3歳ぺんぎん組2023年度1月のまとめ

健康

インフルエンザなどの感染症が流行して半数児の登園が1週間以上続いた。発熱で早退する子どもが多く、症状が出てから長引いている子どもの保護者には、体調の変化を伝え、病院への受診を勧めた。室内の換気をし、子どもたちにもこまめな水分補給を声掛けする必要性を伝え、子どもと一緒に感染症対策が出来るよう工夫した。

人間関係

“2024年になった”ということに興味を持ち、ぱんだ組への進級を心待ちにしている。
きりん組との合同散歩をする機会が増え、遊びや友だちとの関わり方を真似るなど刺激を受けている。
ルールのある遊びをすることが増えて、トラブルになる原因が変わってきている。叩かれた、嫌な事を言われた等から、ゲームに負けて悔しい、ルールの理解が異なっていて上手くいかない等に変わった。子どもが頭で考えて、話す言葉を考えるような姿が見られるので見守っている。

環境

夏にヒマワリの種を植えたことで、周りの植物の成長にも興味を示していたので、チューリップとクロッカスの球根を植えた。球根をそっと触る姿や、「いつさくんだろうね」、土が凍っていると「たすけてあげる」「このままだとさかない」と言い様子を気にする姿が見られる。
新しくボールを転がす玩具を購入すると、上手くブロックを組み立てることが出来ず保育士が作っていたが、何度も繰り返すうちに考えた物を形にして達成感を得ている。

言葉

友だちと楽しかったことを共有しながら、クリスマスや正月の出来事を話す。我先にと話しをすることで他の子が嫌な思いをしていることに気が付き、相手の話に耳を傾ける姿も見られる。このような姿が見られるので出来る限り一人ずつ話を聞いている。
玩具の貸し借りでトラブルになると、言葉より先に手が出ることもあるので怪我に注意している。言葉の大切さを伝えることや相手の気持を代弁して伝えることなどを、お互いの気持ちを受け止めながらトラブルに介入している。

表現

ハサミを使って、服や髪の毛に付ける飾りを作ってキャラクターになりきりおままごとを楽しんでいる。ハサミを使用する場合には、持ち方や切り方に十分注意しながら保育士が一人見守ることができる状況で出している。
“かぞく”“写真”の絵を描くことを楽しんでいる。いろいろな表情を描くようになり、一つひとつ変化を付けて人を描いている。キャラクターや風景を描くと、特徴をとらえて表現している。

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