5歳ぞう組2023年度8月の保育日誌

8月8日(火)  曇り
幼児クラスで田島公園に散歩に行く。先日までこの公園でお祭りがあり、楽しかったことを保育者や友だちにうれしそうに伝える。木の上で鳴いているセミを見つけ手を伸ばして捕まえようとする子の姿が見られる。手の届く場所にセミの抜け殻があり、手に取り足の数や目の位置などをじっくり観察している。空を見て、「せんせい、くろいくもがあるよ」と話す子どもの声で早めに帰園した。

●8月16日(水)  晴れ
川崎市の展覧会に出品する「花火」の制作をする。ひとりずつ紙コップに絵の具をつけ模造紙にスタンプする。何色も重ねると「きれい、もっとやりたい」と、目を輝かせて話す。制作をしていない子どもたちも「はやく、やりたい」と、興味津々。自分の全身も画用紙で描き加え、笑顔いっぱいの花火の作品に仕上がった。

●8月22日(火)  雨
フィンガーペインティングの準備をしていると雨がぽつぽつと降りだし、室内に急いで移動する。始まる前までは「やらない」と、言っていた子も大きな紙を用意するとさっそく絵の具の感触を楽しみ、ダイナミックに「うみ」を描いていた。嫌がっていた子も想像していたよりも楽しかったようで「もっとやりたかった」と、満足そうな表情で話してくる。どの子も経験することが出来て良かった。

●8月25日(金)  晴れ
きりん組の色水遊びを見ていて「やりたくない」と言っていた子も「やってみよう」という気持ちが出てきて、ペットボトルに1色だけ入れて水の色の変化を楽しんでいたが、周りの子が何色かを混ぜ色が変わる様子に喜んでいる声を聞き真似をして各々楽しんでいる。「あかとあおをまぜるとむらさきになった。3つまぜるとどうなるかなあ」と、ペットボトルを並べ考えている。「どうなるだろう」を自分の目で確かめてみたいという気持ちを大切に育てていきたい。

育児あれこれ