0歳りす組2021年度8月の保育日誌

8月5日
屋上に行き水遊びをした。タライの中の水に手を入れて水面をたたくと水しぶきが飛んで、顔にかかっても嫌がることなく繰り返し水を飛ばして喜び、こぐま組の子どもたちがじょうろで水をまいていると水に手を伸ばし触れていた。また手を出していると、こぐま組の子どもたちが水を汲んできてりす組の小さな手に水をかけ今度は、じょうろに水を汲もうとタライの中へ入ろうとしていたため、ひっくり返らないように保育者がそばにつき一緒に、水を汲み上げ水を流し繰り返して楽しんだ。

8月13日
室内でゆっくりと過ごす。初めて水風船で遊ぶと、手で押して、その部分が膨れ上がり強く押すと形が変化するのも面白かったようで声をあげて笑っていた。その後は、投げてみたり、転がしたりして楽しんでいた。最近は、お気に入りの絵本があり自分でページをめくって『いないいないばあ』の絵本を見て両手で顔を隠して「ばっ。」としたり、『くだもの』の絵本のバナナなどの果物をつかみ、口へと持っていきもぐもぐと動かしたりするしぐさが見られる。その姿を見て同じようにつまんで口を動かして真似っこして遊びが広がっていた。

8月19日
福徳の森に散歩に出かけた。神社の階段を登り、手水舎に手を伸ばして手を洗い水に触れ、冷たさを感じすぐに手を引っ込めていている子もいたが、水に触れて顔に水しぶきがかかると気持ち良かったようで笑みを浮かべている子もいた。帰り道に、犬を見つけて「わんわん。」とバギーから手を伸ばして手を振っている。ビルのガラスに映る自分の姿や保育者や友達に向かって「ばいばい。」と言いながら手を振り、手を振り返すとまた力強く振り返して笑い合っていた。

8月25日
十思公園に散歩に行く。歩行できる子は、鳩を追いかけてどんどん早歩きになってかけていった。近づくと飛んでいってしまい、「あ-あ-。」と低い声で言い表情は悲しげであったが、保育者が「ばいばい。」と手を振ってみると真似して手を振って笑顔になっていた。ふと、下を見ると、たくさんのアリを見つけた子どもたち。「あっあっ。」としゃがみ込んで指を差して見ていたが、他の子どもたちが、かけっこをしているのを見つけて、数名の子たちが走っていく。保育者も行こうとすると、まだアリが見たかった子が手をつないで「あっち、あっち。」と連れていき、しばらくじっとアリの動きを見つめていた。

育児あれこれ