2歳うさぎ組2021年度11月の保育日誌

11月5日(金) 晴れ 小野寺

初めての英語でどうなることか全く想像がつかなかったが、園庭で「まだ遊びたい」と言う子はそのままで気持ちの乗った子だけの参加だったこともあり、皆楽しんでいた。初めは少し恥ずかしがる様子も見られたがすぐに慣れ、講師が一人一人に話しかけてくれたことで積極的に楽しむ姿になっていた。午前中に園庭と室内を行ったり来たりする活動は初めてだったが、子どもたちの動きがかなりスムーズになっていることにあらためて感心した。幼児から譲ってもらった英語にみんなに経験してほしいという思いも少しあったが、子どものその時の気持ちに沿うことで各々が好きな場所で楽しめたと思うので結果的には良かったと思う。

 

11月9日(火)  雨 浅松

朝から部屋を走り回る子は、おやつがないこともあり9:00頃からホールで遊ぶ事にした。ホールと部屋と分かれることでじっくりと関わる事ができた。部屋の子はパズルやブロックで集中して遊び、ホールでは「走りたい気持ち」の子が多かったので思いきり走った。健診のため部屋に戻り、ミノムシの目と口を貼る制作を行い、その後の自由遊び用に投げ合いっこをしようと小さいボールを用意していたが、ピタゴラスやごっこ遊びをして落ち着いていたのでそのまま過ごした。自然と「静」と「動」の場所ができ、ダンスをするときもブロックをしていく子たちは集中して遊んでいることができていた。

 

11月24日(水) 晴れ 村田

体力のある子が室内を走り回る様子があり、おやつ後早めに園庭に出る。雨上がりの園庭のタイヤに溜まった水を汲み、器に移し替えたり泥をタイヤの上に乗せたり、思い思いに泥水遊びを楽しむ姿が多い。そのまま泥水遊びを続けることは寒いかと思ったが、手が冷える感覚や、登り棒の冷たい感触を「つめたいね~。」と言いながらも楽しんでいたので見守ることにした。その後タイヤに長シャベルをかけて引いて歩く遊びやフラフープ遊びに流れ、

空いた泥水の遊び場に他の子が来てあらたに遊びを始めていた。子ども自身の感覚を大切にしてあまり干渉しないことで別の遊びに発展していき、長い時間好きな遊びに満足したようで入室もスムーズであった。

 

11月25日(木) 晴れ 小野寺

宮田町公園への散歩の往復で『~色のもの』を見つけながらゆっくり歩くゲームを提案すると、「あった!」「みてみて」「また見つけた!」と嬉しそうに会話して歩く子が多かった。室内でふざけすぎてしまう姿は日々見られるが言葉掛けや別の遊びを提供することで切り替えられることもある。散歩でゲームをしながら歩くことは効果的だった。「危ないから~しようね。」と毎日の保育者が使う言葉を覚えて、子ども同士で声をかける姿も見られる。子どもを変える事ではなく、保育者のやり方を変えることでスムーズに子どもの気持ちが動く保育をしたいと思う。

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