2歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

2歳うさぎ組2025年度7月のまとめ

健康

連日熱中症アラートが発令され、水遊びの日以外は室内で過ごす事が多かった。ホールの大型ブロックで作った少し高い場所から、保育者の介助なくジャンプし危なげなく着地できる様になっている。水あそびでは満足すると自分から服を脱ぎ終わりにする子もいれば、次のクラスがテラスに来るまで遊びに夢中になる子もいた。水遊び中と終わってからもこまめに水分補給を行った。先月同様トイレに行く導線を工夫する事で無理なくトイレに慣れ、便座に座る子が多くなり排尿に成功する子が増えている。また、オムツに出ると「おしっこ出た」と教えてくれ、オムツがパンパンのまま遊ぶ子が少なくなってきている。今後も一人一人のペースで無理のない様に進めていく。

環境

テラスでの水遊びでは、友だちと一緒に遊びを共有し会話を楽しみながら遊ぶ姿が見られる一方で、遊び込んでいる場所に友だちが来る事を嫌がり怒る子もいた。一人一人が十分水遊びを楽しめる様に、場所の確保や玩具やペットボトルの量、飽きてしまった時には色水や泡あそび等をして、子ども達の様子を見ながら行う事ができた。暑さで戸外に出られない日には、担任間で連携を取りながら、ホールや異年齢の保育室を使い子ども達がそれぞれの場所で飽きずに満足して遊ぶ事ができた。来月も暑い日が続くので、感触遊びや色水や泡あそび等を取り入れていく。

言葉

友だち同士の会話が増えているが、まだ友だちの使っている玩具を急に取ってしまうこともあるが、嫌な事があると「やめて」「やだ!」と、まず言葉で伝えられている。しかし、上手く伝わらない事もあるのでその都度保育者が仲介してお互いの気持ちを代弁し、伝えていける様にしている。保育者の話す言葉を真似して楽しむ事もあるので、保育者も丁寧な言葉を心掛け発語や会話の楽しさを味わえる様にしていく。

人間関係

休みの友だちや担任がいると「〇〇ちゃんは?」「〇〇先生は?」と気にする姿がある。「お熱があって休みなの」と伝えると「可哀そうだね」「一緒に遊びたかったな」等相手を思いやる言葉が聞かれる。「一緒に遊ぼう」と友だちを誘い集中して遊ぶ事も増えてきているが、まだ自分中心な面が多い為喧嘩も多い。その都度保育者が相手の気持ちに気付かせ、どうしたら良かったかを一緒に考える事でまた一緒に遊ぶ事ができている。今後も傍で見守りながら必要に応じて声を掛けたり一緒に遊んだりしていき、良い関係づくりをしていく。

表現

寒天の感触遊びでは、寒天の感触を十分に味わってからお皿やカップに入れてごっこ遊びへと発展していた。魚の制作では、梱包材のスタンプ、クレヨン、シールのコーナーをつくり自分の好きなコーナーで自由に魚を作る事で制作にあまり興味がない子も自分から来て取り組めていた。また、星の型を沢山用意し星の冠を作った時は、曲に合わせてダンスをしながら歌い、コンサートへと発展していた。

食育

以前食べなかったものでも2回目になると少し味見してみようとする姿がある。友だちと会話しながら楽しい雰囲気で食べられているが、声が大きくなりすぎたり食材を混ぜるだけ混ぜたりすることもある。保育者が傍にいることで安心し食事に集中できるため、遊ぶことと食べる事の違いを伝える。来月はトウモロコシの皮むき体験や野菜を用いた遊びで食育活動を取り入れていく。…

2歳うさぎ組2025年度6月のまとめ

健康

気温差がある日々が続いて、体調を崩しやすい季節だったが、感染症や大きく体調を崩すことなく過ごすことができた。特に暑い日は、戸外活動の時間を短くして、霧吹きで少しでも涼しくなるように工夫し、汗をかいた日にはシャワーをして清潔に過ごすことができるようにした。暑さに慣れていない時期なので、水分補給をしっかりして無理のない活動を考えていきたい。

環境

上旬は雨の日が続き、室内遊びが多くなった。室内で、はるさめ遊びやボール遊びをしたり、棚でコーナーを作って分散して玩具で遊ぶことができるように室内を設定したりすると、それぞれが集中して遊んでいた。公園に行った時には、虫取り網を持って行き、蝶々を捕まえようと追いかけていた。虫に興味があり、虫取り遊びが流行している。今後は気温が高く、戸外遊びが難しくなるので室内遊びを充実させていきたい。

言葉

友だちや保育者と簡単な質問や、発見したこと、感じたことを伝え合いやり取りを楽しんでいる。トラブルの際は保育者が仲介しながら、自分の思いを伝えようとしている。音楽に合わせて絵本やパネルシアターをすると、身振り手振り、歌を口ずさみながら世界観に入る姿がある。
保育者には自分の気持ちを伝えることができるようになってきているので、子どもたち同士で会話をしてコミュニケーションを取ることができるように見守っていきたい。

人間関係

友だちと一緒に遊んでいることが多く、気の合う友だちと楽しんでいる。しかし、特定の子を求めてしまい、トラブルになることがあるので、偏りが見られる時は保育者が仲介して見守っている。
貸し借りのルールを子ども同士で「順番ね」「あとで貸してあげる」「次貸して」と確認している。怒ることもあるが、待つ時間は保育者がしっかりと寄り添い、貸してくれた友だちも褒めて認めることで良い関係づくりをしている。

表現

音楽が好きで、アイドルになりきって音楽に合わせてダンスをして楽しんでいる。また、パネルシアターや手袋シアターなどの歌を覚えて歌っている。今後も歌やダンスを皆で楽しめるように活動を考えていきたい。
制作遊びでは絵の具やのりを使ってみると嫌がることなく、興味津々で楽しんでいた。作ることが好きな子が多いので季節の制作だけでなく、作った物で遊ぶことができるようなおもちゃの制作もしたい。

食育

以前食べなかったものでも2回目になると少し味見してみようとする姿がある。周りの友だちが食べていると真似をして食べている子もいた。友だちと会話しながら楽しい雰囲気で食べられているが、声が大きくなりすぎたり食材を混ぜるだけ混ぜたりすることもある。保育者が傍にいることで安心し食事に集中できるため、遊ぶことと食べる事の違いを伝えている。また、手づかみ食べや食べこぼしが気になるので食事の時の姿勢や、スプーンを使って食べるように声を掛けながら見守っている。…

2歳うさぎ組2025年度5月のまとめ

健康

下痢や熱で欠席する子は数名いたが、ほとんどの子が大きく体調を崩すことはなく元気に登園している。しかし鼻水が続いている子が多いので、こまめに鼻水を拭き清潔を保てるようにしていく。また、気温が高くなってきた為、室温調整やこまめな水分補給を行い、戸外での活動時間も配慮するようにしている。便座に進んで座る子も増え、排尿が出来ると保育者や友だちに報告し喜んでいる姿が見られる。引き続き子どもの意欲を高めていける声掛けを行い、成功した時には褒めて自信に繋げていく。動きが活発になっているので、怪我のないように見守っている。

環境

散歩時は保育者や仲の良い友だちと手を繋ぎ、会話や歌を歌いながら歩いている。公園では蟻やダンゴ虫など虫探しをする子が多く、捕まえて観察を行い、帰ってからも図鑑で探すなどして興味を深めている。
室内では子どもの遊んでいる様子に合わせて棚を動かしたり、少人数ずつで場所を分けたりし、子どもが遊び込めるような環境設定を作っている。

言葉

保育者の言葉を真似して繰り返し言ってみたり、ごっこ遊びを通してお店の人になりきったりしながら話すことを楽しんでいる。子ども同士で言葉のやり取りが上手くいかず、大声を出して怒ったり泣いたりしてトラブルになることがある。その都度保育者が気持ちを代弁したりスキンシップを取ったりしながら気持ちを受け止めることで、次第に気持ちを切り替えて遊ぶようになる。

人間関係

自分の好きな遊びを気の合う友だちと一緒に楽しんでいる姿が見られる。友だちとの関わりが多くなった分、玩具の取り合いなどのトラブルも増えてくるが保育者が仲介し、お互いの気持ちに寄り添うことで、気持ちを切り替え遊び始めている。今後も友だちとの関わりを近くで見守りながら保育者も一緒になって遊び、友だちや保育者と関わって遊ぶことを楽しいと感じられるように配慮する。

表現

音楽が好きな子が多く、保育者のスケッチブックシアターを一緒に口ずさみながら見たり、ダンス曲をかけて踊ったりしている。また、ピアノの音に合わせて動物などになりきるリトミックも積極的に参加している子が多くいた。
粘土遊びではお皿や道具を使って料理を作るなど想像力を膨らませて取り組んでおり、そこからごっこ遊びに発展することもある。

食育

自分の好きな食べ物は何度もおかわりをするなど、食べることを好んでいる子が多い。副菜もメニューによっては食べる子も増えてきており、「野菜食べられた!」と自信に繋がっている。
食具を使って食べているが、上手くすくえなかったり落としてしまったりと、先月同様食べこぼしが多く、食器を机に叩きつけるなど遊び始めることもあるので、その都度分かりやすい言葉で食具の使い方や食事中の約束事を伝えている。…

2歳うさぎ組2025年度4月のまとめ

健康

下痢や鼻水、咳などの子が数名いた。季節の変わり目で体調を崩しやすいので、換気や服装の調節、視診をしながら見守っている。
戸外から帰って来た時や活動の合間にトイレに行くようにすると、便座に座る子やトイレで排尿ができる子もいた。トイレへ行く習慣を作り、無理強いはせずにひとりひとりに合わせて進めていきたい。
午睡の入眠はスムーズ。しかし、睡眠時間が短く、起床時間が早いので午睡の時間を少し遅
らせて様子を見ている。

環境

新年度になり、友だちが増え、担任が変わったが数日で慣れていた。生活の流れができてきていて、自分で身の回りのことをしようとする姿も見られる。
数人ずつ順番に歩き散歩に行った。川沿いや駅に行き、桜やチューリップなどの花を見つけると、その花の歌をうたったり、「きいろだね~」と色を言っていたりして、春の自然に触れて楽しんでいた。

言葉

言葉でコミュニケーションを取っていた。一生懸命、言葉を考えながら話をしているので、子どもたちの言葉に親身に耳を傾け、ゆったりと会話を楽しむようにしていきたい。また、友だちとの関わりの中で上手く言葉で伝えられずにトラブルになっていることもあったので、保育者が代弁して言葉でのコミュニケーションの取り方を伝えていきたい。

人間関係

新しい担任になり、朝の受け入れ時に泣いている子もいたが、少しずつ慣れてきている。担任の名前を呼んでいる子や一緒に遊ぼうと誘っていることもあった。
子ども同士で見立て遊びをよくしていて、イメージしていることを言葉にして伝え、一緒に遊んでいる。

表現

こいのぼり制作で丸シール貼りをすると、手先を上手に使って作っていた。いちごの制作では、指先に白い絵の具を付けて作った。絵の具が手につくことを嫌がる子はいなく、楽しんでいたので今後も様々な道具を使ってみようと思う。室内遊びをしている時に、塗り絵やシール貼り、粘土を好んで遊んでいる子もいるので自由に遊ぶことができるように準備をしている。

食育

給食の副菜は残量が多いが、自分でスプーンを使って食べている。「〇〇ちゃんたべられたね、すごいね」と声を掛けると、友だちの真似をして食べようとする姿が見られる。食べこぼしがまだ多いので、落ち着いた環境で食事ができるように環境を整えている。…

2歳うさぎ組2024年度3月のまとめ

健康

乾燥や花粉などで肌や鼻水、咳などの症状が見られた。眠りが浅い子もいた為、側につきながら頭を高くして態勢を整え、背中をさすって安心できるようにした。消毒や掃除にも努めていく。幼児クラスと一緒に少し遠い公園へ散歩に行くと、幼児クラスの影響もあり、自分の力で長い距離を黙々と歩く事が出来るようになっている。園庭やテラスでは三輪車を上手に漕いでいる。速く走れるようになったり、ボールを投げたり蹴ったりする力も強くなったりと、成長を感じる。
紙パンツで過ごす子もタイミングが合えば排尿できたり、自ら便座に座ったり、自分でオムツを履き替えようとしたりする。移行保育後は、トイレが遠くなり、また幼児用のトイレになるため、いつも保育者が付き添い使い方を丁寧に伝えていく。

環境

久しぶりにスライムや紙粘土の感触遊びをすると、まず一人でじっくりと少量をのばして楽しみ、その後同じ机の友だちと一緒にスライムを繋げて「迷路だよ」「道だよ」と見立て遊びをしていた。
花びらや変わった形の草などに興味を持ち、砂場遊びと合わせてごっこ遊びを充実させていた。袋に自然物を入れて自分のお気に入りとして持ち歩くことを喜んでいた。大きな棒などは「公園のものだからまた会いに来ようね」と伝えると納得して置きに行く姿もある。

言葉

自分の気持ちを詳細に伝えられる子が増えてきた。言葉が思い通りに出ず泣いている友だちがいると、そばで話を聞いてあげたり、寄り添ってあげたりする姿が見られる。言葉で伝えられない場合は、話を聞き、寄り添い代弁していく。引き続き、言葉を習得できるよう個別に会話をし、色々な絵本・紙芝居等を取り入れて楽しみながら育んでいく。

人間関係

自己主張をしっかりできるようになり、強く言いすぎてしまうことがある。相手の気持を伝えると、少し考える様子が見られるため互いの気持ちを分かりやすく代弁していきたい。
友だちと小集団で同じ遊びをし、「いれて」「あそぼ」と声を掛けあう姿も見られる。伝えあいの良さを感じられる様に見守り適切に援助する。
絵本や紙芝居なども以前より長いお話や、何冊も集中して聞くようになり内容の理解も増して大きくリアクションを取って楽しんでいる。

表現

絵具遊びでは手の他に筆を使ってただ塗り広げるよりも「これは○○だよ」など伝えながら自分なりに絵をかいている。また、形はもちろん、人間の顔の構成を作りながら描いている。ぬりえでも白いところをなくすように塗ったり、様々な色を組み合わせたりと成長が見られる。

食育

食事を始める時間を少しずつ遅くし遊ぶ時間を多く取っている。空腹を伝えるようになり「今日のご飯な~に?」と楽しみにしている。たくさん身体を動かしていることもあり、食べる意欲が大きくなってきている。褒められる友だちの刺激を受け、野菜など苦手なものも「見て!」と保育者に見てもらうことで一口でも食べてみようと挑戦する姿も見られる。ご飯とおかずを自分で混ぜて食べてみようとしている。興味の薄い子には引き続き側に付きながら楽しく食べられるようにしていく。

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2歳うさぎ組2024年度2月のまとめ

健康

大きく体調を崩す子はいなかったが、鼻水が出ている子が多かった。「鼻出た」と保育者に伝えにきてティッシュを渡すと自分で拭く子もいるが、まだまだ声を掛けないと拭けないため鼻水を拭きながら「鼻水スッキリしたね」「拭くと気持ちがいいね」等声掛けをしていると同時に、鼻のかみ方も知らせている。多くの子が自分で身の回りの事を意欲的に行う姿が見られるようになってきた。日によって「できない」と甘える姿もあるが、少し手伝う事で「またやってみよう」という気持ちに切り替えられている。年上児との散歩では距離を伸ばし遠くの公園までしっかりとした足取りで歩けていて、成長を感じる。

人間関係

友だちとイメージを共有し、ごっこ遊びをしたりピタゴラスで大きな家など工夫しながら作ったり、ブロックで電車や駅、線路を作って走らせたり、それぞれの場所で遊び込む姿が見られ保育者は傍で見守っている時間が多くなってきた。思いのぶつかり合い等で喧嘩になる事もあるが、子どもが仲介に入り泣いている子に「どうしたの?嫌だったね」と優しく声を掛けてくれる事で泣き止む事もある。また、年上児に優しくしてもらう経験をしてきている事もあり、今月も年下児に優しく声を掛け靴下を履かせてあげようとする等のお世話をしたりする姿が多く見られた。今後も子どもたちの様子を見ながら、一緒にあそんだり見守ったりしていきたい。

環境

部屋で遊び込んでいる時は散歩を2便に分けて出発したり、時には散歩に行かず部屋に残って納得のいくまで遊びを楽しんだりした。また、気温が低く戸外へ行けない日は他のクラスと連携を取りながら子どもたちが好きな遊びを好きな場所で十分に楽しめるよう配慮した事で落ち着いて遊ぶ事ができた。今後も子どもたちの気持ちに寄り添いながら環境を整え遊びが展開できる様にしていきたい。

言葉

子どもたちが自分の思いを言葉で伝えコミュニケーションを取りごっこ遊びを楽しむ姿が増えてきた。言葉で自分のイメージを伝えたり使いたい玩具を「貸して」と伝えたりしてお互いの思いをまず言葉で伝えられている姿が多く見られた。まだ場所や玩具の貸し借りなどそれぞれの思いがぶつかってトラブルになる事もあるので、お互いの思いを受けとめながら保育者が代弁して楽しく遊びが展開できる様に関わっていった。

表現

今月も好きな塗り絵を塗ったり折り紙で三角や四角を器用に折ったり指先を使い集中して机上遊びを楽しんでいる。ひな祭り製作ではクレヨンを使って始めて目や口を描く経験をし、出来上がった作品を嬉しそうに眺めていた。ブロックやピタゴラスでは友だちと協力しながら一つの物を作って遊びを共有して楽しむ姿が多く見られた。戸外では、簡単なルールのある鬼ごっこやボール遊びを保育者や年上児と楽しみ幼児クラスに近付いているのを感じた。今後も子どもたちの興味関心に合わせた活動を取り入れていきたい。

食育

今月も日によって朝おやつを食べない子が多くいたが、水分を摂ることは心掛けていった。相変わらず副菜や汁の具は見た目で「食べない」と言う子が多いが、食材によっては良く食べている。また一口食べて美味しいと分かると食べ始める事もあるので、一口食べてみようと思える様に声掛けを工夫しながら食べられる食材が増える様にしていく。また、幼児クラスに向けて食事用エプロンの使用を無くしていきたい。

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2歳うさぎ組2024年度1月のまとめ

健康

気温の変動が大きくクラス全体で咳、鼻水が出てる子が多い。唇をなめるなどして乾燥を気にする子もいるのでワセリンを塗り対応している。個々の体調に合わせ室内での活動も取り入れ、子どもの体調を第一に戸外では保育者や友だちとしっぽ取りやだるまさんが転んだ等ルールのある遊びを楽しむ姿が見られ身体を十分に動かしている。体力がつき、動きも速くなっているが注意力はまだ不十分の為その分怪我につながりやすい。注意して見守り必要に応じて環境を変えるなどの援助を行っていきながら楽しんで身体を動かしていけるように関わっていく。気温により、出発前に排尿しても散歩中に尿意を訴える子が出てきているので、無理をせず個々の気持ちに合わせて紙おむつも利用している。布パンツへの移行が停滞中の子も、無理せず個々の成長も見極めながら進められるように意識して援助していきたい。

人間関係

子ども同士のやり取りに会話が増え遊びを広げている姿が見られている。仲よく遊び込んでいる姿も見られるが些細なことで喧嘩になることがある。言葉より前に手が出たり物を投げたりする場面もみられるので、怪我につながらないよう個々の気持ちに寄り添いながら保育者が仲介し、手が出るトラブルに配慮している。年上クラスとの散歩では園を出た時から帰ってくるまでたくさんの刺激を受け一緒に遊びをしてみたり、後ろを追いかけ真似をしたりと色々な事を吸収している。年下児にも優しく声を掛けたり世話をしようとしたりする姿が見られてきている。今後も保育者も遊びに参加しながら、友だちとの関わりが広がっていけるよう援助し異年齢との交流も増やして遊びや生活で色々な事を吸収できる活動を心掛けていく。

環境

友だちや保育者とお店屋さんごっこやレゴブロックで電車ごっこを楽しんでいるため棚を工夫してコーナーを作ったり、画用紙で鞄やお金を作ったりするとさらに遊びを展開して楽しんでいる姿が見られた。部屋で走ってしまっている時には廊下とつながるドアを開放することで廊下で存分に走り回ったり廊下にちょっとしたアスレチックコーナーを作ったりすることで体を動かしながらも落ち着いて遊ぶ事が出来ていた。これからも子どもたちのあそびがより深くなり展開していけるような環境作りを心掛けていく。

言葉

きょうだいや大人から聞いた言葉を覚えいくつも使いながら会話を楽しんでいる。意味が分かっている子いない子どちらもいるが、面白がって特定の単語を大声で言い合う姿が見られる。使う場所、発する言葉の少ない子も、その子なりの表現で思いを伝えているので、気持ちをしっかり組み取りながら、思いが言葉となり気持ちが伝わる事の嬉しさを味わえるよう過ごしていきたい。友だち同士のトラブルもまずは言葉で伝えようとする姿が増えている。出来るだけ子ども同士で解決できるよう見守り、必要に応じて仲立ちをしていく。

表現

好きなキャラクターの塗り絵を選びクレヨンで塗ったり、折り紙では保育者の真似をしながら手先を器用に使って三角形や色々な形を作ったりしている。製作では自分の想像を膨らませながら絵の具やシールで様々な表現をしようとしている姿も見られた。またキャラクターの台詞を言いながらブロックを武器に見立て戦ったり、「○○のがいい」と保育者に伝えドレスやポンポンを持ってプリンセスになりきって踊ったりと遊びを身体で表現している。今後も様々な素材に触れながら表現する楽しさを味わえるよう工夫していく。

食育

朝おやつは食べない子が多くなってきたが、水分を摂ることは心掛けている。散歩の帰りなど「お腹空いたね」「何のご飯かな?」と楽しそうに会話しており、給食では同じテーブルの友だちと会話をしながら食事している。変わらず副菜や汁の具は残すことが多いが、友だちが食べている姿や保育者の声掛けで食べてみている姿が見られたり、一口食べてみてそのまま全部食べている姿も見られている。また、友だちの食器にフォークを入れようとしていたり、足を上げていたりとマナーが悪い姿も見られる。その都度声をかけて姿勢を整えながら食事を楽しめるようにしていく。…

2歳うさぎ組2024年度12月のまとめ

健康

感染症で一時期、嘔吐や熱が高かったが中旬頃から落ち着き元気に過ごしていた。
着替えや散歩の準備など身の回りのことを自分から進んで行うことが多く、達成感をもって生活の一つひとつを楽しんでいる。あえて声を掛けず見守り、助けを求めた時にさり気なく援助をしていく。甘えたい気持ちも十分に受け止め、休み明けなどは保育者や年上児に手伝ってもらい嬉しい気持ちの中で生活できるようにしている。便座を冷たいと感じ、座る事を嫌がる子もいたため、カバーをして対応した。排尿感覚が分かるにつれ、トイレに座る回数が増えている子もいる。今後も個々に合わせたトレーニングを進めていく。
戸外やホールでは、身体をしっかりと動かして遊ぶ姿が多く見られた。安全に十分配慮し、準備物を工夫しながら沢山の動き方が出来るようにする。

人間関係

気の合う友だちと一緒にごっこ遊びやルールのある遊びなどをしている。他クラスとの関わりでは、年上の子に甘えつつ、かっこいい所を見せようと自信を持ち、意欲的に活動する姿が見られた。戸外では地域の子たちと一緒に遊び、玩具の貸し借りをしており周りとの交流が深まっている。安心して遊び込んでいる姿が多いが、思い通りにいかない時は他児に手が出ることも度々ある。自分の気持ちの葛藤に気付き、話を聞いてもらえると納得して優しく関わる姿がある為、保育者が見本となって一緒に丁寧なやり取りを心がける。感情や経験を大切にしながら、少人数の活動など保育者の連携も行っていく。

環境

木の実や葉を拾い、ままごとに使っていた。木に実が実っている方を指差して「こっちはダメだよ」、木の下に落ちている実を指差して「こっちはいいんだよ」と以前保育者と確認し合ったことを、友だちと共有している。
部屋での遊びが飽きてきた子から、廊下やホール・テラスなどに行き場所を変えて楽しんでいる。今後も保育者同士で子どもたちの状況や体調を見て遊びの環境を整え、遊ぶ場を変えて集中して楽しめるように連携していきたい。

言葉

色々な事に興味を持ち、単語や言い回しを覚え、口調を真似したりする。過去の記憶や明日の予定、楽しかったこと、嫌だったこと等の感じた事を一生懸命、文章で話す子も多い。まだ手が出てしまうこともあるが、言葉で思いを伝えることで解決しようとする行動も見られるようになってきた。言葉でのコミュニケーションが増える中、言われて「うれしい言葉」「悲しい言葉」も少しずつ伝えていく。引き続きそれぞれの発達・個性に合った表現を大切にし、成長を温かく見守りながら言葉を促していきたい。

表現

筆を使って松ぼっくりで絵具遊びをした時は、一枚一枚丁寧に塗っていた。飾り付けをする時も綺麗に付けていた。また、以前と同じくダイナミックに粘土や折り紙遊びをしたりするが、子どもたち自身で丸めたり折ったりして作品を作っている。折り紙や塗り絵で作った物をリュックに入れて持ち帰り、家で作った物を保護者に話す子もいる。
食育 主食や主菜をよく食べており、おかわりもよくしている。副菜もメニューによっては食べることもある。子どもたち自身で器を持ったり顔を前に出したりして、こぼれないようにして食べようとする姿も見られる。先月同様、食事中に友だちと遊びたい気持ちが勝る姿も見られる。喉に詰まらせてしまう危険性もあるため十分に気を付けながら声を掛けている。保育者自身が声を小さくすることで、子どもたちの声が聞きやすく小さい声で済むようにして落ち着いた雰囲気を意識していく。…

2歳うさぎ組2024年度10月のまとめ

食育

友だちと食べる姿を見合って保育者が「大きい口だね」というと自分も、と自信を持って食べようとする。遊ぶ時間を十分に取ったことから、空腹で食事に対しての意欲も上がり、自分から進んで食べる日が増えた。具材を混ぜることを初めだけでも自分で行い「見ててね、出来た」と自信を持って食事している。午前午後ともに、おやつはいらないという事が増えたが、水分補給だけは心掛けている。また、時間差で誘い、個人のタイミングで食べられるように様子を見ている。野菜もおやつのメニューでは食べることもあり、食べる前に絵本や手遊び歌などを楽しみ、興味を持てるようにしている。

健康

着替えを自分で行おうとする姿が多く見られるようになり、自信を感じる。オムツを立ちながら履くことや、上半身の服の脱ぎ方などを伝えると、真似してやってみようとしていた。
また、手洗いすることを面倒に思う子もいたが、「おやまだよ」「すべりだいだよ」と声掛けすると興味を持って手洗いしている。手足口病の流行で欠席者も多かったため手洗いは徹底していく。トイレにも個別で誘う事で座ってみたり、パンツを履いたりする子がいる。ここの思いに合わせて順次進めていく。

人間関係

友だちと数の少ない玩具を順番に使おうとする姿が増えた。貸し借りをするという小さな社会的ルールを、声を掛けあいながら学んでいる。保育者も楽しい会話に繋げたり、待つことの大切さを伝えたりして、成長を認めながら関わりを見守っていく。友だちと一緒に遊ぶことの楽しさを感じ、言葉のやり取りが増えたことから出来ない事を一緒に頑張ろうとしたり手伝い合ったりしている。また、異年齢の交流では氷鬼やバナナ鬼など真似してポーズをとってみる姿や、鉄棒と縄跳びのブランコに挑戦する姿があり身体発達にもつながっている。

環境

戸外遊びが増えたことでどんぐりや銀杏など秋の自然に触れる事が出来ていた。袋に集めて嬉しそうに保育者に見せており、形や大きさの違いなどにも興味を示す。気付きを共有し疑問を投げかけることで知りたい意欲を引き出している。春に虫を嫌がっていた子も友だちと一緒に観察したり捕まえるふりして走る事を楽しんだりしていた。
室内遊びではままごとやブロック等を自分たちで世界観を広げながら集中して遊び込む姿がある。一緒に楽しみ手先を動かす遊びならではの集中力を、更に高めていきたい。

言葉

言葉のやり取りが増えて自分の思いをしっかりと伝えている。保育者に思いを話すことから、友だちにも簡単な言葉で気持ちを伝えられるように、「お友だちにもいってごらん」「~って言いたいんだよね」と代弁しながら働きかけている。順番に話を聞き、“聞く”見本となるように関わる。また、物語や面白い言葉、抑揚のある言葉などの話を楽しんでいる。沢山の反応を見せており、話を聞く時間も大切にしたい。

表現

幼児クラスの運動遊びの演目を何度か見た事から、曲を流すと自分たちなりに思い思いの振付で踊る姿がある。戸惑いながらも参加する子は保育者の真似をして踊ってみようとしてみんなで楽しんでいる。また、「パーティー」と言ってドレスを着ながらダンスする姿があり、友だちと同じ雰囲気で踊れることに喜んでいる。遊びながら好きな歌を口ずさむ子もおりみんなで歌う楽しさも味わっていきたい。…

2歳うさぎ組2024年度9月のまとめ

健康

季節の変わり目で気温の変動が大きく、鼻水や咳が出てきている子どもが増えている。涼しい日には他クラスと散歩に行くことも多くなりお兄さんお姉さんと手を繋ぎ少し遠くの天王町北公園まで座り込むことなく歩いて行けた。活動の前後や途中には必ず水分補給を行い、体調の変化がないかをこまめに確認した。無理をしないように休憩を取りながら室内での遊びも取り入れている。また、全身を使って遊ぶことを楽しんでおり、追いかけっこや段差のある塀を列になって渡ってみたりと様々な遊びに興味を持って挑戦する姿が見られる。自分で難しいと感じた事には、保育者に援助を求めながら挑戦する姿も見られる。登園後、活動前後にトイレに行く習慣が出来ているが停滞期に入り誘ってもなかなかトイレに行かない子もいる為子ども一人ひとりに合わせてトイレトレーニングを進めている。また気温の変動が激しい為こまめに声をかけ、無理なく誘い引き続き排尿間隔を把握していく。

環境

涼しくなってきて散歩にも出られるようになり、戸外での活動が増えてきた。子どもたちは季節の変化に気付き、どんぐりや木の実を袋がふくれるほど集中して拾ったり、道端に咲いている花、猫じゃらし、小さな虫に興味を示したりと自然に触れながら過ごす時間を満喫している。また、車や電車を作って遊ぶことが好きな子が多い為、部屋の一部に道路を作った。矢印の方向に車や電車を走らせたり、枠の中を歩いて回ってみたりと各々が遊びを楽しんでいる。今後も遊びが展開し、楽しんで遊べるような環境づくりをしていく。

言葉

先月同様、友だち同士の会話が増え嫌な事があっても言葉で伝えられるようになり手が出ることが少なくなっているが、伝え方が強い時もあるため、保育者が仲介してお互いの気持ちを丁寧に伝えていけるようにしている。また言葉の吸収が早く、保育者の言葉を真似してみたり一人の子が何かを言うと影響を受け周りの子どもたちも真似をしてみたり、みんなで笑い合う姿も見られるため引き続き、丁寧な言葉掛けを心掛け、更に楽しくコミュニケーションを取っていけるようにしていく。

人間関係

友だちが泣いてしまっている時には「どうしたの?」と声を掛けたり、頭を撫でてあげたりと優しいやり取りが見られる。友だちの影響力は大きく、楽しそうな遊びをしていると自然と一緒に関わって遊ぶようになり大きな作品を作ったり、ごっこ遊びをしたりと遊びがどんどん広がっていっている。子どもたち同士の関わりが増えてきている為、引き続き側で見守りながら必要に応じて援助したりこえをかけたりしていき、いい関係作りをしていく。

表現

「○○の流して(曲)」と保育者に伝え、ドレスを着てポンポンを持ちながらノリノリで踊ったり、他クラスから洗濯はさみを借りると美容室を開いてかみの毛をカラフルにしたりとごっこ遊びを楽しんでいる。絵の具遊びでは筆を使って作品を作ったり、絵の具を手の平全体に塗ったりと存分に楽しむ姿も見られた。その作品を様々な形に切り、シールにする事で色々な場所に貼ったり遊びも広がっていった。今後も様々な曲を流したり、玩具を使って活動をより楽しめる様に工夫していく。

食育

「みて」と言って完食したお皿を保育者に見せたり「○○食べるよ」と伝え食べてみたり、色々な食材を食べてみようとする姿が見られる。「○○たべたの?」なその声をかけると嬉しそうにまた食べ始める。その日の給食に入っている生の野菜を触って「これはなに?」と言いながらどのメニューに入っているか探して興味を示している。給食のメニューによってはおかわりが足りなくなるくらい食べ、給食室や他クラスにプラスでおかわりをもらいに行っていることもある。食後にごちそうさまの声も聞こえるようになってきた。楽しい雰囲気の中で旬の食材に触れたり味わい、満足感を持てるようにしていきたい。…