2歳うさぎ組2021年度8月のまとめ

食事

気に入った食材はよくおかわりをして「これ、おいしいね!」という声も聞かれるなど、食べることを楽しむ姿がある。残しがちな白飯はおにぎりにすることで食べる子が多い。姿勢が曲がっている子は服にご飯粒が沢山ついていることが多いので、食事後はしっかりと口元、衣服を確認し取り除いていくようにする。

睡眠

病欠や夏休みで休み明けはテンションが高くなり、リズムが崩れる日があったが徐々に落ち着いた。絵本を見たり友だちと話をしたりした後に、自分のリズムで布団に横になり静かに入眠していく。日差しの中で遊んだり疲れがたまっていたりする時は比較的入眠する時間が早まる。一人一人の体調を把握して、静の環境を作りゆったりと休息を取れるようにする。。

排泄

散歩に出掛ける以外は布パンツで過ごす子が増えてきた。以前よりトイレを拒む子がほとんどいなくなり、活動の切り替え時などにトイレにいく習慣がついてきた。自ら便意、尿意を知らせる姿があったり、自分で着脱したことをアピールしたりする子もいて褒めると得意げに喜ぶ姿もある。引き続き友だちと一緒に楽しい雰囲気の中で、排泄が生活の一部になるよう意欲を高めながら援助していく。

健康

咳や鼻水は見られるが発熱など大きな崩れはなく元気に過ごしている。登園後熱がこもり体温が高めに出る場合は水分をとり、時間を置くことで落ち着く。温湿度が高い日は水分補給のタイミングを早めたり、シャワーをしたりして快適に過ごし、シャワーを拒む子はぬれタオルで汗を拭きとるようにして快適に過ごせるようにした。9月も暑い日があるかと思うので臨機応変に対応し快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

戸外に出られない日はホールのマット上でジャンプや転がり遊びをしたりボール遊びをしたり、車の玩具を押しながら走る競争をして体を動かし楽しんだ。園庭では登り棒に興味を持つ子が多く、腕や足の力を使って自分の登れるところまで登り楽しんでいる。長シャベルを使って上手に砂を掘り起こし、回転させてバケツに砂を移せるようになっている。

制作あそびでは毛糸を巻いたトイレットペーパーの芯を転がしたり、画用紙で折った財布にシール貼りやお絵描きをしたりして手指を使いゆったりと遊んでいる。今後も思い切り体を動かしたり、制作あそびに集中したりできるような環境を作っていく。

情緒面

友だちと遊ぶ楽しさがわかってきて、イメージを共有しながらのごっこ遊びが盛んになってきた。玩具や絵本の取り合いになった時も保育者が仲立ちをすることで快く玩具を貸す姿が多く見られる。泣いたり転んだりした子をなだめたり保育者を心配したりと、人を思いやる気持ちが芽生え優しく声を掛ける姿も見られる。甘えたい気持ちや友だちとトラブルになった時は、特定の保育者に抱っこを求め続けることがあるので、担任同士連携して安心して過ごせるようにしていく。

言葉

図鑑や絵本を一緒に見たりパズルを一緒に組み立てたりしながら、楽しそうに言葉のやりとりをして遊ぶ姿が多い。保育者に身近な出来事を状況がわかるように話し、会話を楽しめるようにもなってきた。歌詞を覚えて歌を口ずさみながら踊る姿も多く見られる。今後も季節の歌や子どもが興味を持つような歌を用意したり、視覚教材なども使い保育者や友だちと言葉のやりとりを楽しみながら発達を育んでいく。

育児あれこれ