4歳ぱんだ組2019年度5月の保育日誌

5月10日(金)晴れ 村田

栽培活動できゅうりの苗と青梗菜の種を植えるためくじ引きでチームに分かれると、嬉しそうに友だちと開いたくじを見せ合う。畑の中に入ると土の軟らかい完食に戸惑う様子があったが、保育者の声掛けをきいて穴を掘り苗と種を植え、そっと土をかけ水やりを行う。きゅうりの苗はわかりやすいが種まきはぴんとこなかったようだ。水やりを行いながら成長を楽しみに観察をして楽しんでいく。

 

5月14日(火) 雨 村田

お手玉を頭や肩、足の甲などに乗せて落ちないようバランスをとる遊びを行い、チームに分かれてリレーを楽しむ。風船を使い友だちと抱き合うようにお腹にはさみリレーをすると、お手玉のリレーよりは簡単だったようで盛り上がる。厚紙のうちわで風船を仰ぎ相手の陣地に入れるゲームや大きい布を用いたパラバルーンごっこで風船を舞い上げる遊びなども、友だちと協力したり応援したり、負けて悔しい思いなどを経験することができた。また風船を扱う力の加減を考えたり、数を数えて勝敗を決めたりするなど数量にも触れることもできた。

 

5月23日(木)晴れ 村田

暑かったので散歩に出る時間を遅らせ、室内でカプラを行う。部屋に小分けのカゴで置くとほぼ全員の児が興味を持ち組立て始める。高くなった際は安全な範囲で椅子の上に乗り、人形を入れて「エレベータ」、サークルのように並べ出入り口を作り「回転すし屋」、敷き詰めて囲い「温泉」、と大人の固定観念では出ない発想が面白く時間を忘れて遊ぶ思いだった。子どもの方から「扇風機消して!」と、遊びの中に風の影響で倒れることの気付きがあった。

 

5月24日(金)晴れ 村田

園庭に出ると、昨日の散歩で集めてバケツにとっておいた桜の実で、友だちと一緒にままごとを始めたり、手押し車に巧技台を乗せてベットにしてコーンを聴診器に見立て、病院ごっこをしたりしている。ままごとをする児は長椅子からどこまで跳べるか距離を競う遊びに変化していた。男児二人が砂山を作り始めると他の児も興味を持ち、保育者も一緒に楽しみながら援助し、トンネルを両側から掘り開通して手を繋ぐことができると大喜びする姿があった。子どもの遊びの中にさまざまなストーリーがあり展開していく遊びが面白い。今後もさりげない援助で遊びが広がるようにしていく。

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