3歳すみれ組2023年度12月のまとめ

健康

冬らしく日中の気温が下がり、戸外に出る際は子どもたちが進んで上着を着ることが多く、上着のチャックを閉めることに最初は難しそうにしていたが、やり方を伝えて練習を重ねていく中で少し手伝うのみでできるようなった。体調面では咳や発熱・嘔吐で休む子が多く、なかなか全員がそろわない日が続き、日々体調の変化に気を付けていくようにした。またひまわり組が遠足で掘ってきたサツマイモをみんなで洗って干した後、サツマイモチップスのクッキングを行った。スライサーでカットしたサツマイモを一人ずつフライパンに並べて色の変化を見て楽しみ、出来立てを食べた。サツマイモが苦手な子も「おいしい!」と嬉しそうに食べていた。クッキングを通し、季節の食材に触れて作る体験をすることで食材を大切にしたり、食べてみたいという気持ちを育んでいきたいと思う。

人間関係

友だち同士で遊びが始まったり、遊びが展開していく姿が見られるようになり、友だちとの関係がより一層深まる中で、相手を独占したい気持ちからトラブルに繋がることが多くなってきた。相手にも思いがあることをその都度伝えたり、さまざまな友だちと関われるように遊びに誘ったり仲立ちしたりするようにしてきた。また、友だちが困っていたりトラブルがあったときに「どうしたの?」と聞いた上で、相手の気持ちに共感したり保育士に伝えに来る姿が見られた。友だちを大切にし、思いやる気持ちが育まれるよう引き続き丁寧に関わっていく。

環境

年末の最終登園日に保育室の大掃除を行い、衣服かごや椅子、壁などを拭いた。「次はどこ拭けばいい?」と進んで丁寧に拭く様子が見られ、保育室の汚れが溜まりそうな場所を気づき見つけ、一生懸命に掃除していた。また、年末の大掃除を通して、綺麗な環境が心地いいと感じることができるように掃除ができてよかった。

言葉

休み明けの朝の会で、グループごとに休みの日の過ごし方を発表する中で、体験や経験したことをよく覚えていて、自分なりの言葉や単語で説明する力がついてきたように思う。また発表会で歌うクリスマスの歌の歌詞を覚え、よく口ずさむ姿が見られた。紙芝居や絵本の読み聞かせをすると、内容と自分の経験を結び付けて「○○くんも行ったよ」と話す様子や、読み聞かせした中の気に入った絵本を一人で開いて、読んでもらった内容を思い返して自分なりに読む姿も見られた。

表現

冬のパーティに向けて合唱や合奏を楽しんだ。合唱では、友だちと声を合わせる楽しさを感じたり、季節の歌に親しんだりすることができた。また合奏では好きな楽器を選び、すず・タンブリン・トライアングル・カスタネットをピアノの音に合わせて鳴らした。練習では楽器ごとに「きれいな音がするね。」と音色に耳を傾けたり、興味深そうに音を鳴らしてみたりして、どんな音がするか確かめる姿が見られた。本番では伸び伸びと歌ったり、演奏をしたりして、自分たちなりに表現することを楽しむことができた。

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