健康
天気のいい日には散歩に出掛け、思いっきり体を動かして遊ぶ。散歩から帰ると、靴、靴下を脱いで部屋に入る。部屋に入ったら手を洗い、トイレに行く。着替えが終わったら楽しみの給食。お腹が空いた子どもたちは「いただきます」と挨拶をしてから食べる。お腹が満たされ午睡に入る。布団に入るとすぐに寝る子や、保育者のトントンで寝る子もいる。眠たい時に寝て、すっきりと目覚め遊ぶ。安定した生活リズムの中で機嫌よく過ごしている。
人間関係
室内ではおままごとを楽しむ姿が見られる。鍋や皿をテーブルに置き、チェーンリングやブロックを食べ物に見立てて遊ぶ。夢中になって遊び「楽しかった」という経験を積み重ねると、遊んでいた玩具に愛着を持っていた。他の子が遊びたい時に、その玩具を巡って取り合いが起きる場面において、保育者は「このオモチャで遊びたいんだって」と双方の気持ちを受け止めながら仲立ちをした。少しずつ自分と他者の気持ちに気付き始めている。
環境
ちゅうりっぷ組の部屋での過ごし方にも慣れてきた。おままごと用キッチンのそばにはテーブルがあり、おままごとを行っている子は、ご飯を作るとテーブルで食べたり椅子に人形を座らせ食事介助をする様子が見られた。棚は子どもの動きに合わせて動かすようにし、電車やブロックのコーナーを作ると遊びに集中することができ、園庭から帰ってくると室内遊びを楽しむ様子が見られるようになった。
言葉
給食の前に絵本の読み聞かせをするが、「今日は何の絵本?」と楽しみにし、保育者が読んでいる時には、じっくりと聞いている子が増えた。「これ、何?」と聞いてくる時には「何だろうね、もうちょっとしたら分かるよ」と声をかける。絵本が終わってから「このお話には誰がでてきた?」と聞くと「クマさんとウサギさん」とハッキリとした言葉で答え、絵本の世界を楽しみ、感じたことや印象に残っていることを伝えるようになってきた。
表現
絵の具スタンプを使って、鯉のぼり製作をする。「色がついた、お魚になってきたね」と楽しそうにスタンプを押す。出来上がると「ママに見せる」と嬉しそうな表情をしていた。スタンプの押し方によって鯉のぼりの表情が変わりステキな作品に仕上がり、自分で作った鯉のぼりに親しみを感じている様子が見られた。また、両手を合わせてちゅうりっぷの形を作ると「さいた、さいた」とちゅうりっぷの歌を表情豊かに歌っていた。