4歳ぱんだ組2019年度6月の保育日誌

6月6日(木)晴れ 黒多

登園してから子どもたちの遊びが始まりさまざまな道具を組み合わせて遊ぶ中で、友だち同士の言葉のやりとりが遊びを盛り上げている。その後外で遊ぶ道具を保育者が用意すると興味を持ち、室内の片付けが始まり外遊びへ移行していく。園庭では泥遊びを楽しむ。片付けの際にしゃぼん玉遊びを提案すると片付けも早くしゃぼん玉液がなくなった頃から給食へと移行する。子どもたちの発想力や遊び込む力を感じた。活動と活動の間で子どもたちの気持ちが変わるポイントを用意することで、片付けや準備がスムーズに行えると感じた。

 

6月10日(月)雨 村田

窓や出入口から雨が降る様子を友だちと言葉のやりとりをしながら楽しく見ている。クレヨンや絵の具を数色準備すると早く行いたい様子でテーブルの周りに集まる。筆やクレヨンを手に取ると保育者が声を掛けなくても自由に描きはじめ、ポツポツ雨やまっすぐの雨、水溜まりなどを表現する。漠然として描けない児もいると思ったが観察をしてイメージが湧いたようで、一人一人が個性的な雨を表現していた。近々満開のアジサイも見に行きイメージを膨らませたい。

 

6月13日(月)晴れ 村田

日差しがあったので、裸足になり水を使えることを伝えるやいなや、容器に水を汲みどんどん砂場に運ぶ。数名の児が砂場の穴に溜まった水に入り並んで座り、足湯のようになり泥水の感触を楽しむ。そこへ砂や水を他の児が足していき、興味のある児が替わるがわる入りに来る。身体が冷えそうなので水の使用を終了すると、長シャベルで工事ごっこをしたり泥団子を作ったり、足に砂を塗り始めたりと遊びが展開していった。それぞれの遊びを満喫し、入室時には「面白かった。」との声が聞かれ、着替えもスムーズに行なっていた。

 

6月16日(月)晴れ 村田

公園の広場では虫の好きな児は虫取り網を片手に全速力で蝶を追い、5匹ほど捕獲してしばらく触れてから逃がす。マンホールの蓋の上に小枝を集めてバーベキューごっこ、ベンチでは病院ごっこ始まり、ひじ掛けには小石や枝木の実を並べ薬に見立てて遊ぶ。木の葉をおでこに置いているのは熱さましで、囲んで集まっている子たちは家族のお見舞いとのこと。ごっこ遊びにストーリーがあって面白い。喧嘩も時々あるが役割やイメージを共有して遊び込む姿に友だち関係の深まりを実感する。

 

育児あれこれ