健康
気温差が大きく、鼻水が出る子が多い。ティッシュペーパーを子どもの手の届くところに置いている。鼻水が出ている不快感を感じて自ら拭く子もいるが、洋服や腕で拭く子が多いのでこまめに声を掛け習慣付くように工夫している。
戸外の活動では、鬼ごっこを好みよく走る。タッチをする力加減や、タッチされない様に逃げる走り方を試行錯誤する中で、強く押してしまう事や転ぶことで怪我をすることが多い。
人間関係
戸外の鬼ごっこや室内遊びで、複数人で関わり楽しむ姿が増えた。転んだ友だちを心配した子が囲んで慰めることで、立ち上がり再び遊び出す姿が見られる。ルールのある遊びを通して、普段遊ばない友だちと遊びを楽しんでいる。しかし、関わる距離感や力加減を嫌がられ、トラブルになる事があるので、保育士が仲介しお互いの気持ちを伝え、その後見守るなど工夫している。
環境
遊びを見つけて、広げられる様に玩具や制作道具を用意するなど環境を整える。数種類の玩具を使って、工事現場、おままごと等広々と遊びを楽しんでいるので、その場に応じて机や棚を動かし環境を用意している。
園庭や散歩では、春の訪れを感じ虫や植物に興味を示している。つぼみを見つけて「何の花が咲くんだろう」と話したり、「ダンゴムシがいる」と木の根元など探す場所を決めている。絵本や図鑑をみて、虫や植物の成長を知りより興味を持っている。
言葉
トラブルの際に「嫌な時はお話でいうんだよね」と言い、手が出ることを我慢する様子がある。咄嗟に手が出ることは減り、声を大きくして言い合うようになっている。この際に、周りの子が「うるさいよ」「○○が嫌ならこうしたらいいじゃん」等と声を掛けている。解決しないことが多いが、トラブルになった子は自分の頭で考えている姿がある。
表現
ハサミで適当に切り、それを「ふじさん」「すべりだい」等と見立てて楽しんでいる。作った物をロッカーや引き出しに貼っている。服や髪の毛、皮膚に貼り遊んでいるので、長時間貼り続けることがない様に時間を決めて肌が荒れない様に配慮している。
ブロックを自分の周りに広げ、事故現場や秘密基地の様な物を作っている。カゴや棚を使って橋をかけたり、椅子を並べて壁にするなど空間を用意している。周りの子がこの空間を嫌がっている時には、離れた場所で遊ぶ空間を用意するなど工夫している。