3歳ぺんぎん組2024年度8月のまとめ

健康

7月末から8月第2週に体調を崩し、欠席、早退をする子が多かった。日中の時間にもだるそうな姿、情緒が不安定で保育士を求める姿がよく見られた為、気持ちや表情の変化を感じた時には体温を測り、布団に寝転がり安心できる環境を用意するなど配慮した。
身の回りの事を自ら行う姿がよく見られる。身の回りの支度、その他にも個々のペースがあることを理解し、出来たことに自信を持てるよう声を掛けていく。
友だち同士で「ぼく人参食べれるよ。」「お野菜食べるとこ見ててね!」等と互いに刺激し合いながら野菜などの苦手な食べ物に挑戦している。食べられたことに自信を持ち楽しんで食事をしているので、意欲を尊重しながら食事のマナーを伝えていく。

人間関係

子ども同士の関りでは、言葉で伝えようと手が出ることを我慢する姿が見られる一方、上手く伝わらないことでいら立ち、手がでたり、噛みついたりすることもあった。トラブルの際には保育者がすぐにそばへ行き怪我に配慮した。子ども同士の関りを尊重することを忘れずに、必要に応じて保育士が仲介していく。
室内で過ごす時間が増えたことで異年齢との交流が増え、乳児には同じ目線になって遊んであげたり頭を撫でてあげたりとお兄さん、お姉さんな姿が見られた。年上の子と遊ぶ時には折紙を折ってもらったり、一緒にリレーを行ったりと遊びがより充実し、満足そうにしていた。

環境

室内でかたつむりを飼育。毎日虫カゴを覗き餌を食べているか、うんちをしているかなどの観察をして友だちと共有している。その日の給食に使われている野菜をかたつむりにあげる等して興味を尊重していく。
水遊びでは色水遊びを好み、二色が混ざると違う色になることに気がついたり、ジュースに見立てたりして遊んでいる。戸外遊びが出来ない日にはリレーやダンスなどで体を動かし、発散している。

言葉

トラブルの際に言葉でやり取りをしようとする姿が見られていたが、以前のように手が出る姿も増えた。怪我に配慮しながら、その都度気持ちを受け止め言葉で気持ちを伝えた事に自信が持てるよう工夫していく。
家庭や休日にあった楽しかった出来事を友だちや保育者に話している姿が見られる。「僕もそこ行った事あるよ!」「○○ちゃんも今度連れていってあげるよ!」などの会話を通して友だちとの仲をより深めている。

表現

運動会や夏祭りに向けて様々なダンスを一緒に踊っている。新しい曲も保育者の真似をしながら踊り、意欲的な姿が見られる。
折り紙やハサミを使った製作遊びが好きな子が多く、集中して取り組む姿が見られる。新たに遊びを楽しめるよう道具を用意するなど工夫していく。またテープやハサミの正しい使い方を伝え、怪我に配慮する。

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