5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2021年度9月のまとめ

健康

・急に涼しくなったり、暑くなったりと気温差が激しかったため、体調に留意しながら無理のないよう保育を進めていった。
・健康に過ごすための習慣・感染予防対策をていねいにおこなう習慣がつくように、再確認や必要に応じて声をかけていった。

人間関係

・さまざまな活動に対して意欲的に取り組む姿が見られ、活動を通して子ども同士、個々の良さを認め合うことが増えてきている。
・全体的に少しずつまとまりが見えてきており、うんどう会ごっこの練習では、欠席していた子に立ち位置などを教えてあげたり、苦手意識のある子に対して「できるよ、頑張って!」と声をかけ応援したりしていた。

環境

・戸外に設置してある温度計を見て「今、何度?」と聞いてくることが増えた。汗を見せながら「こんなに汗かいちゃったよ」や「顔洗おう‼」と暑さを感じて言葉にしていた。
・育てていた野菜や花が枯れ、実ができても育たないのを見て、収穫時期が終わったことを感じていた。向日葵の花のなかに種ができているのを発見すると、しばらくのぞき込んで観察していた。

言葉

・夏遊び閉まいで夏の思い出を発表すると、一人一人しっかりとした口調でみんなに聞こえるように話していた。全体的に言葉で伝えることができるようになってきているので、今後は聞く姿勢などにも気をつけていきたい。

表現

・うんどう会ごっこのダンスはフープを使用した振りつけに苦戦しつつも、意欲的に練習へ取り組み楽しんでいた。
・うんどう会ごっこ会場の装飾つくりでは「ホールを外のようにしよう!」と、トンボとコスモスを制作した。トンボの羽根の模様はそれぞれ好きな色を使用して柄を描くことを楽しみ、でき上がったものを手に持ち飛ばす真似をして喜ぶ姿があった。…

5歳ぞう組2021年度8月のまとめ

健康

・水分補給は、子どもたちが自らすすんでおこなう姿があった。引き続き、感染症予防は日々子どもたちと再確認をしながら徹底していきたい。

人間関係

・グループ活動や仲間が意識できるような取り組みを取り入れていることもあり、相手を認める発言や、他児の姿を応援したり、自分のことのように喜んだりする姿が増えてきている。
・しっぽ取りゲームなどは子どもたちで遊びが進められるようになってきている。自由遊びのなかでのトラブルは、見守りながらも様子をみて仲立ちをしていきたい。

環境

・カレンダーに書き込んだ予定を見て、ボディペインティングなど夏の遊びを楽しみにしている姿があった。
・ボディペインティングでは顔に絵の具を塗ったり、水遊びでは水掛け合いに盛り上がったりと夏ならではの開放的な遊びを楽しんでいた。
・育てていた小玉スイカときゅうりの収穫を喜び、スイカ割りや野菜スタンプなどを楽しんだ。

言葉

・ポストを設置したことにより手紙のやりとりが流行している。自分の名前と相手の名前や絵だけや、保育者の代筆の手紙だった子もいたが、少しずつ文も書く様子が見られている。なかには返事が書けるように裏に記入欄を描いている子がいた。一部の子が大量に書いているところもあるが、手紙をもらうと嬉しそうな姿を見せ、返事を書く子も見られている。

表現

・色水遊びでは、色が混ざって変色すると、「〇〇色になったよ!」と言って楽しんで参加していた。
・制作では子どもたちの中でイメージしたものを絵にしたり、熱心な子は終わりなく数日間かけて作ったものを貼り足したりしていた。…

5歳ぞう組2021年度7月のまとめ

健康

・全体的に咳の症状が見られた時期もあったので、保護者とこまめに体調を伝え合うようにした。発熱して欠席した子は数名だった。

・育てている野菜が収穫できたことを喜び、調理してもらったキュウリを「美味しい」とおかわりして食べている子もいた。

人間関係

・保育者に「しっぽとりやりたい!」と1人が言って始まるルール遊びだったが、「友だちに声をかけて集めておいで」や「鬼はどうする?」など助言して見守ることで、子ども同士で遊びが進められるようになってきている。

環境

・東京オリンピックが始まると異国に興味を示し始める子が増える。地球儀を見ながら知っている国の名前を言って探したり、国旗カルタでいろんな国の旗の模様に注目しながら探したりすることを楽しんでいた。
・公園で木の上を見ながら、セミや抜け殻を探すことを楽しんでいた。

言葉

・トラブルや困っているとき、分からないときに言葉にできない子がいると、まわりの子が気づきフォローしてくれているが、今後自分でも伝えていけるような援助をしていきたい。

表現

・今月の歌「南の島のハメハメハ」の体操を覚えると、歌より体を動かして踊ることを楽しみ、みんなで掛け声を上げていた。
・グループ制作した虹(模造紙)を貼りだすと、完成した後も「また雲作りたい!」と、雲や草を作っては貼り足していた。…

5歳ぞう組2021年度6月のまとめ

健康

・咳、鼻水の症状や発熱で休む子が数名いた。鼻のかみかたや咳をするときのエチケットなどを再確認した。
・先月に引き続き、水分をこまめにとるようにして、熱中症予防や体調を崩さないように配慮した。
・食に対する意欲が高まり、おかわりしてたくさん食べたことを喜ぶ姿がある。

人間関係

・ルール遊び中のトラブルも減って、遊びが持続するようになってきている。すぐに飽きてしまっていた子も「疲れるけど楽しい!」と言って最後まで楽しんでいた。全体的には遊びのなかで転んだ子への気遣いなどを見せている。
・グループに分かれて制作をしたときは、子ども同士で分担や、用具を順番に使う姿が見られた。

環境

・水を使っての砂遊びを繰り返すうちに穴や道を作る子、水運びをする子に分かれてみんなで川や池を作ることを楽しむ姿が見られ、水が溜まると嬉しそうに足や手を入れて水の気持ちよさを感じている。
・週末に道具箱の整理をするときは、自ら箱の中を拭き掃除をしている姿が見られ、きれいになったよ!」と喜んでいる。
・大きく成長したきゅうりを見て「先生~きゅうりがすごいことになってる!」と喜ぶ姿や、近隣に咲くひまわりと比べて、自分たちの植えたひまわりも背高く成長することを楽しみにしている。

言葉

・以前より当番がみんなの前で話したり、帰りの会で手を挙げ発言したりすることにずいぶんと慣れ、自分の思いや考えを話せるようになってきている。今後、友だちや人の話を最後まで聞く経験を積み重ねていきたい。

表現

・七夕の由来の本を読んだあと、織姫と彦星が会えるように「てるてる坊主作らなきゃ!」と声が上がり、自由遊びで作ったり描いたりして楽しんだ。
・絵の具を使う制作を好み、色が混ざり変化する様子に釘づけだったり、紙だけでなく手などにも色を塗ったりすることを楽しんでいた。…

5歳ぞう組2021年度5月のまとめ

健康

・大きな体調の崩れもなく、元気に登園している
・日中の気候の差があったため、気温が高い日は水分補給や衣服の調整に気づけるような声かけをし、熱中症予防や、体調を崩さないように配慮した。
・公園で動き回り汗をかいた日は、子どもたちから「こんなに濡れてる」とたくさん汗をかいていることを誇らしげに報告しながら着替えをする姿があった。

人間関係

・異年齢児と公園や園庭で一緒になったときに一緒に遊んだり、部屋に遊びにきたときは世話やまだ作れない玩具で作ってあげたりする姿が見られる。
・活動のなかでルール遊びを自由遊びのときにも、子どもたちだけで楽しむ姿があり盛り上がると30分以上やっている。楽しくなってくるとルールが都合のいいようになってしまうことがたまにあるので、様子によって仲立ちや相手の気持ちを考えられるような声かけをしている。

環境

・夏野菜の苗スイカ・きゅうりをグループに分かれてプランターに植える。作業を分担して進めるように声をかけると、水汲みや水やり、穴掘りなどの作業に分かれて動き、終わった後は3人で協力しながらプランターを持ちあげ元の場所に戻していた。
・公園で虫の大群を見つけると怖がる姿がありつつも、蟻の行列の行き先を観察したり、カタツムリが殻から顔を出すと大喜びしたりしていた。

言葉

・できごとなどは話したくて仕方ない様子で話しかけてくるが、自分の気持ちや友だちとのトラブルになったとき、うまく伝えられないことがある。トラブル時はやり取りの見守りや仲立ちをしていき、自分の気持ちや困っていることを言葉で表現できたときは、しっかりと気持ちを保育者が受け止めるようにしている。

表現

・制作では春の絵を描いた後、折り紙でてんとう虫、花紙で蝶を作り画用紙に貼った。折り紙では内側に折り込むことが難しかった様子だった。花紙折りは「前にもやったことある!」と言い、手慣れた様子で作業している子が多かった。
・レゴブロックやLaQなど、集中しながら大きな作品を作ることが増え、完成すると再び別の作品を作り始めたり、作れない友だちや異年齢の子に作ってあげたりしていた。…

5歳ぞう組2021年度4月のまとめ

健康

・生活の仕方や流れ、遊びのルール・公園の使い方などは日々の生活のなかで子どもたちと再確認や見直しをしていった。
・食事は進級した喜びから、意欲的に食べ進め以前より残量が少なくなってきている。自分の食べきれる量がわかるように声をかけ、食べられる量を選択できるように対応している。

人間関係

・それぞれ気の合う友だちと、遊びや生活を共にして楽しんでいる。
・年長になったことを喜ぶ姿があり、異年齢児と合同で散歩に行くときなど年下の子を道路の内側にして手を繋いだり、帰るときは公園で行きに手を繋いだ子に声をかけて一緒に並んだりしていた。

環境

・公園で蟻・ダンゴ虫・ミミズなどの虫探しや、タンポポ・シロツメクサの花を摘んで遊んでいる。シロツメクサを使ったブレスレットの作り方を伝えると「ママにあげる」と、ブレスレットや指輪の長さになるまで花を繋げていた。
・室内にダンボールを用意すると、家の仕切りのように囲いを作り、ままごとやごっこ遊びを楽しむ姿があった。

言葉

・自分の思いや気持ちを伝えることが難しい様子が見られた子に他児が気づいて保育者に伝えてきたり、世話をしながら話を聞いてあげて仲立ちしたりする姿がある。自分の気持ちや困っていることを言葉で表現できたときは、しっかりと気持ちが受け止められたことを伝えるようにしている。

表現

・こいのぼり制作では今回ハサミを使う作業を多くした。うろこを作りでは重ねた折り紙を切ることに苦戦する姿があったが、切り終えたあと折り紙を広げ綺麗な切り絵模様ができあがっているのをみたときに嬉しそうな顔を浮かべていた。…

5歳ぞう組2020年度3月のまとめ

健康

・今月も病欠なく皆元気に登園することができ、全員出席が連日続く。

・活動量が増え更に体力もついたことから、苦手な食材も口にするようになり、おかわりをして食欲旺盛である。

 人間関係

・卒園を祝う会を経て、友だちとの関わりを大切にする姿が見られ、クラス全体で楽しむ活動へと発展している。喧嘩の際、お互いの気持ちが納得できるまで話し合い、言い合っていることも多くあった。本気でぶつかり合うことで解決したときには、更に絆が深まっている。

環境

・今月より上履きを履いて過ごす。どの子も喜んで履き、着用することで就学への期待を更に膨らませている。

・午睡をしない時間に、将棋やオセロを楽しんでいる。子ども同士ルールを教え合ったり、確認したりしながら白熱の戦いを見せている。ぞう組だけにしかできない遊びに特別感があり、ていねいに扱う姿が見られる。

言葉

・言葉使いが悪いことで注意を受ける子が少しずつ減ってきた。子ども同士の関わりの中で、「そういういいかたよくないよ」「〇〇っていったほうがいいよ」と相手の気持ちを思いやる言葉が、さまざまな場面で聞かれている。

表現

・卒園制作のカレンダーが飾られているのを見て、「ぼくがかいたんだよ」「ここにはったんだよ」と保護者に嬉しそうに知らせていた。又、クラスの壁面の自画像を見て、「これ〇〇くんだよね?」「にてるね~」など子ども同士褒め合う姿が見られクラス全体の雰囲気がとても良い。…

5歳ぞう組2020年度2月のまとめ

健康

・就学に向け今月より午睡時間無しで過ごす。初めは疲れが見られ個別に午睡をとる子もいたが、どの子も活動の時間が増えたことを喜び、体調も良好である。

・病欠なく皆元気に登園し、連日全員出席が続いている。

 人間関係

・午睡が無くなり卒園や就学の不安もあってか、些細なことから言い争いが多くなった。落ち着いた時間や環境を設け、休む時間を作った。子どもたちの良いところをクラス全体に伝えていくようにしていくと、お互いを認め合い優しい気持ちが持てるようになってきた。

環境

・掃除の時間には、椅子を上げたり場所を移動したり、状況を見て行動する姿が見られている。

・片付けのときには、自分が使っていなかったものもていねいにしまい、クラス皆で協力して綺麗にする意識が芽生えている。

言葉

・自分の名前に興味を持ち、読み書きを進んでおこなっている。

・わからなかったり、不安を感じたときは「つぎは○○するんだよね?」と子ども同士で確認し合い「○○分になったよ、片付けだよ~」と気付いて声をかけ合う姿が見られている。

 表現

・卒園制作でカレンダー作りをおこなった。それぞれの月の担当が「ぼくこれきるから、ここにはってくれる?」「○○かこうか?」と相談しながらチームワークよく進め、手のあいた子は「てつだうよ」「ぼくもやっていい?」と声をかけ合い、活気に溢れていた。皆で協力しながら作ったカレンダーであることが表現されており、素敵な作品ができたことを喜んでいた。…

5歳ぞう組2020年度1月のまとめ

健康

・戸外での活動が増え寒い日も上着を脱ぎながら活発に過ごしている。大きく体調を崩すことなく皆元気に登園し、出席率もとても良い。

・引き続き手洗い・うがいを促し、部屋の喚起をこまめにおこない感染症予防に努めていく。

 人間関係

・友だち関係に変化が見られ、クラスのさまざまな子と関わることが増えてきている。リレーのチーム決めやルールのある遊びのなかで、意見の食い違いでぶつかることもあるが楽しく遊びを続けるためにはどうすれば良いのかを考えられるようになってきた。また、何が嫌だったかを自分の言葉で伝えられるようにもなってきた。

環境

・給食やおやつを食べる際、子どもたちの要望からいつもの所定の席ではなく、好きな席で食べる時間を設けている。そのときの人数に合わせてテーブル3台に対して何人ずつ座ればよいか自分たちで考え工夫しながら席についている。テーブル2台を使用し10人いる日は「5と5で座るといい」「6と4もあるよ」「7と3もある、でもこれじゃあ座れない」と子どもたちで相談し気付く姿も見られている。また、1人だけが座ることにならないように声をかけあっている。

言葉

・かるたやしりとり、カードゲームを楽しみ、更に文字や数字に興味や関心をもっている。自分の名前を書くときには、保育者や他児に尋ねたりひらがな表を持参して真似て書いてみたり、積極的に覚えようとする姿が見られている。

 表現

・鬼のかばん制作では、今までのなかでハサミを使用することがとても多かったが更に上達が見られスムーズに切り進めていた。切ったつのや目などのパーツを福笑いのように並べ「こわい目にする!まゆげはこんなかんじ!」と他児と楽しみながら作成していた。…

5歳ぞう組2020年度12月のまとめ

健康

・手洗い・うがいは習慣付き自主的におこなっているが、空気が乾燥していることもあり、手荒れを発症する子が数名出てきた。手拭きもていねいにおこなうよう声をかけていく。

・1名流行性耳下腺炎を発症する。他は病欠なく元気に過ごしている。

 人間関係

・あそぼう会ごっこを通して、他児と協力し成功させることの大切さと達成感を更に学ぶことができた。反面、行事が終わった開放感から活動や遊びが盛り上がり、楽しくなり過ぎるとエスカレートして落ち着かず制止が効かない姿も出てきている。楽しいこととふざけて大騒ぎすることは違うことをその都度伝えていく。

環境

・給食後保育者が片付けを始めると、机や椅子を子ども同士協力しながら運び、自主的に雑巾がけを始めている。各々が役割分担をしっかりとこなし手際良く掃除を進めている。

言葉

・言葉使いが悪い子や言い方、伝え方が強い子が目立ち言葉でのトラブルが多い。相手を傷つけてしまったり言葉の面では考えていかなければならない部分がある。日々の保育の中で言葉での伝え方について話し合う機会を設けているが、他児に対して思いやりのある言葉を掛けることはまだ難しいようだ。

表現

・あそぼう会ごっこでは、自信をもってさまざまにことに取り組むことができた。リハーサルでは回を重ねる度に上達し、当日は堂々とした態度で合奏・マスゲームを披露しこの経験が自信に繋がったようだ。…