5歳きりん組2019年度7月の保育日誌

7月4日(木)雨 小林

・以前、保育者が倉庫の片付けをした際に、カラーポリ袋で作られた食べ物をみつけると、子どもたちは喜んで遊びに使っていた。その様子から、子どもたちと話し合い食べ物を作ることになった。始めは作り方がわからず保育者に聞きながらだったが、自分で考え試行錯誤をしているうちにオリジナルの食べ物が完成する。また、カラーポロ袋だけでなく、紙コップなど別の物を使う姿も見られた。ジュースや果物を大切に袋に入れて持ち歩く子もいたが、その後、みんなでピクニックごっこへ発展させて楽しんでいた。

引き続き子どもたちの様子を見ながら、遊びを発展させ行事(お店屋さんごっこ)にも繋げていきたい。

 

7月8日(月)曇り 松本

・久しぶりに社宮司公園へ散歩に行く。平均台の遊具を利用しじゃんけんゲームに発展し盛り上がったり、木登りをしたりと思い思いに遊んでいた。木登りをしていた子の一人が、木の幹や枝に大量のダンゴ虫がいることに気付き、周りの友だちに知らせるとみんなでダンゴ虫取りが始まる。大量のダンゴ虫を取った後、「どうする?」と話し合いが始まる。それぞれ意見を出し合い「みんなでお世話しよう!」と一致。早速、園に戻ってダンゴ虫の住処作りに取り掛かっていた。保育者が用意した虫かごに、プランターの土を運ぶ子、落ち葉を用意する子、給食室に野菜がないかと尋ねる子など、自然に役割分担があり準備をしていた。どうしてプランターの土を選んだかの質問に、湿った土を好むと答えていた。ダンゴ虫の性質を図鑑で調べ理解し、子どもたちの自然なやり取りや行動に年長らしさを感じた。

 

7月16日(火)雨 松本

・雨だったが室内でリズム体操の曲を流すと、興味を持つ子は保育者の真似をして踊りだす。やりたくないという子は、自分から椅子を並べると見物コーナーをつくり踊る友だちの様子を見ていた。途中で「やってみたい!踊ってみたい!」と見物していた子も楽しそうに踊りはじめた。その後、子どもたちのふれあい遊びから組体操に発展。1人技~3人技になって友だちと協力し、いろんな技ができることに楽しさを覚え、「次はどんなことをするの?」と期待をする姿も見られた。また、一つの技に向かって協力し失敗しながらも何度も挑む姿がどの子にも見られたので嬉しく思った。一斉保育は望まないが、遊びや活動に興味や関心があれば、自然に一つの活動が成立すると改めて思う。引き続き、子どもたちが遊びや活動に入り込めるようなに、興味・関心が持てるような言葉がけや仕掛けを行っていきたい。

 

7月25日(木) 晴れ 小林

・天気が良いのでプールへ入る。支度もスムーズに終わり外へ早めに出たが他クラスが入っていたため、待っている間は「だるまさんが転んだ」など自由に遊びを楽しむ姿が見られた。プールでは、昨日やった活動が気に入り、ビート板を使ってバタ足を楽しんだり浮き輪を使ったりしながら、自由に楽しんでいた。バタ足で泳ぐこと、顔を水面につけることができるようになり、できたことが嬉しく自信を持つ子が増えてきた。今後も、子どもたちそれぞれに合わせた活動を行っていくようにしたい。また、楽しくプール遊びができるようにしていこうと思う。

 

 

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