4歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

4歳ぱんだ組2019年度3月のまとめ

健康

感染症を意識して手を丁寧に洗ったり、うがいを忘れている子に声を掛けたりする姿があり、咳やくしゃみをするときに腕を口に当てるなど、予防意識が高まっている。よい習慣を続けるようにしていく。

人間関係

子ども同士で遊びを考える中で鬼決めの仕方がある。希望が重なった場合はジャンケンをするなど、もめることが少なくなった。もめた場合でも意見を言ったり仲立ちをしたりする姿が見られるようになる。異年齢児との交流の機会が多く、散歩の際は声を掛け合って手をつないだ小さい子を道路の内側へ入れたり、姿勢を低くして話しかけたりするなど、年長児になる意識が高まっている。移行保育になり憧れていた細かいブロックやよく遊んでいたカプラが豊富に使えるので集中して楽しんでいる。年長児と過ごす機会も多かったので、憧れていた細かいブロックの作り方も教えてもらったり、見て覚えたりして刺激を受けた。

環境

桜の花びらを集めたり、公園を散策したりしてダンゴムシや幼虫を見つけて嬉しそうに知らせる。室内で飼っているかぶと虫の幼虫の土替えも成虫になる日を楽しみに行っていく。ボール遊びの好きな子たちが足で蹴るドッチボールを始め、年長児がよく行っていた長縄とびにも興味を持つ子が増える。子どもたちの行いやすい遊び方やルールを話し合いながら今後も楽しんでいく。

表現

箱やトイレットペーパーを提供するとすぐに自由制作を始める。はさみや糊、セロテープなどの道具も安心して使用できるようになったので、今後も材料を揃え、自由に取り出せる環境を整え楽しんでいく。卒園児に贈る歌や言葉、簡単な合奏は披露するまでの過程を楽しんだ。合奏はパートごとに行い、待つ間に友だちと一緒に自主的に練習する姿がある。歌は楽しそうな表情で元気に歌っている。今後も子どもの様子をみて自己を発揮してできるよう援助していく。

言葉

まだ言葉で上手く伝えられず手が出る子がいるが、子ども同士で話し合い解決する子が増えて保育者が介入する場面が減る。手が出る子には気持ちを受け止めながら言葉で伝えられるよう援助する。しりとりやクイズを楽しめるようになり、異年齢児と一緒に考えて伝達していくゲームや「おちたおちた」など言葉を介しての遊びを理解しながら楽しめるようになった。…

4歳ぱんだ組2019年度2月のまとめ

健康

忘れがちだったうがいの習慣が身に付いてきた。体調は良好で室内外で元気に遊び、寒い日でも集団遊びなどで体を動かし、すぐに温まり上着を脱いでいる。咳が出る場合はすぐにマスクを着用させ、咳エチケットについても話すようにしている。微熱等様子の変化は保護者に早めに連絡して連携を取る。

人間関係

お楽しみ会を経て異年齢児の演目の真似をしたり、一緒に歌ったりする中で親しみが湧いた様子。公園で鬼ごっこを一緒に行い、高所からのジャンプなどで年長児の動きを真似たり、いつも探検しているところに案内してもらい、スムーズに通り抜けられる方法を教えてもらったりして楽しむなど、異年齢の関わりが増える。乳児との交流も増やしていきたい。

環境

土の中の霜柱を見つけて触れて、氷の冷たさや手の平で溶けていく感触を楽しんだ。長い枝を釣竿に見立てて段差から下をのぞき込み、友だちとイメージを共有して魚釣りごっこを楽しむ。小春日和の日は気持ちよさそうに草むらに寝転がって白雪姫ごっこ遊びで盛り上がる。子どものイメージを大切に安全に遊べるよう見守っていく。工作でひな人形作りや折り紙やトイレットペーパーなど組み合わせて身近な物を作る意欲が高まっている。保育室に自由制作コーナーを作り道具を用意して、十分な材料を補充しながら今後も楽しんでいく。はさみは安全に使うように配慮していく。

 表現

おたのしみ会までの過程を飽きることなく、本番で保護者に披露することを楽しみに活動し、本番はリラックスした様子で力を発揮して楽しく演じた。おたのしみ会後役を代えて演じたり、年長児の劇を真似たりする姿も多く見られる。描画は必要最低限の声掛けで、自分で発想豊かに取り組んでいる。

言葉

お楽しみかいで演じたオペレッタのもとになった絵本をよく見ながら歌う姿が多い。文字に興味を持つ子が増えて、カルタの読み手に立候補したり、壁に貼ってある文字や保育者が書いている文字を読みあげたりする。季節の歌や卒園式児へ贈る歌や言葉などにも興味を示している。歌や言葉の意味などわかりやすく知らせ、少しずつ気持ちも乗せていけるようにする。…

4歳ぱんだ組2019年度1月のまとめ

健康

咳や熱、インフルエンザに罹り、代わる代わる欠席をする。引き続き手洗いうがいを行い、咳エチケットについても少しずつ自分で気を付けられるように伝えていく。保護者にも早めの受診等の協力をお願いしていく。

人間関係

関りの中でぶつかり合うこともあるが、以前のようにこじれることが減り、子ども同士で話し合い納得して円満に解決することが多くなった。公園では年長児から「仲間に入れて」と声を掛けられ、色鬼を一緒に楽しむ姿が見られた。今後も合同で散歩に行くときに遊べるようさりげなく遊びを提供するなど援助していく。

環境

年明けに保育室に用意されたコマに気付き、さっそく手で回し始めた。保育者が紐で回す様子をみて挑戦する子もいる。羽根つきは羽子板を見たことがない子も多いが、ビニール袋にペットボトルのふたを付けたものを羽の代わりにすると、本物の羽よりゆっくり飛ぶので、当たるたびに喜ぶ。

凧あげも強めの保育者が空中に浮かばせるだけで強めの風に乗り舞い上がり、子どもたちは歓声をあげて駆け回る。かるた遊びは文字に興味もあり、個人ではなくチームで取った数を競い、同じチームで取れたカードを期待しながらみんなで数える姿があるなど、さまざまなお正月あそびを満喫する。今後もその時期ならではの遊びを楽しんでいく。

表現

オペレッタの役ごとに音楽に合わせて登場したり、移動したり隊形移動を覚える。自分の出番に期待しながら楽しい雰囲気で表現している。

友だちの役の踊りも覚えており、音楽を掛けると全ての踊りを踊って友だちと楽しさを共有している。今後も音楽に合わせて踊ったり、楽器にも触れたりしていきたい。

言葉

季節の歌やお楽しみ会の歌をピアノに合わせて楽しく歌っている。お楽しみ会の年長児の劇に憧れ、リハーサルを通してセリフや歌を覚え、公園で再現して楽しむ。保育者も一緒に魔女の役をすると、子どもたちがセリフを教えたり、訂正したりする。お楽しみ会が終わったら、年長児と一緒に劇ごっこをする機会を設けたい。…

4歳ぱんだ組2019年度12月のまとめ

健康

咳や発熱など欠席をする子が数名いたが長引く子は少なく、登園すると元気に過ごしている。戸外から戻ったあとは、手洗いうがいをするが、まだ忘れている子が多いので、習慣付くまで声を掛けていく。

人間関係

仲良く遊びながらも時には強い口調や好ましくない関わりとすることもある。相手の立場になって気持ちに気付けるように仲立ちをしたり、クラス全体で話し合ったりしていく。異性への意識が高まっており、「男の中に女が一人」などという言葉がよく聞かれる。男女の違いがあることを知りながらも相手を尊重していくよう援助していく。

環境

建て替え工事で園庭が使用できなくなったが、朝夕できる限り戸外へ出かけ体を動かすようにする。
室内でゲームなどをするときは机や棚を端に寄せて、出っ張るところがないようにして事前に約束事を話すなど安全に配慮している。ますます気温が下がっていくのでその時期ならでは遊びを楽しめる環境をつくる。

表現

折り紙に興味を持つ子が多く、保育者や友だちと一緒に折り、お店や電車などを保育者が模造紙に描いた道路や線路に貼って街づくりを楽しむ。
お楽しみ会に向けてオペレッタは一通りすべての役を踊り、その中で気に入った役を自分で選び決めたので気に入っている様子で友だちと一緒に楽しく踊る。好きな折り紙を自分の衣装に付けるなど提案し、今後も過程を楽しんでいく。

言葉

友だちと順番などでけんかになると、話し合ったりジャンケンで決めたりする姿が見られるようになる。すぐには介入せず様子をみて適切な援助をしていく。季節の歌の「コンコンクシャンのうた」は動物になりきって、くしゃみを工夫して楽しむ姿がある。保育者が描いたおたのしみ会の歌のイメージの絵を色鉛筆で塗り親しみを持つようになり友だちと一緒に遊びながら口ずさむ姿もある。ゲームなど遊びの中に取り入れながら今後も楽しんでいく。…

4歳ぱんだ組2019年度11月のまとめ

健康

初旬は咳や発熱でなど体調を崩す子が数名いた。気温が下がってきたが上着で調節をして出掛け、遊歩道を移動する際や公園の遊び初めにマラソンやしっぽとりのゲームなどを楽しむと体も温まり、上着を脱いで元気に遊ぶ子が多い。温湿度の調節を細目に行い、水分補給をして健康過ごせるようする。

人間関係

運動会の活動を通して年長児の組体操やリレーをする姿を見て憧れ、組体操やブリッヂの仕方を教えてもらったり混合チームでリレーをしたりして、以前より交流をする機会が増えた。まだ恥ずかしがる子もいるが合同の室内遊びや戸外遊びの環境を整え、交流の機会を増やしていきたい。

環境

かぶと虫の幼虫の土替えでは立候補した子が幼虫を取り出し、これまで触れなかった子も友だちの刺激を受けて触れられるようになった。公園遊びでは紅葉を眺め、落ち葉の色の変化に気付き、枯葉の吹き溜まりを舞い上げたりして初冬の自然を楽しむ。自発的に泥警やドッヂボールなど集団遊びを始める姿が多くなる。リレーなど勝敗を競う遊びを楽しむようになり、また一つの目標にクラスで団結して向かうなど運動会活動の過程を楽しみながら自信を持つようになる。今後も安全な環境をつくり、寒い季節ならではの遊びを楽しんでいく。

表現

「やきいもグーチーパー」ではジャンケン勝ち抜きで優勝者を決めて楽しんだ。「山の音楽家」ではグループごとに簡単な振りで見せ合いっこをして友だちと刺激し合って楽しみながら人前に立つ自信に繋げていきたい。

言葉

自分の思いをぶつけ合い喧嘩も多いが、保育者が言葉を添えながら子ども同士で話し合い、納得して解決することが増える。引き続きこじれている様子があれば仲立ちしたりや言葉を添えたりして必要に応じて援助する。

遊びの中で数を数える姿が見られるようになってきたので、数量を意識するような言葉掛けや環境を作っていく。…

4歳ぱんだ組2019年度10月のまとめ

健康

暑い日が続きとびひなど肌トラブルの子がいたが受診後には改善される。室温調節や水分摂取をこまめに行うようにして健康に過ごすことができた。遠足の後は気温差や疲れからか発熱で欠席する子が3名ほどいたが、長引くことなく好調になる。今後も子どもの様子を把握して、快適に過ごせるよう援助していく。

人間関係

年長児と一緒に散歩に出かけ簡単なゲームをして、数に触れる遊びをした年長児にリードしてもらい、いつもより楽しめたので、今後も興味のある遊びを一緒に行う機会をつくる。

さまざまな遊びの中で少しずつ相手の嫌な気持ちがわかるようになってきており、トラブルが減ってきている。様子を見ながら適切な仲立ちをして、他者の気持ちを考えられるよう援助していく。

環境

生き物に親しみを持ち、世話をしていたカブト虫の死にも直面し、命について考える情動的なよい経験もできた。引き続き幼虫の世話をしたり、生き物や木の実などに触れたりして秋の自然を楽しんでいく。簡単なルールを理解する子が増えてその子がリードすることでゲームらしい遊びの展開が見られるようになる。トラブルの際はその都度ルールを確認し、新しいルールを作るなど子どもと一緒に話合うようにする。警泥ごっこなどでチーム分けの人数のバランスを意識するようになる。子どもたちに問いかけをして自分たちで考えられるよう働きかける。

表現

パラバルーンの練習では曲や友だちと力を合わせてダイナミックに体を動かして表現をする楽しさを味わえた。遠足のことを思い出して楽しかったことなどを友だちの前で発表してから自由に絵を描いたり、さまざまなシールやマジックなどを使用しハロウィンマントを自由に作成したりした。自分で手作りをしたマントを気に入り愛着を持って、毎日のようにお面と共に着ながら遊んだりダンスをしたりする楽しむ姿が微笑ましい。今後も自由な発想で表現遊びを楽しめるよう援助していく。

言葉

運動会で士気を高める歌や季節の歌の掛け合いなどをピアノの音に合わせて、元気よく歌って楽しむ。

友だちとイメージを共有しながらマットや縄跳びを使い、家やアスレチックのようなものを作り会話も弾み、ごっこ遊びが盛んである。子どもの世界を大切して喧嘩の時などは仲立ちをしていく。…

4歳ぱんだ組2019年度9月のまとめ

環境

バーベキュウごっこやブロックを使いおうちごっごをするなどでイメージを共有しながら友だちと会話を楽しみよく遊ぶ。興味深く行っていた絵具を混ぜる遊びを継続的に行い、初めは全部の色を混ぜ込んでいただけが、後半は数色で留まり、きれいな色になることを喜び色彩感覚が少しずつわかるようになる。おばけ提灯作りでは、コーナー分けしたさまざまな技法と、バイキング形式で絵具を取り模様付けしたり、テープ類をハサミで切り長さを調節し、リボンや髪の毛などの装飾をしたりして自由に作成し個性豊かな作品となる。自分で作ったという愛着が湧き、友だちと見せ合いおどかしごっこや人形劇ごっこをするなど遊びが展開していた。引き続き環境を整え遊びが広がるようさりげなく援助していく。

人間関係

合同散歩や秋祭りの踊りを一緒に行い、少しずつ異年齢児に親しみを持つ。今後も一緒に遊べる機会をつくり、さりげなく仲立ちをしていく。

ルールのある遊びなどは個人差がありまとまらない様子はあるが、理解をしている子を見て真似て楽しむ姿がある。友だち同士刺激し合って楽しめるよう援助していく。

健康

異年齢児で行ったリレーに興味を持ち、長い距離を楽しんで走る子が増え体力が増している。肌トラブルはあったが大きく体調を崩すことなく病欠もなく、暑い時期を元気に過ごすことができた。今後も気温差があるので、子どもの様子を把握して着替えや水分補給など配慮していく。

表現

盆踊りやリズム遊びでは、音楽やリズムに合わせて全身を動かして楽しんでいる。絵の具やミラーテープなどの素材を自由に使い、個性的な自分の作品に愛着を持ち、制作後もごっこ遊びに展開していた。今後も保育者や友だちとイメージを共有しながら楽しんでいく。

言葉

とんぼが空を飛ぶ様子の視覚教材を見たり、グループごとに虫の鳴き声を真似て掛け合いで歌い楽しみ、遊びの中で子ども同士で自発的に歌い始める姿がある。ゲームの勝敗や片付ける時に数を数えるようにしている。個人差はあるが興味を持って一緒に数える姿があり、今後も楽しみながら行っていく。…

4歳ぱんだ組2019年度7月のまとめ

環境

梅雨が長引き楽しみにしていたプール遊びができないことが多かったが、水のなないプールの中に水着で入り、タライのこぼれ水でも腹這いになって楽しんだり、シャワーの水しぶきを浴びながら、虹を見つけたりして楽しむ。プール遊びでは水に親しみが持てるよう宝探しやホースの綱引きなどのゲームを用意して、全身で浸かり、水に慣れ親しむことができた。また、園庭の水遊びでは木の根元に池を作ったり、川を作ったりして自分たちで考えた遊びを充分に楽しんでいた。今後も保育者同士で連携して安全な環境をつくり、保育者の一緒に自発的な遊びを一緒に楽しんでいく。

人間関係

席替えをしたことで以前はあまり遊んでいなかった男女が交じり、友だち関係に変化がある。友達の遊びの影響でこれまで気に入っていたものとは違う玩具を使い会話をしながら一緒に組み立てたり、イメージを共有しながらごっこ遊びをしたりする姿に、友だち関係の広がりとクラス全体の仲の良さを感じる。

健康

大きな体調の崩れや病欠もなく元気に過ごしている。他クラスで手足口病などが流行っているので、細目に水分補給しながら、体調の変化や夏の疲れを把握して様子によっては休息をとったり、早めの受診を奨めたりして快適に過ごせるようする。

表現

「くじらのとけい」の歌を気に入り口ずさむ子が多く、水浴びをしながら気持ちよさそうに友だちと一緒に歌う姿もあり微笑ましい。プールの準備体操の「ぺんぎん体操」や「ジャンボリーミッキー」のダンスも喜んで踊っている。リズム遊びでは動物の動きを体全体で表現して楽しむ。保育者も一緒に楽しみながら、音楽に合わせて歌ったり踊ったりする楽しさに共感していく。

言葉

席替えでテーブルのマークを決める時やゲームのチーム分けで、子ども同士で自分の思いを出し合い、気に入ったシンボルマークをチームごとに決める。お面にシンボルマークの絵を描く時もグループごとに団結する様子で会話が弾み、楽しそうにマークの絵を描いていた。今後も楽しい雰囲気の中で子ども同士で話をしながら、選択したり物事を決めたりできるよう援助していく。…

4歳ぱんだ組2019年度6月のまとめ

環境

公園や園庭で好きな玩具を手に取り、椅子やマット、タイヤなど組み合わせて子ども同士で考え工夫して病院ごっこや家族ごっこで展開していく。室内ではブルーシートで被い、押し入れ下を秘密基地にしたり、玩具を決まった使い方ではなく、食べ物やアクセサリーに見立てて遊んだりしている。子どものイメージを大切にしながら、興奮のあまり玩具を振り回すなど、危険なことは声を掛けていき、安全に楽しめるようにさりげなく援助していく。

人間関係

異年齢児交流の機会はあるが場所や人見知りで消極的な様子がある。異年齢児グループでゲームをした後は話をしたり、園庭で遊んだりする姿も見られたので、園庭や自由遊びの様子を見ながら仲立ちをして少しずつ慣れ親しめるよう働きかけていく。

健康

掻きこわしやかさぶたなど気にして触り、とびひや肌トラブルになる子がいるので家庭に様子を伝え、早めの受診を奨めるなどして、健康に夏ならではの遊びを楽しめるよう援助していく。

表現

かたつむり、あじさいなどの実物を観察したり触れたりして、イメージを持ちながら歌をうたったり、折り紙であじさいを折ったり、思い思いに絵を描いて楽しむ。雨の絵は漠然としていてどうかと思ったが、数色の絵の具と筆、クレヨンを用意すると自由に描きはじめ、ポツポツ雨やまっすぐの雨、水溜まりなど、一人一人の持つイメージや表現方法に味わいを感じた。

言葉

言葉にできない思いから手が出る子がいる。気持ちを受けとめ、手を出さずに自分の想いを伝えるよう仲立ちをしながら言葉を添えている。

季節の歌などは初めは消極的だが、回数を重ねると歌詞を覚え元気に歌うようになる。今後もイメージを持ちながら友だちと一緒に楽しんでいく。…

4歳ぱんだ組2019年度5月のまとめ

環境

積木やブロックを組み立てる遊びに興味を持つ児が増えた。保育室にカプラも加わり人形と組み合わせ高く積み上げエレベーターにしたり、敷き詰めて囲いをして温泉にしたり、サークル状に繋げて回転寿司屋にするなど発想が面白い。園庭でも好きな玩具を自分で取り出し、手押し車に巧技台を乗せリクライニングのベットを作り病院ごっこをするなど、友だちとイメージを共有しながらさまざまな道具を使い遊びの展開していく姿が多く見られる。側で見守りながら安全な環境を作り、遊びが広がるようさりげなく援助していく。

人間関係

気の合う友だちと小集団で遊び込む中で、自己主張や意見をぶつけ合い喧嘩になることもあるが、思いを受け止めながら仲立ちをすると、気持ちの切り替えも早く再び仲よく遊び始める姿に友だち関係の深まりを感じる。異年齢児との食事や合同保育ではクラスでかたまる傾向があるので、日常の遊びやグループで交流を深められるよう仲立ちをしていく。

健康

夏を思わせる暑さの日があったが、戸外に出かける時間を調節したり、遊び始める前に水分補給をしたり、木陰で安静に休む時間を設けるなどして、体調を崩すことなく戸外でも元気に遊ぶことができた。今後も温湿度を考慮して一人一人の様子を把握しながら体調管理をしていく。また肌トラブルの多い時期なので、家庭と連絡を取り合い早めに対処していくようにする。

表現

長期休みの間や日頃の楽しいことの印象画を描く。子どもと話をしながら楽しく自由な雰囲気の中で、大人の予想とは違う構図や色使いで描き味わいのある作品になる。園庭に飾られた鯉のぼりや、遊びで触れたかたつむりを思い浮かべながら、友だちと一緒に季節の歌を楽しむことができた。今後も楽しくイメージを共有しながら自分なりの表現ができるよう援助していく。

言葉

年度当初は言葉にできない思いから喧嘩で手が出たり拗ねたり泣き出したりする児も多かったが、子ども同士で話合い納得して折り合いをつける姿も見られるようになる。簡単なゲームの中で勝敗を決めるために風船などの数を楽しみながら和式の数え方も経験する。…