健康
8月に入ると梅雨が明け、高温の日が続くようになり外出は控えなくてはならない日が続くが、体調は落ち着いている。新園舎の引越しで、初めは嬉しく興奮したり緊張したりだったが、すぐに生活リズムも安定する。空調が効いて気持ちよく眠るようになるが、新しい環境で遊びが楽しく、睡眠をとらずに過ごす子も増えた。体力もついてきている。その日の活動や体調に合わせ、子ども自身の眠気の要望で布団に入っている。週に一度くらいで体育館を借り、身体を存分に動かして遊んでくることが、気分転換といい発散になっている。水分を細目に取り、気持ちよく過ごせるよう、自分で気が付くようなさりげない働きかけと見守りをしていく。
人間関係
環境が変わり、異年齢の関わりでは3歳児との行き来が多くなる。積極的ではないが、少人数で簡単なゲームを楽しんだりしている。クラス内では、近くにいる友だちの遊びに興味を魅かれ仲間に加わったり、また、思いが通らずトラブルも日常茶飯事の光景だ。先月と同様に危なくないようなら近くで見守り、時に気持ちの橋渡しをする言葉かけを最少にとどめ、互いのやり取りや周りの友だちの仲介、見守りを大事にしている。その場の解決ができても、なかなか気持ちの整理はつきづらいものであるが、再び同じ仲間と遊び出し友だちとの関わり方を学んでいる時と思う。
環境
生活面での動線・おもちゃのコーナー等にも戸惑うことなくすっかり新園舎に慣れたようである。
おもちゃの片付けなどはなかなか丁寧にできないこともあるが、友だちと協力して短時間でできるようになってきたように感じる。また、粗雑な扱いも少なくなってきて「新しい(園舎)からきれいに使おう」と言い、自分たちで考え行動しているようで頼もしい。
言葉
室内環境上、声が反響するようで、つい保育士の声も大きくなりがちだった気がするが、子どもたちも元気でにぎやかだ。声には気持ちが表れる以上に相手への関わり方も変わってしまうこともあり、皆で気にかけ心地よいやりとりを楽しみたい。状況にマッチした話しなど、センスのあるかわいい言葉を使ったり、やりとりが長続きをして楽しい。相手への気持ちというところをふまえ、沢山絵本、わらべ歌、工作をしていく。
表現
縁日ごっこに向けて沢山楽しい制作をした。皆イメージが豊富で、保育士の予想、準備していたことよりはるかに面白いことになり、お店の品物を次々と作り上げ「もっとやりたい」と物足りないほどだった。縁日ごっこも大盛況で楽しんでいた。また、広いスペースでの身体を使った遊びでも曲に合わせ動き出し、暑さと元気で汗だくで子どもも保育士も一緒に楽しんだ。来月に続く…(もっと楽しいことをする!)…
健康
7月は、梅雨らしい天気が続き高温多湿の日々で、中旬に気温の下がる数日があり、多くの子が軽い風邪症状が出て熱欠や鼻水があった。後半は気温が戻り、体調も悪化せずに元気な姿で登園。雨上がりの時間を見計らい、日に一回は戸外に出かけるようにし、気分転換、発散した。汗をかいたり衣服の汚れは自ら「着替える」と言い、快・不快を判断し調節していた。8月梅雨明けは更に高温が考えられるが、室内の温・湿度管理、水分補給をしっかりしていく。
人間関係
気の合う同士の少数グループで遊ぶ姿が多くなる。メンバーが固定してしまうこともあるがゲームをする時や戸外ではいつもと違うメンバーとのやりとりも見られる。皆で遊べるわらべ歌あそびなど提案し新しい関わりも楽しんでいるようだ。口げんかもあるが、周囲の友だちが必ず様子を見ていて、保育士に伝えにきたり、当事者たちに客観的に子どもが整理した内容を言って仲介しようとする姿が増えた。子ども同士のやりとりに近くで見守っていると保育士の仲介なしで解決するときもある。今後もこのようなやりとりを大切に見守るようにしたい。
環境
7月下旬には旧園舎から新園舎への引越しになり、自分たちの小さな荷物の移動をすることがとても嬉しく、準備をしていた。旧園舎の壁に自分たちで作った折紙の花などを貼ったり飾ったりし、お別れと感謝の気持ちを残していた。新園舎では初日は新鮮な部屋に行儀が良くなってしまうほどかしこまっていたが、少しずつ慣れてきている。自分の遊びに良いスペースを見つけ、好きな玩具、友だちとリラックスして楽しんでいる。
言葉
いつものペースが戻りつつあり大きな声ではしゃぐ毎日。時に年齢発達相応のふざけすぎる言葉を口にしてしまうこともあり、食事中や相応しくない場での発言に諫めたりすることもある。一方、戸外で出会う人に挨拶や気持ち良いやりとりや、今までになかったクラス内でのちょっとした嬉しく心地よい声のかけ合いも聞かれるようになってきている。一部の子どもたちから発信し、それをまねしてみるというかんじで広まっていけるようにする。
表現
今月もいろいろな技法で制作をし、この数週間でハサミの使い方が随分と上手くなり、面白いこと、好きなことの習得の早さには驚く。これからも遊びに展開できるような制作、イメージをふくらませながらいろいろなやり方で安全に楽しく経験できるようにする。また、曲に合わせていろいろな楽器でリズム打ちをしているのが、リズム感が良く、保育士の出す音や曲に合わせて自然にリズムが一体しているのにも驚いた。順番にやりたい楽器を選びながら自由に音を出し、表現活動を一緒に楽しんでいく。…
健康
自粛解除が進み、徐々に出席人数が増える。自粛のストレスもあるのかと感じることもあるが、皆体調的には良好。汗ばむ陽気になり、水分も自分で「のどかわいたー」と飲みに行く。間隔があく子には声を掛け、十分に水分補給している。汗を掻いたり、よごれたりした時には、自ら「きがえる!」と言いにくる子もいる。手洗いや歯磨きは遊びモードになりがちなので、清潔にする理由を考え、話し合いながら見守り、見落とし箇所などは声を掛ける。気温、湿度を調節して清潔に心地よく過ごせるようにすると共に、暑さ対策をしっかりして戸外遊びも楽しみたい。また、疲れを残さない、午後の過ごし方も工夫する。
人間関係
人数が増えると、楽しい反面、主張し合うことももだんだん強くなる。いまだ手が出ることもあるが、互いの気持ちを知り、譲れない気持ち、でも、自分の悪い所もわかっていて譲歩してみたりと、良い喧嘩をしていることがある。そんな時が育ちの時と思い大切な時間を保育士も一緒に感じ、ゆっくり見守っていこうと思う。
環境
好きな遊び、得意な事を存分に個々の力を発揮できるよう、戸外に出る時には虫取りセットや、のんびり遊ぶミニ写生の準備をして行った。それぞれの遊びを、自分たちで満足いくやり方で交替しながら遊ぶ姿が頼もしい。梅雨に入り、室内では、ルールのある遊びやわらべ歌遊びを興味を持った子から一緒に遊び、面白さがわかると友だちが加わり、みんなで守り合って楽しめた。少しずつルールが変わっていったり、新しいゲームを用意し、一緒に楽しんでいきたい。
言葉
久しぶりに会う友達とのやり取りが楽しみだったようで、登園するとすぐにおしゃべりの花が咲き、嬉しそうだ。遊び、生活の中で、友だちの気持ちを推し量ったり、言葉を探し困っている子の代弁するような姿もある。喧嘩もあり、言い分を主張したり、保育士の介入なく仲直りをする運びとなる時もあり、子どもだけのやり取りを時間を取って見守っている。また、どんな時も、自分の気持ちをためらわずに言い出せる雰囲気づくりに気をつけ子どもを見ていく。
表現
身近な道具や材料・廃材を使って何かを作ることが楽しいようで、無言で一点に瞳を凝らし、はさみを使った製作では、おぼつかない手つきながらも、意欲的に取り組んでいるので近くで見守り、手の動かし方がうまくいかないと訴えてくる時にはコツを知らせている。自分の作品に見入る姿が次への挑戦意欲をかきたてているようだ。身体表現では音楽に合わせた動き、ゲームで雨天時などでも数人ずつ集い、自由でリラックスした雰囲気で楽しんでいる。…
健康
感染症がはやっていることもあり、手洗いうがいを徹底できるように声をかけている。子どもたちも以前よりも意識し丁寧に洗う姿が見られる。暑い日は適度な休息とこまめな水分補給をとっている。自分で「喉乾いた」「お茶飲みたい」と訴え、お茶を飲もうとしている。給食では距離を保ちながら食べている。食べ物の話をしたり家であったことを話しながら、楽しい雰囲気の中食べている。好きなものは良くおかわりをして食べている。また、野菜の栽培を始めたので、「これ、植えたよね!」「大きくなったら食べたいね!」と言いながら生長を楽しみにしている。育ったら給食で食べたい。
環境
戸外で充実して遊べるようにブーメランを作り公園で投げて遊んだり、しっぽを作ってゲームをしたりと、身体を十分に動かして遊べるようにした。また、紙コップで小さい虫かごを作り、公園で様々な虫を見つけ捕まえたり、木の実を集めたりと、生き物や草花に触れる機会を作った。園には大きな虫かごを用意し、捕まえた虫(ダンゴムシやナメクジ)を育て観察を楽しんでいる。また、身近な生き物や草花の図鑑を用意し、調べたいという気持ちを大切にしている。室内では子どもたちの興味の変化や動線を考えて状況に合わせた環境づくりをしている。子どもたちが楽しく過ごせる環境にしていきたい。
言葉
自分の思っていることを友だちや保育者に伝えている。また、質問を投げかけると自分なりに考え伝えようとしている。友だちとの会話の中で、まだ口調が強くなる時もあるが相手の気持ちをわかろうとする姿が見られるようになった。異年齢と過ごすことが多いため、お互いの言葉を吸収し以前より語彙が増えたように思う。
人間関係
少人数のため、異年齢で過ごしている。以前はそれぞれの年齢で別々に遊ぶことが多かったが、少しずつ他のクラスの友だちとも遊びを通して関わる姿が見られるようになり、次第に関係が深くなってきた。お互いの遊びを真似し合ったり、遊びや生活習慣などを教えてあげたりしながら刺激し合う姿が見られる。通常の生活になってもこういった異年齢の関わりを大切にしていきたい。
表現
身近な道具や材料・廃材を使って、製作を十分に楽しんだ。はさみやのりを使った制作も、じっくりと行うことができている。また、異年齢の子の行うやり方を見て、見様見真似で作ったり認め合ったりしながら楽しんでいる。完成したものを遊びに使ったりした。また、季節の歌を歌う機会を作り、普段の遊びの中でも口ずさんだりしていた。曲を流すと自由に踊ったりして表現することを楽しんでいる。今後も季節ならではの歌を楽しみたい。…
環境
新しい環境の中、元気に過ごすことができた。
玩具を種類別に分けコーナーを作り、箱や棚に色のシールを張り目印にすると、片付けの際も仲間分けをして楽しみながら行う姿が見られる。
戸外遊びでは、桜の花びらや蟻、ダンゴ虫などに興味を持つ様子が見られた。
今後も自然物に親しみを持てるよう触れ合える機会を多くしていく。
人間関係
気の合う友だちと小集団でごっこ遊びやブロックの組み立てなどで仲良く遊び込む姿が多い。
思いがぶつかり合い喧嘩になることも多いが、保育者が気持ちを受け止め仲立ちをして互いの思いを伝えると、再び笑顔で遊び出す。
4月は合同保育で過ごすことが多く、異年齢との関わりが多かった。
戸外でも追いかけっこやごっご遊びなど、幼児3クラスで遊ぶ姿が多く見られた。
健康
比較的、暖かい日が多く活発になると汗を多くかくので、子ども自身が暑さや寒さ等、陽気の変化に気付けるよう言葉掛けをしていった。
衣服の調節を行えるよう保護者にも協力をお願いしていく。
表現
こいのぼり制作では、切り紙やクレヨンを使って、好きな色を乗せ自由に制作する姿が見られた。
子どもの興味や関心に共感しながらさまざまな表現遊びを楽しんでいきたい。
言葉
子ども同士の遊びのなかで、口調が強くなることも多々あるので、側で見守りながら声を掛けたり仲立ちをしたりして、心地良い関わりが出来るよう援助していく。
絵本の読み聞かせでは、保育者との会話を交えながら行い、集中して聞いていて楽しんでいる様子が見られた。…
健康
感染症を意識して手を丁寧に洗ったり、うがいを忘れている子に声を掛けたりする姿があり、咳やくしゃみをするときに腕を口に当てるなど、予防意識が高まっている。よい習慣を続けるようにしていく。
人間関係
子ども同士で遊びを考える中で鬼決めの仕方がある。希望が重なった場合はジャンケンをするなど、もめることが少なくなった。もめた場合でも意見を言ったり仲立ちをしたりする姿が見られるようになる。異年齢児との交流の機会が多く、散歩の際は声を掛け合って手をつないだ小さい子を道路の内側へ入れたり、姿勢を低くして話しかけたりするなど、年長児になる意識が高まっている。移行保育になり憧れていた細かいブロックやよく遊んでいたカプラが豊富に使えるので集中して楽しんでいる。年長児と過ごす機会も多かったので、憧れていた細かいブロックの作り方も教えてもらったり、見て覚えたりして刺激を受けた。
環境
桜の花びらを集めたり、公園を散策したりしてダンゴムシや幼虫を見つけて嬉しそうに知らせる。室内で飼っているかぶと虫の幼虫の土替えも成虫になる日を楽しみに行っていく。ボール遊びの好きな子たちが足で蹴るドッチボールを始め、年長児がよく行っていた長縄とびにも興味を持つ子が増える。子どもたちの行いやすい遊び方やルールを話し合いながら今後も楽しんでいく。
表現
箱やトイレットペーパーを提供するとすぐに自由制作を始める。はさみや糊、セロテープなどの道具も安心して使用できるようになったので、今後も材料を揃え、自由に取り出せる環境を整え楽しんでいく。卒園児に贈る歌や言葉、簡単な合奏は披露するまでの過程を楽しんだ。合奏はパートごとに行い、待つ間に友だちと一緒に自主的に練習する姿がある。歌は楽しそうな表情で元気に歌っている。今後も子どもの様子をみて自己を発揮してできるよう援助していく。
言葉
まだ言葉で上手く伝えられず手が出る子がいるが、子ども同士で話し合い解決する子が増えて保育者が介入する場面が減る。手が出る子には気持ちを受け止めながら言葉で伝えられるよう援助する。しりとりやクイズを楽しめるようになり、異年齢児と一緒に考えて伝達していくゲームや「おちたおちた」など言葉を介しての遊びを理解しながら楽しめるようになった。…
健康
忘れがちだったうがいの習慣が身に付いてきた。体調は良好で室内外で元気に遊び、寒い日でも集団遊びなどで体を動かし、すぐに温まり上着を脱いでいる。咳が出る場合はすぐにマスクを着用させ、咳エチケットについても話すようにしている。微熱等様子の変化は保護者に早めに連絡して連携を取る。
人間関係
お楽しみ会を経て異年齢児の演目の真似をしたり、一緒に歌ったりする中で親しみが湧いた様子。公園で鬼ごっこを一緒に行い、高所からのジャンプなどで年長児の動きを真似たり、いつも探検しているところに案内してもらい、スムーズに通り抜けられる方法を教えてもらったりして楽しむなど、異年齢の関わりが増える。乳児との交流も増やしていきたい。
環境
土の中の霜柱を見つけて触れて、氷の冷たさや手の平で溶けていく感触を楽しんだ。長い枝を釣竿に見立てて段差から下をのぞき込み、友だちとイメージを共有して魚釣りごっこを楽しむ。小春日和の日は気持ちよさそうに草むらに寝転がって白雪姫ごっこ遊びで盛り上がる。子どものイメージを大切に安全に遊べるよう見守っていく。工作でひな人形作りや折り紙やトイレットペーパーなど組み合わせて身近な物を作る意欲が高まっている。保育室に自由制作コーナーを作り道具を用意して、十分な材料を補充しながら今後も楽しんでいく。はさみは安全に使うように配慮していく。
表現
おたのしみ会までの過程を飽きることなく、本番で保護者に披露することを楽しみに活動し、本番はリラックスした様子で力を発揮して楽しく演じた。おたのしみ会後役を代えて演じたり、年長児の劇を真似たりする姿も多く見られる。描画は必要最低限の声掛けで、自分で発想豊かに取り組んでいる。
言葉
お楽しみかいで演じたオペレッタのもとになった絵本をよく見ながら歌う姿が多い。文字に興味を持つ子が増えて、カルタの読み手に立候補したり、壁に貼ってある文字や保育者が書いている文字を読みあげたりする。季節の歌や卒園式児へ贈る歌や言葉などにも興味を示している。歌や言葉の意味などわかりやすく知らせ、少しずつ気持ちも乗せていけるようにする。…
健康
咳や熱、インフルエンザに罹り、代わる代わる欠席をする。引き続き手洗いうがいを行い、咳エチケットについても少しずつ自分で気を付けられるように伝えていく。保護者にも早めの受診等の協力をお願いしていく。
人間関係
関りの中でぶつかり合うこともあるが、以前のようにこじれることが減り、子ども同士で話し合い納得して円満に解決することが多くなった。公園では年長児から「仲間に入れて」と声を掛けられ、色鬼を一緒に楽しむ姿が見られた。今後も合同で散歩に行くときに遊べるようさりげなく遊びを提供するなど援助していく。
環境
年明けに保育室に用意されたコマに気付き、さっそく手で回し始めた。保育者が紐で回す様子をみて挑戦する子もいる。羽根つきは羽子板を見たことがない子も多いが、ビニール袋にペットボトルのふたを付けたものを羽の代わりにすると、本物の羽よりゆっくり飛ぶので、当たるたびに喜ぶ。
凧あげも強めの保育者が空中に浮かばせるだけで強めの風に乗り舞い上がり、子どもたちは歓声をあげて駆け回る。かるた遊びは文字に興味もあり、個人ではなくチームで取った数を競い、同じチームで取れたカードを期待しながらみんなで数える姿があるなど、さまざまなお正月あそびを満喫する。今後もその時期ならではの遊びを楽しんでいく。
表現
オペレッタの役ごとに音楽に合わせて登場したり、移動したり隊形移動を覚える。自分の出番に期待しながら楽しい雰囲気で表現している。
友だちの役の踊りも覚えており、音楽を掛けると全ての踊りを踊って友だちと楽しさを共有している。今後も音楽に合わせて踊ったり、楽器にも触れたりしていきたい。
言葉
季節の歌やお楽しみ会の歌をピアノに合わせて楽しく歌っている。お楽しみ会の年長児の劇に憧れ、リハーサルを通してセリフや歌を覚え、公園で再現して楽しむ。保育者も一緒に魔女の役をすると、子どもたちがセリフを教えたり、訂正したりする。お楽しみ会が終わったら、年長児と一緒に劇ごっこをする機会を設けたい。…
健康
咳や発熱など欠席をする子が数名いたが長引く子は少なく、登園すると元気に過ごしている。戸外から戻ったあとは、手洗いうがいをするが、まだ忘れている子が多いので、習慣付くまで声を掛けていく。
人間関係
仲良く遊びながらも時には強い口調や好ましくない関わりとすることもある。相手の立場になって気持ちに気付けるように仲立ちをしたり、クラス全体で話し合ったりしていく。異性への意識が高まっており、「男の中に女が一人」などという言葉がよく聞かれる。男女の違いがあることを知りながらも相手を尊重していくよう援助していく。
環境
建て替え工事で園庭が使用できなくなったが、朝夕できる限り戸外へ出かけ体を動かすようにする。
室内でゲームなどをするときは机や棚を端に寄せて、出っ張るところがないようにして事前に約束事を話すなど安全に配慮している。ますます気温が下がっていくのでその時期ならでは遊びを楽しめる環境をつくる。
表現
折り紙に興味を持つ子が多く、保育者や友だちと一緒に折り、お店や電車などを保育者が模造紙に描いた道路や線路に貼って街づくりを楽しむ。
お楽しみ会に向けてオペレッタは一通りすべての役を踊り、その中で気に入った役を自分で選び決めたので気に入っている様子で友だちと一緒に楽しく踊る。好きな折り紙を自分の衣装に付けるなど提案し、今後も過程を楽しんでいく。
言葉
友だちと順番などでけんかになると、話し合ったりジャンケンで決めたりする姿が見られるようになる。すぐには介入せず様子をみて適切な援助をしていく。季節の歌の「コンコンクシャンのうた」は動物になりきって、くしゃみを工夫して楽しむ姿がある。保育者が描いたおたのしみ会の歌のイメージの絵を色鉛筆で塗り親しみを持つようになり友だちと一緒に遊びながら口ずさむ姿もある。ゲームなど遊びの中に取り入れながら今後も楽しんでいく。…
健康
初旬は咳や発熱でなど体調を崩す子が数名いた。気温が下がってきたが上着で調節をして出掛け、遊歩道を移動する際や公園の遊び初めにマラソンやしっぽとりのゲームなどを楽しむと体も温まり、上着を脱いで元気に遊ぶ子が多い。温湿度の調節を細目に行い、水分補給をして健康過ごせるようする。
人間関係
運動会の活動を通して年長児の組体操やリレーをする姿を見て憧れ、組体操やブリッヂの仕方を教えてもらったり混合チームでリレーをしたりして、以前より交流をする機会が増えた。まだ恥ずかしがる子もいるが合同の室内遊びや戸外遊びの環境を整え、交流の機会を増やしていきたい。
環境
かぶと虫の幼虫の土替えでは立候補した子が幼虫を取り出し、これまで触れなかった子も友だちの刺激を受けて触れられるようになった。公園遊びでは紅葉を眺め、落ち葉の色の変化に気付き、枯葉の吹き溜まりを舞い上げたりして初冬の自然を楽しむ。自発的に泥警やドッヂボールなど集団遊びを始める姿が多くなる。リレーなど勝敗を競う遊びを楽しむようになり、また一つの目標にクラスで団結して向かうなど運動会活動の過程を楽しみながら自信を持つようになる。今後も安全な環境をつくり、寒い季節ならではの遊びを楽しんでいく。
表現
「やきいもグーチーパー」ではジャンケン勝ち抜きで優勝者を決めて楽しんだ。「山の音楽家」ではグループごとに簡単な振りで見せ合いっこをして友だちと刺激し合って楽しみながら人前に立つ自信に繋げていきたい。
言葉
自分の思いをぶつけ合い喧嘩も多いが、保育者が言葉を添えながら子ども同士で話し合い、納得して解決することが増える。引き続きこじれている様子があれば仲立ちしたりや言葉を添えたりして必要に応じて援助する。
遊びの中で数を数える姿が見られるようになってきたので、数量を意識するような言葉掛けや環境を作っていく。…