健康
鼻水や咳が出る子が多かった。クラス全体としては、熱を出す子も少なく元気に登園することができていた。食事前後や戸外遊びから帰ってきた際には、保育士が声を掛ける前に手を洗ったり洗おうとする子が増えた。衣服の着脱では、「自分でやる」と伝え、ズボンははけるようになる子が増え、「できた」と嬉しそうに保育士に伝えにきてくれる子もいた。子どもたちのやる気を受け止め、さりげなく援助していった。
人間関係
友達との関わりでは、子どもたち同士でのやり取りが増えてきている。楽しそうに話したり笑い合ったりする姿が多く見られる。友達と同じ物がいいと言い、同じものを持ったりすると「一緒」といい嬉しそうにしていた。泣いている友達がいると「どうしたの」「おいで」と手を繋いだり遊びに誘ったり等友だちを慰める姿もあった。大人の声掛けを真似したり子どもたちなりの寄り添い方で友だちに優しく接している姿が見られた。
環境
気温が落ち着き、少しずつ散歩に行けるようになってきた。散歩先ではのびのび体を動かしている。運動会の練習があった幼児組を「見たい」と言って、見る機会があった。「がんばれ」と応援したり、拍手をして空気を感じ取っているようだった。その後、練習で太鼓を叩いていた保育士等を真似て「たいこどんどん」と言ってブロックを叩く姿や、よーいドン!で園庭を走る姿があり、子どもたちの遊びに良い影響が出ていた。
言葉
自分の思いを2語文3語文で保育士に伝えられるようとする姿が多く見られるようになってきた。友だち同士での会話も話したり笑ったりするして楽しそうにしている。絵本や紙芝居は、保育士の言葉をオウム返しすることも増え、「なんで?」「何?」と質問して聞いてきてくれることもあります。子どもの言葉に耳を傾けていき丁寧な声かけを意識した。例)「バイバイできるかな。」という絵本に頭を洗うシーンが出てくる。一緒に読んでいる子どもに「誰とお風呂入るの?」と聞くと「~ちゃんパパと入る」「~君ママと入る」等保育士とのやり取りを楽しんでいる。
表現
今月に入り「はらぺこあおむし」の歌を歌い始めた。音楽に合わせて口ずさんだり手を叩たりしてリズムに乗って楽しむ姿が見られる。「おおかみさん~森の小径 散歩にいこう」では、「わーいこわーい」と言いながら保育士の真似をして体を動かしている。「きらきらぼし」や「おもちゃのちゃ」等音楽に合わせて鈴を鳴らしたり太鼓のよのようにして大型ブロックで叩いたりして子どもたちなりの表現で楽しんでいる。
…
健康
鼻水・咳がでている子どもたちがいるが、元気に過ごしている。鼻水が出ると「はな」と言って知らせたり、鼻を指差して保育士等に「拭いて」と表現することができる子もいる。また、排尿、排便があると、「しーし」「ちっち」と言ったり、オムツをトントンと叩く姿が出てきた。身の回りのことにも意欲的に取り組み、自分でズボンを履いたり、できることを自分でやろうとしている。できないと悔しくて、ズボンやシャツを投げることもあるが、思いを受け止め、褒めながら進めていきたい。
人間関係
歌をかけると、自然と友だちと手を繋いで歩いたり、子ども同士で過ごす時間が多くなってきた。泣いている子がいると、駆け寄って撫でてあげたり「どうした?」と声をかける姿もあり、優しい気持ちが育ってきている。
車、赤ちゃんの人形、ブロックなど好きなものを通して友だちと遊ぶ姿が見られ、一緒に一つのものを作り上げようとするなど、遊びのなかでも成長が見られた。担任との関係も深まり、甘えたり、スキンシップをとり、自己発揮するようになってきている。やりとりには必要に応じて仲立ちに入り、やりとりの楽しさを伝えられるようにしている。
環境
気温が高い日が続き、水遊びを行うことが多かった。水遊びでは、個々が好きな遊びを見つけられることが多くなり、最初の頃に比べじっくり遊ぶ姿が見られた。泡あそびでは、保育者等と一緒に水をかき混ぜて泡ができていくことを楽しむこともあった。氷あそびでは、溶けてなくなっていく氷を不思議そうにみたり、「ないない!」「ちっちゃい」と変化を楽しむ様子が見られた。その他にも布団の圧縮袋でのウォーターベッドあそびや、寒天・ゼリーあそびなど様々な夏ならではの感触遊びができた。子どもたちの反応はそれぞれだが、楽しめる姿があり、感覚を刺激したあそびの中で個々が感じ取れるものがあってよかった。
言葉
単語から文章になってきた子、単語が出始めた子、紙芝居や絵本、歌から言葉を真似る子、と個々で成長が見られた。保育士等が言葉で伝えたことに対しても「うん」「やだ」「いいよ」など言葉で返す姿も多くなっている。子ども同士でも「かして」「これどうぞ」などやりとりをしたり、一緒に歌を歌って嬉しそうにする場面も多く見られた。トラブルになった時も、仲立ちに入りながら、「ほしかったの」「ちょうだいなの」など思いを言葉にして伝える姿が少しずつ出てきた。絵本のフレーズや、歌から言葉が広がっていく子もいるので、様々な教材を用意して、自然と言葉が出やすい環境にしていきたい。また、言葉が伝わった嬉しさを感じられるように、ゆったりした気持ちで関わっていく。
表現
体操では、興味ある子たちが集まり、全身を動かして楽しむようになる。制作では、絵の具でスタンピングを楽しんだ。最初は手が汚れることが嫌だった子も、夢中になると気にせず楽しんでいた。言葉がまだ出ない子も、身振り手振りを使って相手に思いを伝えようとする。型はめやパズルでは、自分でできることが増えて、できた達成感を味わうようになる。できないと悔しくなることもあり、思いに寄り添いながら関わっている。個々に様々な主張がでてきているので、ひとりひとりの思いの表現の仕方を共有していく。…
健康
鼻水が出る子が多くなり、手足口病やプール熱などの夏風邪で欠席する子が数名いた。家庭での様子や園での様子をこまめに伝え合いながら、体調の変化に合わせて対応していくように連携を図っていった。
ズボンや靴の着脱、食事前の手洗いなど、身の回りのことに興味を持ち自分でやってみようとする姿が増えてきた。子どもの「やってみたい」という気持を大切にし、一人一人の発達段階を把握しながら、それぞれの必要に応じて丁寧に援助していった。
人間関係
友だちの存在をより強く感じるようになり、お互いの自我がぶつかる場面が多くなってきている。玩具や場所の取り合いなどのトラブルの場面で手が出たり、嚙みつこうとしたりすることもあったが、保育士等が傍について見守り、思いを代弁しながら仲立ちをしていくことで怪我を防ぐことができるように努めた。遊びの中では玩具のやり取りをしたり、「こっち行こう」「一緒だね」「○○しよう」と声をかけて一緒に遊んだりする姿が多く見られるようになった。
環境
気温の高い日が続き、水遊びは毎日玄関で行った。安全に楽しく水遊びができるように乳児クラスの担任間でどのような玩具を用意するか、タライの数やマット位置、着替えの動線などスムーズに活動することができるように事前に話し合った。水遊びでは最日から怖がったり嫌がったりする子はほとんどいなく、タライの水をバシャバシャと叩いて水しぶきをあげたり、ジョーロで水を流すのを楽しんでいた。また、石鹼で泡を作り、布を用意して洗濯ごっこをしたり、氷や色水に触れて感触を楽しんだりと毎日飽きずに遊び込めるように工夫もしていった。高月齢児はポンプ式の容器や霧吹きを使って、友だちと水を掛け合い、喜ぶ姿も見られた。
言葉
高月齢の中には、二語文を話す子や友だちの名前を覚えて言う子、絵本を見ながら物や色の名前を言う子が増えてきた。また、お気に入りの歌の歌詞を覚えて口ずさむ子もいる。低月齢は喃語や指差しで自分の気持ちを伝えている。一人一人の言葉の発達に応じた対応を心掛けた。思いを言葉で十分に伝えられない子には保育士等が代弁したり、興味のあることをゆっくり話したり、繰り返し言葉かけをしたりして発語に繋がるようにしていく。
表現
手遊びが好きで「むすんでひらいて」や「いとまき」を歌うと一緒に手を開いて、閉じたりを繰り返したり、両手をぐるぐるとまわしたりと動きを真似している。また、保育士等や友だちの姿を見て笑顔で体を揺らして楽しんでいる子もいた。
水遊びでは泡を作ったり氷を浮かべたりして、感触遊びを楽しむ。氷を手渡すとびっくりした表情を浮かべたが、握って「冷たい」と言葉にしたり、手のひらで溶けていく様子を見て喜ぶ表情をしたりしていた。室内では米粉粘土をした。最初は恐る恐る触っていた子も保育士等の真似をしてちぎったり、こねたりして粘土の感触を楽しんでいた・・・…
健康
鼻水や咳が出ている子が多かった。鼻水が多く目やにが出る子も多くいた。6月後半、手足口病が流行る。手足口病で熱が出る子はいなく、元気に登園していた。引き続き、手洗いを徹底し感染防止していく。初めての集団生活で、免疫がまだついていないこともあり感染リスクが高いため、注意深く見ていく。流行り始めには早目に保護者に伝えていく。
人間関係
集団行動、生活にも大分慣れ、友だち意識も芽生え、お友だちと仲良く遊んでいる姿が見られる。一方、トラブルも多くなってきている為、代弁して遊びを促したり丁寧な言葉がけを行っていく。また、玩具の数が少ない場合や遊具等は、「順番こだよ」と声をかけると順番で使うことが少しずつできるようになってきた。
環境
遊びを見つけられるようになってきている。行動範囲が広がってきたりトラブルも多くなってきたりしている為、午後も多目的室と保育室に分けて活動するようにしている。室内では、机上遊びを取り入れたり新聞紙を破ったり丸めたりして手先運動を行ったり多目的室からマットを持ってきて傾斜を作って上り降りできるよう環境設定している。音楽を流してリズムにのって体を動かしたり紙芝居や鈴を持ってリズム遊びも取り入れながら活動している。
言葉
言葉が出るようになってきたり保育者の言っていることが理解出来るようになってきている。紙芝居や絵本を呼んでいる際に出てくる言葉を真似していったり言おうとしたりして言葉の発達が育ってきている。紙芝居や絵本を読み終わった際には「おしまい」と保育者が言うと後に続いて「ま~い」と言っている姿も見られる。クラスのお友だちや先生を「どこでしょう」の合わせて歌うと指をさして顔と名前が一致している子もいる。個人差はあるが、少しずつ会話もできるようになってきていたり2語3語と話せるようになってきている。
表現
音楽に合わせて身体を動かすことを楽しんでいる。保育者の動きをじっと見て真似しようとしている姿が見られる。…
健康
生活に慣れてきて、外で体を動かすことが楽しくなり、子どもたちから「早く外に行きたい」とアピールすることが増えてきた。身の回りのことはまだ援助は必要だが、自分の靴下や帽子をとり、身につけようとする姿がある。できると達成感を味わい、喜んでいる。鼻水が出ている子が多かったが、中旬から月末にかけて落ち着き、元気に登園できている。食事や午睡も安心してしっかりとれるようになってきた。暑い日が続いているので、水分補給をこまめにし、健康管理に注意していく。
人間関係
担任、フリーの保育者に慣れ、一緒に遊ぶことを楽しんでいる。担任が出勤すると笑顔で駆け寄るなど、関わりが深くなっていることが分かってきている様子がある。また、友だち同士の関わりが増えおもちゃや場所の取り合いでトラブルもあるが、一緒の空間にいることを楽しみ、物の貸し借りをして喜び合うなど、微笑ましい場面が多くなってきた。なるべく見守り、必要に応じて仲立ちすること、共に遊び、楽しさを一緒に味わえるようにすることを心掛けている。
環境
散歩では行き先を増やして、歩くことを楽しみ、長い時間歩ける子が増えてきた。自分から「歩く!」と保育者に伝える姿も多くなってきた。また、友だち同士で手を繋ぐことが嬉しくなり「てって」と言いながら笑いあって歩いている。散歩先では、たんぽぽの綿毛を不思議そうに見たり、葉っぱを集めたりと自然と触れ合う場面が多かった。
低月齢児の子どもたちも午前中に眠くなることが減り、公園まで生きのびのび体を動かしながら探索活動を楽しむようになってきた。転倒が減り、自分で歩けることを喜んでいる。活動範囲が広くなってきたので、人数点呼をこまめにし、安全に留意している。
言葉
言葉で伝えようとする場面があり、「○○あった」など二語文で伝えることも増える。自分の名前が言えるようになったり、友だちの名前が言えるようになり、保育者と一緒に名前を呼び合って楽しむようになる。歌の歌詞がはっきりしてきて、より歌うことが楽しくなっている様子が見られる。紙芝居に合わせて返事をし、楽しい場面や興味を持った場面でより発声や発語が見られる。低月齢児の子どもたちも保育者の言っていることが分かったり、「ばいばい」言いながら手を振ったり、言葉でのコミュニケーションをとろうとしている。
表現
クレヨンでのお絵描きを楽しんだ。色選びなども自分で行い、初めてだったが全員が自分から「やる」とアピールして意欲的だった。点々で描く子、何色も重ねる子、線を横に往復させる子など様々な個性が見られた。体操やうたがより好きになってきて、曲が流れると興味のある子たちが自然に集まり、身体を動かしている。…
健康
暖かい日は公園や園庭で体を動かして遊ぶ。登園時に涙していた子が数名いたが、戸外に出ると落ち着き、周りの様子をみたり、笑顔で歩きだしたりする姿が見られた。環境の変化や不安定な気候により体調を崩しやすい時期なので、一人一人の機嫌や健康状態について家庭と連携をとりながら元気に過ごせるようにした。天候によって衣服の調節や水分補給をして、健康管理に留意していく。
人間関係
受け入れ保育が進むにつれて、新入園児はゆっくりと保育士等に慣れてきて「抱っこして」と笑顔でそばに来る姿も見られるようになった。たんぽぽ組から進級してきた子どもたちは新しい担任にも慣れ、手を引いて遊びに誘うようにもなった。それぞれが保育士等や友だちへの関心が出てきて、友だちが遊んでいる姿を見て、嬉しそうに近づいたり、同じ玩具で遊び始めたりする。一方で玩具や場所の取り合いになることもあった。子ども同士が遊んでいる時は近くで見守り、いざこざが起きそうな時は子どもの気持ちを受け止め、楽しめるような言葉がけや他の遊びに誘うなどして対応した。
環境
進級児は、前年度の移行保育を経て新しい保育室に慣れ、好きな玩具を見つけて遊んでいた。園庭遊びや散歩でも、積極的に体を動かして遊ぶことを楽しんでいた。
新入園児は新しい環境に場所見知りする姿もあったが、なるべく担任と保育室にいられるようにすることで、少しずつ慣れていった。好きな玩具を見つけると自分から取りにいくようにもなり、園庭遊びでも好きな場所へと移動して探索を楽しんでいた。まだ歩行が完成してない子もおり、転倒なども見られたが、安全に遊べるようにしていった。
言葉
色々な物を指差し、喃語や一語文や二語文で保育士等に意思を伝えようとする姿がある。また、保育士等の言葉を真似したり、言葉の語尾を言ったりして仕草を真似しながら友だちや保育士等との関わりを楽しむ。子どもが指差ししたり、伝えようとしたりする姿を受け止め、分かりやすい言葉で代弁しながら、発語を促していく。絵本や手遊び歌を通しても、簡単な単語を理解できるように配慮していきたい。
表現
こどもの日の制作で足型スタンプをした。足の裏に筆で絵の具を塗ると、不思議そうに足元を見つめたり、くすぐったそうにしたりする子はいたが、嫌がらずに嬉しそうにしている子が多かった。台紙にこいのぼりの目と足型を貼り付けて完成すると「ぺったん」「おかお」「めめ」と笑顔で話す子もいた。…
…
健康
発熱で数日欠席や早退が数名、鼻水や目ヤニがでる子がいた。1名にインフルエンザ発症し、最終日29(金)に登園再開となる。手洗いの際には袖をまくりあげて石鹸でしっかりと洗うことができてきた。午睡は入眠に時間がかかる子もいるが、概ね布団に入るとしばらくして眠りにつく。給食は全体的におかわりをしてよく食べ、残食が少ない。よく遊び、お腹が満たされ午睡時間もしっかりととれていた。
人間関系
クラスの友だちと遊ぶ中で言葉のやりとりが盛んになっている。仲間意識も高まり「いれて」「いいよ」から「○○くんはいいよ」「○○くんはだめ」という場面もみられる。一人一人の状況をよく捉え、その思いを受け止めながら関わっていくようにした。ちゅうりっぷ組と合同散歩をした。普段同じクラス同士だと手つなぎをしたがらない子が、お姉さんお兄さんだと手をつなぎ、しっかりと歩く姿もみられた。子どもが異年齢の子どもの存在を感じ、互いに関わりを楽しめるように援助していった。
環境
3月27日(木)から移行保育が開始され、ちゅうりっぷ組での活動となる。環境の変化で朝保育室に登園の際、少し戸惑う子もいたが、子どもたちが遊びを楽しめるよう室内環境や棚のレイアウトを工夫した。進級に向けて安心して過ごすことのできる環境づくりにつとめた。
言葉
3月末で転園となる子2名のお別れ会を行った。保育士が4月から新しい保育園へいくことを子どもたちに伝え「一緒に過ごすことができるのがあと少しでさみしいけど、たくさん遊んで思い出を作ろうね。」と話すと「そっかー」「うん、わかった!」といった言葉がみられた。ホワイトボードシアターで「小さな世界」を絵と歌詞をみながら一緒に歌った。保育士や友だちとの言葉のやりとりをする経験を通して、言葉の意味するものや話されたことの内容を徐々に理解するようになり、言葉で伝え合うことの喜びや言葉による心を通わせる楽しさを味わえた。
表現
よく歌う『はたらくくるま』に加え、『ねこふんじゃった』や『おべんとうバス』の歌をとり入れた。絵本やホワイトボードシアターで歌うと子どもたちも口ずさみ、保育士等と一緒に身振りをいれて楽しむ。ディズニー手遊び歌も好きで最後のフレーズ「ごーとごーをあわせると、ミッキマウス×3♪」で両手をパーにして頭の上で「ミッキー!」といってポーズをとる子どもたちの姿が表情豊かで、イメージをふくらませて表現を楽しむ姿がみられた。…
健康
1日を通して気温差が見られる日が多く、午睡中の咳・鼻水が目立つ子が多く見られた。保育士等が「鼻水出ちゃったから拭こうね」こまめに鼻水を拭き上げる。体調に留意して体温調節の為上着の脱ぎ着を行い、子どもたちが過ごしやすいように保育士等で連携を取り合う。活動後や食事の前など手洗いが身についてきて保育士等の声掛けで手洗い場まで向かう。また、泡のハンドソープを使って自分の手をゴシゴシ洗うのが上手になる。
人間関係
遊びの中で「かして」「いいよ」と友だち同士で伝えあいおもちゃの貸し借りをする一面が見られるようになる。友だちがブロックで電車を作っているのに興味を示し、「なにつくってるの?」「でんしゃつくってるの」と関わりを子どもたち同士で楽しむ姿もまた見られるようになる。泣いている子がいると頭を撫でている優しい場面も見られた。
環境
散歩に向かう際に、雪が積もっている道を通り「ゆきがあるね」「ゆきだるま」と散歩道で季節の変化を保育士等と言葉を通して見つける。手先を使ったひも通しやパズルの遊びを用意し興味を持ち集中して取り組んでいた。散歩道に落ちている花びらを公園などでテーブルのに集めて料理ごっこを「いらっしゃいませー」と楽しんでいた。
言葉
友だち同士の遊びのやり取りの中で、おもちゃを使いたい子に「ダメ、いやだ」と言っていたが、保育士等が仲立ちに入り言葉で繰り返し伝えていく。その中で子どもたちから「まっててね」「おわったらいいよ」と言葉で伝えていた。また思いを伝えたいときに「○○がしたかった」と保育士等に伝えていた。
表現
節分の会へ参加したことで赤い色や青い色を見つけると「おにさんだ」「おにはーそと」と豆を投げる素振りをする姿が見られるようになる。また雪の出てくる紙芝居を子どもたちに読み聞かせすると「まえみたよ」「ママとパパとみた」と保育士等に伝えていた。
園庭に積もっている雪を桶に集め保育室で雪を触る体験をする。「つめたい」「フワフワだね」と保育士等に雪の感触を伝える姿が見られた。…
健康
戸外遊びから帰ってくる時には、しっかりと石鹼で手が洗えるようなってきた。袖口が濡れてしまうので、「袖まくまくしてね」と声をかけると皆、一生懸命に袖をまくろうとしている。又、今年は日中気温が低くても日差しがあるとポカポカしていて自分から「ジャンパーいる。」「○○ちゃんはジャンパー要らない」などと衣服の調節を自分で伝えられる子も出てきている。
人間関係
「○○くん、一緒に遊ぼう!」「○○ちゃんは今日は来ていない」など友だちの名前を覚え仲間意識を持って遊びを楽しむ姿が見られる。
園庭で、異年齢の子どもが遊んでいるのを見て仲間に入りたがったり、ごっこ遊びを覗いてちょこんと隣りに座ったりする。そこでお姉さんたちも優しくし小さい子を思いやる気持ちも芽生え交流も生まれている。
環境
年が明けての散歩道は、玄関や店先に正月飾り飾りがあり行事について興味を持つ機会が多かった。「おうちにもあるよー」と声を上げる子もいた。「新年子ども会」ではもも組に獅子舞が来てお正月を味わうことができた。どの子もとても印象に残ったらしく家の人に話した様子を保護者がノートで伝えてくれた。今年もよい年になるようみんなで祈ることができた。
言葉
お店屋さんごっこが大好きで「これください」や「ありがとう」など言葉のやりとりを楽しむ様子が多く見られた。
又、絵本で同じものを見つけると「これ○○くんの」「○○ちゃんのメロンだよ」と伝えて、会話が弾んでる様子も見られた。
表現
『はたらくくるま』が大好きで、紙芝居をすると大きな声で一緒に歌えるようになった。
一緒に歌うと楽しくなり、「すごいね」「上手だね」というと他の子も大きな声で大合唱となる。好きな歌から多くの言葉を学び取り何度も繰り返す事によって、今まで発語が少なかった子どもが、友だちからも学べる姿もありとても微笑ましかった。…
健康
全体的に鼻水が出る子が目立ち、月初めと月末は熱でお休みする子がいたが、大きく体調を崩すことなく元気に登園する。感染予防のため、こまめな手洗い、室内の気温と湿度管理に留意した。袖が濡れないようにまくり、石鹸で丁寧に手を洗う習慣も身についてきた。保育室全体の掃除をし、清潔な環境で子どもたちが快適に過ごせるよう配慮した。
人間関係
友だちに対する興味関心が高まり、自ら働きかけて関わろうとしている。傍にいる友だちや保育士等と「あっぷぷ」をしながら、同じ動作や表情を面白がり、互いに顔を見合わせ笑い合う。おままごとで「かして」「どうぞ」のやりとりをする子、泣いている友だちに「大丈夫?」と声をかける子、たんぽぽ組の小さい子の頭を優しくなでるしぐさもみられた。双方の思いがぶつかり合うこともあるが、やりとりを保育士等がすぐに止めてしまわずに、思いを温かく受け入れながら見守り、子どもが自分と他者の気持ちの違いに気づけるよう援助していった。
環境
冬至の前に、季節の風習を取り入れ生活を楽しむ取り組みとして、ゆずの香りを楽しむ体験を行った。少し皮を削いだところから香りがただよい、保育室中が柑橘のいいにおいに包まれた。大小さまざまな形のゆずを手にとりながら、嬉しそうな表情の子、不思議そうな表情でじっと眺める子、鼻に近づけてにおいをかいでみる子、「みかん!」と言って「あ~ん」と食べる真似をする子、それぞれ興味を向けていた。子どもの発する言葉に「いい香りがするね」と共感しながら、一緒に雰囲気を味わい、楽しむようにした。
言葉
「せんせい」と呼んでいた子が「〇〇せんせい」と親しみを込めて呼びかけてくれるようになった。友だちの名前を呼び合ったり、一緒に『はたらくくるま』の歌を元気な声で口ずさんだりし、子どもの話すこと聞くことへの意欲が高まっている。日常の挨拶をはじめとして生活や遊びの中で丁寧に温かく言葉をかけながら関わるように心がけた。
表現
冬のパーティーで大好きな「おもちゃのチャチャチャ」の曲に合わせて合奏を披露した。クレヨンでお絵描きとシールを貼った三角帽子をかぶった。散歩で拾ったどんぐりで作ったマラカスを嬉しそうに振り、友だちや保育士等と一緒にリズムをとって楽しむ姿がみられた。自分の思いや体の動きと音楽のリズムのつながりを、心から楽しむ経験を重ねていけるよ
した。…