1歳あひる組2017年度4月のまとめ

食事

進級園児は、自己主張が始まり、嗜好も強くなってきている為、苦手な物を口に入れようとしない子が増えている。スプーンを使って口に入れようとする姿が多くみられるが、手づかみで食べこぼす子も多い。新入園児は、食べる意欲があり新しい環境の中でも喜んで自ら食べている。スプーンを持ちながら手づかみで食べている子が多いが、保育者が様子をみながら介助し、食べる意欲や楽しさを感じられるように心掛けた。引き続き声をかけ励ましながら見守っていきたい。

乳児食13名   完了食7名

睡眠

進級園児は、慣れない環境や生活リズムが崩れていて入眠に時間がかかっていたが、スキンシップをたくさんとり安心して睡眠がとれるようになってきた。入園当初、新入園児は慣れない環境に疲れ、午前寝をしたり、抱っこやおんぶで入眠していたが少しずつ園に慣れてくると布団でトントンしながら入眠できるようになってきた。睡眠時間に個人差はあるものの、どの子もスッキリ目覚めることができるような環境を整えていきたい。

排泄

進級園児は、オムツやズボンを途中まで下ろし、自分の手や足を使って脱げるように援助したり、履く時は「あしをいれて」「よいしょ」と言葉をかけながら自分でできたという自信がもてるように働きかけていった。時間にゆとりを持ち丁寧に関わることが難しかったので、時間を作り一人ひとりの様子をみながら丁寧に関わっていきたい。新入園児は、オムツ替えを嫌がることもなく保育者の元へと来ている。一人ひとり言葉をかけながら足をあげたり、下ろしながら意欲が芽生えるように働きかけていった。

健康

進級園児は新しい環境や季節の変わり目で鼻水がでている子が多かったが全体的に元気に過ごしている。新入園児は、環境の変化による疲れがみられ体調を崩すことが多かった。戸外あそびの時は薄手のジャンパーを着たり、乾燥により喉が渇くことが多いので水分補給をこまめに行うように配慮をした。手洗いは保育者が手を添えながら丁寧に行った。一人ひとりの健康状態や天候を把握しながら快適に過ごせるようにしていきたい

身体発達

進級園児は、歩行が安定し足取りがしっかりしてきているので散歩を楽しみながら長い距離を歩く姿が見られる。戸外を歩き回ったり草山を登り降りしたり、鉄棒にぶら下がるなど、身体を動かす喜びを感じながら遊んでいる。高月齢児は手すりに持って階段を降り、低月齢児は保育者と手を繋ぎながら手すりを持って降りている。ハイハイや伝え歩きをしている子も立ち上がり視界が広がることを喜んでいる。今後も天気の良い日は、積極的に戸外へ行き身体をたくさん動かす活動をしていきたい

情緒

進級園児は、新しい環境や人見知りで不安な様子があり慣れている保育者を頼っていたが、毎日過ごす中で少しずつ他の保育者にも慣れていき笑顔を見せたり、甘えていくようになった。新入園児は、新しい環境に慣れず泣いていたが、保育者がおんぶや抱っこで寄り添い関わることで安心して過ごせるようになった。手遊びや歌、戸外遊びなど園生活の中で楽しむ姿が増えている。

言葉

進級園児は、発語数が増え「これなあに?」の質問に「ワンワン」「ピョンピョン」「ニャンニャン」と応えたり、歌や手遊びを一緒に唄い楽しんでいる。自分のして欲しいことを言葉で伝えてくる姿が見られる。進級園児は、名前を呼ばれると振り向いたり、喃語や身振りで思いを伝えようとすることが多い。一人ひとりの思いを受け止めると共に発語を促していきたい。歌や手遊び、絵本など遊びの中でたくさん取りいれていきたい

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