1歳もも組まとめ・指導計画バックナンバー

1歳もも組2023年度2月のまとめ

健康

1日を通して気温差が見られる日が多く、午睡中の咳・鼻水が目立つ子が多く見られた。保育士等が「鼻水出ちゃったから拭こうね」こまめに鼻水を拭き上げる。体調に留意して体温調節の為上着の脱ぎ着を行い、子どもたちが過ごしやすいように保育士等で連携を取り合う。活動後や食事の前など手洗いが身についてきて保育士等の声掛けで手洗い場まで向かう。また、泡のハンドソープを使って自分の手をゴシゴシ洗うのが上手になる。

人間関係

遊びの中で「かして」「いいよ」と友だち同士で伝えあいおもちゃの貸し借りをする一面が見られるようになる。友だちがブロックで電車を作っているのに興味を示し、「なにつくってるの?」「でんしゃつくってるの」と関わりを子どもたち同士で楽しむ姿もまた見られるようになる。泣いている子がいると頭を撫でている優しい場面も見られた。

環境

散歩に向かう際に、雪が積もっている道を通り「ゆきがあるね」「ゆきだるま」と散歩道で季節の変化を保育士等と言葉を通して見つける。手先を使ったひも通しやパズルの遊びを用意し興味を持ち集中して取り組んでいた。散歩道に落ちている花びらを公園などでテーブルのに集めて料理ごっこを「いらっしゃいませー」と楽しんでいた。

言葉

友だち同士の遊びのやり取りの中で、おもちゃを使いたい子に「ダメ、いやだ」と言っていたが、保育士等が仲立ちに入り言葉で繰り返し伝えていく。その中で子どもたちから「まっててね」「おわったらいいよ」と言葉で伝えていた。また思いを伝えたいときに「○○がしたかった」と保育士等に伝えていた。

表現

節分の会へ参加したことで赤い色や青い色を見つけると「おにさんだ」「おにはーそと」と豆を投げる素振りをする姿が見られるようになる。また雪の出てくる紙芝居を子どもたちに読み聞かせすると「まえみたよ」「ママとパパとみた」と保育士等に伝えていた。
園庭に積もっている雪を桶に集め保育室で雪を触る体験をする。「つめたい」「フワフワだね」と保育士等に雪の感触を伝える姿が見られた。…

1歳もも組2023年度1月のまとめ

健康

戸外遊びから帰ってくる時には、しっかりと石鹼で手が洗えるようなってきた。袖口が濡れてしまうので、「袖まくまくしてね」と声をかけると皆、一生懸命に袖をまくろうとしている。又、今年は日中気温が低くても日差しがあるとポカポカしていて自分から「ジャンパーいる。」「○○ちゃんはジャンパー要らない」などと衣服の調節を自分で伝えられる子も出てきている。

人間関係

「○○くん、一緒に遊ぼう!」「○○ちゃんは今日は来ていない」など友だちの名前を覚え仲間意識を持って遊びを楽しむ姿が見られる。
園庭で、異年齢の子どもが遊んでいるのを見て仲間に入りたがったり、ごっこ遊びを覗いてちょこんと隣りに座ったりする。そこでお姉さんたちも優しくし小さい子を思いやる気持ちも芽生え交流も生まれている。

環境

年が明けての散歩道は、玄関や店先に正月飾り飾りがあり行事について興味を持つ機会が多かった。「おうちにもあるよー」と声を上げる子もいた。「新年子ども会」ではもも組に獅子舞が来てお正月を味わうことができた。どの子もとても印象に残ったらしく家の人に話した様子を保護者がノートで伝えてくれた。今年もよい年になるようみんなで祈ることができた。

言葉

お店屋さんごっこが大好きで「これください」や「ありがとう」など言葉のやりとりを楽しむ様子が多く見られた。
又、絵本で同じものを見つけると「これ○○くんの」「○○ちゃんのメロンだよ」と伝えて、会話が弾んでる様子も見られた。

表現

『はたらくくるま』が大好きで、紙芝居をすると大きな声で一緒に歌えるようになった。
一緒に歌うと楽しくなり、「すごいね」「上手だね」というと他の子も大きな声で大合唱となる。好きな歌から多くの言葉を学び取り何度も繰り返す事によって、今まで発語が少なかった子どもが、友だちからも学べる姿もありとても微笑ましかった。…

1歳もも組2023年度12月のまとめ

健康

全体的に鼻水が出る子が目立ち、月初めと月末は熱でお休みする子がいたが、大きく体調を崩すことなく元気に登園する。感染予防のため、こまめな手洗い、室内の気温と湿度管理に留意した。袖が濡れないようにまくり、石鹸で丁寧に手を洗う習慣も身についてきた。保育室全体の掃除をし、清潔な環境で子どもたちが快適に過ごせるよう配慮した。

人間関係

友だちに対する興味関心が高まり、自ら働きかけて関わろうとしている。傍にいる友だちや保育士等と「あっぷぷ」をしながら、同じ動作や表情を面白がり、互いに顔を見合わせ笑い合う。おままごとで「かして」「どうぞ」のやりとりをする子、泣いている友だちに「大丈夫?」と声をかける子、たんぽぽ組の小さい子の頭を優しくなでるしぐさもみられた。双方の思いがぶつかり合うこともあるが、やりとりを保育士等がすぐに止めてしまわずに、思いを温かく受け入れながら見守り、子どもが自分と他者の気持ちの違いに気づけるよう援助していった。

環境

冬至の前に、季節の風習を取り入れ生活を楽しむ取り組みとして、ゆずの香りを楽しむ体験を行った。少し皮を削いだところから香りがただよい、保育室中が柑橘のいいにおいに包まれた。大小さまざまな形のゆずを手にとりながら、嬉しそうな表情の子、不思議そうな表情でじっと眺める子、鼻に近づけてにおいをかいでみる子、「みかん!」と言って「あ~ん」と食べる真似をする子、それぞれ興味を向けていた。子どもの発する言葉に「いい香りがするね」と共感しながら、一緒に雰囲気を味わい、楽しむようにした。

言葉

「せんせい」と呼んでいた子が「〇〇せんせい」と親しみを込めて呼びかけてくれるようになった。友だちの名前を呼び合ったり、一緒に『はたらくくるま』の歌を元気な声で口ずさんだりし、子どもの話すこと聞くことへの意欲が高まっている。日常の挨拶をはじめとして生活や遊びの中で丁寧に温かく言葉をかけながら関わるように心がけた。

表現

冬のパーティーで大好きな「おもちゃのチャチャチャ」の曲に合わせて合奏を披露した。クレヨンでお絵描きとシールを貼った三角帽子をかぶった。散歩で拾ったどんぐりで作ったマラカスを嬉しそうに振り、友だちや保育士等と一緒にリズムをとって楽しむ姿がみられた。自分の思いや体の動きと音楽のリズムのつながりを、心から楽しむ経験を重ねていけるよ
した。…

1歳もも組2023年度11月のまとめ

健康

10月に比べ日ごとの気温差があり、鼻水・咳が出る子が多くみられる。給食の前や散歩
からの帰りに自分から手洗い場に向かう。保育士等と一緒に「あわゴシゴシ」と声をかけて挑戦している。鼻水が出る子は「はな」と保育士等に伝え、鼻水を拭きとってもらっている。
インフルエンザや熱でお休みする子も見られたため、着替えや午睡後などのこまめな検温をする。

人間関係

友だちとの遊びでの関わりを通していく中で、「いれて」「いいよ」と遊びに友だちを入れてあげる姿が見られるようになる。ごっこ遊びをする姿がよく見られ子どもたちの中で「いらっしゃいませ」と声をかけて役になって遊びを展開している。言葉のやり取りも増え、友だちと言葉を通して関わることを楽しんでいる。

環境

ブロックやポットン落とし、ボタン付けなどの手先を動かすおもちゃをクラスのおもちゃにいれる。手先を使った玩具で遊ぶ姿がよく見られるようになり靴を履くのも一人一人上手になってくる。戸外遊びでは公園に落ちている落ち葉を集めて焚火のように山をつくり、「さつまいも」「おいしい」と季節的なごっこ遊びを保育士等や友だちと一緒に楽しむ姿があった。

言葉

室内遊びの中で、フライパンやお皿などを使ったままごと遊びが増えてきて、「いまつくってるよ」「できたよ」と生活の模倣遊びから言葉を通した関わりが増えてくる。「おもちゃのチャチャチャ」などの歌の絵本を真似して友だちと一緒に歌って楽しんでいる。自分の思い通りにならなくて泣いてしまう子も見られるが、片言やしぐさで保育士等に一所懸命伝えてくれる姿が見られた。

表現

クリスマスの制作でリース作りをする。自分の好きな色でリースにクレヨンで色を塗り、「サンタさんの色は何色だろうね?」と保育士等が聞くと「あか」「みどり」「あお」と子どもたちそれぞれのサンタさんを保育士等に伝え表現していた。友だちと「どうぞ」「いいよ」と声をかけパズル遊びを子どもそれぞれの好きな型にはめて遊んでいた。…

1歳もも組2023年度10月のまとめ

健康

生活の節目にオムツ替えをしているがオムツが濡れていない子もいるので少しずつ排尿の間隔が長くなってきている子がいるのを感じる。着替えなどは自分で行うように促すと初めは自分でしようとするが途中でズボンに足が引っかかって入らなかったり、上手く袖に腕が通せなかったりなど中々スムーズに出来ないこともあるが、意欲が薄れないように声掛けをして、出来た時には一緒に喜び合うようにした。

人間関係

友だちの関わりの中で、簡単なしぐさや言葉で自分の思いを伝え友だちの関わり方を知る子もいれば、伝えられずすぐに玩具を奪って手や嚙みつきが出てしまう姿も多く見られた。姿も多く見られた。
手や嚙みつきが出てしまった時には友だちの気持ちを知らせて、してはいけない事を伝えていくようにした。

環境

今年の残暑は10月初旬まで残り10月でも半袖で散歩に出る日が多かった。
中旬以降ようやく涼しくなり公園への散歩も汗をかかなくなり風を感じて走ったり
する事もできた。
公園には、ハナミズキの赤い実やシャリンバイの紫の実、きのこなども生え出していて大切に拾って見せに来てくれる子どももいる。一緒に身近な秋を楽しんでいった。

言葉

二語文をしっかり話し自分の気持ちを伝えられる子もいれば、身振りや「あーあー」などの片言で自分の思いを伝えようとする子もいる。
保育者は簡単な言葉のやり取りをしながら仲立ちをして、その場に合った言葉を知らせたりゆっくりと繰り返して発語を促すようにした。

表現

『地球をどんどん』や『君はできるかな?』などのCDをかけると保育士と一緒に踊ったり、はいはいをして進んだり、猫やゴリラなどの動物の真似を全力でする姿がみられる。
「すごい、そっくりだね。」と褒めると増々張り切って表現してくれる。手遊びや体の部位を動かせるものを取り入れて、室内でも体を動かせるようにして過ごせた。…

1歳もも組2023年度9月のまとめ

健康

鼻水や咳が出る子がいたが、発熱での欠席が1名。先月休んだ子も今月は元気に登園する。暑い日が続くなか気温差もあり、連休前後に「軟便」や「下痢」症状の子が目立った。水遊びは前半で終了し、汗をかいた日はシャワーで体を清潔に保ち、快適に過ごせるようにした。気温と子どもの体調をみながら戸外活動を再開していった。疲れがみられた日は室内でゆっくりと過ごせるよう休息をとり、こまめな水分補給を心がけた。子どもの動きが活発になっているので怪我のないよう見守った。

人間関係

友だちの名前を呼び合ったり、一緒に歌ったり、手をつないで歩いたりする姿がみられた。一人遊びが多かった子も「いないいないばあ」をし合い、やりとりを楽しむ姿もみられ、友だちとの関わりが増えてきた。同時に一人一人の主張も強くなり、友だちのことを押したり物の取り合いになる場面も目立つので、保育士が傍について仲立ちしながら一緒に楽しめるようにした。

環境

保育室での自由遊びでは、子どもが飽きてしまわないよう玩具を入れ替えたり、体操をとり入れたりしながら環境構成を工夫した。先月用意したキッチンパネルのおままごとも楽しんでいる。レゴブロックやチェーンを活用し、子どもが野菜や麺に見立てて遊べるよう配置を工夫した。子どもの興味関心の高い乗り物や動物の絵本図鑑の冊数を増やし、一人一人が落ち着いて絵本を楽しめるようにした。

言葉

発語が増えている。指さしや身振りで表現していた子が片言を話すようになった。又、「ありさん、いた」「こっち、きて!」と二語文を話す子、園庭で「てんとう虫」を見つけた後、昆虫図鑑を指さし「てんとう虫、いたね~」と話す子、まだ発音ははっきりしていないが「〇〇ちゃんとママとパパとしんかんせんに乗った」と乗り物の絵本をみながら話す子がいた。大人の口調も模倣する時期、正しい言葉遣いと丁寧な語りかけで、語彙の数が増えていけるよう、絵本を通して沢山の言葉に積極的に触れさせてあげるようにしていった。

表現

戸外遊びで秋の自然物に触れ、木の実や落ち葉に目を輝かせながら手にとっていた。落ち葉に2つ穴をあけ目をつくってあげると「お顔~」と言ってお面に見立て、顔に近づけ覗いて
みたり、嬉しそうに友だちと見せ合いっこをしたりしていた。落ち葉をかぶっている帽子の上にのせ、葉っぱがひらひらと舞い落ちる様子を友だちと楽しんでいた。…

1歳もも組2023年度8月のまとめ

健康

7月からの猛暑が続き発熱する子が数名見られたが、大きく体調を崩すことなく登園していた。暑い日が続き子どもたちも疲れが出やすいので、水分補給をこまめにとり午睡の時間なども子どもたちが快適に入眠できるように室温などに気をつける。
また、子どもたち一人一人の動きも活発になってきた為、保育室で怪我が起きないように遊びの環境を一つ一つのスペースを大きく設けていった。

人間関係

絵本や体操の音楽を通して子どもたち同士で音楽に合わせて手を繋いで保育室を歩く姿が見られていた。絵本の内容で「ごめんなさい」という内容を保育士が読み聞かせで伝えていく中で、友だちに頭をペコっと下げる姿が見られるようになってきた。

環境

子どもの興味・関心にあわせて保育室の玩具を変えたりして、子どもたちが玩具や保育士を通して遊びのなかでの友だちとの関わりが増えてくれるように環境構成を工夫する。また、おままごとの玩具でキッチンパネルを取り入れることで、野菜を炒める、お皿に盛るなどの動きを表現する姿も見られるようになる。

言葉

絵本の読み聞かせの中で覚えた言葉「ありがとう」や「ごめんなさい」を保育士に伝える様子が見られた。また、片づけの際など「ないないする」「おかたづけする」と保育士に声をかけてお片付けを協力してくれ、片づけが終わると保育士に「できた」と声をかけ達成感を味わっている。

表現

水遊びの中で食紅により色が赤や黄色に変わっていく水を見て、「ジュース」「いちご」と自分の言葉で保育士に表現して伝えている姿が見られるようになってくる。
水遊びで泥水遊びをしていく中で団子を保育士と作ってみたり、水遊びの型抜きを使ってケーキやクッキーなどを作って水遊びを楽しむ。…

1歳もも組2023年度7月のまとめ

健康

7月の中盤から徐々に高熱を出して休む子が出てきた。自宅で、熱性痙攣で救急搬送されたり風邪をこじらせて肺炎で入院した子どももいた。免疫がまだ弱く、発熱したり感染症にかかったりすることも多いので日々の子どもの体調の変化を見逃さないようにした。歩行が安定し、つかまらずに歩けるようになり、脚力やバランス力が身についてきた。走れる子どもとようやく安定した歩行ができる子どもとに差があるので室内でぶつかって転ばないように見守るようにした。

人間関係

クラスの友だちや名前が分かるようになり、関わりが多くなるにつれて友だちと物の取り合いが増えてきた。一緒に遊びを楽しみたい子がいつも同じだったり、見るといつも一緒に遊んでいたり、仲がいいのに喧嘩をしたりする場面が多くなってきた。保育士等が傍にいて一緒に遊びながら仲立ちをするようにした。

環境

ブロックやピタゴラス、絵本など好きな玩具や遊具に自分から関わり、ブロックを電話に見立てたり掃除機に見立てたりイメージを膨らませて遊ぶことができてきた。またそれを見て真似をして楽しむ姿も見られた。

言葉

大人の言うことが分かってきて「○○先生!」「○○ちゃん!」など呼びかけたり、「いや!」などの片言を使ったりする。また、指差しや身振りで表そうとしたりする。
「先生抱っこ!」や「あっち行きたい!」などの二語文も話せる子も出てきた。

表現

気に入った絵本を読んでほしいと持って来たり、大きな紙を用意するとクレヨンでなぐりがきする事を楽しんだりする姿が見られる。
童謡に合わせて保育士等が歌うと知っている言葉を真似して口ずさんだり、体をゆすったりして簡単なふりを楽しんでいる。

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1歳もも組2023年度6月のまとめ

健康

前半は咳や鼻水、発熱、下痢症状、下旬には熱でお休みをする子がみられた。午睡中に咳込みが目立つ際は十分な換気と、咳がひどい時は起こして咳がおさまるまで傍につき再眠できるようにした。一人一人の健康状態に留意しながら、疲れがみられる日や暑い日にはこまめな水分補給とともに室内で落ち着いて過ごせるように配慮した。

人間関係

自分の思いを伝えることができるようになってきて、嫌な思いに大泣きをする子もいる。遊ぶ傍で見守り気持ちの立て直しを援助した。低月齢の子は指さしながら喃語や片言で保育士に思いを伝えようとしている。友だちとの関わりで玩具や絵本の取り合いになることもある。相手にも思いがあることに気付くことができるよう仲立ちをしていった。保育士が具体的な関わり方の見本を実際にして示すことで、子どもがその状況に応じた適切な行動や言い方があることに気付けるようにしていった。

環境

七夕の制作で季節を感じながら、見る、聞く、触るなどの経験を通して、感覚の働きを豊かにする取組みをした。星の形の画用紙を見て「きらきら」と言い手を揺らす子。星にシールを貼るときは指先の感覚に集中していた。夜空には「スポンジスタンプ」で好きな絵具の色でボンボンと彩りをそえる。すいかの画用紙をみて「すいか!」「やりたい」と気持ちを伝える姿もみられ、黒の絵具を綿棒につけるとすいかの種に見立てちょんちょんと色をのせた。一人一人じっくりと興味の対象に関わることができる環境を整え、子どもの見いだしたことや感じ取ったことに思いの寄り添った言葉をかけていった。

言葉

公園で大きなダンゴムシをみつける。保育士等が手のひらにのせると、「うわぁ~!」と歓声、「むしさん!むしさん!」と顔を近づけ数人でじっとみつめる。保育士が「ダンゴムシさん、丸くなっているね。お昼寝しているのかな」と子どもの気持ちを代弁したり、更にやり取りが引きだされるような応答をしたりして仲立ちをしていった。身近な生き物に興味を持ち目にしたものに反応するときは、言葉でのやりとりを一緒に楽しみ、生き物にも命があり大切に扱うことを伝えていった。

表現

室内遊びで体操の曲を流すと、リズムにあわせて体を動かして楽しむ。曲が終わると、体操の動きをまねしながら「もっかい!体操したい」と伝えてくれる子もいる。大きく動く際は、子ども同士が接触しないよう十分なスペースをとり一緒に楽しむようにした。

 

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1歳もも組2023年度5月のまとめ

健康

気温の変化などから咳や鼻水、お腹の調子が悪いなど体調を崩してしまう子が多く見られる。子どもたちの健康管理の為、こまめな手洗いや午睡時の姿勢などを徹底して行う。
鼻水が出ている子には「はなみずきれいにしようね」と声をかけながら鼻水を拭くと「うん」と答えてくれる子も見られた。散歩の際には、保育士が「おちゃ(おみず)飲もうねー」と子どもたちに声をかけてみると子どもたちが自分の足で保育士の周りに集まり床に座って水分補給をする姿が見られていた。

人間関係

保育士がボールやフラフープなどの遊びを用意して遊ぶ中で、子どもたちが自分から友だちの所に歩み寄り一緒に遊びをしている姿が見られるようになる。保育士が玩具での遊び方を子どもたちにわかりやすいようにやってみると、子どもたちも1回遊び方を見ただけで模倣して遊んでいる姿が見られるようになってきた。

環境

気温が暖かくなるにつれて公園にも緑が増えてくるようになってくる。公園に落ちている梅の実を見つけると木の枝で中身をほじってみて梅の実の中身がこのようになっているんだとみんなで気づく体験をしたりする。公園の葉っぱを保育士と一緒にかき分けてダンゴムシを探す。「ダンゴムシの赤ちゃんだね」と保育士が子どもに声をかけてみると「かわいいね」と子どもの返事が返ってくる姿が見られた。

言葉

おもちゃを貸してほしいときどうするか?友だちが遊んでいるのが楽しそうで一緒に遊びたいときどうするか?場面に応じた簡単な言葉での関わり方を保育士が子どもたちのお手本になって伝えていく中で、友だちがスコップを使いたくて困っている様子の子がいた。その子にそっと近づいて「どうぞ」と緑色のスコップを渡してあげていた。また友だちが使っている玩具が魅力的で自分も同じ玩具を使いたい時には「いれて」と友だちに声をかけていた。

表現

給食の前や散歩に行く前に、絵本やパネルシアターを子どもたちに見せる中で絵本に出てくるキャラクターを身体で表現して保育士に見せてみたり、「はたらくくるま」のパネルシアターをする時にはハンドルを握って運転する様子を表現して歌えるところは歌いながらパネルシアターを鑑賞していた。…