健康
連日熱中症アラートが発令され、水遊びの日以外は室内で過ごす事が多かった。ホールの大型ブロックで作った少し高い場所から、保育者の介助なくジャンプし危なげなく着地できる様になっている。水あそびでは満足すると自分から服を脱ぎ終わりにする子もいれば、次のクラスがテラスに来るまで遊びに夢中になる子もいた。水遊び中と終わってからもこまめに水分補給を行った。先月同様トイレに行く導線を工夫する事で無理なくトイレに慣れ、便座に座る子が多くなり排尿に成功する子が増えている。また、オムツに出ると「おしっこ出た」と教えてくれ、オムツがパンパンのまま遊ぶ子が少なくなってきている。今後も一人一人のペースで無理のない様に進めていく。
環境
テラスでの水遊びでは、友だちと一緒に遊びを共有し会話を楽しみながら遊ぶ姿が見られる一方で、遊び込んでいる場所に友だちが来る事を嫌がり怒る子もいた。一人一人が十分水遊びを楽しめる様に、場所の確保や玩具の量、飽きてしまったりした時にはペットボトルを準備する等の配慮を子ども達の様子を見ながら行う事ができた。暑さで戸外に出られない日には、担任間で連携を取りながら、ホールや異年齢の保育室、階段等を使い子ども達がそれぞれの場所で飽きずに満足して遊ぶ事ができた。来月も暑い日が続くので、感触遊びや色水遊び等を取り入れていく。
言葉
友だち同士の会話が増え、玩具の貸し借りも保育者の仲介なしで「貸して」「今使っているから後でね」等のやり取りができる様になってきている。嫌な事があっても「やめて」「やだ!」と、まず言葉で伝えられる様になってきたが上手く伝わらない事もあるのでその都度保育者が仲介してお互いの気持ちを代弁し、伝えていける様にしている。保育者の話す言葉を真似して楽しむ事もあるので、保育者も丁寧な言葉を心掛け発語や会話の楽しさを味わえる様にしていく。
人間関係
休みの友だちや担任がいると「〇〇ちゃんは?」「〇〇先生は?」と気にする姿がある。「お熱があって休みなの」と伝えると「可哀そうだね」「一緒に遊びたかったな」等相手を思いやる言葉が聞かれる。「一緒に遊ぼう」と友だちを誘い集中して遊ぶ事も増えてきているが、まだ自分中心な面が多い為喧嘩も多い。その都度保育者が相手の気持ちに気付かせ、どうしたら良かったかを一緒に考える事でまた一緒に遊ぶ事ができている。今後も傍で見守りながら必要に応じて声を掛けたり一緒に遊んだりしていき、良い関係づくりをしていく。
表現
寒天の感触遊びでは、寒天の感触を十分に味わってからお皿やカップに入れてごっこ遊びへと発展していたり、色々な色の寒天を混ぜ色の変化を楽しんだりしていた。食紅を入れて作った氷遊びでは、画用紙を置いておくと自由になぐり描きを楽しみ、その作品を保育者がアイスの形に切っておく事で、シールやクレヨンを使って自由にトッピングをして、アイス屋さんごっこへと遊びが広がっていった。
食育
トウモロコシの皮むきや野菜のスタンプ遊び、その日の給食に入っている生の野菜を触ったり匂いを嗅いだり様々な食育活動を取り入れている。興味関心は出てきているが、なかなか食べる様にはならない。今後も食育活動を取り入れ、食に対しての興味関心を広げていく。また、暑さで食事がなかなか進まない子もいるが、汁物の塩分だけは摂れる様にしていった。…
食育
以前食べなかったものでも2回目になると少し味見してみようとする姿がある。食べる前に生の野菜に触れることを楽しんでおり、どこに入っているか探して興味を持つ子もいた。友だちと会話しながら楽しい雰囲気で食べられているが、声が大きくなりすぎたり食材を混ぜるだけ混ぜたりすることもある。保育者が傍にいることで安心し食事に集中できるため、遊ぶことと食べる事の違いを伝える。また、クッキングの見学や皮むき体験など、野菜を用いた遊びで食育活動を取り入れていく。
健康
「よーいどん」という掛け声で一斉に走るかけっこや、追いかけっこを中心に走る事を楽しんでいる。ホールでは巧技台を使って跳ぶ、上る動きや、アスレチックの一本橋、滑り台で身体を動かしている。散歩では子どもたちが歩きたい気分で体力のある時に西横浜駅や松原商店街の方まで足をのばした。友だちと手を繋いで目的地まで楽しみに軽い足取りが見られる。帰りは遊び疲れ、座り込むものの保育者や友だちとの会話で切り替えている。水分補給を多めにとり、霧吹きで水を感じる遊びをして涼しさを感じられるようにした。汗をかいた時やしたい子はシャワーを行い気持ち良く過ごす。午後にはなるべくトイレにいける導線を工夫し、嫌がることなく座ってみている。
人間関係
保育者に甘えて無邪気な姿を見せる。生活の中でできることも「やって」と頼み、してもらうことで安心感に繋がっている。自分で意欲的に行う時には最後まで見守り頑張った過程を十分に褒めている。気の合う友だちと集中して遊び込む姿があったり、大人数でのゲーム遊びをしたり集団の楽しさを知る機会が沢山あった。その中で貸し借りのルールを子ども同士で「順番ね」「あとで貸してあげる」「次貸して」と確認している。怒ることもあるが、待つ時間は保育者がしっかりと寄り添い、貸してくれた友だちも褒めて認めることで良い関係づくりをしている。
環境
戸外で水に触れ、泥を作ったり、手足で様々な感触を感じたり集中して遊んでいた。ままごとや車遊びにも生かして十分に暑い季節ならではの遊びを楽しめた。また、水を汲んで野菜の鉢に上げたり、ダンゴ虫やかたつむりなどを観察したりしていた。今後はテラスでの水遊びや室内の感触遊びをしてより五感を使える活動を考える。また、楽しい時も感情的な時も物を投げる踏む行為が見られるため、大切さや扱い方を伝えていく。
言葉
友だちや保育者と簡単な質問や、発見したこと、感じたことを伝え合いやり取りを楽しんでいる。トラブルの際は保育者が仲介しながら、自分の思いを伝えようとしている。音楽に合わせて絵本やパネルシアターをすると、身振り手振りして世界観に入る姿がある。まだ立ち上がってしまうこともあるが後ろの友だちを考え座って落ち着いてみることができてきた。
表現
ピアノや音楽に合わせて思い思いに体を動かして表現をしたり、動物の模倣や、アニメのキャラクターになりきったりする姿がある。一人ひとりの表現に目を向けて生き生きとした感性を出せる活動をしていきたい。糊の製作では感触を楽しむ子、様々な形の紙を貼り合わせる子がいた。年度遊びでは自分で作りたい物を決めて保育者に頼みながら一緒に手を動かす。長くしたり丸めたりして「へび」「リンゴ」と想像を言葉にしていた。…
健康
体調不良による休みは中旬から減ってきたが鼻水や咳が出ている子は多くいる。気温が高くなってきた為こまめに水分補給をし、室温調整、戸外での活動時間に配慮しているトイレの便座に抵抗なく座ってみる子が増え排尿をしている姿が見られる反面、先月に比べ便座に座りたくないという子も出てきている。トイレに行きたいと思えるような声掛けをしたり、仲の良い友だちを一緒に誘ったり排尿出来た時には十分に褒めて自信に繋げていく。園庭では鉄棒にぶら下がったり走り回ったりと活発に遊んでいる。動きが活発な為怪我に繋がらない様に今後も見守っていく。雨の日でも身体を十分に動かして遊べるよう棚を使ってのコーナー作りや滑り台、巧技台を準備したり制作活動を楽しめるようアイデアを出していく。
環境
散歩では仲の良い友だちや保育者と手を繋いで歩くことを楽しんでいる。虫探しをして捕まえて観察をする事や、木の実拾い、花摘みなど自然に触れたりして散歩を楽しんでいる。泥遊びでは汚れることを嫌がることなく裸足で泥水の感触を感じている。室内での遊びでは同じ遊びにならないよう工夫し、スズランテープで雨を作り連想させながら遊びをしたり、リトミックで動物になりきりながら楽しんでいる。
言葉 遊びや生活の中で保育者に質問をし「なんで?」「これなに?」が増え、色々なことに興味を持つことが増えてきた。言葉は増えてきたがまだ十分ではない為、モノを指差ししながら伝えたり、ポイントを絞って伝えている。子ども同士で言葉のやり取りが上手くいかずに大声を出して怒ったり泣いたりしてトラブルになる時もあるが保育者が気持ちを代弁したりスキンシップを取りながら気持ちを受け止めることで切り替えて遊んでいる。また保育者の言葉を真似して繰り返し言ってみたり、話せる言葉を使って子どもたちなりに会話をして穏やかに過ごしている。
人間関係
お気に入りの遊びを友だちや保育者と想像力を膨らませて遊んだり、自分たちなりに会話をしたりして遊びを楽しんでいる。玩具の取り合いや思い違いでトラブルがある反面、玩具を貸してあげたり泣いている子に対して「どうしたの?」「いたいの?」と聞いてあげて頭を撫でてあげたりとやさしいすがたもみられる。今後も友だちとの関わりを近くで見守りながら保育者も一緒に遊び、友だちや保育者と関わって遊ぶことを楽しいと感じられるように配慮する。
表現
糊や絵の具などを使った制作を積極的に取り組んでいる姿が見られる。また、紙をちぎったり、貼ったり、クレヨンやペンを使って描いたりなど指先を器用に使った遊びも楽しんでいる。音楽を使った遊びも好んでいて好きな曲に合わせて椅子取りゲームをしたり、全身を使ってダンスをしている。泥遊びでは全身に泥を付け汚れるのを嫌がることなく満喫している。
食育
好きな食べ物を好んで食べる。食べることが好きな子が多く「おかわり」の声も多く聞こえる。食べたい気持ちが優先してしまい飲み込むように食べたり口に入れすぎたりするため慌てず食べれるように声掛けをし見守っていく。野菜が苦手な子も実際の食材を見たり触れたりしながらどこに入っているのか見つけたり、食べてみて美味しいと感じ全部食べたりすることもある。これからも色々な食材に親しみながら見守りつつ楽しんで食事ができるような雰囲気作りをしていく。…
健康
鼻水や咳が出ている子が多くいる。体調不良により休む子も数人いた。午睡中に咳が出る子も多いので、布団を重ねて敷き、気道を確保できるようにしている。今後も室温や衣類調整、こまめに検温や視診を行い、すぐに対応できるようにしていく。
環境
部屋の環境が変わったが、落ち着いて過ごしている。登園時には泣く子もいるが、すぐに落ち着き遊び始めている。雨の日が多かったが、ホールやぺんぎん組の部屋に遊びに行くことによって、集中して遊び込めている。他クラスと連携し、部屋を使えるようにし、楽しんで遊び込めるように今後も行っていく。
言葉
語彙が増え言葉も明瞭になってきて、友だちの名前を呼んだり自分の気持ちを単語や言葉で伝えようとしたりする。友だちと気持ちがぶつかり大きな声が出るような時は、何が嫌なのか、どうして欲しいのか、したいのか、それぞれの思いを受け止め、代わりに言葉にして伝えている。繰り返す中で、言葉による気持ちの伝え合いができるように援助していく。
人間関係
友だち同士のやり取りが増えてきた。製作の時に、最初は興味を示さなかった子たちも、行っている子たちを見て「○○もやるー!!」という姿が見られた。また、トイレも友だちが行っているのを見て行う子も多い。新しい保育者にも少しずつ慣れてきており、進んで交流する姿も見られる。
表現
こいのぼり製作は、のりを使うのは初めてだったが、みんな楽しんで使っていた。貼り付けるのも笑顔で行っていた。保育者がペープサートや手遊びを行うと興味津々に見ているだけでなく、歌ったり身振り手振り真似をしたりして行う姿が見られた。また、手遊びのリクエストをして一緒に行う子も数人見られた。今後も子どもたちが楽しめるよう物を提供し、遊びの幅を広げていく。
食育
一口にしたり、米をおにぎりにしたりして子どもたちが食べやすいように提供している。子どもたちが楽しんで食べられるような環境作りを行っていることもあり、笑顔で好きな物を食べている。副菜の残しが多い時があるので、絵本やシアターなどを通して食べ物に触れる機会を増やしていく。…
食事
食事を始める時間を少しずつ遅くし遊ぶ時間を多く取っている。「お腹空いた」と伝え、「今日のご飯な~に?」と楽しみにしている。たくさん身体を動かしていることもあり、食べる意欲が大きくなってきている。友だちの刺激を受け、野菜など苦手なものも「見て!」と保育者に見てもらうことで一口でも食べてみようと挑戦する姿も見られる。
睡眠
給食後すぐに眠い子どもたちは布団に横になる。まだ眠くなっていない子は、自分の布団で絵本を読んでいる。たくさん絵本を持ってくる子には、「これを見たら終わりにしようか」と見通しが持てるような声かけを工夫し、静かな環境で眠れるように引き続き配慮していく。又、気温の差が激しいため、今後も室内の温度調節や湿度に注意しながら快適に眠れるように配慮していく。
排泄
日中布パンツで過ごしている子は、自分のタイミングでトイレに向かっているため、引き続き個々に任せて見守っている。紙パンツで過ごす子もタイミングが合えば排尿できたり、自ら便座に座ったり、自分でオムツを履き替えようとしたりする。移行保育後は、トイレが遠くなり、また幼児用のトイレになるため、いつも保育者が付き添い使い方を丁寧に伝えていく。
健康
鼻水が出ていると、ティッシュを取りに行き自ら拭く子が増えてきた。気温が高い日が続いていたので、衣服の調節をし、室内の空調で室温なども気を付けていく。引き続き、保護者と家庭連絡をこまめにとり体調変化に十分に注意していく。
身体発達
幼児クラスと一緒に少し遠い公園へ散歩に行くと、幼児クラスの影響もあり、自分の力で長い距離を黙々と歩く事が出来るようになっている。園庭やテラスでは三輪車に乗りたいと伝え、背筋を伸ばして上手に漕いでいる。速く走れるようになったり、ボールを投げたり蹴ったりする力も強くなったりと、成長を感じる。
情緒面
自己主張をしっかりできるようになり、強く言いすぎてしまうことがある。相手の気持を伝えると、少し考える様子が見られるが、まだまだ気持ちを通そうとしてしまう。理由を伝え納得・理解し、行動できるよう配慮していく。低月齢児は、自己主張が強くなり、ちょっとしたトラブルが増えてきた。代弁したり、気持ちに寄り添ったりしながら引き続き成長を見守っていく。今後も、子どもの成長に合わせ声かけや提案をして環境を整えていく。
言葉
自分の気持ちを詳細に伝えられる子が増えてきた。言葉が思い通りに出ず泣いている友だちがいると、そばで話を聞いてあげたり、寄り添ってあげたりする姿が見られる。言葉で伝えられない場合は、話を聞き、寄り添い代弁していく。引き続き、言葉を習得できるよう個別に会話をし、色々な絵本・紙芝居等を取り入れて楽しみながら育んでいく。
…
食事
朝おやつは日によってムラがあり、食べる子が決まってきている。食べない子も水分補給のみを行い体調に留意している。給食は事前に楽しみにする子どもが多く、玄関に置いてあるホワイトボードを見て話をしたり給食室の近くで匂いを嗅いだりする姿もある。食事は、それぞれが食具を使って食べ進め、以前よりよく噛むようになった。白米の上に自分で主食を乗せ混ぜご飯にしたり汁を掛けたりして思い思いに食べる。食事中に隣の子が座っている椅子に足を置いたり、座る場所の取り合いで喧嘩になったりもするが、友だち同士で仲良く食事をする事が殆どである。午後おやつは、味の濃いものや甘い物を好む。眠りが深く午後おやつは「いらない」とはっきりとする子が多い。
睡眠
給食後の着替えが終わると自分から布団に行き、絵本を見たり隣の友だちと小さな声で会話をしたりする。正午を過ぎると自分から入眠したり、保育者にトントンを求めたりする。ほとんどの子が自分で入眠が出来、難しい子でも保育者が傍にいたり入眠介助を行うと眠る事が出来る。トイレや廊下からの音が気になったり、他の子の話し声に敏感になり「寝れないよ」と注意し合う姿も見られる。入眠すると眠りが深く、午後おやつ前まで起きなかったり、保育者が起床を促しても「まだ寝たい」と眠り続ける。体力が付き入眠時間が以前より後になったが、午睡は必要な子が多く、介助を続けている。
排泄
紙パンツで過ごしている子が殆どである。その中でも自分からトイレに行き便器に座ってみたり、ズボンとオムツを自分で変えて遊びに戻る子が多くなってきた。
布パンツを履いている子がトイレにいると、普段便器に座らない子でも座ったりする姿が見られる。
活動の前後にトイレの声掛けを行い、トイレに促しているが、行きたくない子もいるためそれぞれの気持ちに寄り添い、トイレトレーニングを進めている。
健康
咳や鼻水だけでなく、喉が枯れていたり鼻声の子が多かった。家庭や登降園後の様子を見て戸外活動に参加するか等を対応している。室内外の温度差が大きく、又感染症も増えてくる為、衣服だけでなく掛け布団の厚さや水分補給、手洗い等で子どもたちが快適に過ごせるようにしていった。玩具の消毒や室内の換気、co2モニターの数値を見て気を付けていった。
身体発達
戸外では、簡単なルールのある遊びを子どもたち同士で楽しみ、鬼ごっこや氷鬼、影踏み、ドロケイをして楽しんだ。保育者の仲介が無くても鬼決めを自分たちで行ったり、独自のルールを追加する姿もあった。散歩も手を繋いで歩ける子が殆どで、行きは楽しんでいるが帰りはまだ難しく、まだ遊びたい気持ちを保育者に訴えたり、おんぶで帰りたいと話す子もいる。
園庭では、活発な遊び以外に砂場で遊び込む事もある。
情緒
「自分でやる」という気持ちが強く、あと少しが出来ない時でも自分でやろうと挑戦する姿が多く見られた。子どもたちそろぞれの気持ちや性格に寄り添い、その都度援助を伝え気持ちに寄り添っている。
友だちとのやりとりが増え、関わりの中で意思疎通が上手くいかず喧嘩やトラブルもあるが、仲良く遊び込んでいる。
言葉
自分の気持ちを言葉で伝えられる。何があったかや嫌だった事だけではなく、嬉しかった事や「ありがとう」と感謝を相手に伝えようとする様子がある。
ダンスや歌、幼児さんの組体操等色々な事に興味があり「〇〇やりたい!」と子どもたちで決めて保育者に伝えてくる。引き続き個々のペースで言葉の習得を促していきたい。…
食事
朝おやつは、食べない子が増えてきた。食べたい子は食べ遊びたい子は遊んでいるので、お茶は飲むように声をかけている。午後のおやつはその時の気分や、まだ遊びたい、寝ていたいなどの気持ちから「いらない」ということもあるが、給食は皆楽しみにしている。給食のメニューでは、ご飯や肉、果物が人気だが、「みてみて!にんじんたべられるよ!」と一人が言うと真似をして積極的に食べようとする姿も増えている。噛まずに飲み込む子もいる為、咀嚼を意識できるように関わっていく。また、友だちの食器にフォークを入れようとしていたり、友だちの食具と重ね合わせようとしたりするため、その都度声をかけて姿勢を整えながら食事を楽しめるようにしていく。
睡眠
大抵の子は、自ら布団に入り、休むことができる。保育者がトントンすると落ち着き身体を休めているが、
生活リズムがずれたり、人の声や片付けの音、廊下から聞こえる音などに反応し、眠気のピークを過ぎてしまったりすると眠れなくなってしまう子がいる。午睡せず過ごした日は、保護者に午睡できなかったことを伝え、翌朝家での様子を伺い家庭と連携が取れるようにしている。まだ午睡の必要な子が多いので、その時に応じて静かに眠れる環境を整える。
排泄
紙パンツで過ごしている子がほとんどだが、自分でトイレへ行き紙パンツを取り換えられるようになっている子もいる。引き続き気持ちに寄り添いつつ、様子を見ていく。布パンツで過ごす子は数人だが、自分のタイミングで行き、排泄を済ませることができる。布パンツを履いていても保育者に声をかけられてからトイレにいく子もいるため、活動の前後に声を掛けて気をつけていくようにする。
健康 クラス全体で咳・鼻水が広がったり治まったりを繰り返している。前日の家庭での様子、朝の体温や咳・鼻水の様子を見極めて外遊びをするかどうか個々に対応している。室内外の温度差が大きいので、上着や肌着、午睡中の掛け布団などでの調節に気を付けていく。引き続き玩具の消毒や換気などにも気を付け、感染症対策を行っていく。
身体発達
戸外では、保育者と一緒においかけっこやかくれんぼなど、ルールのある遊びを楽しむ子が見られ、散歩でも体を動かす遊びをしようとする子が増えてきた。色々な遊びの提案をしつつ、楽しんで体を動かしていけるように関わっていく。また、砂場遊びなどが好きな子もいるため、戸外では体が冷え体調を崩さないよう様子を見ていく。
情緒
自分でやってみるという気持ちが強く、着脱や排泄など見守りながら関わっていく。友だちとの関わりも増え、仲よく遊び込んでいる姿も多いが、些細なことで喧嘩になり、トラブルになることがある。手が出たり物を投げたりする場面もみられるので、怪我につながらないよう個々の気持ちに寄り添い、保育者が状況を整理して伝えるなど間に入りながら関わっていく。環境の変化があると不安定になる子もいるため、個々の気持ちに寄り添い落ち着いて過ごせるよう、引き続き保育者間の連携と環境対策をとっていく。
言葉
友だちとのトラブルでも、嫌な気持ちを言葉で伝えようとしたり、何があったのか・何がいやだったのかを保育者に伝えようとしたりする様子が見られる。歌や絵本が好きな子が多く、真似をしたり、歌ったりして楽しむ様子も見られる。気持ちをくみ取りながら絵本や手遊び、歌などを通して個々のペースで言葉の習得を促していきたい。…
食事
主食や主菜、果物をよく食べており、おかわりもしている。副菜はあまり食べないがメニューによっては主食と主菜を混ぜて食べる姿も見られる。友だちと話を楽しんでいるが、途中からエスカレートして、食べる事を忘れていることもある。手づかみ食べをしている子もいるが、食具を使用して食べ、食べこぼしが少しずつ減ってきている。
睡眠
食後は身体を休める時間と分かり、自ら布団に入り、入眠モードに切り替わる子も増えている。気温の低下で、身体が冷たくなると、寝付けないことがあるので身体を温めたり、室内の換気を行いながら、室温・湿度を含めた環境を整えたりして、心地よく休めるようにしていきたい。また、咳が出ている子が多いので布団を高くするなどして、呼吸がしやすい様にしていく。
排泄
気温が低くなったこともあり便器に座る事が少なくなってきた。保育者が声を掛けるとトイレに進んで行くが、オムツ替えのみになっている事が多い。戸外やホールから帰ってきた時は、まずトイレに行き、おむつ替えや手洗いをしている。子どもたち自身が自分の棚からオムツを持って来て行っている。
健康
12月中旬は、咳や鼻水の出ている子が多く、発熱、軟便で欠席する子も多かった。戸外に出る時は、寒いから上着を着ようと声を掛けると、自ら上着に腕を通していた。走って暑くなると自ら上着を脱いで調節している。感染症の影響が増えているので、引き続き、換気や玩具・施設消毒等の対策を行いながら、健康に過ごせるようにしていきたい。
身体発達
戸外でも室内でも、追いかけっこ、滑り台、コンビカー、三輪車等を好んで楽しんでいる。動き方が速くなり、力強くなってきている。だるまさんがころんだや、氷鬼などルールのある遊びも自分なりに理解し楽しんで遊んでいる。ダイナミックな動きになってくるが、ぶつからないように止まったり、避けたり、バランスを取ったり等、気付くことができれば身を守ろうとする姿が見られる。まだ、転倒や衝突もあるので見守りながら、必要な援助をしている。手足を上手に動かし、靴や靴下を自分で履いたり、衣服を自分で脱ぎ着したりできる子が多い。また、12月後半からロッカーのかごの一つに脱いだものを自分で入れている。
情緒
出来る事が増え自信を持っている反面、まだまだ甘えたい気持ちの方が強い。安心して遊び込んでいる姿が多いが、思い通りにいかない時に、泣いたり叫んだり、他児に手が出ることも度々ある。保育者は甘えたかったり、思い通りにいかなかったりする時の、気持ちの揺れ動きに対応している。気持ちを聞いてもらえる、受け止めてもらえると安心、納得している。他児と一緒に過ごし、やり取りをする中で生じる感情や経験も大切にしながら、出来る限り少人数で過ごし、個々の気持ちに丁寧に対応して、落ち着いて過ごせるように、引き続き保育者同士で連携していく。
言葉
色々な事に興味を持ち、単語や言い回しを覚え、口調を真似したりする。過去の記憶や明日の予定、楽しかったこと、嫌だったこと等の感じた事を一生懸命、文章で話す子も増える。まだ手や口が出てしまうこともあるが、言葉で思いを伝えることで解決しようとする行動も見られるようになってきた。言葉でのコミュニケーションが増える中、言われて「うれしい言葉」「悲しい言葉」も少しずつ伝えていく。まだはっきりとした言葉では伝えていなくても、ジェスチャーと声で一生懸命思いを表現する姿にしっかり寄り添い、気持ちを具体的な言葉にして確認したり、言葉を発するきっかけを作ったりしていく。引き続きそれぞれの発達・個性に合った表現を大切にし、成長を温かく見守りながら言葉の習得も促していきたい。…
食事
食事中にわざと大きな声を出し、椅子をガタガタさせて転ぶなど、少しふざける姿が目立つ。どうなってしまうかを伝え、さりげなく、椅子の向きや、足の位置を直している。二つに分かれて活動しているので、食事も時間差があり、自分のペースで落ち着いて食べていて、おかわりがなくなるほどである。子どもたちの様子を見ながら、噛む回数が少なくならないよう声を掛け、楽しく会話を楽しみながら食事をしている。今後も良い雰囲気の中食事できるように、環境を整えていきたい。
睡眠
食後は、スムーズに布団に入る子が多い中、遊びたい気持ちもあるが、絵本を見たり、何冊か布団に持ってきたりするだけで満足する子、保育者が傍にいる事で安心して入眠する子など様々。寒くなってきてから、なかなか起きない子も多くなってきた。おやつに誘ったり、遊びの提案で誘ったりしながら、スムーズに起きる事ができるように工夫している。外気温は下がっているが室内は温度が保てているので、引き続き、湿度を含めた環境に留意しながら心地よく休めるようにしていきたい。
排泄
寒くなったせいか、トイレに座るのを拒む子もいるが、友だちの布パンツに興味を示す子もいる。散歩からの入室はトイレ側からにしているので、自分のオムツを持って、トイレに座る習慣が身についてきている子も増えてきている。気温が下がっているので無理はしないが、タイミングは逃さないようにトレーニングを進めていきたい。
健康
咳や鼻水、日中の一時的な発熱なども見られたが、大きな体調の崩れはなく、出席率良く登園している。身体を動かす事を好む子が多いので、外で遊べない日には室内でも身体を動かして遊べるように工夫し、発散できるようにした。戸外へ出るときも、突然の体調の変化などに留意し、こまめな水分補給やそれぞれの状態を見逃さないよう過ごしている。感染症も流行り始めているので、今後も十分に対策を行いながら健康に過ごせるようにしていきたい。
身体発達
テラスでの三輪車を好み、「やりたい」という声が多かった。足を床について漕いでいた子も、いつの間にか上手にペダルを漕げるようになり成長を感じる。足漕ぎを楽しんでいる子も、スピードが速くなったり、上手に曲がれるようになったりしている。追いかけっこも好きな子が多く、走るスピードや曲がったり戻ったりしながら走ることも上手になってきている。制作では色々な素材を使い楽しんでいる。引き続き、興味のあることに取り組みながら身体発達を促せるようにしていきたい。
情緒
活動を、2つのチームに分けて行っている。散歩は、行き、帰りをそれぞれ別で行動し、公園は同じところで一緒に遊んだり別々の場所で遊んだり、その時々で変えている。2つに分かれると人数が少ないこともあり、落ち着いて過ごしている。メンバーを固定せず、色々入れ替え、色々な友だちと関われるよう工夫している、時々、全員で活動すると、今までにはない関わりが見られ、新鮮に感じられることもある。引き続き、活動のやり方、方法を工夫し、一人一人の子どもに寄り添いながら、丁寧に対応していきたい。
言葉
二語文、3語文で話せる子が増え、言葉でのコミュニケーションが活発になってきている。まだ手や口が出てしまうこともあるが、言葉で思いを伝えようとする姿も増えてきている。言葉で伝えられたこと、我慢できたことをたくさん褒めながら子ども同士のコミュニケーションを大切にしていきたい。同時に、言われて「うれしい言葉」「悲しい言葉」も少しずつ伝えていく。言葉の発達がゆっくりな子も、声を出し一生懸命思いを表現する姿が見られ、保育者よりも、子ども同士の方が通じ合っている場面も多くみられている。それぞれの表現を大切にし、個々の成長を温かく見守りながら言葉の習得も促していきたい。…
食事
友だち同士話しながら手を洗ったり、「エプロンあるよ」と友だちに渡したり、「ありがとう」と受け取る姿も見られ、一緒に座ろうと子ども同士誘い合って、好きな場所に座って食べている。食材や紙芝居などを見て、野菜への意識も少しずつ変わってきている。友だちがモリモリ美味しそうに食べていることを保育者が伝えると、食べてみる子どもたち。「せんせい、みて」「やさいたべたよ」と伝えながら野菜を食べてみる子どもが増えてきた。「野菜食べたの?」等の言葉をかけると、嬉しそうにまた食べている。少しずつ、手をお皿に添えたり、フォークでこぼさず食べたり、まっすぐ座って食べている子どもたちに目を向けて、みんなの良い面が注目されるよう引き続き、働きかけていく。
睡眠
給食を食べ終わった子どもは、自分でやってみようと頑張って着替えている。着替えた子どもは、絵本を選んでから布団に行き、布団に絵本を置いてそのまま寝ている子もいれば、絵本を見てから寝ている子もいる。中には、保育者に絵本を読んでもらいながら横になって満足すると眠っている。
気候の良い日はたくさん戸外で遊んで、体を休める時間にしている。引き続き、快適に身体を休める環境をつくっていく。
排泄
トイレに行っていた子どもが行かなかったり、行かなかった子どもが行くようになったりと様々だが、個々の気持ちに寄り添い、出来たことを大いに褒め、子どもの意欲に繋げている。子どもが少し失敗したと思うことも、敢えて何も言わず、「トイレに行くって言えたね」「トイレに来たね」等、子どもの出来たことに目を向けて、これからも子どもたちからトイレに行きたいと言ってもらえる雰囲気を作っていく。
健康
鼻水や咳が出る子どもが多く、前半インフルエンザに感染する子どもが多かった。戸外に出る前に、気候に合わせて半袖に替えるなど行い、公園から帰った際、汚れていると自分から着替えている。クラス内では、アレルギー児はいないが、おやつ時エプロンを付けなくなり、汚してしまうと自ら着替えている。また、「よごさなかったよ」と嬉しそうに見せに来る子どももいる。他のクラスには、アレルギー児の子どもがいるので、引き続き、意識していけるように関わっていきたい。
身体発達
かけっこやしっぽ取り等、保育者と子どもたちで遊ぶ遊びを行ったことで、みんなで走ったり、逃げたりとたくさん身体を動かし、どうしたらしっぽをとられないか、逃げられるか等、少し頭も使って考える姿もみられた。テラスでは、三輪車、ホールでは、ジャンプしたい、コンビカーでレースしたい等子どもたちの声に合わせて、高めのアスレチックからのジャンプを設置して、ジャンプを楽しんだり、コンビカーやかけっこで競い合ったりして楽しんだ。これからも幼児に向けた遊びのきっかけ作りをしていく。
情緒
具合が悪く休んでいた子どもの中には、あまり食欲がなく元気ない子どももいた。個々に合わせて、園庭や部屋で過ごす等して、それぞれに合わせた環境で過ごすようにした。また、あまり家で眠れず、寝不足だった子どもや咳や鼻水の子どもたちは、保育者に抱っこを求めたり、機嫌が悪かったり友だちと喧嘩をする子もいた。午睡時間ではない時間でも、子どもが休みたい時は、布団を出してゆっくりさせた。保育園にいる時間が長い子どもは、疲れが見られることが多かったように思う。引き続き、様子を観察しながら個々に寄り添って対応していきたい。
言葉
好きな遊びの中で、気の合う友だちと会話をしながら言葉のやりとりを楽しんでいる。友だちとの関わりややりとりを楽しむ姿がよく見られるようになった。言葉が増え、自分の気持ちを友だちや保育者に伝えている。中には、大きな声を出して何かを伝える子どももいる。引き続き、状況にあった言葉を伝え、相手の思いを丁寧に知らせていく。また、保育者に伝えた言葉を温かく受け止め、更に楽しく返すことで、やり取りする楽しさを味わえるようにしていく。…