2歳うさぎ組2021年度8月の保育日誌

8月4日(金) 晴れ 浅松

泥遊び用の服に着替えると「早くいきたい!」と楽しみにする子が多かった。器に少しずつ砂と水を入れて混ぜご飯を作る子や虫の家を作るなど、それぞれ気の合う友だちとやりとりしながら遊ぶ姿が見られた。ホースで雨のように水を出すと「あめだー!」とはしゃいで浴びたり、遮光ネットから落ちる大粒の水を感じたりと遊びに満足し、「おへやにはいるー。」と入りたい子から入室した。職員同士で入室する流れや役割を、その都度声を掛けて確認できたのは良かった。こだわりの激しい子は言葉でしっかりと自分の思いを伝えるので「受け止める」ことを重視していく。泥遊びでは友だち同士のやりとりが多くみられ穏やかな時間が流れた。今後も必要以上に声を掛けずに見守っていく。

 

8月11日(水)  晴れ

提灯作りの制作でトイレットペーパーに毛糸を巻き、好きな色の絵の具を付けて転がし模様を描く。見本を見せると我先に行いたい様子。別のテーブルでは保育者が画用紙で折った財布にサインペンで絵を描いたり、シールを貼ったりして自分の財布として親しみを持つ。厚紙で作ったコインを見せると喜んで財布が膨れるほど詰め込んでいる。制作が終わる頃に帽子を部屋に持ち込むと、行きたい子がどんどん集まりほとんどの子が園庭に出た。久しぶりに絵の具に直接触れる制作だが意欲的に行い、色の混ざり具合や描き出される模様に興味津々であった。以前広告で折った財布にお金を詰める遊びを楽しんでいたので、財布作りも集中していた。自分で作ったオリジナル財布をとても気に入っている様子なので、今後もジュースやアイスなども子どもたちと一緒につくり、お店屋さんごっこも楽しんでいきたい。

 

8月17日(火)  雨時々曇り 小野寺

本日も雨天で室内で過ごすことがわかっていたので、ひとつひとつ焦らずゆったりと過ごした。トイレへの声掛けも時間を決めずに行く気持ちになった子から行ったので雰囲気が良かった。ホールへ移動する前に片付けを促すと、とても上手に片付け楽しそうにも見えた。ホールでは特に何かを準備しなくても各々遊び始めているところに保育者がなんとなく参加しつつ盛り上がる輪がいくつも出来ていた。あえて全員参加のような遊びの提供はせずに過ごしたが一人一人がのびのびと遊べていて良かったと思う。

 

8月23日(月) 曇り 小野寺

久しぶりに園庭に出ると砂場に群がるようにして、畑を耕すような遊びをする子、バケツにひたすら砂を入れて「ジャム」「チョコ」などと見立てて遊ぶ子、車を使って工事を楽しむ子がいた。一人が縄跳びを出して鉄棒に引っ掛けて引っ張る遊びを「どうやってやるの?」と聞いて教え合いながら楽しむ子がいた。しばらくすると登り棒を始める子を見て「わたしも!」とチャレンジする子がいて、少しずつ上達が見られている。布パンツの子が急に増え、戸外や午睡時に紙パンツに替える子、そのままの子など、担任同士連携し把握し配慮していく。その日の子どもの気持ちもあるので臨機応変に対応しつつ、子どものやる気を尊重していけるようにしていく。子ども同士で遊ぶ姿が多いので関わり過ぎないようにしていく。

育児あれこれ