1歳あひる組2021年度7月のまとめ

食事

手掴みと、食具を併用して意欲的に食べている。食具の扱いが難しい時は、「やって!」と言って保育者に差し出し、手伝って欲しい意思表明をする。おかわりをテーブルごとに用意して保育者が腰を据えて立ち歩かずすぐにおかわりをあげることで、より落ち着いた雰囲気の中で食事を出来ている。

睡眠

保育者が側にいると落ち着いて自分で入眠したり、絵本を自分の布団に持って来て保育者に読んでもらってから、自分のタイミングで入眠したり出来るようになってきた。水遊びが始まり、心地よい疲れを感じる様で午睡時間が全体的に長くなってきた。その日の体力や気分に合わせ、子ども一人ひとりが安心できる午睡の仕方を考え関わっていく。

排泄

尿間隔が長い子が数人いる。尿意便意の他に、トイレそのものに興味を持ち行きたいと意思表示をする子も見られる。排尿が無くても、トイレに行きたい気持ちを伝えられた事を認めたり十分に褒めたりして自信に繋げている。オムツ替えをこまめに行い、濡れている不快感や換えた時の清潔感を感じられるようにする。

健康

7月前半はRSウイルスが流行して咳や熱の子が増え、後半も急な高熱による病欠が多かった。玩具や室内の清掃や消毒を一層徹底した。登降園時に保護者と体調についての情報共有を密に行った。体調に合わせて遊ぶ場所や活動内容を変えるなど工夫した。着脱への意欲が全体的に高まり、低月齢児も自分でズボンを履いてみようとするようになってきた。自分でやりたい気持ちをを受けとめさりげなく援助をしながら出来た喜びに共感し、次への意欲に繋げていく。

身体発達

全体的に散歩の際に「歩きたい」主張をする子が増えてきて、目的地まで保育者と手を繋ぎよく歩いている。低月齢児も体調や機嫌を見ながら歩く機会を作ると、喜んでいる。階段上りは速度が速い子が後から来る子に向かって「おーい!」と呼びかける姿が見られるようになってきた。バランスストーンの道の上を歩いたり、飛び石の昇り降りも楽しめるようになってきた。感触遊びで氷や寒天も取り入れると、興味を示して触ったり、茶碗に入れて混ぜたりして楽しむ。

情緒

保育者との関わりが一層深まり、自分の思いをより強く表すようになってきた。高月齢児は友だちとの関わりも増えてきて、玩具や場所の取り合いが増えてきたので、お互いの思いを受けとめて仲立ちをしている。低月齢児は友だちへの興味を示すようになり、友だちのしている遊びの輪に加わろうとする姿が出てきた。

言葉

表情や行動に加えて、言葉でも自分の気持ちを表現している。低月齢児は一語文の発語が増えてきている。高月齢児は「○○ちゃん来たね」など、二語文を話す子が増えてきた。友だちの登降園時に「おはよう」「バイバイ」と話しかけている。絵本は挿絵を指差して保育者に伝えたり、文章を覚えて真似して呟いたりして楽しんでいる。気に入った絵本は、「もう一回!」と何度も要求して楽しんでいる。

 

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