5歳きりん組2023年度10月のまとめ

健康

気温が下がり乾燥する日も増えてきた。外に出ると、のどが渇きやすいこともあり水分補給は自然と行えている。戸外から戻ってきたらうがいをする姿も見られるようになってきた。手洗いでは、絵の具を使っていた日に絵の具を泡代わりにして手のひら全体に絵の具がつくようにした。すると、指の間などに絵の具が付いていないことにすぐに気が付いて、手洗いの歌と共によく洗っている。登り棒や大繩(縄跳び)で遊ぶことが再び流行っている。保育者は見守っていることが多いが、様子を見て子どもたちの遊びに参加する事で競い合い遊びが継続している。

環境

月の始めに収穫したさつま芋のツルでリースを作った。(リースの形は保育者が作成)リースに何を飾るのか子どもたちに問いかけると、自然物ばかりだったので散歩先にリースを持って行った。すると、イメージを膨らませながら集めていた。個人用の袋を作り、作るタイミングは一人ひとりに合わせ作成できるようにコーナー作りをした。どのタイミングでも作れることから、様々な題材を加えて作成している。
食事をする時の机の位置など日頃から子どもたちで、決めて設定することが増えてきた。自分たちで決めた配置という事もあり、安心している。引き続き、見守っていくが、危ない事など要点はしっかりと伝えて安全に過ごせるようにしていく。

言葉

自分の思っていることがうまく伝えられなかったり、強く意見を通すことがあったりとトラブルはあるが保育者がイラストや連想図を使って伝える事で相手の気持ちを理解している。なるべく友だち同士のやり取りができるように、仲立ちをする際も「○○かもしれないよ」と考えられるように声掛けを意識している。個人差はあるが、相手にどのように伝えれば…。と考えて保育者に援助を求めている子もいる。帰りの会ができていないこともあり、その日の出来事を全体で振り返ることが疎かになっているので、余裕をもって行えるように声掛けを行っていく。また、少しずつお楽しみ会について興味を示して、物語と別の物語を組み合わせているため一人ひとりの想像が膨らむように文字だけでの読み聞かせを行っていく。

人間関係

運動会で、披露したダンスを3,4歳児が真似して踊っている姿を見て実際に自分たちも踊って教えている。教える側になって少し誇らしく思う子や自信に繋がる子もいた。自信をもつと、自分たちが年長だという自覚が高まり、年下の子に声を掛ける子が増えてきている。行事をすすめるとき、他クラスと励まし合いながら楽しく進められるように、職員同士の連携をこまめに取り合っていく。

表現

落ち葉やどんぐりが落ちていると集める子はいるものの、集めて終わりになってしまう子がほとんどだったので、画用紙を切り抜いて、その上にセロハンテープを貼り模様を使えられるようにした。すると「わたしのワンピース」という絵本を元に様々な形に切り抜いていた。また、拾う自然物も色や形、大きさなどに注目して集める。散歩先に持っていくことで、「ここは、こっちにしよう」とその場で作る楽しさを感じていた。他の子は、捕まえた虫を模写する子や折り紙で表現していた。模写では、蝶の羽の模様などこまかいところまで観察して色鉛筆などで描いていた。

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