3歳ぺんぎん組2022年度4月のまとめ

健康

寒暖差はあるものの、体調を崩す子も少なく元気に登園している。戸外遊びがとても好きなので園庭や散歩に出かけると喜んで遊んでいる。身のまわりのことも進んでできる子が多く、やる気が伸びるよう声掛けをしている。食事面ではおかわりをよくして良好。箸を積極的に使う子も出てきている。午睡は眠たくなると自分で布団に入り入眠できている。体力がある子は午睡をせず遊んですごしている。排泄は進んでトイレに行く子も多くおむつの子に関しては声掛けをしてトイレに連れて行くようにしている。焦らずゆっくり進めていきたい。情緒面、担任にもすぐに慣れ、名前もすぐに覚え安心した環境で過ごせている。

人間関係

興味のある玩具で一緒に遊び、戸外でも関わって遊ぶ子が多い反面、トラブルになることも多く保育者が仲立ちをしながら過ごしている。穏やかに過ごせていることが多いが、誰かが泣いたり騒いだりすると影響を受けて混乱することもあるので状況を見ながら対応するようにしている。関わる友だちにこだわりを見せる子もいて取り合いになり喧嘩になることもある。保育者が様子を見ながら関りの援助をすることもある。新入園児も初めからうちとけて過ごせている。全体的に不安な子には個別で対応するようにしている。

環境

散歩に出かけると、すれ違う人に「こんにちは」とあいさつをし、自然を意識して季節を感じながら遊んでいる。虫や花を観察して「何の虫?」「いいにおいがするね。」など会話を楽しむ姿が多く見られる。戸外活動では身体を活発に動かして満足するまで遊びこむ姿が多く見られる。挑戦したいという気持ちも見られ、鉄棒では逆上がりの練習をする子もいる。絵本を読んで数を数えたり絵を描いていてひらがなを描こうとしたりする子も出てきている。

言葉

担任に少し戸惑いながらも、名前を覚え呼んでみる子が多くすぐに打ち解けて会話を楽しんでいる。個人差はあるが口数が少ない子も気持ちを話せているので耳を傾けゆっくりと聞くようにしている。友だちとも会話が成り立ち過去の事や未来のことも話す子もいる。まだ自分の気持ちが優先してしまい「どうしてわかってくれないの?」と互いの気持ちがぶつかってトラブルになることも多い。丁寧に関わり気持ちを汲み取りながら相手の気持ちを少しずつ理解できるようにしていく。

表現

友だちに「入れて」「貸して」と言葉で表現できている子が増えてきたが、なかなか難しい様子である。保育士が仲介し代弁することで、気持ちの表し方を知らせていきたい。排尿感を感じた時に自分から言い出せない子も、保育士に近づきモジモジしたり、オムツを持って近づいたり、その子なりに表現している姿が見られる。

ブロックですごい物ができた時や、今までできなかったことができた時など、「せんせい見て、見て」と満面の笑みで嬉しさを表現している。子どもたちが、自然と気持ちを表現したくなるような雰囲気や、保育者との愛着関係が築けるよう努めていきたいと思う。

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