ足や列車ごっこ、そして水鉄砲を使ってよく遊んだ。最初に比べ、顔に水がかかることに抵抗がある子が減り
、全身で水を浴び、心地良さを感じることができていた。そしてプール活動を通し、意欲的に身支度を進める姿が見られ、衣服を丁寧に畳み「先生見て、畳めたよ!」と嬉しそうに保育士に話す様子が見られた。食事では全体で食べる量が増え、おかわりをする子が多くなった。今月から食器の下膳に加え、主菜・副菜のみ配膳するようになった。落とさないように気をつけて運ぶ姿が見られ、今後も子どもたちの様子を見ながらできる中での必要なことを増やしていきたいと思う。

人間関係

おままごと遊びやブロック遊びなどで、同じイメージを共有しながら、友だちと関わって遊ぶ姿が多く見られた。また、遊びを進める中で、意見が合わずぶつかり合ってしまい、トラブルに繋がることもあるが、保育士が仲立ちをし、お互いの思いを伝え、必要な言葉を一緒に伝えることで解決できるようにしていった。玩具や場所の取り合いなど、些細なことでぶつかり合うことはあるが、その都度保育士が相手の気持ちに気が付けるような言葉かけをしていった。

環境

おやつで出るとうもろこしの皮むきを行ったり、夏の間に育てたピーマンとオクラを収穫し、夏の野菜を実際に見て触れ合う機会を作った。大きく生長したことを喜び、また野菜スタンプに使用したことで野菜を半分に切り、オクラが星型になることに興味を持つ様子が見られた。そして小さな実や熟れすぎた野菜の色の変化に気がつき、自分が発見したことを友だちや保育士と共有し、興味深く観察する姿が見られた。

言葉

遊びの中でぶつかり合うことがあった際、なかなか自分の気持ちを言葉にできず、涙してしまう子や、感情的になって言葉がうまく出てこない姿が見られた。一人一人の思いに寄り添いながら、気持ちを代弁することで、スムーズなやりとりができるように仲立ちしていった。友だちの行動が気になってしまい、強い口調で注意しようとする姿があった。その都度、優しい言い回しや適切な言葉を伝えるようにしていった。

表現

季節の歌に親しみ、友だちと声を合わせて歌う楽しさを味わう姿があった。お気に入りの曲があると「歌いたい!」とリクエストして、積極的に楽しんでいた。プール活動の準備体操でリズムや運動会で披露する曲を取り入れ、体を動かす活動を行った。またスライムや氷などの感触を楽しむ遊びをしたり、8月の制作では初めて絵の具を使い、夏祭りで盆踊りを踊る際に使用するうちわに花火を表現した。筆の使い方や塗り方を一人ずつ伝え、隙間がないように丁寧に塗る様子が見られた。ピーマンを花火・オクラを星に見立てスタンプをし、自分で花火の色を選ぶなど、伸び伸びと表現する事ができていた。最近折り紙に興味を持つ様子が見られ、自由遊びで取り入れるようにしていく。…