2歳うさぎ組2022年度5月のまとめ

食事

新しい部屋や担任に慣れて、うさぎ組の1日の流れが身についたこともあり、食事中も機嫌よく楽しい雰囲気で食べている。食事の姿勢によって食べこぼしが多いように見受けられるので、椅子の位置などを調整しながら様子を見守っている。食べる事が好きな子が多く、「おかわり」という声が多く聞かれている。食べたい気持ちが先行して口の中に食べ物を入れ過ぎてしまう姿も見受けられるので、慌てずに食べられるよう気を付けて見守りつつ必要に応じて声掛けをしていく。

睡眠

食事から睡眠までの流れが身につき、声を掛ける事ですすんで布団に入る姿がみられる。

新入園児もほとんど泣かずに、進級児と同じ時間に眠ることができるようになってきた。

周りを気にせず眠れる子を廊下側、静かな環境にならないと寝付けない子は保育室の奥にスペースを確保することで、全体的に落ち着いた雰囲気で眠れるようになってきた。

引き続き、個々の成長に合わせ心地よく睡眠できるようにしていく。

排泄

生活習慣の一部として、トイレを利用するようにした。便座での排尿は、個々の体の発達に合わせながら様子を見ている。積極的に便座に座る子、座って排尿する子がいることで、隣の便座に座ってみる子や自分でズボンやオムツを脱ぐ子も増えてきている。

便座に座るのを嫌がる時は無理強いせずに、トイレが嫌な場所にならないよう気をつけている。

引き続き、無理なくトイレへ行くリズムが出来るようにしていく。

健康

コロナによる出席停止以外は全体的に元気に登園しているが、鼻水は目立っている。鼻水は一人始まると一気に人数が増えるので、症状のひどいときには家庭と連携し、医師の指示を仰ぐように気を付けた。鼻水が出ている子にティッシュを渡すと、自分で鼻を拭える子もいる。鼻水が出たことに気付き、自ら知らせる子が増えている。手洗いは、ほとんどの子が自分で蛇口をひねり、手を洗うことができている。保育者は手を出しすぎず、水や泡を出す量について伝えながら見守るよう心掛けている。

身体発達

テラスでの三輪車やホールでのコンビカーを好む子が多く、上手にこぎ、友だちとの貸し借りも出来るようになってきている。巧技台やすべり台などの室内運動あそびでは、低い平均台を利用することで、自然と順番に並んで待つこともでき、上手に楽しめるようになっている。動きはますます活発になっているので、怪我に繋がらないように注意して見守っている。

制作が好きな子も多く、座ってじっくりと集中して楽しむ姿が多く見られている。

情緒

部屋にも慣れ、お気に入りの玩具やあそびを見つけ、穏やかに過ごすことができてきた。

玩具の取り合いなど、友だち同士でトラブルになることもあるが、保育者が個々の気持ちを代弁したり、他の遊びに誘ったりすることで気持ちを切り替えることができ、また仲良く遊び始める姿も増えている。

友だちと遊ぶことを好む子、一人遊びを好む子など様子は様々なので、個々に合わせた環境の保障をし、心地よく園生活を過ごせるようにしていく。

言葉

絵本や手遊び、歌が好きな子が多く、絵本や歌を通して言葉を覚えている様子も見られる。

保育者の話を理解し、危ない場面では気をつけて行動しようとする姿も見られる。

反面、子ども同士では言葉でのやりとりが上手くいかず、怒ったり泣いたりする姿もある。まだ文章では話せない子も、物を指差し、知っている単語を口にしたり、保育者の言葉を真似たりして、自分の気持ちを伝えようとする姿が増えているので、個々の段階に合わせて言葉を選びながら落ち着いて会話をするようにしている。

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