1歳もも組まとめ・指導計画バックナンバー

1歳もも組2025年度7月のまとめ

(健康)

日々の気温差で子どもたちも鼻水や咳、発熱などで体調を崩す子が多く欠席する子が多かった。室内換気をし、子どもたちの検温や水分補給もこまめにするようにしてきた。
食事の手洗いなど保育士が手伝おうとすると、「じぶんでやる!」と言う姿が見られるのでその気持ちを大切にし難しいところは手伝い、できるところは褒めながら見守ってきた。

(人間関係)

友達に興味が出てきて、近くに行ったり同じおもちゃで遊んだりする姿が良く見られた。関わりが増えた分、友だちとの関わり方が分からずに押してしまったり、叩いたり、噛んでしまう場面も見られ、保育士も子どもたちと一緒に遊び子どもの気持ちを言葉にして関わり方を伝えていった。

(環境)

暑い日が続き、玄関先での水遊びを楽しむ。水を怖がる子もなく、タライの水を手でバシャバシャしたり、ジョーロやペットボトルに水を入れて自分の体にかけて気持ちよさそうに遊んでいた。また、危険の無いように子どもたちの様子を把握しながら保育士も一緒に楽しんできた。
室内遊びでは、初めての寒天遊びを行った。発達に応じて、3グループに分かれ、高月齢、中月齢は見立てて遊べるようにスプーンを準備し透明のカップに入れてジュースにして楽しみ低月齢は保育士が寒天をすくってコップの中に入れたものを触って感触を楽しめるようにし、思い切り寒天を触り楽しんでいた。。

(言葉)

言葉も単語、二語文が増えて、自分の思いを伝えようと身振り、手振りで伝えようとする姿も増え保育士も丁寧に言葉で対応するようにしてきた。
「○○ちゃん、おもちゃか~し~て!」「○○がつかいたかったの!」と友達に伝えられることも多く、上手く伝えられない時は、保育士が相手に代弁したり、やりとりがスムーズにいくようにしてきた。

(表現)

体を動かすことが好きで、曲が流れるとジャンプしたり、手を振ったりリズムをとって楽しんでいた。歌も良く知っていて、♪ひげじいさん♪や♪犬のおまわりさん♪を大きい声で歌って友達と楽しんでいた。好きな絵本があると、「もういっかい」と言って真似して歌う姿が見られた。7月の制作でペンギンの足形を作った。子どもたちが選べるように何色か色を出し「これがいい!」と指をさした色で保育士が足の裏に筆でぬるとくすぐったそうに喜んでいた。その後は目玉を黒の丸シールで貼りかわいいペンギンが仕上がった。…

1歳もも組2025年度6月のまとめ

健康

気温の高い日が続き、戸外遊びは子どもの様子を見ながら無理なく行った。散歩に行ける気温の時は、近所の公園や商店街まで足を伸ばし、交代で手を繋いで歩いた。歩きたい意欲が高まってきて、保育者や友達と手をつないで嬉しそうに散歩を楽しんでいる。疲れたら休息をとり、シャワーで汗を流すようにして、蒸し暑い季節も楽しく体を使った遊びを楽しめるように心掛けた。

人間関係

友達に親しみを持つようになり、同じ遊びをしたがったり、名前を呼んで一緒に遊ぼうとしている。自我の拡大により、お互いの思いがぶつかり、玩具や場所の取り合いになることも多い。「〇〇したかったのね」と気持ちを受け止めていると落ち着き、気持ちを切り替えて次の遊びへと向かえている。友達の洋服や好きな玩具や絵本を分かっていて「どうぞ」と渡すこともある。

環境

雨の降る日には、「あめ」「かさ」と言いながら外に出たそうにする。雨が上がった翌日には、みんなで泥遊びを楽しんだ。裸足でそうっと水たまりに入って、泥の感触を楽しんだり、ジャンプで飛び込んだりして、皆で水しぶきをあげて喜んでいた。保育者と一緒にシャベルで泥をすくってバケツに入れ、ぐるぐるとかき混ぜたり、「おもいね」といって泥の入ったバケツを持ち上げようとする子もいた。

言葉

語彙が増え、言葉の理解が進んでいる。お名前呼びをすると、「はーい」と返事をしたり、保育者の顔をじっと見つめたりして、どの子も自分の名前を呼ばれるのを待っている様子がある。お気に入りの絵本が出てきて、繰り返しのリズムや破裂音を保育者と一緒に口ずさみ、「おしまい。もういっかい!」と繰り返し楽しんでいる。

表現

手遊びや歌がみんな大好きで、曲が流れると全身を揺らして楽しむ子、ジャンプをする子、歌を口ずさむ子など、それぞれに音楽を楽しむ様子がある。「バナナのおやこ」の曲が好きで、「バナナ」と毎日のようにリクエストがあり、保育者と一緒に歌いながらカードシアターを楽しんだ週もあった。…

1歳もも組2025年度5月のまとめ

健康

5月のすがすがしい晴れには戸外でたくさん体を動かして遊ぶ。寒暖差のある季節でもあるので、咳や鼻水が出る子どもが多く見られた。活動は休息や水分補給をこまめにとりながら子どもの様子を見て無理せず楽しめるようにした。

人間関係

散歩車に数人で仲良く乗ったり、保育者等と手を繋いで歩き、商店街に散歩に行くとお店屋さんや近所の方が笑顔で手を振ってくれると子ども達も手を振り、大人の真似をして頭を下げて挨拶をして交流を楽しんでいた。

環境

幼児クラスの子どもが園庭でダンゴ虫を見つけて見せてくれると「なんだろう?」と不思議そうな顔の子どもたち。少しずつ生き物に興味、関心が持てるようになってきた。新緑の季節に公園や花壇には色とりどりの花が咲き子どもたちも、見る、触るなどの経験を通して様々なものに興味をふくらませている姿が見られた。

言葉

楽しい給食の時間には「おいしい」「おかわり」「おちゃ」「ちょうだい」などの言葉が聞こえてくる。言葉と共に身振り手振りを使って気持ちを伝えようとする姿が見られた。言葉のやりとりをたくさん経験できるように子どもの言葉にひと言添えたり、伝えたいことを受け止めて保育士等が代弁して会話する楽しさを味わっていた。

表現

指スタンプでイチゴ製作を行った。小さな子どもたちの指に絵の具をつけ何度もペタペタ。指スタンプでそれぞれ個性的なかわいいイチゴの模様ができあがった。手遊びは『♪とんとんとんとんアンパンマン』が大好きで保育士や友だちと一緒に真似をし、最後の「♪ワンワンワンワン、僕チーズワン!」の所では笑い声が聞こえてくるほど楽しんでいた。…

1歳もも組2025年度4月のまとめ

健康

登園時、泣いている子も数名見られたが、園庭遊びや、散歩に行くと笑顔になり、たんぽぽの花や葉っぱを見つけて楽しむ姿が見られた。慣れない保育園生活と不安定な天候で体調を崩しやすい時期でもあるので子どもたち、一人一人の機嫌や健康状態について家庭との連携をとり元気に過ごせるようにしてきた。

人間関係

新入園児は少しずつ保育士に慣れ始め、笑顔で過ごせるようになる。たんぽぽ組から進級してきた子どもたちは新しい担任にも慣れ、手を引いて遊びに誘ったりするようになった。友だちや保育士たちにも興味が出てきて友だちが遊んでいる姿を見て仲間に入ったり同じ玩具で遊んでいた。そんな中で玩具の取り合いや場所の取り合いなど起こるが双方の気持ちを聞き受け止め他の遊びに誘うようにしてきた。

環境

進級児は移行保育をしていたので、新しい部屋にも慣れており安心して過ごす姿が見られた。また、新入園児は、新しい環境に慣れるのに時間はかかったが、担任や友だちと関わっていくうちに少しずつ慣れ、笑顔が見られるようになってきた。
園庭や散歩先の公園で虫や花など自然に触れ感触を味わい楽しんでいた。また近所の人に合うと「バイバイ」とニコニコ笑顔で手を振る姿も見られた。気に入った、おもちゃなど好きなものを手に取って遊び安心して過ごす。

言葉

散歩などでかけ、車や犬など見ると、「ブーブ」「ワンワンいたね」など指差して保育士や友だちに伝えようとする姿がみられた。絵本や紙芝居などに興味を持ち、簡単な言葉で繰り返したり、やり取りを楽しみながら、発語を促すようにしてきた。

表現

歌が大好きで、知っている部分があると歌ったり体を揺らしながらリズムをとって楽しむ。また、絵本を読んでいて楽しい場面があると友だちと笑ったりして集中してみていた。また、こいのぼり製作では、絵具をダンボールのスタンプで「ペタペタ」と笑顔で押し、手先を使って上手に模様を付け目玉もシールで張り一人一人個性のある、こいのぼりが仕上がった。…

1歳もも組2024年度3月のまとめ

健康

寒暖差があり、咳や鼻水が多く出る姿があったが、大きく体調は崩さず過ごすことができた。鼻水が出ると、自分で「はな」と言ってティッシュで鼻を拭こうとしたり、手洗いの時には見本を見ながら丁寧に行う姿があった。また、オムツに排尿があった時は、「オムツでちゃった」と保育士等に伝えてオムツ交換をしたいと表現することが増えた。着替えは自分で行いできることが増えた。しかし年度末になり、環境の変化を感じて甘える姿があり、思いを受け止めていった。

人間関係

ごっこあそびを楽しむ姿が多くなる。自然と役割が決まり、お店屋さんとお客さんに分かれて遊んでいる。買い物バッグを下げて友だちと一緒に歩き、同じイメージを共有して過ごすことでより一つ一つの遊びが長く続き、展開が見られるようになる。

環境

散歩先では目的地に着くと座って約束を聞いてから、遊び始めるようになる。「お外は車きちゃうから危ないね」など少しずつ意味が分かり、聞いたことに対して行動が伴うことが多くなる。また、ダンゴ虫やてんとう虫がいて様子を観察する姿が見られた。
実生活で経験したことが遊びになることが多くなり、「ピッ」と言ってカードで買い物しようとしたり、料理をする保護者の姿を真似てフライパンを動かしたりする。

言葉

トラブルになっても、保育士等が仲立ちすると状況や思いを言葉で伝えることが多くなってきた。友だちとの会話を楽しみ、「こっちであそぼうよ」「これ、みてみて」「これあげるね」など互いに誘い合い、優しくしようとする姿がある。

表現

ストーリー性のある紙芝居を夢中で見ることが多くなってきた。昔話などを中心にじっくり見ている。次の場面や台詞を覚えていて、「●●がでてくるよね」と言う。おおかみが出てくる話では「こわいね!」と友だちと笑い合って楽しんでいた。
体操や歌では大きな声で歌い、歌詞がはっきりしてきて歌うことをより楽しめるようになってきた。粘土あそびでは「へびつくりたい」「アンパンマンつくりたい」など感触遊びを楽しみながらも目的を持って何かを作ろうとする姿も増えてきた。…

1歳もも組2024年度2月のまとめ

健康

鼻水や咳がでている子が多かった。特に鼻水が出ている子が多く、小まめに拭きとるようにしていった。感染症対策で適度に換気や温度調整も行った。排尿、排便をした際には、子どもたちから教えてくれる姿が多く見られた。また、排便の際はおむつ替えが終わった後に「手洗う」と言って保育士の真似をして石鹸で手を洗っている子もいた。

人間関係

友だちに「何やってるの?」と聞いたり「○○もやっていい?」と尋ねている姿があった。遊びも発展し、病院ごっこを友達同士で行い、「どこが痛いですか~?」と言って大型ブロックを薬に見立てて遊んでいた。友だち同士での関わりが深くなってきたことでトラブルはあるが「何が嫌だったか」を聞くと「これが嫌だった」と理由を簡単な言葉で説明しようとする姿も見られてきた。また、保育士が仲立ちしなくても友だち同士で簡単な会話が生まれ成立することもある。

環境

棚の仕切りを変えると、開放感があり落ち着いて過ごすことが出来た。また、2階から恐竜のおもちゃを持ってきて遊んだりちゅうりっぷ組から車を借りてきて玩具にも少し変化をつけると集中して遊ぶことが出来ていた。また、机の上で仲良く絵本を読む姿も見られた。また、少し長い紙芝居でも集中して聞くことが出来るようになってきている。

言葉

保育士には、自分のやりたいことや思いを簡単な言葉や会話で伝えようとする姿が見られるようになっている。高月齢児は「○○ちゃん一緒に遊ぼう」と誘ったり低月齢児は、遊びたい友だちの近くに行って「おいで」「いいよ」などと言って、友だちと簡単な言葉でやり取りをする場面が多く見受けられた。

表現

机上遊びで行うお絵描きや塗り絵では、手首の運動が発達しクレヨンの筆圧が濃くなってきている。クレヨンの持ち方も三本指で持とうとする姿が見られた。また、紙全部を使ってお絵描きをしていたのが、小さい丸をたくさん書けるようになってきた。小さい丸を食べ物に例えたり「ママ」「パパ」やアンパンマン等好きなキャラクターに見立てている子もいた。…

1歳もも組2024年度1月のまとめ

健康

朝夕と冷えるようになり、鼻水が出る子が増えた。他のクラスで感染症や発熱する子が出てきているので、こまめに検温しながら子どもの体調面に気をつけていった。
午睡時はなかなか寝付けなかったり早く目が覚めたりと、子どもによって様々な姿があった。早く目覚めた子には、落ち着いて過ごせるスペースを用意するなど、それぞれの睡眠のリズムに合わせて関わっていった。

人間関係

友だちの遊んでいる姿に興味が出てきて、真似して遊んだり、一緒に見立て遊びをしたりして楽しむことが増え、会話のやり取りもしている。思い通りにならないと泣いたり怒ったりする子もいるが、保育士等の言葉がけで気持ちを受け止めてもらうと少しずつ気持を切り替えられるようになってきている。また、玩具や場所の取り合いになり「いや」と言って手が出たりすることもあるが、時々譲る姿も見られた。

環境

子どもの成長や2歳児クラスへの進級を見通して室内の環境を見直した。活動に応じて棚やテーブルの位置を移動し、着替えのスペースの確保や遊びに集中しやすいように工夫した。着替えのスペースを作ることで、靴下や帽子の片づけ衣服の着脱にスムーズに取り組むことができてきた。また、パズルや粘土、お絵描きセットなど、机上遊び用の玩具も増やしたことで手先や指先を使う遊びも楽しむ姿が見られた。

言葉

言葉でのやり取りが増え、友だちや保育士等と会話を楽しむ姿が見られるようになってきた。自分の思いを上手く伝えられなかったり、月齢や個人の差から思いが上手く伝わらなかったりする場面もあった為、その都度保育士等が仲立ちして思いを代弁して伝えていくようにした。また、色の名前も分かるようになってきて「あか」「あお」「きいろ」「みどり」「○○いろの○○だね」と言ったり、言った色を指さしたり、同じ色の玩具を見せてくることもあった。

表現

ダンスや手遊びでは、自分なりの動きや保育士等や友だちの動きを真似して楽しむ姿が見られている。制作やお絵描きでは自分の好きな色のクレヨンを選び、枠の中を塗りつぶしたり、丸・線・曲線などを描いたりと自分なりに表現している。また、丸で顔のパーツを描ける子も出てきた。「○○かいたよ」と何を描いたか保育士等に伝える姿があった。……

1歳もも組2024年度12月のまとめ

健康

手を洗う際には「石鹸でゴシゴシしてバイキンバイバイしようね」と声を掛けると、「バイバイ」と言って手を洗っている。着替えでは、「自分でやる」と保育士に伝え意欲的に取り組んでいる。着替えが一つ一つ着実にできるようになってきている。意欲もより強くなり、「できない」と言いながらも「お手伝いする?」と声を掛けると「自分で」と頑張っている。手伝ってほし時は「これやって」と伝えに来る。自分でできる物とできない物の区別ができるようになってきていると感じる。子どもたちペースで取り組めるよな援助を心掛け、手伝いを求める時には自分の部分を残しながら援助し、「自分でできた」という思いを持てるようにしていく。

人間関係

高月齢児は、友だちに「○○ちゃん遊ぼう」と誘い合う姿も多く見られるようになり、友だちと一緒にご飯を作ったり鉄棒をしたりして楽しんでいる。また、普段手遊びで行っている「3匹の子ぶた」を思い出し、「今オオカミから逃げてるの」と言い、バスマットを盾にして隠れて遊んでいる姿も見られる。保育者が一緒にやっていたことを子どもたちだけで遊んでいることに成長を感じる。低月齢児は、「おいで」と言って誘ったり手を繋いで歩いたりしながら友だちとの関わりを楽しんでいる。また、友だちと一緒に絵本を読みながら、知っている言葉や喃語を話してやり取りを楽しんでいる姿も見られる。

環境

進級に向けて午後の活動では、なるべく仕切りを開放して過ごしている。開放すると机でおままごとをしたり絵本を友だち同士で読む姿が見られた。また、米粉粘土遊びでは自分たちでコロコロし蛇を作れるようになった子どもが増えた。ままごとの鍋やコップ使ってジュースやご飯を作っている姿もある。子どもたちがやりたい遊びを選べるよう、棚の位置や玩具を増やすなどの工夫をし、室内遊びを充実させていく。

言葉

高月齢児は、2語文、3語文を話すようになり保育士や友だち同士で少しずつ会話をする場面もある。中月齢児は、単語や2語文がかなり出るようになってきている。保育士が絵本や紙芝居を読む中で、オウム返しをしたり「これは?」と疑問に思ったことを言葉にして伝えようとする姿が多く見られるようになってきた。低月齢児は、絵本を数人で読んでいる姿がある。指を指したり知っている単語や発語でやり取りを楽しんでいる。トラブルもあるが、友だちとの関わり方を遊びの中で学んでいけるような仲立ちを心掛けていく。また、場合によって読み聞かせの前等に全体で話す場を設けていく。

表現

クリスマス会では、ジングルベルをマラカスで演奏した。乳児全員がいる中で演奏は、緊張している顔を浮かべている子もいた。しばらくすると、雰囲気にも慣れ、マラカスを曲に合わせて振り、自分たちなりの表現を楽しんでいた。クリスマス会が終わった後はマラカスをままごとに使って調味料にしたり音楽が流れると、マラカスを振って自分たちで遊びをイメージを膨らませて展開させていっている姿が見られた。…

1歳もも組2024年度11月のまとめ

健康

戸外遊びでは、鉄棒やのぼり棒、タイヤ引きなど腕の力を使ったり、全身の力を使って遊ぶことが多くなってきた。体力がついてきて、戸外遊びが長く続くようになってきた。
鼻水が出ると「はな」と言ったり、鼻を指さして伝えようとする姿や、服が濡れると着替えようとするなど不快な思いを感じて伝える姿が多くなってきた。
身の回りのことに意欲的に取り組み、特に服の着脱は自分でできることが増えたり、協力動作が多くなってきた。

人間関係

友だちを意識することが多くなり、やってあげたい気持ちや一緒にいたい気持ちが強くなってきた。自然と手をつないで歩いたり、一緒のものを見て笑いあったり同じ空間にいることを喜んでいる。また、関わりが多くなってきた分トラブルもあるが、保育士等が仲立ちしながら、互いの気持ちを簡潔な言葉で伝えると、納得することも増えてきている。絵本や紙芝居を、友だちと見ることでより楽しく感じたり、興味を持って見てみようとする姿も増えてきている。

環境

散歩先では行動範囲が広がり、木の後ろでかくれんぼをしたり、小さな家に入って友だち同士の関わりを楽しんでいる。また、落ち葉などを集めて上から降らせて楽しんだり、踏んで音を楽しむ姿があった。季節の移りかわりを体験する良い機会となった。散歩では、2台で行っていた移動車を1台にして、散歩先へ向かう。手を繋いで歩くことが楽しくなってきた。一人一人の体力や気持ちに合わせて行うようにする。
机上遊びではパズルやシール貼りなど手先を使った遊びに夢中になっている。

言葉

言葉がはっきりしてきて伝わることが多くなり、よりコミュニケーションをとることが楽しくなっている様子がある。好きなことから発語に繋がっていくことが多く、車や電車、動物、友だちの名前など身近なものからどんどん言葉が出てきている。紙芝居や絵本では簡単なストーリー性のあるものも楽しめるようになってきている。

表現

体操や季節の歌、手遊びをのびのび楽しんでいる。歌詞もはっきり歌えるようになってきたので、より歌うことが楽しくなってきた様子。
散歩先では、地域の方に挨拶をして関わりを持ち、嬉しそうにしたり、前を通った消防車などのはたらく車に大喜びして手を振るなど、可愛い姿が沢山見られた。子どもたちの気持ちを大切にして、思いに共感しながら過ごしていきたい。

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1歳もも組2024年度10月のまとめ

健康

季節の変わり目で、咳や鼻水が出る子や手足口病に感染した子が数名いた為、保育園での体調の変化に気付けるよう様子を見て過ごした。朝夕の気温差はあったが日中は暑い日が多く、戸外での活動の際の服装を調節して過ごした。
食事が終わると自分の布団を探し、横になる姿が見られる。横になってしばらくして一人で寝付く子と、保育士等の寝かしつけで入眠する子がいるが、みんな目覚めの時間までぐっすり眠ることが多くなってきている。

人間関係

友だちとの関わりが増え、保育士等が中心になりながらも「電車ごっこ」「お買い物ごっこ」「お誕生日ごっこ」など数人で一つの遊びを楽しむ姿が見られるようになってきている。また、友だちと真似をし合って同じことをすることへの喜びを感じるようにもなる。友だちが泣いている時には頭を撫でたり、玩具を渡してあげたりと、友だちを気に掛ける様子が少しずつ見られてきた。
玩具や場所の取り合いなどでトラブルもあるが、引き続き保育士等が言葉を添えて仲立ちしていく。

環境

体力が付いてきたので戸外で遊ぶ機会や、広い場所でのびのびと体を動かすことができるようにした。園庭や公園では走り回ったり、段差に登ろうとしたりと動きがより一層活発になってきている。子どもたちが好きな場所で遊ぶことが出来るように玩具や遊具を準備したりしていった。散歩では、行き帰りで順番に保育士等と手を繋いで歩いたり、安全な場所では友だちとも手を繋いで歩く練習をしたりしている。室内では簡単なパズルやクレヨン、シール貼りなどで指先を使う遊びや新聞紙ちぎり、風船遊びなどをおこない、感触や感覚を味わえるようにした。

言語

友だちや保育士等を見つけると「○○ちゃん、○○しよう」「せんせい、いっしょにあそぼう」など二語文や三語の文となる言葉聞えていた。
低月齢児はすぐに言葉として出てこなくても、喃語や指差し、頷きや首振りなどで相手に自分の気持ちを全身で伝えようとする姿も見られていた。言葉にならない子の訴えにも耳を傾けていけるように気をつけて見守るようにし、保育士等が代弁するようにした。

表現

子どもが興味を示した絵本や紙芝居、手遊びを楽しんだ。子どもたちが好きなものを繰り返すことで、絵本や紙芝居の中に出てくる言葉や語彙を真似ていた。歌や手遊びが言葉として出ていなくても、手を叩いたり身体を揺らしたりして、リズムをとることで一緒に楽しんでいる様子が伺えた。
ハロウィンの制作でカボチャのオバケの台紙に絵を描いた。「あかだよ」「きいろ」「あお」など、自分が持っているクレヨンの色を保育士等に伝えながら思い思いに描いていた。

 

 

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