健康
暑い日が続く。水分補給に気をつける。子どもたちがいつでも水を飲むことができるよう、ピッチャーや紙コップを手の届く所に置く。「お茶をこぼしそうでドキドキする」と言っていたが、慎重にピッチャーを持ちコップに注ぐ。「先生、お茶入れることできたよ」と嬉しそうに話す。給食を食べる前にお茶を飲み、喉を潤してから食べるようにした。
人間関係
ごっこ遊びを楽しむ。積み木を一つ手に持ち頭に乗せる。積み木を防災ヘルメットに見たて避難訓練ごっこをする。もう片方の手は口を抑えている。先生役の子が名前を呼ぶ。手を口に当てたまま「はい」と返事をする。「みんな、上手に避難できました。先生も嬉しいです」と先生役の子が話す。体験したことをごっこ遊びに取り入れている姿に感心した。
環境
ホールに大きなプールと小さなプールを置き、風船を入れた風船プールを楽しむ。カラフルな色合いに子どもたちは大喜び。プールに入り両手、両足で風船を触る。「なんだかプニプニして面白い」と風船の感触を楽しむ。好きな色の風船を見つけて両手で大事そうに持つ姿も見られた。外でのプール活動は猛暑で行えないが、室内での遊びを楽しむことができ嬉しく思う。
言葉
自分の好きなことを話してくる。「私ねカニが好きなんだ。誕生日にはカニを食べるの」と話す。それを聞いていた子が「カニ美味しいよね。バアバの家に行くとカニグラタンを作ってくれるんだよ。それが美味しいの」とカニという単語だけで会話が弾む。相手が話している時には「私はちゃんと聞いているよ」と聞く姿勢も見られる。
表現
ハサミの使い方を教える。担任が手を添え一緒に切る。少しずつ慣れてきたら一人で紙を切る。サクッと切れると嬉しそうな顔をする。折り紙をハサミや手で細かくちぎる。黒い画用紙にボンドで花火の絵を描きその上に切った折り紙をパサーとかける。色鮮やかな花火ができた。幼児クラス合同で作ったので、たくさんの打ち上げ花火ができた。…
健康
気温・湿度共に高く熱中症の危険を伴う天候が続く。子どもたちが「お茶下さい」と伝えてくれる時と活動の節目に保育士等が子どもの人数分のお茶を用意するなどこまめな水分補給に努め、人数確認と共に子どもの顔色をチェックして子ども1人1人の健康状態を職員全体で確認する。散歩やプールの際は身体全身を使って友だち、保育士等と一緒に遊ぶ。
言葉
友だち同士の遊びの関わりの中で保育士等が子どもたちと一緒に気持ちを言葉で伝えていく中で、「これおわったらかしてあげるのはどう?」「アイスつくったらかして」と子だもたちでどうしたら良いかを言葉を通して解決する姿が見られるようになってくる。保育士等と休みの日何をしたかを話してくれる際にも「まず○○にのって○○までいって、ご飯はおにぎりとトマト食べたんだ」と具体的に伝えてくれる姿が見られるようになる。
人間関係
4歳や5歳と一緒に散歩をしていく機会を多く設けていく。友だちと一緒だとふざけてしまう事もあったが、年上の子と手をつなぐと少し緊張した面持ちではあるがしっかりと公園まで散歩に向かう姿が見られた。また、4・5歳の鬼ごっこやかくれんぼに参加する事でルールのある遊びを年上の子に教えてもらいながら楽しむ。
環境
子どもたちが自分で遊びを見つけて友だちと遊びの方法をたくさん見つけられるように保育室のおもちゃ、配置を担任同士で相談して変えていく。保育室の環境を変えていくことで子どもたち同士集まって遊びを見つけ、片付けも協力して最後までする姿が見られるようになる。植栽できゅうりとへちま、朝顔がそれぞれ芽を出したり、花が咲いているのを見て「おおきくなーれ」とみんなで観察をして生長を共感する。
表現
七夕の制作で紙皿を使った飾りの制作を行う。クレヨンを使ってママ・パパの顔を描いたり、好きな食べ物の絵を描いたりそれぞれ自分だけの特別な七夕飾りを制作する。「せんせいにもみせてあげるね」と自分で作った制作を自信持って見せれくれる姿も見られる。
プール活動前の体操で「ペンギンのプール体操」をする。ペンギンになりきって羽をパタパタしたり一人一人可愛らしいペンギンを全身で表現する…
健康
ゴールデンウィーク明けは寒暖差の為、体調を崩す子がいた。園での様子を注意深く見ていくようにした。外から帰ったら手洗い。水道場に保育士がつき「上手に洗えたね」とか「まだ、泥んこが残っているから、もう少し泡をつけて洗ってみようね」と声をかける。真剣に手を洗う子どもたち。「これでもうバイキンはいないよね」とニッコリと話す。
人間関係
ブロックを使って車や電車を作ったり、おままごとで卵焼きやハンバーガーを作ったりしている姿が見られた。公園では虫探しが大人気でダンゴ虫やカメムシ、そして、みみずを見つけ「見て、たくさんいたよ」と嬉しそうに話す。友だちが嬉しそうに話しているのを見て、「私も見てみたいな」と近くに来る。楽しいことを共有する姿に成長を感じた。
環境
クレヨンを使っての塗り絵を楽しむ子が多い。ケーキや魚など塗り絵の種類を増やした。クレヨンを選びやすいように、それぞれの色を色分けできるようケースを作った。子どもたちからの反応はよく、「先生、クレヨン取りやすいね」とか「ピンクはこの箱に入れるね」と楽しみながら片付ける。同様におままごとの食品も、食品ごとにケースに入れ分かりやすくした。
言葉
朝の会で「すみれ組のみなさん、おはようございます!」と言うと「おはようございます!」と元気よく挨拶する。一人一人の名前を呼ぶと「はい」と返事をしたり、ニコッとしながら手をあげて担任を見たりする。友だちの話しをよく聞いていて、分からないことがあると「○○ちゃん、これはどういうことなの?」と尋ねる。言葉を交わす心地よさや大切さを学んでいると感じる。
表現
デカルコマニーを用いてサクランボの製作をする。画用紙を半分に折り、半分にピンクや赤の絵具を筆で付ける。塗り終わり画用紙を半分に折りトントンと軽く叩くと、もう半分の画用紙にも色が付いている。子どもたちは「えっ、何で?」と少し驚いた表情を見せる。「不思議だね」と声をかけると「うん、すごい」と話す。イキイキとしたサクランボが出来上がった。…
【健康】
進級、新しい保育園への入園への不安から登園時に「ママ(パパ)に会いたい」と保育士等に泣いて伝える子が見られる。「ママ(パパ)はいつでも見てくれているよ、大丈夫だよ」と子どもたちに保育士等が伝えていく。その中で友だち同士で「ママ(パパ)来るよ、大丈夫」と泣いている子を助けてくれる姿も見られるようになる。4月に入り気温も20度以上の日も続くことがあったので、半袖に着替え体温調節を行う、水分補給の休憩時間を設けて心身の疲れを癒す時間を作る。
【人間関係】
新入園児3名入園。保育園で一緒に生活していく中で、「○○くん一緒に遊ぼう!」「○○ちゃん入れて」と言葉を通して新入園児の子を遊びに誘ってかくれんぼやダンゴムシ探し、おいかけっこを楽しんでいる。友だちと遊びの中で思いがぶつかる時も見られるが、「○○を貸してほしかったんだ」「一緒に遊びたかったの」と自分の思いを言葉にして友だちに伝える姿が見られる。
【環境】
散歩や園庭遊びなど多く戸外活動を行う中で、自然の発見がたくさんある。公園にあったツツジの花を「白い色きれいだね、でも取ったら痛いよね」と保育士等に伝え春の自然をたくさん発見していく中で自然への情緒の気持ちが芽生えてくる。ダンゴムシやミミズ、ちょうちょを見つけて友だちと一緒に観察する姿もある。
【言葉】
友だちまたは保育士等と言葉を通しての関わりが多く見られるようになる。「○○ね、お休みの日ママとパパと動物園行ったんだ。」と公園までの散歩道で保育士等や友だちに文章でより具体的に何をしたかを伝えられるようになる。友だちとの気持ちのぶつかり合いの中でも「いれてって言えば良かったんじゃない?」「あっちにも一緒の(おもちゃ)あるよ」と助け合いの言葉と関わりが見られるようになる。保育園生活での?の疑問をみんなで考えられる機会を設けていく。
【表現】
こいのぼりをコップとタコ紐を使って制作する。こいのぼりのウロコをカラーシールを上手に貼り付けて自分だけのこいのぼりを制作する。保育士等のギターの音に合わせて「こいのぼり」の合唱も行う。「先生、またギターでやって」と伝えてくれる子どもの姿もみられたので毎月ギターに合わせて季節の歌の合唱を行っていこうと考える。…
健康
花粉や黄砂で喉がイガイガする子が多い。水道にコップを用意し、いつでもうがいができるようにする。手を洗い「グルグルするんだよね」とうがいをする。喉も乾きやすいので、自分の好きなタイミングでお茶を飲む。「先生、お茶」と声がかかる。「飲んでいいよ」と答えると自らピッチャーからお茶を注ぎ飲む。
人間関係
ひまわり組に渡すプレゼントボードを作成した。ひまわり組のお兄さん、お姉さんと一緒に写真を撮り、花の形をした折り紙に絵を描く。「渡したら喜んでくれるかな」とワクワクした気持ちで描いていた。お別れ会当日には「私は○○ちゃんに渡すんだよね」と確認をする。
環境
進級に伴い、3日間担任と一緒にゆり組で過ごす。新しい室内や玩具に喜んでいた。おままごとや塗り絵、「これ使ってもいい?」と目をキラキラさせていた。トイレに行った後には間違えてすみれ組に入ってしまい「あっ、間違えました」と言いながら帰ってきた。ゆり組に進級することを楽しみにしている。
言葉
友だちとの遊びの中で「今、使っていた。貸してって言ってないよね」と強い口調で言い合う姿が見られる。そのような時には「もう少し優しく言えるかな?お友だちの顔を見て」と問いかける。「なんか悲しそう」と気付く。子ども同士の対話を大事にし、お互いの気持ちを汲み取るような声がけを心掛けた。
表現
ひまわり組のお別れ会に向けて「小さな世界」を朝の会や帰りの会で歌い始めた。ひまわり組が手話で歌っていたのを覚えていて、子どもたちは手振りをつけて歌う。本番当日、楽しそうにニコニコと歌う。「世界は一つ」と指で1を表現する姿がとても可愛らしかった。最後は友だちを手を合わせてトンネルを作り、ひまわり組さんを送り出す。…
健康
見通しを持って生活できるようになってきた。それにより身の回りの着脱や支度を自分で進んで行う姿が多く見られる。月曜日の朝、持ってきた布団のシーツを布団にかける、寝ていた布団を押し入れまで運ぶなどできることが増えた。できることが増えた自分に自信を持ち、友だちの分も手伝う姿もある。鉄棒やのぼり棒に挑戦する子が増えた。鉄棒のぶら下がり、のぼり棒に以前よりも高くのぼれたりすると「みて、みて!」と喜びを全開に表している。「こうするといいよ」とのぼり方を教えてあげる子もいた。
環境
公園で遊んでいる時に、地域の防災放送が流れた。地震が発生した想定での放送だったが、子どもたちは静かに放送を聞き、声掛けをする前に保育士の元へ自主的に集まる子もいた。冷静に行動していた。園での避難訓練でも園内放送がかかると遊びをやめ、放送を聞き、さっとテーブルの下へと入る。日頃の訓練の賜物である。
言葉
お母さん役やお父さん役になりきり、イメージに合った言葉でやり取りをして遊ぶ。ごっこ遊びを盛んに行い、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちに耳を傾け、自分とは違う思いに気が付くようになった。やりたい遊びの相違から言い合いになることがあるが、お互いの気持ちを伝え合い、相手の言葉を聞けるように仲立ちする。
人間関係
異年齢活動でお店屋さんごっこ当日。子どもたちはとてもウキウキしていた。店の準備をし、「いらっしゃいませ~!」と乳児クラスを受け入れる。「これ、どうぞ」「○○味もありますよ」積極的に声をかけていた。その後、各自グループで買い物を楽しむ。
異年齢との関りが増えて、良いこと、悪いことがあることに気が付き、考えながら行動する。お店屋さんごっこの準備から本番までを通して、工夫したり協力したりする姿を目にした。
表現
ひなまつりの制作をする。筆に絵の具を付けて色付け。カラフルな衣装へと仕上がった。黄色い画用紙を蛇腹折りにして、金屏を作った。初めて蛇腹折りに挑戦する子も多く、苦戦していたが失敗しながらも諦めずに折りることができた。仕上がった作品をみな喜んで見せ合いをしていた。…
健康
うがいをする。戸外遊びから帰ったとき、給食やおやつを食べた後に取り入れた。看護師にうがいの話をしてもらうと子どもたちは真剣に聞いていて、実際に「がらがら」と「ぐじゅぐじゅ」のうがいを使い分け上手にしていた。園庭から帰った後も、手を洗うと「うがいをしなくちゃ!」と意欲的に行う姿が見られた。
環境
自分のことは自分でやろうとする意欲がある子どもたち。午睡明けの布団の片付け。「先生、手伝おうか」と声をかけてきた子がいたので「布団は押し入れまで持って来てくれると嬉しいな」と言うと、持ってくる。それを見ていた子どもたち。「私も布団持ってきたよ」と全員自分で片付ける。友だちを見て真似る姿が頼もしい。
言葉
幼児クラスで行っているリズム遊びに全員で参加できるようになった。コミカルなピアノのリズムに親しみを持ち、「コマコマ回れだね」と言いながら両手を広げてクルクル回る。曲がピョウーンと奏でる場面では“パタン”と床に倒れる。曲に合わせて体を動かし、「次は○○だね」とリズム遊びを楽しむ。
人間関係
困っている子がいると、「〇〇ちゃん、大丈夫?」と声をかける。「大丈夫だよ。」と返事をする時もあれば、なんとなく暗い表情をしている時もある。いつもと違う表情にそっと側に寄り添い静かに遊ぶ。暗い表情に光が差し笑顔になる。子ども同士で楽しくなれる方法を、学んでいると感じる。
表現
節分に向けてオニのお面を作った。好きな絵の具の色を使って、オニの顔を塗る。「やっぱり、赤は怖そうだね」とか「オニはやっぱり青だよね」と話す。オニの髪の毛は、絵の具を貼り付けたり絵の具で塗ったりする。出来上がったオニのお面をつけて「節分の会、楽しみだね。お面をつけてオニをやっつける」と張り切っていた。…
健康
気温が寒い日や暖かい日があった。自分で「今日は寒いから上着、着よう」と言い、着る。自分でチャックを閉めることができる子も増えた。散歩から戻ると「もう手を洗ったよ。」「もう替えたよ。」と自主的に身の回りの事を済まして嬉しそうに伝える。また生活の切り替えが早くできるようになり、片付け等にかかる時間が短くなった。排便の時に自分で拭くやり方を伝えると、家でも自分でやるようになったと保護者の方から嬉しい話があった。自分でできるようになったという自信が次への意欲を育てる。
人間関係
室内でも戸外遊びでも気の合う友だちと遊ぶことも楽しむ。並んだタイヤを渡って遊んでいるうちにバスマットを敷き始め、お家作りが始まる。せっせと砂場セットを運び、「いらっしゃいませ~」「キッチンカーなの」とお店屋さんごっこへと遊びが広がっていく。友だちとの関りが増えた反面ぶつかり合いも見られるが、保育士等の仲介を通して相手の気持ちに少しずつ気づくようになってきた。
環境
カルタ遊びに興味を持ち、誘い合って始める。最初は絵を見て取っていた子が「(読み札を)見せて」と同じ文字の札を探し、そのうち耳で聞くだけで札を取る。そうしていくうちに、書くことにも意欲を見せ、「これは、○○くんの“ま”と同じだね」と気づき、名前が記入されているカゴなどを見ながらクレパスを手に取り、塗り絵に使った紙の裏に書いていく。文字や数字に関心を持ち、自然と覚えていく過程をみる。
言葉
遊びの中に急に入ってきた友だちに対して「○○ちゃん、“入れて”って言って」「入れて」「いいよ」などと友だちとの関りの中で、言葉で伝えて解決しようとする姿が見られるようになった。また「ここはこうね。」「○○くん、こうして」自分の思いを伝え、話ながら気の合う友だちと制作や再現あそび、ごっこ遊びなどを楽しむようになった。
表現
いつでも手にできるように鈴を部屋に置いた。また音楽が聴けるようにCDプレーヤーを準備した。すると「今日はこCDが聴きたい」「クリスマスの曲だ。鈴を鳴らそう」と音楽を楽しむ姿があった。発表会の『どうそのいす』ごっこや『あわてんぼうのサンタクロース』の演奏を通して、友だちと一緒に歌ったり体を動かして表現することを楽しんだ。発表会が終わった後も余韻を楽しみ、気の合う友だちを誘って一緒に小道具で遊んだり歌ったりしている。…
健康
日中は暑く汗ばむ日もあるが、夕方になると涼しくなる。鼻水がでている子どもがふえてきた。「先生、ティッシュはどこ?鼻でちゃった。」と言ってくる。「棚の上に置いてあるよ」と答えると自分で鼻をふく。鼻の周りがキレイになり、気持ちよさを感じ取る。手洗い場に貼ってある“手洗いの仕方のポスター”を見ながら手を洗う子もいる。手をしっかりと洗うことで病気の予防につながるということを理解してきている。
人間関係
登園するとグルっと部屋の中を見渡し「このオモチャで遊ぼう」と遊び始める。最初は一人で遊んでいるが、その遊びが楽しそうに見えると「入れて」と友だちがやってくる。「いいよ」と返事をして一緒に遊ぶ。「私はここで動物園を作るから○○ちゃんは動物のご飯をお願いね」と言葉を交わす。意見が合わない時には「先生、○○ちゃんが言うことを聞いてくれない」と言ってくる。自己主張によるぶつかり合いから、友だちにも気持ちがあることに気付き、友だちといる楽しさを味わう。
環境
自然豊かなにしはら公園へ行く。落葉がたくさんあり、子どもたちは落葉を集めてフカフカのベットを作る。その上に寝転んで「落葉の上は暖かいんだね」と感じたことを言葉で表す。木の周りで遊んでいた子が、木の皮が剥けていることに気付く。「あっ、大変だ。ばんそうこうを貼らないと」と言い、落葉を当てる。自分が怪我をした時に周りの大人がしてくれたことをしっかり見て、実行に移しているのだと感じた。
言葉
“どうぞのいす”の劇ごっこをする。ウサギ役の子は“トントントン”と金づちを打ちながら入場する。“トントントン”という響きが楽しいようで、他の役の子も一緒になり「トントントン」と口ずさむ。”どうぞのいす”の絵本から劇ごっこへ。絵本の内容を知り、次にどのような言葉がくるか感じ取っているのか分かる。「あとのひとにおきのどく」というフレーズも気に入り、友だちと一緒に楽しみながら言う。
表現
毛糸を使ってクリスマスリースを作る。好きな毛糸の色を選んでもらう。「先生、毛糸はフカフカしていて気持ちいいね」と話す。「クリスマスは緑だから緑の毛糸を使うね」とか「私は暖かい毛糸が好きだから赤にするね」と好みの毛糸を選ぶ。紙皿に毛糸を巻き、カラフルなポンポンをボンドで作る。ポンポンの大きさと色も自分で選び、一人一人がイメージしたクリスマスリースが仕上がった。…
健康
病気の本に興味があり、読み聞かせをする時に「これ読んで。」と子どもたちからリクエストがある。絵本を読み終わるとすぐに「咳をする時はお口を隠すんだよね。」「手のばい菌は石鹸で洗ってバイバイしないとね。」と伝えにくる。そこで看護師によるうがい指導を行った。口の中にはばい菌が入ってくる話やブクブクうがいとガラガラうがいの違いや方法を教えてもらう。実際やってみたりもした。その日の夕方、園庭から戻ると早速、うがいをする姿があった。
人間関係
水たまりがある園庭で遊ぶ日。遊び始める前に「水たまりに入らないで遊んでね。」と伝えると、水たまりの中には入らないように淵のギリギリで泥水をすくおうとする。散歩先で遊び始める前に「先生が、帰るよって言った帰ろうね。」「はーい」と約束をする。実際に帰る時に「まだ遊びたい」と言い出しても保育士等が「お約束は?先生が帰るよって言ったら?」と聞くと「、、、帰る。」と答える。自分が約束したことを守れるようになってきた。
環境
前半は残暑が続き、散歩に行くことができなかった。遠足を次週にひかえ、少し長い距離を散歩に行くことができた。行き帰り子ども同士で手をつないで歩ききることができた。公園内を移動するときもすぐに集まることができた。待ちに待った遠足の日。公園でドングリを拾ったりかけ回ったり元気に遊び、お弁当を食べた。クタクタになりながらも声をかけあい元気に帰園した。
言葉
誕生日会の時に、お祝いするお友だちに質問をしてもらっている。「質問したい人、いますか?」と聞くと子どもたちが「はーい」と手を挙げる。「好きな食べ物は何?」「好きな色は?」質問する側も答える側も一生懸命考える姿がある。質問の内容も変わっていき、「好きなシンカリオンは何?」と自分の好きなキャラクターの話になった。誕生日の子はわからなかったので「えー・・・っと」と悩みながらも何とか質問に答えようとする姿が微笑ましかった。
表現
初めてハサミを使用してハロウィンの制作を行った。全体にハサミの使い方、扱い方などを約束する。キラキラテープ紙を切り、ステッキを作った。次に線に沿って切り、カバンを作った。一人ずつハサミの使い方を見守りながらの作業となった。細長い線を何本も切った。誰一人と「もうやらない」と投げ出す子はなく、集中して最後までやりきっていた。…