3歳ぺんぎん組2021年度3月のまとめ

健康

登園時や戸外遊び、トイレ後の手洗いはしっかりと身についている。寒暖差もあったが基本元気に登園していた。コロナ感染には気を付けて体調面の管理をしっかりと行った。散歩での活動がとても好きで天気の良い日は進んで散歩に出かけるようにした。簡単なルールのある遊びを保育者と一緒に繰り返し遊び、後半では子どもたちだけで「こおりおに」などを楽しむ姿が多くみられた。鉄棒に興味を持ち前回りなど自分で練習してできるようになり積極的に身体を動かして遊ぶ姿が見られた。ほぼ、身の回りのことは自分で出来るようになったが、援助必要な子には手稲に対応しながら声をかけるようにしている。

人間関係

年度末なのもあり、保育者に甘えを見せる姿が増えた。甘えを十分に満たしながらゆったりとした時間を意識して安心して過ごせるようにした。コロナの自粛もあり、登園人数が少なく仲良しの子が登園しないためなかなか遊びに入れずに保育者から離れられない子もいた。保育者が丁寧に対応しながら遊べるきっかけを作り友だちと遊べるように声掛けをした。喧嘩もありながら集団で遊べるようになり、じっくり遊びこめる姿も増えた。集中して遊んでいたかと思うと突然大騒ぎになることもあるが怪我のないように見守りながら保育を進めるようにした。

環境

進級することを子どもたちから伝えることも出てきて、期待もありながら不安な様子を見せる子もいた。玩具を違うものに見立てて遊ぶ姿が見られ、子どもたちの発想に驚かされる場面も多くあった。散歩に出かけると、寒さや、温かさ、空の色、雲に反応して満面の笑顔を見せることもあった。好奇心もあり、いろいろなものを発見して自分たちで工夫しながら遊ぶ幼児らしい姿が見られるようになった。文字や数字にも興味を持って簡単な絵本などを自分で読む姿も見られた。様々なことに興味を持って経験してほしいので部屋の環境設定には常に工夫しながら飽きないようにした。

言葉

自分の気持ちをきちんと伝えられるようになり、相手の気持ちも理解しようとする力もついてきた。喧嘩になっても手を出す子も少なくなり言葉で伝えようとする姿が見られるようになった。まだ自分の気持ちが優先してしまう子には仲立ちをしながら気持ちを受け止めてあげ、代弁しながら相手の気持ちの理解を少しでも出来るように対応した。半面、汚い言葉を使う子が増え、「くそばばあ」「おまえなんかあっちに行け」など面白がって使う子も出てきた。過去にあったことや何日か先の未来のことも話せるようになった。想像しての会話も出来るようになった。友だちや保育者との会話を楽しむ姿が多くみられた。

表現

塗り絵や絵を描くことがとても好きで細かい絵を描けるようになった。製作も自分で何を作ろうかを決めて夢中で作る姿が多くみられる。絵本や紙芝居は何を読んで欲しいかを伝えるようになる。好きなものは集中して見ることが出来る。歌をうたう機会があまりなく、季節の歌など幼児集会での参加で歌っていたがあまり、遊びながら口ずさむことは少なかった。ダンスなども取り入れていけばもっと楽しめたかと思う。遊びを自分たちで見つけてじっくり遊べる子と、なかなか自分で遊びが見つけられず、集中して遊べない子の差があったがみんなそれぞれに成長が見られたので良かった。

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