2歳うさぎ組2024年度9月のまとめ

健康

季節の変わり目で気温の変動が大きく、鼻水や咳が出てきている子どもが増えている。涼しい日には他クラスと散歩に行くことも多くなりお兄さんお姉さんと手を繋ぎ少し遠くの天王町北公園まで座り込むことなく歩いて行けた。活動の前後や途中には必ず水分補給を行い、体調の変化がないかをこまめに確認した。無理をしないように休憩を取りながら室内での遊びも取り入れている。また、全身を使って遊ぶことを楽しんでおり、追いかけっこや段差のある塀を列になって渡ってみたりと様々な遊びに興味を持って挑戦する姿が見られる。自分で難しいと感じた事には、保育者に援助を求めながら挑戦する姿も見られる。登園後、活動前後にトイレに行く習慣が出来ているが停滞期に入り誘ってもなかなかトイレに行かない子もいる為子ども一人ひとりに合わせてトイレトレーニングを進めている。また気温の変動が激しい為こまめに声をかけ、無理なく誘い引き続き排尿間隔を把握していく。

環境

涼しくなってきて散歩にも出られるようになり、戸外での活動が増えてきた。子どもたちは季節の変化に気付き、どんぐりや木の実を袋がふくれるほど集中して拾ったり、道端に咲いている花、猫じゃらし、小さな虫に興味を示したりと自然に触れながら過ごす時間を満喫している。また、車や電車を作って遊ぶことが好きな子が多い為、部屋の一部に道路を作った。矢印の方向に車や電車を走らせたり、枠の中を歩いて回ってみたりと各々が遊びを楽しんでいる。今後も遊びが展開し、楽しんで遊べるような環境づくりをしていく。

言葉

先月同様、友だち同士の会話が増え嫌な事があっても言葉で伝えられるようになり手が出ることが少なくなっているが、伝え方が強い時もあるため、保育者が仲介してお互いの気持ちを丁寧に伝えていけるようにしている。また言葉の吸収が早く、保育者の言葉を真似してみたり一人の子が何かを言うと影響を受け周りの子どもたちも真似をしてみたり、みんなで笑い合う姿も見られるため引き続き、丁寧な言葉掛けを心掛け、更に楽しくコミュニケーションを取っていけるようにしていく。

人間関係

友だちが泣いてしまっている時には「どうしたの?」と声を掛けたり、頭を撫でてあげたりと優しいやり取りが見られる。友だちの影響力は大きく、楽しそうな遊びをしていると自然と一緒に関わって遊ぶようになり大きな作品を作ったり、ごっこ遊びをしたりと遊びがどんどん広がっていっている。子どもたち同士の関わりが増えてきている為、引き続き側で見守りながら必要に応じて援助したりこえをかけたりしていき、いい関係作りをしていく。

表現

「○○の流して(曲)」と保育者に伝え、ドレスを着てポンポンを持ちながらノリノリで踊ったり、他クラスから洗濯はさみを借りると美容室を開いてかみの毛をカラフルにしたりとごっこ遊びを楽しんでいる。絵の具遊びでは筆を使って作品を作ったり、絵の具を手の平全体に塗ったりと存分に楽しむ姿も見られた。その作品を様々な形に切り、シールにする事で色々な場所に貼ったり遊びも広がっていった。今後も様々な曲を流したり、玩具を使って活動をより楽しめる様に工夫していく。

食育

「みて」と言って完食したお皿を保育者に見せたり「○○食べるよ」と伝え食べてみたり、色々な食材を食べてみようとする姿が見られる。「○○たべたの?」なその声をかけると嬉しそうにまた食べ始める。その日の給食に入っている生の野菜を触って「これはなに?」と言いながらどのメニューに入っているか探して興味を示している。給食のメニューによってはおかわりが足りなくなるくらい食べ、給食室や他クラスにプラスでおかわりをもらいに行っていることもある。食後にごちそうさまの声も聞こえるようになってきた。楽しい雰囲気の中で旬の食材に触れたり味わい、満足感を持てるようにしていきたい。

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