2歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

2歳うさぎ組2024年度10月のまとめ

食育

友だちと食べる姿を見合って保育者が「大きい口だね」というと自分も、と自信を持って食べようとする。遊ぶ時間を十分に取ったことから、空腹で食事に対しての意欲も上がり、自分から進んで食べる日が増えた。具材を混ぜることを初めだけでも自分で行い「見ててね、出来た」と自信を持って食事している。午前午後ともに、おやつはいらないという事が増えたが、水分補給だけは心掛けている。また、時間差で誘い、個人のタイミングで食べられるように様子を見ている。野菜もおやつのメニューでは食べることもあり、食べる前に絵本や手遊び歌などを楽しみ、興味を持てるようにしている。

健康

着替えを自分で行おうとする姿が多く見られるようになり、自信を感じる。オムツを立ちながら履くことや、上半身の服の脱ぎ方などを伝えると、真似してやってみようとしていた。
また、手洗いすることを面倒に思う子もいたが、「おやまだよ」「すべりだいだよ」と声掛けすると興味を持って手洗いしている。手足口病の流行で欠席者も多かったため手洗いは徹底していく。トイレにも個別で誘う事で座ってみたり、パンツを履いたりする子がいる。ここの思いに合わせて順次進めていく。

人間関係

友だちと数の少ない玩具を順番に使おうとする姿が増えた。貸し借りをするという小さな社会的ルールを、声を掛けあいながら学んでいる。保育者も楽しい会話に繋げたり、待つことの大切さを伝えたりして、成長を認めながら関わりを見守っていく。友だちと一緒に遊ぶことの楽しさを感じ、言葉のやり取りが増えたことから出来ない事を一緒に頑張ろうとしたり手伝い合ったりしている。また、異年齢の交流では氷鬼やバナナ鬼など真似してポーズをとってみる姿や、鉄棒と縄跳びのブランコに挑戦する姿があり身体発達にもつながっている。

環境

戸外遊びが増えたことでどんぐりや銀杏など秋の自然に触れる事が出来ていた。袋に集めて嬉しそうに保育者に見せており、形や大きさの違いなどにも興味を示す。気付きを共有し疑問を投げかけることで知りたい意欲を引き出している。春に虫を嫌がっていた子も友だちと一緒に観察したり捕まえるふりして走る事を楽しんだりしていた。
室内遊びではままごとやブロック等を自分たちで世界観を広げながら集中して遊び込む姿がある。一緒に楽しみ手先を動かす遊びならではの集中力を、更に高めていきたい。

言葉

言葉のやり取りが増えて自分の思いをしっかりと伝えている。保育者に思いを話すことから、友だちにも簡単な言葉で気持ちを伝えられるように、「お友だちにもいってごらん」「~って言いたいんだよね」と代弁しながら働きかけている。順番に話を聞き、“聞く”見本となるように関わる。また、物語や面白い言葉、抑揚のある言葉などの話を楽しんでいる。沢山の反応を見せており、話を聞く時間も大切にしたい。

表現

幼児クラスの運動遊びの演目を何度か見た事から、曲を流すと自分たちなりに思い思いの振付で踊る姿がある。戸惑いながらも参加する子は保育者の真似をして踊ってみようとしてみんなで楽しんでいる。また、「パーティー」と言ってドレスを着ながらダンスする姿があり、友だちと同じ雰囲気で踊れることに喜んでいる。遊びながら好きな歌を口ずさむ子もおりみんなで歌う楽しさも味わっていきたい。…

2歳うさぎ組2024年度9月のまとめ

健康

季節の変わり目で気温の変動が大きく、鼻水や咳が出てきている子どもが増えている。涼しい日には他クラスと散歩に行くことも多くなりお兄さんお姉さんと手を繋ぎ少し遠くの天王町北公園まで座り込むことなく歩いて行けた。活動の前後や途中には必ず水分補給を行い、体調の変化がないかをこまめに確認した。無理をしないように休憩を取りながら室内での遊びも取り入れている。また、全身を使って遊ぶことを楽しんでおり、追いかけっこや段差のある塀を列になって渡ってみたりと様々な遊びに興味を持って挑戦する姿が見られる。自分で難しいと感じた事には、保育者に援助を求めながら挑戦する姿も見られる。登園後、活動前後にトイレに行く習慣が出来ているが停滞期に入り誘ってもなかなかトイレに行かない子もいる為子ども一人ひとりに合わせてトイレトレーニングを進めている。また気温の変動が激しい為こまめに声をかけ、無理なく誘い引き続き排尿間隔を把握していく。

環境

涼しくなってきて散歩にも出られるようになり、戸外での活動が増えてきた。子どもたちは季節の変化に気付き、どんぐりや木の実を袋がふくれるほど集中して拾ったり、道端に咲いている花、猫じゃらし、小さな虫に興味を示したりと自然に触れながら過ごす時間を満喫している。また、車や電車を作って遊ぶことが好きな子が多い為、部屋の一部に道路を作った。矢印の方向に車や電車を走らせたり、枠の中を歩いて回ってみたりと各々が遊びを楽しんでいる。今後も遊びが展開し、楽しんで遊べるような環境づくりをしていく。

言葉

先月同様、友だち同士の会話が増え嫌な事があっても言葉で伝えられるようになり手が出ることが少なくなっているが、伝え方が強い時もあるため、保育者が仲介してお互いの気持ちを丁寧に伝えていけるようにしている。また言葉の吸収が早く、保育者の言葉を真似してみたり一人の子が何かを言うと影響を受け周りの子どもたちも真似をしてみたり、みんなで笑い合う姿も見られるため引き続き、丁寧な言葉掛けを心掛け、更に楽しくコミュニケーションを取っていけるようにしていく。

人間関係

友だちが泣いてしまっている時には「どうしたの?」と声を掛けたり、頭を撫でてあげたりと優しいやり取りが見られる。友だちの影響力は大きく、楽しそうな遊びをしていると自然と一緒に関わって遊ぶようになり大きな作品を作ったり、ごっこ遊びをしたりと遊びがどんどん広がっていっている。子どもたち同士の関わりが増えてきている為、引き続き側で見守りながら必要に応じて援助したりこえをかけたりしていき、いい関係作りをしていく。

表現

「○○の流して(曲)」と保育者に伝え、ドレスを着てポンポンを持ちながらノリノリで踊ったり、他クラスから洗濯はさみを借りると美容室を開いてかみの毛をカラフルにしたりとごっこ遊びを楽しんでいる。絵の具遊びでは筆を使って作品を作ったり、絵の具を手の平全体に塗ったりと存分に楽しむ姿も見られた。その作品を様々な形に切り、シールにする事で色々な場所に貼ったり遊びも広がっていった。今後も様々な曲を流したり、玩具を使って活動をより楽しめる様に工夫していく。

食育

「みて」と言って完食したお皿を保育者に見せたり「○○食べるよ」と伝え食べてみたり、色々な食材を食べてみようとする姿が見られる。「○○たべたの?」なその声をかけると嬉しそうにまた食べ始める。その日の給食に入っている生の野菜を触って「これはなに?」と言いながらどのメニューに入っているか探して興味を示している。給食のメニューによってはおかわりが足りなくなるくらい食べ、給食室や他クラスにプラスでおかわりをもらいに行っていることもある。食後にごちそうさまの声も聞こえるようになってきた。楽しい雰囲気の中で旬の食材に触れたり味わい、満足感を持てるようにしていきたい。…

2歳うさぎ組2024年度8月のまとめ

健康

先月同様、連日熱中症アラートが発令され、水遊びの日以外は室内で過ごす事が多かった。水遊びでは以前より玩具の扱いに慣れてダイナミックに遊んでいた。保育者や的に水鉄砲で水を当てたり、衣類をタライに入れて洗濯遊びなどをしたりしていた。水遊び中と終わってからもこまめに水分補給を行った。子どもから進んで「おしっこ出る」と教えてくれてトイレに行く姿が多く見られた。便座に座る子が多くなり排尿に成功する子が増えている。また、友だちがトイレに行く姿を見てトイレに行く子も多く、トイレに意欲的に行う姿が見られた。今後も一人一人のペースで無理のない様に進めていきたい。

環境

水遊びを個人で遊びたい子に対して、別の場所にタライや玩具を用意して遊べるようにした。日によっては水遊びをしたくない子もいたので、無理せずホールで遊べるようにし、子どもたち一人一人の気持ちに寄り添って関わり楽しんで過ごせるように働きかけていた。先月同様、暑さで戸外に出られない日には、担任間で連携を取りながら、ホールや異年齢の保育室、階段等を使い子ども達がそれぞれの場所で飽きずに満足して遊ぶ事ができた。感触遊びも担任間で違う物で行っていた。春雨やパン粉、寒天、氷など様々な物に触れて楽しんで遊んでいた。野菜スタンプやトウモロコシの皮むきなどの食育にも触れて、野菜の名前を覚えて伝える姿も見られた。

言葉

絵本の内容を覚えて言葉を言いながら読む姿が見られた。先月同様、友だち同士の会話が増え、玩具の貸し借りも保育者の仲介なしで「貸して」「今使っているから後でね」等のやり取りができる様になってきている。嫌な事があっても言葉で伝えられる様になっており手が出ることが少なくなってきた。保育者の話す言葉を真似して楽しむ事もあるので、引き続き保育者も丁寧な言葉を心掛け発語や会話の楽しさを味わえる様にしていく。

人間関係

以前よりは友だちと関わる姿が増えており、友だちを遊びに誘って遊ぶ姿が多く見られるようになった。所々では先月同様、まだ自分中心な面が多い為喧嘩も多い。その都度保育者が相手の気持ちに気付かせ、どうしたら良かったかを一緒に考える事でまた一緒に遊ぶ事は今月も出来ている姿は多く見られる。引き続き、傍で見守りながら必要に応じて声を掛けたり一緒に遊んだりしていき、良い関係づくりをしていく。

表現

感触遊びで寒天だけでなく、パン粉や粘土、氷を行い様々な感触を楽しむだけでなく、玩具を使ってごっこ遊びを楽しんでいた。
音楽を流すとドレスを着て、歌いながら踊るのが見られた。また、キャラクターになりきって踊る姿も見られた。音楽や踊るのが好きな子たちが多いので、様々な曲を流したりポリ袋や玩具を使って楽しんで行えるように今後も行っていく。

食育

食の絵本や野菜のスタンプ遊び、その日の給食に入っている生の野菜を触ったり匂いを嗅いだり様々な食育活動を取り入れている。興味関心は出てきているが、先月同様、なかなか食べる様にはならない。日によっては主食と混ぜることで主菜や副菜を食べる姿も見られる。今後も食育活動を取り入れ、食に対しての興味関心を広げていく。また、先月は暑さで食事がなかなか進まなかった子たちも食欲が戻り、好きな物はおかわりをするようになった。…

2歳うさぎ組2024年度7月のまとめ

健康

連日熱中症アラートが発令され、水遊びの日以外は室内で過ごす事が多かった。ホールの大型ブロックで作った少し高い場所から、保育者の介助なくジャンプし危なげなく着地できる様になっている。水あそびでは満足すると自分から服を脱ぎ終わりにする子もいれば、次のクラスがテラスに来るまで遊びに夢中になる子もいた。水遊び中と終わってからもこまめに水分補給を行った。先月同様トイレに行く導線を工夫する事で無理なくトイレに慣れ、便座に座る子が多くなり排尿に成功する子が増えている。また、オムツに出ると「おしっこ出た」と教えてくれ、オムツがパンパンのまま遊ぶ子が少なくなってきている。今後も一人一人のペースで無理のない様に進めていく。

環境

テラスでの水遊びでは、友だちと一緒に遊びを共有し会話を楽しみながら遊ぶ姿が見られる一方で、遊び込んでいる場所に友だちが来る事を嫌がり怒る子もいた。一人一人が十分水遊びを楽しめる様に、場所の確保や玩具の量、飽きてしまったりした時にはペットボトルを準備する等の配慮を子ども達の様子を見ながら行う事ができた。暑さで戸外に出られない日には、担任間で連携を取りながら、ホールや異年齢の保育室、階段等を使い子ども達がそれぞれの場所で飽きずに満足して遊ぶ事ができた。来月も暑い日が続くので、感触遊びや色水遊び等を取り入れていく。

言葉

友だち同士の会話が増え、玩具の貸し借りも保育者の仲介なしで「貸して」「今使っているから後でね」等のやり取りができる様になってきている。嫌な事があっても「やめて」「やだ!」と、まず言葉で伝えられる様になってきたが上手く伝わらない事もあるのでその都度保育者が仲介してお互いの気持ちを代弁し、伝えていける様にしている。保育者の話す言葉を真似して楽しむ事もあるので、保育者も丁寧な言葉を心掛け発語や会話の楽しさを味わえる様にしていく。

人間関係

休みの友だちや担任がいると「〇〇ちゃんは?」「〇〇先生は?」と気にする姿がある。「お熱があって休みなの」と伝えると「可哀そうだね」「一緒に遊びたかったな」等相手を思いやる言葉が聞かれる。「一緒に遊ぼう」と友だちを誘い集中して遊ぶ事も増えてきているが、まだ自分中心な面が多い為喧嘩も多い。その都度保育者が相手の気持ちに気付かせ、どうしたら良かったかを一緒に考える事でまた一緒に遊ぶ事ができている。今後も傍で見守りながら必要に応じて声を掛けたり一緒に遊んだりしていき、良い関係づくりをしていく。

表現

寒天の感触遊びでは、寒天の感触を十分に味わってからお皿やカップに入れてごっこ遊びへと発展していたり、色々な色の寒天を混ぜ色の変化を楽しんだりしていた。食紅を入れて作った氷遊びでは、画用紙を置いておくと自由になぐり描きを楽しみ、その作品を保育者がアイスの形に切っておく事で、シールやクレヨンを使って自由にトッピングをして、アイス屋さんごっこへと遊びが広がっていった。

食育

トウモロコシの皮むきや野菜のスタンプ遊び、その日の給食に入っている生の野菜を触ったり匂いを嗅いだり様々な食育活動を取り入れている。興味関心は出てきているが、なかなか食べる様にはならない。今後も食育活動を取り入れ、食に対しての興味関心を広げていく。また、暑さで食事がなかなか進まない子もいるが、汁物の塩分だけは摂れる様にしていった。…

2歳うさぎ組2024年度6月のまとめ

食育

以前食べなかったものでも2回目になると少し味見してみようとする姿がある。食べる前に生の野菜に触れることを楽しんでおり、どこに入っているか探して興味を持つ子もいた。友だちと会話しながら楽しい雰囲気で食べられているが、声が大きくなりすぎたり食材を混ぜるだけ混ぜたりすることもある。保育者が傍にいることで安心し食事に集中できるため、遊ぶことと食べる事の違いを伝える。また、クッキングの見学や皮むき体験など、野菜を用いた遊びで食育活動を取り入れていく。

健康

「よーいどん」という掛け声で一斉に走るかけっこや、追いかけっこを中心に走る事を楽しんでいる。ホールでは巧技台を使って跳ぶ、上る動きや、アスレチックの一本橋、滑り台で身体を動かしている。散歩では子どもたちが歩きたい気分で体力のある時に西横浜駅や松原商店街の方まで足をのばした。友だちと手を繋いで目的地まで楽しみに軽い足取りが見られる。帰りは遊び疲れ、座り込むものの保育者や友だちとの会話で切り替えている。水分補給を多めにとり、霧吹きで水を感じる遊びをして涼しさを感じられるようにした。汗をかいた時やしたい子はシャワーを行い気持ち良く過ごす。午後にはなるべくトイレにいける導線を工夫し、嫌がることなく座ってみている。

人間関係

保育者に甘えて無邪気な姿を見せる。生活の中でできることも「やって」と頼み、してもらうことで安心感に繋がっている。自分で意欲的に行う時には最後まで見守り頑張った過程を十分に褒めている。気の合う友だちと集中して遊び込む姿があったり、大人数でのゲーム遊びをしたり集団の楽しさを知る機会が沢山あった。その中で貸し借りのルールを子ども同士で「順番ね」「あとで貸してあげる」「次貸して」と確認している。怒ることもあるが、待つ時間は保育者がしっかりと寄り添い、貸してくれた友だちも褒めて認めることで良い関係づくりをしている。

環境

戸外で水に触れ、泥を作ったり、手足で様々な感触を感じたり集中して遊んでいた。ままごとや車遊びにも生かして十分に暑い季節ならではの遊びを楽しめた。また、水を汲んで野菜の鉢に上げたり、ダンゴ虫やかたつむりなどを観察したりしていた。今後はテラスでの水遊びや室内の感触遊びをしてより五感を使える活動を考える。また、楽しい時も感情的な時も物を投げる踏む行為が見られるため、大切さや扱い方を伝えていく。

言葉

友だちや保育者と簡単な質問や、発見したこと、感じたことを伝え合いやり取りを楽しんでいる。トラブルの際は保育者が仲介しながら、自分の思いを伝えようとしている。音楽に合わせて絵本やパネルシアターをすると、身振り手振りして世界観に入る姿がある。まだ立ち上がってしまうこともあるが後ろの友だちを考え座って落ち着いてみることができてきた。

表現

ピアノや音楽に合わせて思い思いに体を動かして表現をしたり、動物の模倣や、アニメのキャラクターになりきったりする姿がある。一人ひとりの表現に目を向けて生き生きとした感性を出せる活動をしていきたい。糊の製作では感触を楽しむ子、様々な形の紙を貼り合わせる子がいた。年度遊びでは自分で作りたい物を決めて保育者に頼みながら一緒に手を動かす。長くしたり丸めたりして「へび」「リンゴ」と想像を言葉にしていた。…

2歳うさぎ組2024年度5月のまとめ

健康

体調不良による休みは中旬から減ってきたが鼻水や咳が出ている子は多くいる。気温が高くなってきた為こまめに水分補給をし、室温調整、戸外での活動時間に配慮しているトイレの便座に抵抗なく座ってみる子が増え排尿をしている姿が見られる反面、先月に比べ便座に座りたくないという子も出てきている。トイレに行きたいと思えるような声掛けをしたり、仲の良い友だちを一緒に誘ったり排尿出来た時には十分に褒めて自信に繋げていく。園庭では鉄棒にぶら下がったり走り回ったりと活発に遊んでいる。動きが活発な為怪我に繋がらない様に今後も見守っていく。雨の日でも身体を十分に動かして遊べるよう棚を使ってのコーナー作りや滑り台、巧技台を準備したり制作活動を楽しめるようアイデアを出していく。

環境

散歩では仲の良い友だちや保育者と手を繋いで歩くことを楽しんでいる。虫探しをして捕まえて観察をする事や、木の実拾い、花摘みなど自然に触れたりして散歩を楽しんでいる。泥遊びでは汚れることを嫌がることなく裸足で泥水の感触を感じている。室内での遊びでは同じ遊びにならないよう工夫し、スズランテープで雨を作り連想させながら遊びをしたり、リトミックで動物になりきりながら楽しんでいる。
言葉 遊びや生活の中で保育者に質問をし「なんで?」「これなに?」が増え、色々なことに興味を持つことが増えてきた。言葉は増えてきたがまだ十分ではない為、モノを指差ししながら伝えたり、ポイントを絞って伝えている。子ども同士で言葉のやり取りが上手くいかずに大声を出して怒ったり泣いたりしてトラブルになる時もあるが保育者が気持ちを代弁したりスキンシップを取りながら気持ちを受け止めることで切り替えて遊んでいる。また保育者の言葉を真似して繰り返し言ってみたり、話せる言葉を使って子どもたちなりに会話をして穏やかに過ごしている。

人間関係

お気に入りの遊びを友だちや保育者と想像力を膨らませて遊んだり、自分たちなりに会話をしたりして遊びを楽しんでいる。玩具の取り合いや思い違いでトラブルがある反面、玩具を貸してあげたり泣いている子に対して「どうしたの?」「いたいの?」と聞いてあげて頭を撫でてあげたりとやさしいすがたもみられる。今後も友だちとの関わりを近くで見守りながら保育者も一緒に遊び、友だちや保育者と関わって遊ぶことを楽しいと感じられるように配慮する。

表現

糊や絵の具などを使った制作を積極的に取り組んでいる姿が見られる。また、紙をちぎったり、貼ったり、クレヨンやペンを使って描いたりなど指先を器用に使った遊びも楽しんでいる。音楽を使った遊びも好んでいて好きな曲に合わせて椅子取りゲームをしたり、全身を使ってダンスをしている。泥遊びでは全身に泥を付け汚れるのを嫌がることなく満喫している。

食育

好きな食べ物を好んで食べる。食べることが好きな子が多く「おかわり」の声も多く聞こえる。食べたい気持ちが優先してしまい飲み込むように食べたり口に入れすぎたりするため慌てず食べれるように声掛けをし見守っていく。野菜が苦手な子も実際の食材を見たり触れたりしながらどこに入っているのか見つけたり、食べてみて美味しいと感じ全部食べたりすることもある。これからも色々な食材に親しみながら見守りつつ楽しんで食事ができるような雰囲気作りをしていく。…

2歳うさぎ組2024年度4月のまとめ

健康

鼻水や咳が出ている子が多くいる。体調不良により休む子も数人いた。午睡中に咳が出る子も多いので、布団を重ねて敷き、気道を確保できるようにしている。今後も室温や衣類調整、こまめに検温や視診を行い、すぐに対応できるようにしていく。

環境

部屋の環境が変わったが、落ち着いて過ごしている。登園時には泣く子もいるが、すぐに落ち着き遊び始めている。雨の日が多かったが、ホールやぺんぎん組の部屋に遊びに行くことによって、集中して遊び込めている。他クラスと連携し、部屋を使えるようにし、楽しんで遊び込めるように今後も行っていく。

言葉

語彙が増え言葉も明瞭になってきて、友だちの名前を呼んだり自分の気持ちを単語や言葉で伝えようとしたりする。友だちと気持ちがぶつかり大きな声が出るような時は、何が嫌なのか、どうして欲しいのか、したいのか、それぞれの思いを受け止め、代わりに言葉にして伝えている。繰り返す中で、言葉による気持ちの伝え合いができるように援助していく。

人間関係

友だち同士のやり取りが増えてきた。製作の時に、最初は興味を示さなかった子たちも、行っている子たちを見て「○○もやるー!!」という姿が見られた。また、トイレも友だちが行っているのを見て行う子も多い。新しい保育者にも少しずつ慣れてきており、進んで交流する姿も見られる。

表現

こいのぼり製作は、のりを使うのは初めてだったが、みんな楽しんで使っていた。貼り付けるのも笑顔で行っていた。保育者がペープサートや手遊びを行うと興味津々に見ているだけでなく、歌ったり身振り手振り真似をしたりして行う姿が見られた。また、手遊びのリクエストをして一緒に行う子も数人見られた。今後も子どもたちが楽しめるよう物を提供し、遊びの幅を広げていく。

食育

一口にしたり、米をおにぎりにしたりして子どもたちが食べやすいように提供している。子どもたちが楽しんで食べられるような環境作りを行っていることもあり、笑顔で好きな物を食べている。副菜の残しが多い時があるので、絵本やシアターなどを通して食べ物に触れる機会を増やしていく。…

2歳うさぎ組2023年度3月のまとめ

食事

食事を始める時間を少しずつ遅くし遊ぶ時間を多く取っている。「お腹空いた」と伝え、「今日のご飯な~に?」と楽しみにしている。たくさん身体を動かしていることもあり、食べる意欲が大きくなってきている。友だちの刺激を受け、野菜など苦手なものも「見て!」と保育者に見てもらうことで一口でも食べてみようと挑戦する姿も見られる。

睡眠

給食後すぐに眠い子どもたちは布団に横になる。まだ眠くなっていない子は、自分の布団で絵本を読んでいる。たくさん絵本を持ってくる子には、「これを見たら終わりにしようか」と見通しが持てるような声かけを工夫し、静かな環境で眠れるように引き続き配慮していく。又、気温の差が激しいため、今後も室内の温度調節や湿度に注意しながら快適に眠れるように配慮していく。

排泄

日中布パンツで過ごしている子は、自分のタイミングでトイレに向かっているため、引き続き個々に任せて見守っている。紙パンツで過ごす子もタイミングが合えば排尿できたり、自ら便座に座ったり、自分でオムツを履き替えようとしたりする。移行保育後は、トイレが遠くなり、また幼児用のトイレになるため、いつも保育者が付き添い使い方を丁寧に伝えていく。

健康

鼻水が出ていると、ティッシュを取りに行き自ら拭く子が増えてきた。気温が高い日が続いていたので、衣服の調節をし、室内の空調で室温なども気を付けていく。引き続き、保護者と家庭連絡をこまめにとり体調変化に十分に注意していく。

身体発達

幼児クラスと一緒に少し遠い公園へ散歩に行くと、幼児クラスの影響もあり、自分の力で長い距離を黙々と歩く事が出来るようになっている。園庭やテラスでは三輪車に乗りたいと伝え、背筋を伸ばして上手に漕いでいる。速く走れるようになったり、ボールを投げたり蹴ったりする力も強くなったりと、成長を感じる。

情緒面

自己主張をしっかりできるようになり、強く言いすぎてしまうことがある。相手の気持を伝えると、少し考える様子が見られるが、まだまだ気持ちを通そうとしてしまう。理由を伝え納得・理解し、行動できるよう配慮していく。低月齢児は、自己主張が強くなり、ちょっとしたトラブルが増えてきた。代弁したり、気持ちに寄り添ったりしながら引き続き成長を見守っていく。今後も、子どもの成長に合わせ声かけや提案をして環境を整えていく。

言葉

自分の気持ちを詳細に伝えられる子が増えてきた。言葉が思い通りに出ず泣いている友だちがいると、そばで話を聞いてあげたり、寄り添ってあげたりする姿が見られる。言葉で伝えられない場合は、話を聞き、寄り添い代弁していく。引き続き、言葉を習得できるよう個別に会話をし、色々な絵本・紙芝居等を取り入れて楽しみながら育んでいく。

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2歳うさぎ組2023年度2月のまとめ

食事

朝おやつは日によってムラがあり、食べる子が決まってきている。食べない子も水分補給のみを行い体調に留意している。給食は事前に楽しみにする子どもが多く、玄関に置いてあるホワイトボードを見て話をしたり給食室の近くで匂いを嗅いだりする姿もある。食事は、それぞれが食具を使って食べ進め、以前よりよく噛むようになった。白米の上に自分で主食を乗せ混ぜご飯にしたり汁を掛けたりして思い思いに食べる。食事中に隣の子が座っている椅子に足を置いたり、座る場所の取り合いで喧嘩になったりもするが、友だち同士で仲良く食事をする事が殆どである。午後おやつは、味の濃いものや甘い物を好む。眠りが深く午後おやつは「いらない」とはっきりとする子が多い。

睡眠

給食後の着替えが終わると自分から布団に行き、絵本を見たり隣の友だちと小さな声で会話をしたりする。正午を過ぎると自分から入眠したり、保育者にトントンを求めたりする。ほとんどの子が自分で入眠が出来、難しい子でも保育者が傍にいたり入眠介助を行うと眠る事が出来る。トイレや廊下からの音が気になったり、他の子の話し声に敏感になり「寝れないよ」と注意し合う姿も見られる。入眠すると眠りが深く、午後おやつ前まで起きなかったり、保育者が起床を促しても「まだ寝たい」と眠り続ける。体力が付き入眠時間が以前より後になったが、午睡は必要な子が多く、介助を続けている。

排泄

紙パンツで過ごしている子が殆どである。その中でも自分からトイレに行き便器に座ってみたり、ズボンとオムツを自分で変えて遊びに戻る子が多くなってきた。
布パンツを履いている子がトイレにいると、普段便器に座らない子でも座ったりする姿が見られる。
活動の前後にトイレの声掛けを行い、トイレに促しているが、行きたくない子もいるためそれぞれの気持ちに寄り添い、トイレトレーニングを進めている。

健康

咳や鼻水だけでなく、喉が枯れていたり鼻声の子が多かった。家庭や登降園後の様子を見て戸外活動に参加するか等を対応している。室内外の温度差が大きく、又感染症も増えてくる為、衣服だけでなく掛け布団の厚さや水分補給、手洗い等で子どもたちが快適に過ごせるようにしていった。玩具の消毒や室内の換気、co2モニターの数値を見て気を付けていった。

身体発達

戸外では、簡単なルールのある遊びを子どもたち同士で楽しみ、鬼ごっこや氷鬼、影踏み、ドロケイをして楽しんだ。保育者の仲介が無くても鬼決めを自分たちで行ったり、独自のルールを追加する姿もあった。散歩も手を繋いで歩ける子が殆どで、行きは楽しんでいるが帰りはまだ難しく、まだ遊びたい気持ちを保育者に訴えたり、おんぶで帰りたいと話す子もいる。
園庭では、活発な遊び以外に砂場で遊び込む事もある。

情緒

「自分でやる」という気持ちが強く、あと少しが出来ない時でも自分でやろうと挑戦する姿が多く見られた。子どもたちそろぞれの気持ちや性格に寄り添い、その都度援助を伝え気持ちに寄り添っている。
友だちとのやりとりが増え、関わりの中で意思疎通が上手くいかず喧嘩やトラブルもあるが、仲良く遊び込んでいる。

言葉

自分の気持ちを言葉で伝えられる。何があったかや嫌だった事だけではなく、嬉しかった事や「ありがとう」と感謝を相手に伝えようとする様子がある。
ダンスや歌、幼児さんの組体操等色々な事に興味があり「〇〇やりたい!」と子どもたちで決めて保育者に伝えてくる。引き続き個々のペースで言葉の習得を促していきたい。…

2歳うさぎ組2023年度1月のまとめ

食事

朝おやつは、食べない子が増えてきた。食べたい子は食べ遊びたい子は遊んでいるので、お茶は飲むように声をかけている。午後のおやつはその時の気分や、まだ遊びたい、寝ていたいなどの気持ちから「いらない」ということもあるが、給食は皆楽しみにしている。給食のメニューでは、ご飯や肉、果物が人気だが、「みてみて!にんじんたべられるよ!」と一人が言うと真似をして積極的に食べようとする姿も増えている。噛まずに飲み込む子もいる為、咀嚼を意識できるように関わっていく。また、友だちの食器にフォークを入れようとしていたり、友だちの食具と重ね合わせようとしたりするため、その都度声をかけて姿勢を整えながら食事を楽しめるようにしていく。

睡眠

大抵の子は、自ら布団に入り、休むことができる。保育者がトントンすると落ち着き身体を休めているが、
生活リズムがずれたり、人の声や片付けの音、廊下から聞こえる音などに反応し、眠気のピークを過ぎてしまったりすると眠れなくなってしまう子がいる。午睡せず過ごした日は、保護者に午睡できなかったことを伝え、翌朝家での様子を伺い家庭と連携が取れるようにしている。まだ午睡の必要な子が多いので、その時に応じて静かに眠れる環境を整える。

排泄

紙パンツで過ごしている子がほとんどだが、自分でトイレへ行き紙パンツを取り換えられるようになっている子もいる。引き続き気持ちに寄り添いつつ、様子を見ていく。布パンツで過ごす子は数人だが、自分のタイミングで行き、排泄を済ませることができる。布パンツを履いていても保育者に声をかけられてからトイレにいく子もいるため、活動の前後に声を掛けて気をつけていくようにする。
健康 クラス全体で咳・鼻水が広がったり治まったりを繰り返している。前日の家庭での様子、朝の体温や咳・鼻水の様子を見極めて外遊びをするかどうか個々に対応している。室内外の温度差が大きいので、上着や肌着、午睡中の掛け布団などでの調節に気を付けていく。引き続き玩具の消毒や換気などにも気を付け、感染症対策を行っていく。

身体発達

戸外では、保育者と一緒においかけっこやかくれんぼなど、ルールのある遊びを楽しむ子が見られ、散歩でも体を動かす遊びをしようとする子が増えてきた。色々な遊びの提案をしつつ、楽しんで体を動かしていけるように関わっていく。また、砂場遊びなどが好きな子もいるため、戸外では体が冷え体調を崩さないよう様子を見ていく。

情緒

自分でやってみるという気持ちが強く、着脱や排泄など見守りながら関わっていく。友だちとの関わりも増え、仲よく遊び込んでいる姿も多いが、些細なことで喧嘩になり、トラブルになることがある。手が出たり物を投げたりする場面もみられるので、怪我につながらないよう個々の気持ちに寄り添い、保育者が状況を整理して伝えるなど間に入りながら関わっていく。環境の変化があると不安定になる子もいるため、個々の気持ちに寄り添い落ち着いて過ごせるよう、引き続き保育者間の連携と環境対策をとっていく。

言葉

友だちとのトラブルでも、嫌な気持ちを言葉で伝えようとしたり、何があったのか・何がいやだったのかを保育者に伝えようとしたりする様子が見られる。歌や絵本が好きな子が多く、真似をしたり、歌ったりして楽しむ様子も見られる。気持ちをくみ取りながら絵本や手遊び、歌などを通して個々のペースで言葉の習得を促していきたい。…