食事
食事 高月齢児はスプーンで上手く口に運ぶ子もいる。また、手づかみもあるが自ら意欲的に食べる。反面嗜好は強くなり、苦手なものを頑なに拒否することもある。一口でも味わってみようという気持ちが出る様に言葉かけをし見守っている。低月齢児は先月に比べ、自らスプーンを口に運ぶことが減ってしまい受動的になってしまう。食べる意欲を引き出せるように声をかけ、楽しい雰囲気で食事ができる様に心掛けていく。また、季節の変わり目で旬の食材も変わるのでチェック表の確認もこまめにする。乳児食15名 完了食5名
睡眠
進級児は少しずつ以前のペースに戻りつつあり、食後の着替えが済むと保育者と自分の布団の方に向かう流れも出てきたが、友だちとのやり取りを楽しみ入眠に時間がかかる事もある。傍らにつきトントンされたりマッサージなどで気持ち良く入眠し個々の眠りを取れるようにしている。新入児も午前寝が減り、入眠時に泣く子もいるがスキンシップをとり安心して眠りにつけるようにしている。引き続きスッキリ目覚められるよう、また目覚めた後の環境も工夫し整えていく。
排泄
進級児の中には排尿、排便(後)を知らせる子も出てくる。また、「おしっこでた?」と聞かれると「うん」「ううん」と答える子もいる。排尿感、ぬれている不快感を言葉のやりとりの中で知らせていくとともに、パンツやズボンの着脱も個々に合わせ丁寧に関わり働きかけていく。低月齢児のオムツ替えもスムーズにし、気持ちよくなることを知らせていく。汗をかく季節になるのでかぶれなどスキンケアに配慮する。
健康
全体的に鼻水の出ている子は多い。また、発熱、アデノウィルス感染症での欠席があった。(順次回復登園)皆少しずつ保育園生活に慣れ、泣いていることはあってもそれぞれのリズムで過ごせる様になってきている。気温の高い日もあり、冷房、扇風機を使用し室温、湿度の調節をしつつ、夏物衣類の切り替えを連絡し、あせも、湿疹などのスキンケアをし、水分調節をしながら快適に過ごせる様にしていく。
身体発達
ハイハイ、伝い歩きから一人歩きの子も増え、それぞれ活発に体を動かす。戸外では散歩の往復路を歩き、段差の登り降りや、目的地での探索を存分に楽しんでいる。室内でもサーキットやすべりだい、トンネルを設定すると嬉しそうにやってきて、保育者と、または一人でも出来る事を喜び繰り返し遊んでいる。
情緒
進級児は以前のペースを取り戻しつつあり、登園時に泣くことはあっても保育者との関わりなどによって短時間で泣きやみ、遊び始められる一方、慣れと緊張がほぐれ、ふざけ合い、いたずらし合う姿も見られる。新入児も泣いている時間が減り、日中の遊び、生活の中での笑顔や様々な表現も出てきた。「だっこ」と甘えに来たり、思いを受け止められ安心し再び保育者から離れ遊びに行くようになってきた。
言葉
一人一人の思いや感じた事、見たことをジェスチァーを交えながら一語文、二語文にして表現している。高月齢児は特にその場の状況に合う言葉が出たり、保育者や友だち同士とのやり取りを楽しんでいる。また、その様子を見たり声を掛けられた低月齢児も頷いたり、アイコンタクトなどでやりとりし、楽しい関係も広がってきている。代弁し仲介しながら微笑ましい様子を見守っている。