5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2024年度10月のまとめ

健康

・うんどう会に向けて遊びの中でリレーやエイサーの練習をする。鉄棒や縄跳びを使用し運動遊びを意欲的に取り組む。思うようにいかないときもあるが、お互いに声を掛け合って身体を動かすことの楽しさを味わう。
・給食ではメニュー当番が発表すると、献立や栄養郡に興味をもち味わって食べている。初めから皿に盛りつけしてもらっていたが、バイキングの形式に戻したことで自分の食べられる量が分かり完食する子が増えている。

人間関係

・運動会練習の取り組みから、全員で協力し合いやり遂げた経験を通して友だち同士の仲が深まっている。友だちの得意なことを認め合い「すごいね、どうやってやるの?」と聞き合う姿があった。
・合同保育の中で、年下の友だちにカードゲームなどの遊びを教えてくれている。

環境

・バス遠足を楽しみに、水族館のパンフレットを見てどんな魚がいるのかを想像し画用紙に絵を描いた。イルカショーでは音楽に合わせて体を動かし、ふれあいラグーンでは近くで動物を見ることができ、実際に館内の生き物を見て興奮しながらも、ゆっくり見て回り楽しむことができた。
・給食の喫食時間が今月から変わったことを知らせることで時計に興味を示すようになる。時計を見て食べ進め「もう話すのはやめよう」と気づいた子がみんなに知らせている。

言葉

・運動会を経験して、遊びの中でも友だちと話し合って決めようとする姿が多く見られる。「先生〇〇やりたいんだ」と保育者に伝えてくれる子には、「友だちにも相談してみたら?」と伝え子ども同士で話し合う機会を設けている。引き続き、子ども同士での話し合いを大切にしていき必要な時には助言や代弁をしていく。

表現

・エイサーで使用した曲「琉球ダイナミック」を口ずさんだり、リズムに合わせて体を動かし運動会の余韻を楽しんでいた。
・ハロウィン制作では子どもたちから「トリックオアトリート!」の言葉が出てきていたのでお菓子を入れるかばんをティッシュケースで作った。折り紙でカボチャを作り貼り付ける子や、ハサミで画用紙を好きな形に切って羽を作って飾り付けていた。…

5歳ぞう組2024年度9月のまとめ

健康

・ホールでは巧技台を組み合わせて楽しく身体を動かすことを喜ぶ。丈の長いTシャツを着ている子には活動によって、「危険がないように丈が短いものへ着替えようね」と声かけをすると着替えをして安全に活動することができた。着替えの補充を保護者にお願いし、汗をかいたり汚れたりしたときに着替えられるようにした。

人間関係

・幼児3クラスで散歩に行くことで年下の友だちと手をつなぎ公園までの道を楽しくおしゃべりしたり、視線を合わせたりして優しく接している。
・ブロックやラQでは友だちの作品を見て、自分も作ってみたいと思うと「どうやって作るの?」「手伝って」と声をかけ協力して作っている。

環境

・保育者が活動の前に説明した時間を気にしながら時計を見て生活の場を整えようとする姿が見られる。時間に余裕を持ち遊びに没頭できるように臨機応変に対応していく。
・クラスで育てていた栽培物の後処理を保育者がしていると、何しているの?と興味を持ち手伝う姿があった。「もう枯れちゃったね」「次は何を育てようか」と会話が広がっている。

言葉

・自分の気持ちを伝えたいという気持ちが強く相手の話を聞かず、自分のことを話そうとしてしまうことがある。また、友だちの気持ちに気付き優しい言葉を投げかけたり慰めるような言葉をかけたりすることもある。

表現

・運動会ではエイサーの練習でリズムを取って曲に合わせて演奏をし、体を動かす楽しさを感じている。ダイナミック琉球やおどるポンポコリンなど運動会で流す曲を口ずさみ楽しみにしている姿が見られた。
・お月見の制作としてクレヨンで月やうさぎを描き、その上から絵の具を塗りはじき絵をした。絵の具がはじかれていく姿を「きれいだね」と会話していた。…

5歳ぞう組2024年度8月のまとめ

健康

・気温の高い日が続いたため、エアコンを使って室温の調節をしたりこまめに水分補給を促したりすることで大きく体調を崩すことなく過ごすことができた。自分から進んで身体を拭き顔を洗って気持ち良さを感じていた。
・お盆の時期には遊びに出かける子や、帰省をする子もおり休み明けに疲れが見られたが、疲れたときには布団を用意し体を休められるようにした。

人間関係

・お盆の時期には他のクラスとの合同保育が多く、子どもたち同士が同じ遊びを通して仲が深まり遊びが広がっていた。様々な場面で頼られることで年長児としての意識が育っている。引き続き担任間での連携をとり交流を増やしていきたい。

環境

・スイカ割りを行う時に、クラスで育てていた小玉スイカも収穫し使用した。中身は大きなスイカと同じなのかとても気になっているようだった。棒で割った後はみんなで中身を確認して、匂いをかいだり手で触ってみたりと感触を楽しんだ。
・水遊びでは、初めは水に濡れることを嫌がっていた子も友だちと一緒に楽しむ事で「水かけて!」「きもちいいね!」と盛り上がる姿が見られた。

言葉

・暑い日が続き、夕方に疲れが出て普段よりも言い合いが増えることがあった。疲れた子がいた時には静かに休める場所を用意して、眠りたい子には布団を用意した。
・自分の思いを伝えるのが恥ずかしい時には保育者に伝える子がいた。子どもの気持ちを受け止め、自分で「伝えてごらん」と声を掛けその後の様子を見守った。

表現

・うちわの制作では、トイレットペーパーに切り込みを入れ、広げたところに絵の具をつけスタンプをした。好きな色の絵の具を重ねてスタンプするときれいな花火のように表現することができ喜ぶ姿があった。休みの日にした花火の話をする子もいて盛り上がっていた。…

5歳ぞう組2024年度7月のまとめ

健康

・気温が高い日が続いて熱中症警戒アラートが出る日もあったため、こまめに水分を取るよう声を掛けた。汗をかくと自分から「お茶飲んでくるね」「ちょっと休憩」という声も聞こえてきて暑い日の過ごし方が身についてきている。
・暑さから食欲が落ちてきているが、自分で盛り付ける時には食べられる量を調節する姿が見られた。

人間関係

・カードゲームやジェンガなどの玩具を使う時には友だちを誘って複数人で遊んでいる。その際にルールを守らない友だちがいると、注意をする口調が強くなってしまいトラブルが起きてしまうことがあった。みんなと一緒にルールを再確認し楽しめるようにしていきたい。

環境

・日差しが強い日が続き、栽培物が枯れてしまっていることに気が付き「葉っぱの元気がないね」と話す姿があった。保育者が水やりをしようとすると、当番以外の子も水やりを手伝い世話をしている。・すいか割りを行うことを伝えると「クラスで育てているすいかも割っていいの?」と楽しみにしていた。
・水遊びでは、体が濡れることを嫌がっていた子も繰り返し参加することで慣れた。ひしゃくで水をすくい頭からかけて水の気持ち良さを感じている。

言葉

・子どもたちから「しりとりをやりたい!」という声があり言葉遊びをした。保育者が出てきた言葉をホワイトボードに書きだした。
・自由遊びの時には、文字を書きたい子が自分でペンを持ちしりとりを楽しんでいた。

表現

・色水遊びではペットボトルに入った赤、青、黄色の色水をコップに注ぎジュースに見立てて遊ぶ子、色の変化を楽しむ子がいた。友だちが混ぜて作った色が気になり「何色を混ぜたの?」と聞いて同じ色を作ったり、すべて混ぜることで茶色になることに気が付いたりと発見を楽しみながら遊んでいた。…

5歳ぞう組2024年度6月のまとめ

健康

・咳が出て夜に熟睡することができないため、給食後に疲れて午睡をする子が数名いた。
・歯科健診があり虫歯についての絵本を読むと、関心を持っていた。歯がぐらついている子は食事の時に固いものを反対の歯で食べるなど自分で考えて対応しており歯が抜けることを楽しみにしている姿が見られた。

人間関係

・クラスで椅子取りゲームを楽しんでいると負けてしまった悔しさから涙を流す子がいる。「がんばったね」「次もあるよ」と励まし合い、立ち直ることができている。

環境

・育てている野菜やヒマワリの水やりを積極的に行い、実ってくると収穫を楽しみにする姿が見られた。保育者が追肥をしようとすると「これ何?」と興味を示し、説明すると「ぼくもやりたい」「わたしも」と子どもたちで肥料を蒔いてさらに実がなることを楽しみにしていた。

言葉

・休みの日の出来事などを友だちと話し合っている。どこに誰と行ったかを詳しく話し、「一緒に行きたいね」と盛り上がっていた。
・「”あ”から始まる言葉は何がある?」と保育者が聞くと「ありがとう」「あめ」「あした」と知っている言葉を出し合い、友だちの名前にも入っていないか探すゲームへと発展している。

表現

・七夕制作ですいかの吹き流しを制作した。マジックでスイカの種を思い思いに描いていると一人が大きな種を描いて「こんな種があればいいのに」と友だちと会話をし想像を膨らませて盛り上がる姿があった。
・玩具を棚に並べて、行ったことのある店の店員の掛け声を思い出し、良いながら盛り上がっている。行ったことがないお店も友だちが再現している姿を見て想像して楽しんでいる。

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5歳ぞう組2024年度5月のまとめ

健康

・連休明けに手足口病が流行し、休む子、早退する子が多く一人一人の健康状態をしっかりと確認した。口内が痛み食べられない子もいたが、無理に食べなくてもいいと伝えると安心して食事を終えていた。その後回復すると食欲も戻りよく食べている。
・暑い日には、自分から水分をとっている。顔を洗ったり、濡れタオルで体を拭いて清潔にする気持ちよさを感じている。

人間関係

・クラスでは気が合う友だちとラキューやままごとなど同じ遊びを楽しんでいる。ラキューの組み立てが難しい時には保育者ではなく得意な友だちに声をかけ手伝ってもらっている。
・メニュー当番で給食やおやつのメニューを発表する時には、字を読むことが得意な子が率先して「読むの手伝うよ」と声をかけてくれ子ども同士で助け合っている姿が見られるようになった。

環境

・幼児組で散歩に行くときには、ぱんだ組やきりん組に「手を挙げてわたるよ」と交通ルールを伝え、段差に乗ろうとする子には「危ないよ」と声をかける優しい姿がみられた。
・きゅうりと小玉スイカの苗を植え、ヒマワリの種をまいた。お当番を中心に水やりを行っており成長を楽しみにしている。

言葉

・朝の会ではお当番が「好きな○○」「嫌いな○○」など話題を決めてクラスみんなで順番に発表し、帰りの会ではお当番がその日楽しかったことを発表している。一人ずつ話す機会を作ることで4月は恥ずかしくて話せなかった子も少しずつみんなの前で発表できるようになってきた。
・保育者が「体が緑で、跳ぶのが好きな生き物なんだ」というようなクイズを出すと、話をよく聞いて答えている。友だち同士でも「クーイズクイズ」と問題を出し合って盛り上がっている。

表現

・好きな色の画用紙を選び、育てている夏野菜や花が成長したらどうなるかを想像して、クレヨンで絵を描いた。育てている物だけでなく、好きな野菜をそれぞれ描いていく姿があった。
・保育室に電子ピアノ、タンバリン、カスタネット、鈴を用意すると好きな楽器を使って演奏することを楽しんでいる。ピアノで「かえるのうた」や「きらきら星」を弾ける子は先生になり弾けない子に教えてあげ、順番を待っている子は他の楽器を手に取り音を奏でていた。…

5歳ぞう組2024年度4月のまとめ

健康

登園後手洗いが習慣化されスムーズに行っている。季節の変わり目ということもあり鼻水や咳が出ている子が多くいるが、大きく体調を崩すことなく登園している。晴れた日には公園まで散歩に行き、鬼ごっこやブランコなどの遊具を楽しんでいる。

人間関係

新入園児の友だちを遊びに誘ったり、場所が分からない時には教えてあげたりするなどクラス全体で受け入れる姿があった。年長児クラスになったことを喜び、年下児の存在を意識し手を繋いで散歩に行ったり、午睡後に布団の片付けを手伝ったりする姿が見られた。

環境

ラキューやレゴブロックでは手先を上手に使い集中して遊ぶ。散歩時に持っていける小さな図鑑を本棚に用意しておくことで公園に咲いている花や虫の名前を調べながら友だちと観察する姿が見られた。また標識やマークにも興味を持ちどんな意味なのかを調べる姿があった。

言葉

新入園児への挨拶の言葉をみんなで覚えて話しかけてみる姿が見られた。伝わった時には「わかったみたい!」と喜びほかにはどんな言葉があるのかを考えていた。また、乱暴な言葉を使ってしまうことがあるので、お互いの気持ちを受け止め相手への伝え方を子どもたちと一緒に考えていく。

表現

好きな音楽をかけて楽しそうに動いてみたり、知っている歌を一緒に歌ったりした。子ども同士で「自由に踊っていいんだよ」と声をかけ合う姿が印象
的で、型にとらわれず楽しんでいた。紙を編み込んで制作したこいのぼりでは、初めは不思議そうにしていたがやり方がわかると集中しておこなう姿が
見られた。はさみの使い方も上手で「もっと切りたい」と意欲的な様子が見られた。…

5歳ぞう組2023年度3月のまとめ

健康

・気温の高い日があり、汗をかいて着替えたり、薄手の半袖を家庭から持ってきたり、衣類の調整を自主的に考え、自立性への育ちに繋がった。
・公園に行くと年下児を誘い鬼ごっこやだるまさんが転んだ、リレーなどを始める子もいて、疲れたら休息をとり水分補給をしながら遊ぶ。
・卒園するまで大きな体調の崩れもなく登園することができた。

人間関係

・同じ小学校へ入学する子ども同士、入学後の期待を笑顔で話す姿が見られた。
・「お別れ遠足」では、今まで過ごしてきたクラスの友だちと仲良く手を繋ぎ、公園までうれしそうに会話しながら歩く。到着すると異年齢児との交流で仲間集めゲームをした。年下児の近くにへ行き手をとり「いっしょにすわろう」と、声をかける姿が見られた。

環境

・卒園、就学に向かう環境の中で不安を感じる子もいたが、励ましながら好きな遊びに集中できるように場所などを確保し配慮した。
・自分が使っている玩具を大切に扱おうとする気持ちが育まれていることを感じる。また、一年間使った部屋や玩具、道具に感謝し、次の年長組が使いやすいよう考えていた。
・最終週は、一時保育室で過ごしたが、今まで使っていた玩具を持って行き不安のないように過ごした。

言葉

異年齢児との交流の中で年下児に優しく言葉をかけ、思いやりの気持ちが芽生えている。
・「卒園を祝う会」では、「ありがとうのことば」の内容をみんなで考え、入園したときから関わってくれた人やお世話になったことを思い返して話しあっていた。子どもから出てきた言葉をまとめ、「ありがとうのことば」として、感謝を伝えることができた。

表現

・「卒園を祝う会」では、緊張しながらも就学への期待感をもって式に臨む。
・保育園生活が残り少なくなってくると寂しいと言う子が、小学校での希望も話題にしていて期待感が見られる。
・卒園制作では、園庭の壁に色塗りをするが、初めての経験に戸惑いを見せ
る子もいたが、自分たちが今まで過ごしてきた園庭がきれいになることに達
成感や充実感を感じていた。…

5歳ぞう組2023年度2月のまとめ

健康

・基本的な生活習慣を見直す場を作り、確認し合うことで健康についての意識を高まった。手洗いやうがいの必要性について考え、ていねいにおこなおうとする様子が見られた。
・子ども同士で考え、工夫しながら遊び、気温の低い日には鬼ごっこやリレーをして体を温めていた。子どもたちが主体的に遊びを進めている様子を見守りながら必要に応じてさりげなく言葉をかけ、自分たちで見通しをもって活動できるようにしていった。

人間関係

・一年間共に生活してきた友だちとの仲間意識が高まり、集団遊びや自由遊びで自然に集まって遊ぶ姿が多く見られる。
・ドッチボールでは年下児が興味を持って見ているので「いっしょにやろう」と、声を掛け仲間に入れてあげる姿が見られた。
・幼児クラス全員で散歩に行く時は、年下児と手をつなぎ歩調を合わすなどリードし、自信をもって行動する姿が見られるのでその気持ちを大切にして残りの保育園生活を過ごせるよう見守っていく。

環境

・気温の低い日には吐く息の白さに気づき何度も繰り返して不思議そうに見つめ、友だちや保育者に知らせていた。
・自分たちで植えたちゅうりっぷの芽が伸びているのを見つけ春の訪れを感じている。冬から春への季節の変化は、子どもたちにとって分かりやすいので積極的に戸外に出てさまざまな自然に触れられるようにしていく。また、子どもたちが見つけた事象の変化に共感し、発見や感動を伝え合う。

言葉

・全体的に文字への興味が高まってきている。卒園文集には保育者との関わりを持ちながら、絵を描いたり、五十音表を見て文字をなぞったり、自分の名前をていねいに書いたりした。
・今までの園生活への思いを感謝の気持ちを込めて「ありがとうのことば」にし卒園を祝う会で伝えるようにする。
・クイズやなぞなぞの出題等、みんなの前で話す機会を多く持つ。

表現

・絵の具やマジックなどさまざまな教材を使い、卒園の壁飾りを作る。何度も自分の顔を鏡でみて、目、口、鼻の位置を確認し、ていねいに描いている。
・ひな人形作りでは、お内裏様とお雛様の位置を逆にしてみたり、台座の模様を色分けしてみたりしている。また、好みの折り紙を選び個性豊かな作品になる。
・自分がイメージしたものを形にしていく楽しさを十分味わえるように、素材や道具を豊富に準備し、友だちとじっくり遊びながら子どもの気持ちに寄り添って卒園準備を進めていく。…

5歳ぞう組2023年度1月のまとめ

健康

・休み明け感染症を発症し、欠席する子が出たが大きく広がることもなく元気に過ごす。
・看護師より咳エチケットの保健指導を受け、くしゃみや咳でウイルスが飛び感染してしまうことを知る。咳がでたら腕で口を塞ぐことや正しいマスクの付け方の指導を受け、感染予防につながることを知り、意識できるようにしていく。
・寒さが強まるが、元気に戸外で大繩や鬼ごっこをして身体を動かして遊ぶ。気温や遊び方によって上着の調整をしている。動きやすい服装でのびのびと身体を動かすことができるよう、いろいろな運動遊びを取り入れていく。

人間関係

・1月に入り卒園や就学に向けて気持ちがさらに高まっている。生活している中での会話でも小学校に行った後のことを考える姿も見られるようになってきた。卒園制作での話し合いでは、「自分たちが卒園しても自分たちを思い出してくれるもの」を残したいという意見が交わされた。年長児として年下児へ抱いている思いを大切にし、引き継いでいけるよう他クラスとの関わりを考えていく。

環境

・気温が下がり霜柱を見つけたことを保育者が話すと「ばけつにみずをいれておいておきたい」という意見が出た。外遊びの後に水を入れたバケツの観察に取り組む。図鑑で氷ができる環境を考え、試行錯誤する。季節や子どもの興味を適切に捉え、遊びを深めていけるよう援助していく。

言葉

・友だちとの関わりが深まっていくことで自分の思いを言葉で伝えようとする気持ちが大きくなり強い口調になってしまったり、思いに合った言葉が見つからず困惑して、その場を離れたりする様子が見られる。相手に伝わりやすい言葉の選択や相手の話を聞こうとする態度などみんなが心地良く過ごせるような言葉遣いを身に付けられるよう、見守り仲立ちをしていく。

表現

・節分に向け鬼のお面制作をする。自分の好きな紙袋を選び、髪の毛、角は自分のイメージに合った素材を使い表現する。毛糸、画用紙、折り紙、廃材など「かっこいい鬼」「可愛い鬼」に合わせたものを使っていく。土台に部品が思うように付かず苦戦する子もいたが、切込みを入れて角を立たせたり、のりの代わりにセロハンテープでとめたりし、それぞれ工夫する様子が見られた。色々な素材、道具を使いイメージを表現できるよう豊富に準備しておく。…