2歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

2歳うさぎ組2023年度2月のまとめ

食事

朝おやつは日によってムラがあり、食べる子が決まってきている。食べない子も水分補給のみを行い体調に留意している。給食は事前に楽しみにする子どもが多く、玄関に置いてあるホワイトボードを見て話をしたり給食室の近くで匂いを嗅いだりする姿もある。食事は、それぞれが食具を使って食べ進め、以前よりよく噛むようになった。白米の上に自分で主食を乗せ混ぜご飯にしたり汁を掛けたりして思い思いに食べる。食事中に隣の子が座っている椅子に足を置いたり、座る場所の取り合いで喧嘩になったりもするが、友だち同士で仲良く食事をする事が殆どである。午後おやつは、味の濃いものや甘い物を好む。眠りが深く午後おやつは「いらない」とはっきりとする子が多い。

睡眠

給食後の着替えが終わると自分から布団に行き、絵本を見たり隣の友だちと小さな声で会話をしたりする。正午を過ぎると自分から入眠したり、保育者にトントンを求めたりする。ほとんどの子が自分で入眠が出来、難しい子でも保育者が傍にいたり入眠介助を行うと眠る事が出来る。トイレや廊下からの音が気になったり、他の子の話し声に敏感になり「寝れないよ」と注意し合う姿も見られる。入眠すると眠りが深く、午後おやつ前まで起きなかったり、保育者が起床を促しても「まだ寝たい」と眠り続ける。体力が付き入眠時間が以前より後になったが、午睡は必要な子が多く、介助を続けている。

排泄

紙パンツで過ごしている子が殆どである。その中でも自分からトイレに行き便器に座ってみたり、ズボンとオムツを自分で変えて遊びに戻る子が多くなってきた。
布パンツを履いている子がトイレにいると、普段便器に座らない子でも座ったりする姿が見られる。
活動の前後にトイレの声掛けを行い、トイレに促しているが、行きたくない子もいるためそれぞれの気持ちに寄り添い、トイレトレーニングを進めている。

健康

咳や鼻水だけでなく、喉が枯れていたり鼻声の子が多かった。家庭や登降園後の様子を見て戸外活動に参加するか等を対応している。室内外の温度差が大きく、又感染症も増えてくる為、衣服だけでなく掛け布団の厚さや水分補給、手洗い等で子どもたちが快適に過ごせるようにしていった。玩具の消毒や室内の換気、co2モニターの数値を見て気を付けていった。

身体発達

戸外では、簡単なルールのある遊びを子どもたち同士で楽しみ、鬼ごっこや氷鬼、影踏み、ドロケイをして楽しんだ。保育者の仲介が無くても鬼決めを自分たちで行ったり、独自のルールを追加する姿もあった。散歩も手を繋いで歩ける子が殆どで、行きは楽しんでいるが帰りはまだ難しく、まだ遊びたい気持ちを保育者に訴えたり、おんぶで帰りたいと話す子もいる。
園庭では、活発な遊び以外に砂場で遊び込む事もある。

情緒

「自分でやる」という気持ちが強く、あと少しが出来ない時でも自分でやろうと挑戦する姿が多く見られた。子どもたちそろぞれの気持ちや性格に寄り添い、その都度援助を伝え気持ちに寄り添っている。
友だちとのやりとりが増え、関わりの中で意思疎通が上手くいかず喧嘩やトラブルもあるが、仲良く遊び込んでいる。

言葉

自分の気持ちを言葉で伝えられる。何があったかや嫌だった事だけではなく、嬉しかった事や「ありがとう」と感謝を相手に伝えようとする様子がある。
ダンスや歌、幼児さんの組体操等色々な事に興味があり「〇〇やりたい!」と子どもたちで決めて保育者に伝えてくる。引き続き個々のペースで言葉の習得を促していきたい。…

2歳うさぎ組2023年度1月のまとめ

食事

朝おやつは、食べない子が増えてきた。食べたい子は食べ遊びたい子は遊んでいるので、お茶は飲むように声をかけている。午後のおやつはその時の気分や、まだ遊びたい、寝ていたいなどの気持ちから「いらない」ということもあるが、給食は皆楽しみにしている。給食のメニューでは、ご飯や肉、果物が人気だが、「みてみて!にんじんたべられるよ!」と一人が言うと真似をして積極的に食べようとする姿も増えている。噛まずに飲み込む子もいる為、咀嚼を意識できるように関わっていく。また、友だちの食器にフォークを入れようとしていたり、友だちの食具と重ね合わせようとしたりするため、その都度声をかけて姿勢を整えながら食事を楽しめるようにしていく。

睡眠

大抵の子は、自ら布団に入り、休むことができる。保育者がトントンすると落ち着き身体を休めているが、
生活リズムがずれたり、人の声や片付けの音、廊下から聞こえる音などに反応し、眠気のピークを過ぎてしまったりすると眠れなくなってしまう子がいる。午睡せず過ごした日は、保護者に午睡できなかったことを伝え、翌朝家での様子を伺い家庭と連携が取れるようにしている。まだ午睡の必要な子が多いので、その時に応じて静かに眠れる環境を整える。

排泄

紙パンツで過ごしている子がほとんどだが、自分でトイレへ行き紙パンツを取り換えられるようになっている子もいる。引き続き気持ちに寄り添いつつ、様子を見ていく。布パンツで過ごす子は数人だが、自分のタイミングで行き、排泄を済ませることができる。布パンツを履いていても保育者に声をかけられてからトイレにいく子もいるため、活動の前後に声を掛けて気をつけていくようにする。
健康 クラス全体で咳・鼻水が広がったり治まったりを繰り返している。前日の家庭での様子、朝の体温や咳・鼻水の様子を見極めて外遊びをするかどうか個々に対応している。室内外の温度差が大きいので、上着や肌着、午睡中の掛け布団などでの調節に気を付けていく。引き続き玩具の消毒や換気などにも気を付け、感染症対策を行っていく。

身体発達

戸外では、保育者と一緒においかけっこやかくれんぼなど、ルールのある遊びを楽しむ子が見られ、散歩でも体を動かす遊びをしようとする子が増えてきた。色々な遊びの提案をしつつ、楽しんで体を動かしていけるように関わっていく。また、砂場遊びなどが好きな子もいるため、戸外では体が冷え体調を崩さないよう様子を見ていく。

情緒

自分でやってみるという気持ちが強く、着脱や排泄など見守りながら関わっていく。友だちとの関わりも増え、仲よく遊び込んでいる姿も多いが、些細なことで喧嘩になり、トラブルになることがある。手が出たり物を投げたりする場面もみられるので、怪我につながらないよう個々の気持ちに寄り添い、保育者が状況を整理して伝えるなど間に入りながら関わっていく。環境の変化があると不安定になる子もいるため、個々の気持ちに寄り添い落ち着いて過ごせるよう、引き続き保育者間の連携と環境対策をとっていく。

言葉

友だちとのトラブルでも、嫌な気持ちを言葉で伝えようとしたり、何があったのか・何がいやだったのかを保育者に伝えようとしたりする様子が見られる。歌や絵本が好きな子が多く、真似をしたり、歌ったりして楽しむ様子も見られる。気持ちをくみ取りながら絵本や手遊び、歌などを通して個々のペースで言葉の習得を促していきたい。…

2歳うさぎ組2023年度12月のまとめ

食事

主食や主菜、果物をよく食べており、おかわりもしている。副菜はあまり食べないがメニューによっては主食と主菜を混ぜて食べる姿も見られる。友だちと話を楽しんでいるが、途中からエスカレートして、食べる事を忘れていることもある。手づかみ食べをしている子もいるが、食具を使用して食べ、食べこぼしが少しずつ減ってきている。

睡眠

食後は身体を休める時間と分かり、自ら布団に入り、入眠モードに切り替わる子も増えている。気温の低下で、身体が冷たくなると、寝付けないことがあるので身体を温めたり、室内の換気を行いながら、室温・湿度を含めた環境を整えたりして、心地よく休めるようにしていきたい。また、咳が出ている子が多いので布団を高くするなどして、呼吸がしやすい様にしていく。

排泄

気温が低くなったこともあり便器に座る事が少なくなってきた。保育者が声を掛けるとトイレに進んで行くが、オムツ替えのみになっている事が多い。戸外やホールから帰ってきた時は、まずトイレに行き、おむつ替えや手洗いをしている。子どもたち自身が自分の棚からオムツを持って来て行っている。

健康

12月中旬は、咳や鼻水の出ている子が多く、発熱、軟便で欠席する子も多かった。戸外に出る時は、寒いから上着を着ようと声を掛けると、自ら上着に腕を通していた。走って暑くなると自ら上着を脱いで調節している。感染症の影響が増えているので、引き続き、換気や玩具・施設消毒等の対策を行いながら、健康に過ごせるようにしていきたい。

身体発達

戸外でも室内でも、追いかけっこ、滑り台、コンビカー、三輪車等を好んで楽しんでいる。動き方が速くなり、力強くなってきている。だるまさんがころんだや、氷鬼などルールのある遊びも自分なりに理解し楽しんで遊んでいる。ダイナミックな動きになってくるが、ぶつからないように止まったり、避けたり、バランスを取ったり等、気付くことができれば身を守ろうとする姿が見られる。まだ、転倒や衝突もあるので見守りながら、必要な援助をしている。手足を上手に動かし、靴や靴下を自分で履いたり、衣服を自分で脱ぎ着したりできる子が多い。また、12月後半からロッカーのかごの一つに脱いだものを自分で入れている。

情緒

出来る事が増え自信を持っている反面、まだまだ甘えたい気持ちの方が強い。安心して遊び込んでいる姿が多いが、思い通りにいかない時に、泣いたり叫んだり、他児に手が出ることも度々ある。保育者は甘えたかったり、思い通りにいかなかったりする時の、気持ちの揺れ動きに対応している。気持ちを聞いてもらえる、受け止めてもらえると安心、納得している。他児と一緒に過ごし、やり取りをする中で生じる感情や経験も大切にしながら、出来る限り少人数で過ごし、個々の気持ちに丁寧に対応して、落ち着いて過ごせるように、引き続き保育者同士で連携していく。

言葉

色々な事に興味を持ち、単語や言い回しを覚え、口調を真似したりする。過去の記憶や明日の予定、楽しかったこと、嫌だったこと等の感じた事を一生懸命、文章で話す子も増える。まだ手や口が出てしまうこともあるが、言葉で思いを伝えることで解決しようとする行動も見られるようになってきた。言葉でのコミュニケーションが増える中、言われて「うれしい言葉」「悲しい言葉」も少しずつ伝えていく。まだはっきりとした言葉では伝えていなくても、ジェスチャーと声で一生懸命思いを表現する姿にしっかり寄り添い、気持ちを具体的な言葉にして確認したり、言葉を発するきっかけを作ったりしていく。引き続きそれぞれの発達・個性に合った表現を大切にし、成長を温かく見守りながら言葉の習得も促していきたい。…

2歳うさぎ組2023年度11月のまとめ

食事

食事中にわざと大きな声を出し、椅子をガタガタさせて転ぶなど、少しふざける姿が目立つ。どうなってしまうかを伝え、さりげなく、椅子の向きや、足の位置を直している。二つに分かれて活動しているので、食事も時間差があり、自分のペースで落ち着いて食べていて、おかわりがなくなるほどである。子どもたちの様子を見ながら、噛む回数が少なくならないよう声を掛け、楽しく会話を楽しみながら食事をしている。今後も良い雰囲気の中食事できるように、環境を整えていきたい。

睡眠

食後は、スムーズに布団に入る子が多い中、遊びたい気持ちもあるが、絵本を見たり、何冊か布団に持ってきたりするだけで満足する子、保育者が傍にいる事で安心して入眠する子など様々。寒くなってきてから、なかなか起きない子も多くなってきた。おやつに誘ったり、遊びの提案で誘ったりしながら、スムーズに起きる事ができるように工夫している。外気温は下がっているが室内は温度が保てているので、引き続き、湿度を含めた環境に留意しながら心地よく休めるようにしていきたい。

排泄

寒くなったせいか、トイレに座るのを拒む子もいるが、友だちの布パンツに興味を示す子もいる。散歩からの入室はトイレ側からにしているので、自分のオムツを持って、トイレに座る習慣が身についてきている子も増えてきている。気温が下がっているので無理はしないが、タイミングは逃さないようにトレーニングを進めていきたい。

健康

咳や鼻水、日中の一時的な発熱なども見られたが、大きな体調の崩れはなく、出席率良く登園している。身体を動かす事を好む子が多いので、外で遊べない日には室内でも身体を動かして遊べるように工夫し、発散できるようにした。戸外へ出るときも、突然の体調の変化などに留意し、こまめな水分補給やそれぞれの状態を見逃さないよう過ごしている。感染症も流行り始めているので、今後も十分に対策を行いながら健康に過ごせるようにしていきたい。

身体発達

テラスでの三輪車を好み、「やりたい」という声が多かった。足を床について漕いでいた子も、いつの間にか上手にペダルを漕げるようになり成長を感じる。足漕ぎを楽しんでいる子も、スピードが速くなったり、上手に曲がれるようになったりしている。追いかけっこも好きな子が多く、走るスピードや曲がったり戻ったりしながら走ることも上手になってきている。制作では色々な素材を使い楽しんでいる。引き続き、興味のあることに取り組みながら身体発達を促せるようにしていきたい。

情緒

活動を、2つのチームに分けて行っている。散歩は、行き、帰りをそれぞれ別で行動し、公園は同じところで一緒に遊んだり別々の場所で遊んだり、その時々で変えている。2つに分かれると人数が少ないこともあり、落ち着いて過ごしている。メンバーを固定せず、色々入れ替え、色々な友だちと関われるよう工夫している、時々、全員で活動すると、今までにはない関わりが見られ、新鮮に感じられることもある。引き続き、活動のやり方、方法を工夫し、一人一人の子どもに寄り添いながら、丁寧に対応していきたい。

言葉

二語文、3語文で話せる子が増え、言葉でのコミュニケーションが活発になってきている。まだ手や口が出てしまうこともあるが、言葉で思いを伝えようとする姿も増えてきている。言葉で伝えられたこと、我慢できたことをたくさん褒めながら子ども同士のコミュニケーションを大切にしていきたい。同時に、言われて「うれしい言葉」「悲しい言葉」も少しずつ伝えていく。言葉の発達がゆっくりな子も、声を出し一生懸命思いを表現する姿が見られ、保育者よりも、子ども同士の方が通じ合っている場面も多くみられている。それぞれの表現を大切にし、個々の成長を温かく見守りながら言葉の習得も促していきたい。…

2歳うさぎ組2023年度10月のまとめ

食事

友だち同士話しながら手を洗ったり、「エプロンあるよ」と友だちに渡したり、「ありがとう」と受け取る姿も見られ、一緒に座ろうと子ども同士誘い合って、好きな場所に座って食べている。食材や紙芝居などを見て、野菜への意識も少しずつ変わってきている。友だちがモリモリ美味しそうに食べていることを保育者が伝えると、食べてみる子どもたち。「せんせい、みて」「やさいたべたよ」と伝えながら野菜を食べてみる子どもが増えてきた。「野菜食べたの?」等の言葉をかけると、嬉しそうにまた食べている。少しずつ、手をお皿に添えたり、フォークでこぼさず食べたり、まっすぐ座って食べている子どもたちに目を向けて、みんなの良い面が注目されるよう引き続き、働きかけていく。

睡眠

給食を食べ終わった子どもは、自分でやってみようと頑張って着替えている。着替えた子どもは、絵本を選んでから布団に行き、布団に絵本を置いてそのまま寝ている子もいれば、絵本を見てから寝ている子もいる。中には、保育者に絵本を読んでもらいながら横になって満足すると眠っている。
気候の良い日はたくさん戸外で遊んで、体を休める時間にしている。引き続き、快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

トイレに行っていた子どもが行かなかったり、行かなかった子どもが行くようになったりと様々だが、個々の気持ちに寄り添い、出来たことを大いに褒め、子どもの意欲に繋げている。子どもが少し失敗したと思うことも、敢えて何も言わず、「トイレに行くって言えたね」「トイレに来たね」等、子どもの出来たことに目を向けて、これからも子どもたちからトイレに行きたいと言ってもらえる雰囲気を作っていく。

健康

鼻水や咳が出る子どもが多く、前半インフルエンザに感染する子どもが多かった。戸外に出る前に、気候に合わせて半袖に替えるなど行い、公園から帰った際、汚れていると自分から着替えている。クラス内では、アレルギー児はいないが、おやつ時エプロンを付けなくなり、汚してしまうと自ら着替えている。また、「よごさなかったよ」と嬉しそうに見せに来る子どももいる。他のクラスには、アレルギー児の子どもがいるので、引き続き、意識していけるように関わっていきたい。

身体発達

かけっこやしっぽ取り等、保育者と子どもたちで遊ぶ遊びを行ったことで、みんなで走ったり、逃げたりとたくさん身体を動かし、どうしたらしっぽをとられないか、逃げられるか等、少し頭も使って考える姿もみられた。テラスでは、三輪車、ホールでは、ジャンプしたい、コンビカーでレースしたい等子どもたちの声に合わせて、高めのアスレチックからのジャンプを設置して、ジャンプを楽しんだり、コンビカーやかけっこで競い合ったりして楽しんだ。これからも幼児に向けた遊びのきっかけ作りをしていく。

情緒

具合が悪く休んでいた子どもの中には、あまり食欲がなく元気ない子どももいた。個々に合わせて、園庭や部屋で過ごす等して、それぞれに合わせた環境で過ごすようにした。また、あまり家で眠れず、寝不足だった子どもや咳や鼻水の子どもたちは、保育者に抱っこを求めたり、機嫌が悪かったり友だちと喧嘩をする子もいた。午睡時間ではない時間でも、子どもが休みたい時は、布団を出してゆっくりさせた。保育園にいる時間が長い子どもは、疲れが見られることが多かったように思う。引き続き、様子を観察しながら個々に寄り添って対応していきたい。

言葉

好きな遊びの中で、気の合う友だちと会話をしながら言葉のやりとりを楽しんでいる。友だちとの関わりややりとりを楽しむ姿がよく見られるようになった。言葉が増え、自分の気持ちを友だちや保育者に伝えている。中には、大きな声を出して何かを伝える子どももいる。引き続き、状況にあった言葉を伝え、相手の思いを丁寧に知らせていく。また、保育者に伝えた言葉を温かく受け止め、更に楽しく返すことで、やり取りする楽しさを味わえるようにしていく。…

2歳うさぎ組2023年度9月のまとめ

食事

ご飯に主菜を乗せて食べる子が多く、自分で皿を持ち移す。よく食べ、好みの味であると何度も「おかわりください!」と伝え、よく食べる。沢山遊んだ後は疲れから食事があまり進まず、布団に向かう子が多い。自分で食べ進められ、同じテーブルの子と会話を楽しみながら食事をしたり、食育の食材に触れたりしている。他の事にも意識が行くようになり、膝を立てたり横を向いて食べたりする子どもが多くなった。前を向いて食べ進められるように椅子との間隔を調整したり声掛けを行い、食事のマナーも伝えていけるようにしている。食べこぼしが少なくなり、着用しているエプロンにもこぼさずに食べられるようになってきた。自信につながる声掛けを行い、食べる事の楽しさを感じていけるように引き続き環境を整えていく。

睡眠

食後は、自分から布団に横になる子が殆どである。なかなか寝付けない子は、布団の上で静かに絵本を読んだりした後、眠っていた。夏の疲れが出やすい時期なので、個々の体調を把握し十分に休息が取れるように保育者は配慮をしていった。引き続き、各々のタイミングに合わせ、空調やCO₂濃度測定器も利用し、快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

トイレに行かなかった子が、トイレに行く姿が増えてきた。行きたいという気持ちに寄り添いながら、声をかけていく。
尿意を伝え、自らトイレに向かう子も少しずつ増えている。布パンツを進めている途中でも紙オムツがいいと言う場合には無理せず、気持ちを尊重する。家庭と連携し、個々のペースに合わせながら、成功した時には大いに褒め、自信に繋げるようにする。

健康

水遊びやシャワーで着替える回数が多かった事もあり、自分で着脱できる子が増えた。出来ずとも挑戦する姿はあり、「やめて」と保育者の援助を断る子や「出来ない」と援助を求める子がいる。見守ると時間が掛かっても自分で出来、「出来たよ!」と達成感を味わう姿があった。
室内や戸外に関わらず、水分補給をこまめに摂っていった。熱中症や脱水症状にならないように子どもたちに声を掛け1口だけでも飲めるように努めた。

身体発達

涼しくなり、戸外への散歩が増える。友だち同士で手を繋ぎ、会話や風景を楽しみながら歩く。段差や階段も上手く足を運び、転ばずに進めるようになる。
室内では巧技台や平均台でよじ登ってジャンプをしたり、両手を広げてバランスを取ったりしながら身体を動かした。リズム遊びではピアノや音楽をよく聞き、動物になりきっていた。子どもたちから「〇〇になる!」と提案が出る事もあった。

情緒

好きな遊びに集中する事が増え、遊び込むようになる。言葉が多く出る様になり、自分の気持ちをはっきりと相手に伝えたりして落ち着いて過ごせるようになった。その反面喧嘩をして泣いたり保育者に気持ちをぶつけ甘えたりする事も増えた。
夕方になると迎えの保護者を見て寂しさを感じたりするようで、保育者の膝に座ったり抱っこを求めたりすることが多くなる。

言葉

会話でのやり取りが増えた。単語でのやり取りが少なくなり、3語文以上で話す。まだ発達に個人差があり、上手く伝わらず、もどかしさを感じている子どももいる為、寄り添い代弁していく。
また、乱暴な単語を話す事が増え「やめて」と喧嘩になる事もある。優しく丁寧な言葉かけを行い、楽しく会話を行えるようにしていきたい。…

2歳うさぎ組2023年度8月のまとめ

食事

暑さによってか、ご飯と汁を混ぜて食べる子が増えた。主食や果物、おやつは「おかわり」と伝えよく食べる。水遊び等で沢山遊んだ後は疲れから、食事はあまり進まず、布団に向かう子が多い。横を向いて食べるなど姿勢が崩れやすい子は、テーブルとの距離を調整する援助をしている。引き続き色々な食材に親しみながら、意欲的に食事ができるようにしていきたい。

睡眠

食後は、自分から布団に横になる子が殆ど。水遊び等でよく遊び満足した時は、スムーズに入眠する子が多かった。なかなか寝付けない子は、静かに絵本を読んだり、満足するまで遊んだりした後、眠っていた。引き続き、各々のタイミングに合わせ、空調やCO₂濃度測定器も利用し、快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

トイレに行かなかった子が、トイレに行く姿が増えてきた。行きたいという気持ちに寄り添いながら、声をかけていく。
尿意を伝え、自らトイレに向かう子も少しずつ増えている。布パンツを進めている途中でも紙オムツがいいと言う場合には無理せず、気持ちを尊重する。家庭と連携し、個々のペースに合わせながら、成功した時には大いに褒め、自信に繋げるようにする。

健康

水遊びは、玩具を使用し工夫しながら、じっくり遊びこむ子もいれば、ダイナミックに身体に水をかけ合い楽しむ子もいた。汗をかいた日には、シャワーをするとすっきり気持ちよく快適に過ごせるように心がけた。熱中症アラートが出ている時は、静(感触遊び)と動(ホール)を取り入れて過ごす。水遊びやシャワー後は、顔色や様子、触診等をして個々の体調の変化に留意した。こまめな水分補給や家庭との丁寧な連携で、熱中症や、感染症に気を付けて過ごした。

身体発達

8月も引き続き、戸外での水や泥を使った遊び、室内での感触遊び(氷遊び)などを楽しむ。氷の冷たさや感触を子ども同士で伝え合い、楽しんでいた。リズム遊びでは、色々な虫や動物になりきり、身体全体を動かしていた。
巧技台ではジャンプができるようになり、身体を動かす事を楽しんでいる子も増えた。
月末に涼しくなると散歩にも出かける。公園では、虫探しやどんぐり探しに夢中になり、手で捕まえようとしたり、枝や葉っぱに虫を乗せたりしている。怪我には十分注意しながら、個々の成長を見守っていく。

情緒

水遊び等、好きな遊びにじっくり取り組むことで満足し、落ち着いて過ごす時間が増える。思い通りにいかない時は、表現できない気持ちから、衝動的に物に当たったり、友だちに手が出たりする姿も見られる。保育者はその気持ちをしっかり受け止め、落ち着いてから、お互いの気持ちを代弁したり、危険なことを何故いけないのか等を伝えたりしている。引き続き、安心して保育園生活を過ごせるようにしていく。

言葉

おままごとの会話は、大人の真似などをしながら、イメージを広げてやりとりをする姿が見られる。言葉の発達にも個人差があるので、伝えたい気持ちに寄り添い代弁したり、どんな風に伝えたらよいか、その都度話したりしながら、援助していく。紙芝居や絵本も取り入れて、沢山の言葉を楽しく習得できるよう促していきたい。…

2歳うさぎ組2023年度7月のまとめ

食事

食材によっては難しいことがあるがフォークやスプーンを使って、食べ物をこぼさずに食べられる子が増えてきた。副菜を残すことが多いが、先月と同様、実際の食材を見たり触れたりしながら、興味を持ち友だちが食べている姿に影響されて口にすることもある。また、他の食材と一緒に食べたり、副菜の一部を食べたりする姿も見られる。引き続き、実際の食材や絵本などを通して、色々な食材に親しみながら意欲的に楽しく食事ができるようにしていきたい。

睡眠

全体的に自分から布団に横になる姿が見られる。熱中症警戒アラートにより室内で過ごすことが多く、身体を十分に動かし切れていないのと、体力がついてきたこともあり、寝付くのに時間が掛かることがある。暑さが厳しくなってきたので、引き続き空調調節しながら快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

便座に座ることを時には嫌がることはあるが、保育者が声を掛けたり自分から進んでトイレに行ったりする姿も見られる。また、オムツが汚れる前に保育者に伝える子も増え、数名は布パンツで過ごしている。午睡後にトイレに行き、排尿する子も何名かいる。

健康

水遊びの日以外は、暑い日が続いている事もあり、室内で過ごす事が多かった。室内でも汗をよくかいているので、水分補給をこまめに行ったりシャワーをしたりして気持ち良く過ごせるようにしている。また、体調面では、鼻水や咳が出ている子が多く、突然、熱を出す事も多かった。引き続き、熱中症に気を付けて水分補給を十分にできるように配慮していく。一人ひとりの体調を見て、何かあれば、すぐに対応できるようにしていく。

身体発達

室内では、巧技台や平均台を使い、ジャンプをしたりバランスを意識しながら歩いたりしている。氷遊びで氷に触れながら、ままごと遊びをしている。パズルやシール貼り等も行い、指や手を使った遊びを行っている。気温が高い日が続いており室内で過ごすことが多いので、室内でも身体を思い切り動かして遊べるようにしていく。水遊びでは、水鉄砲やジョウロなどで遊ぶ。初めは使えなかった水鉄砲も使えるようになり、水を友だちや保育者にかけて楽しんでいる。

情緒

先月と同様、表現できない気持ちが爆発して大声で叫んだり、物を投げたり、友だちに手が出てしまう姿が多く見られる。保育者が気持ちをしっかり受け止め、落ち着いてからゆっくり話すことで気持ちを切り替えられるようになってきているので、引き続き子どもの気持ちに寄り添って関わっていく。また、安全に保育園での生活を送れるように、保育者同士で連携して環境を整えていくのも、より一層行っていく。

言葉

友だち同士の会話もかなり成立するようになり、遊びの発展につながっている。おままごとなどの会話は、大人の真似をしたり、役になりきったりしながら、イメージを広げてやりとりをする姿もある。子ども同士の関わりはなるべく見守るようにして、言葉のやり取りを大事にしていきたい。言葉の発達にも個人差があり、うまく気持ちを伝えられない子がイライラしてしまうこともあるため、保育者が代弁しながら仲立ちをし、怪我やトラブルにならないように気を付けていく。引き続き、楽しんで言葉を習得できるよう促していく。…

2歳うさぎ組2023年度6月のまとめ

食事

暑いこともあり、お茶をよく飲む。また、のど越しの良い麺類や果物を好んでよく食べていた。また、フォークを使って上手に食べる子が増えている。食材によっては、スプーンをすすめたり、自分で食具を選んだりしている。手づかみ食べも見られるが、声を掛けると食具にチャレンジして食べている。食事のマナーなどを伝えながら楽しく食事が出来るようにしていく。野菜が苦手な子も実際の食材を見たり触れたりしながら、興味を持ち友だちが食べている姿に影響されて口にすることもある。引き続きいろんな食材に親しみながら意欲的に食事ができるようにしていきたい。

睡眠

食後は、自分から布団に横になる姿が見られる。暑さで疲れていることもあり早めに寝付く子もいた。なかなか寝付けない子は、静かな雰囲気の中で絵本を見て、眠くなると自分から横になっていた。また、眠れる曲を流し落ち着く空間をつくることで、安心して一人寝する子が増えた。空調調節しながら快適に身体を休める環境をつくっていく。

排泄

登園してからトイレへ行く習慣ができてきた。子どもたちもトイレへ行くことに抵抗なく便座に座る。オムツが汚れる前に保育者に伝える子も増え、数名は布パンツで過ごしている。また、家庭での状況を聞きながら、無理なくトイレに誘ってトイレットトレーニングをすすめていく。

健康

季節の変わり目で、体調を崩していた子もいたが、6月後半頃から休むことなく元気に登園していた。6月下旬から水遊びも始まる。昨年は水を嫌がり泣いていた子も、今年は自ら水の感触を味わい楽しんでいた。色々な経験を経て、水遊びを楽しめるようになり成長を感じる。また、汗をかいた時はシャワーを浴びたり、着替えをしたりして気持ち良く過ごせるようにする。暑い日が続くので、より一層熱中症に気を付けて水分補給を十分にできるように配慮していく。

身体発達

散歩では友だちや保育者と手を繋いで歩くことを楽しんでいた。また、戸外では、虫探しを好む。ダンゴムシやバッタを探し捕まえ、友だちと観察を楽しんでいた。ホールや室内では、跳び箱や巧技台からジャンプするなど活発に身体を動かしている。幼児さんの影響もあり、ダンスやリズム遊びなど曲に合わせて全身を動かし楽しむ姿も増えてきた。
七夕制作では、丸める、貼る、通すなど指先を使った遊びも集中して楽しんでいる。水や泥遊びも満喫し、来月も感触遊びや運動遊びを楽しんでいきたい。

情緒

自我が出てきたことで、うまく表現できない気持ちが爆発して大声で叫んだり、物を投げたり、友だちに手が出てしまう姿も見られている。気持ちが高ぶったときには、保育者からスキンシップを取り気持ちをしっかり受け止め、落ち着いてからゆっくり話すことで気持ちを切り替えられるようになってきている。また、室内で走ったり遊び込めなかったりする姿も見られたため、棚でコーナーにしたり、部屋だけでなく廊下も利用できるようにしたりと環境設定の見直しをする。結果、子どもたちもそれぞれ好きな場所で好きな遊びを楽しむ姿が見られるようになった。引き続き、安心して保育園生活を過ごせるようにしていく。

言葉

友だちと役割を決めて、ごっこ遊びや会話のやり取りを楽しんでいた。また、自分が体験した出来事を保育者や友だちに話し盛り上がったり、想像力を膨らませて見立て遊びを楽しんだりしていた。
保育者の簡単な約束など理解ができ、行動する姿もみられる。まだ理解が難しい時は個々に合わせて伝え、約束を確認したり言葉のやり取りを楽しんだりしている。
遊びを通して言葉や仕草で表現し関わりを楽しむ子が増えた。相手に伝えようとしている時は、丁寧に応答して共感していくようにする。…

2歳うさぎ組2023年度5月のまとめ

食事

新しい部屋や担任に慣れ、1日の流れが身についたこともあり、食事中も機嫌よく楽しい雰囲気で食べている。食事の姿勢によって食べこぼしが多いように見受けられるので、椅子の位置などを調整しながら様子を見守っている。食べる事が好きな子が多く、「おかわり」という声が多く聞かれている。食べたい気持ちが先行して口の中に食べ物を入れ過ぎてしまう姿も見られるので、慌てずに食べられるよう気を付けて見守り、必要に応じて声掛けをしていく。

睡眠

食事から睡眠までの流れが身につき、声を掛ける事ですすんで布団に入る姿がみられる。
新入園児もほとんど泣かずに、進級児と同じ時間に眠ることができるようになってきた。
好きな絵本を1冊選び、読み終わると布団の下や本棚に片付けて眠ることが出来ている。全体的に落ち着いた雰囲気で眠れるようになってきた。
引き続き、個々の成長に合わせ心地よく睡眠できるようにしていく。

排泄

生活習慣としてトイレを済ませてから、部屋に入る、お昼寝から起きたらトイレに行くという習慣が身についてきている。便座での排尿は、成功する子も増えてきている。積極的に便座に座る子、座って排尿する子がいることで、隣の便座に座ってみる子や自分でズボンやオムツを脱ぐ子も増えてきている。便座に座るのを嫌がる時は無理せずに、トイレが嫌な場所にならないよう気をつけている。
引き続き、無理なくトイレへ行くリズムが出来るようにしていく。

健康

中旬に、手足口病が流行り、欠席が多い日が続いた。体調の変化を見逃さないよう留意している。鼻水が出ている子にティッシュを渡すと、自分で鼻を拭ける子もいる。鼻水が出たことに気付き、自ら知らせる子が増えている。手洗いは、ほとんどの子が自分で石鹸を付け、手を洗うことができている。保育者は手を出しすぎず、水やせっけんの泡を出す量について伝えながら見守るよう心掛けている。

身体発達

テラスでの三輪車やホールでのコンビカーを好む子が多く、上手にこぎ、友だちとの貸し借りも出来るようになってきている。巧技台やすべり台などの室内運動あそびでは、低い物をを利用することで、自然と順番に並んで待つこともでき、上手に楽しめるようになっている。動きはますます活発になっているので、怪我に繋がらないように注意して見守っている。
制作が好きな子も多く、座ってじっくりと集中して楽しむ姿が多く見られている。

情緒

部屋にも慣れ、お気に入りの玩具やあそびを見つけ、穏やかに過ごすことができてきた。
玩具の取り合いなど、友だち同士でトラブルになることもあるが、保育者が個々の気持ちを代弁したり、他の遊びに誘ったりすることで気持ちを切り替えることができ、また仲良く遊び始める姿も増えている。友だちと遊ぶことを好む子、一人遊びを好む子など様子は様々なので、個々に合わせた環境を保障し、心地よく園生活を過ごせるようにしていく。

言葉

絵本や手遊び、歌が好きな子が多く、絵本や歌を通して言葉を覚えている様子も見られる。
保育者の話を理解し、危ない場面では気をつけて行動しようとする姿も見られる。
反面、子ども同士では言葉でのやりとりが上手くいかず、怒ったり泣いたりする姿も見られる。まだ言葉で上手く話せない子も、物を指差し、知っている単語を口にしたり、保育者の言葉を真似たりして、自分の気持ちを伝えようとする姿が増えている。個々の段階に合わせて言葉を選びながら落ち着いて会話をするようにしている。…