3歳ぺんぎん組2022年度3月のまとめ

健康

登園時や戸外遊びの手洗いはしっかりと身についている。寒暖差もあったが元気に登園していた。インフルエンザが流行し、登園数が少ない日が続いた。コロナ感染だけでなく、インフルエンザにも注意しながら、体調面の管理を行った。天気の良い日は進んで散歩に出かけ身体を動かしたり散策遊びを楽しんでいる。簡単なルールのある遊びを保育者と一緒に繰り返し遊び、少しずつ子どもたちだけで「こおりおに」等の鬼遊びを楽しむ姿が見られるようになってきている。ほぼ、身の回りのことは自分で出来るようになったが、援助必要な子には様子を見て手伝ったり、声をかけるようにしている。

人間関係

進級への意識が少しずつ芽生え、自分で色々な事を意欲的に行うようになってきた。友だちを誘い合い遊びを広げたり、トラブルの際はどうしてそうなったかを保育者に説明したり、解決しようとする姿も見られるようになった。保育者が丁寧に遊ぶきっかけを作り一緒に遊ぶことで、子どもたち同士で遊べるようになってきている。喧嘩しながらも集団で遊べるようになり、じっくり遊びこめる姿も増えた。集中して遊んでいたかと思うと大騒ぎになることもあるが怪我のないように見守りながら保育を進めるようにした。

環境

きりん組への卒園プレゼントを作り始めてから、進級の話を少しずつ始めた。そこから、自分たちの進級の気持ちも芽生え始め、自分でやってみようとする姿が見られるようになった。散歩に出かけると、寒さや、温かさ、雲の形、霜柱、草花など様々なものに興味をもち、笑顔を見せることもあった。好奇心もあり、いろいろなものを発見し、自分たちで工夫しながら遊ぶ幼児らしい姿が見られるようになった。文字や数字にも興味を持ち、簡単な絵本などを自分で読んだり、手紙を書いたりする姿も見られた。様々なことに興味を持ち経験できるよう環境設定などにも配慮した。

言葉

自分の気持ちをきちんと伝えられるようになり、相手の気持ちと自分の気持ちの違いに気付き、喧嘩になっても手を出す子も少なくなった。言葉での表現の仕方がまだ難しい時もあるが、仲立ちをしながら伝え方を知らせてきた。自分の気持ちが優先してしまう子には気持ちを受け止め、代弁しながら相手の気持ちを理解出来るように対応した。半面、汚い言葉を使う子が増え、「くそばばあ」「おまえなんかあっちに行け」など面白がって使う子も出てきた。過去にあったことや何日か先の未来のことも話せるようになり、想像して会話も出来るようになった。友だちや保育者との会話を楽しむ姿が多くみられた。

表現

塗り絵や絵を描くことがとても好きで細かい絵を描けるようになった。製作も自分で何を作ろうかを決めて夢中で作る姿が多くみられる。絵本や紙芝居は何を読んで欲しいかを伝えるようになる。好きなものは集中して見ることが出来る。歌をうたっていると、「うるさい」と言う子もいるが、年長児の歌を聞いて、少しずつ気持ちが変わり始めている。季節の歌など幼児集会での参加で歌った歌を何度も口ずさむ姿も見られる。ダンスは今でもお楽しみ会の物を楽しんでいる。遊びを自分たちで見つけてじっくり遊べる子はもちろん、なかなか自分で遊びが見つけられなかった子も、少しずつ遊べるようになってきて成長が見られる。

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