1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2023年度3月のまとめ

食事

野菜や汁物など嫌いなメニューだと残している子が数人いたが、苦手な物を食べる友だちの姿を見て、以前よりも意欲的に食べようとすることが増えていき、保育者に褒めてもらい喜んでいた。高月齢児の子は、スプーンやフォークを上手に使い食べることができていた。まだ、数人の子は、横を向いて食べたり、片足を立てていたりと姿勢が悪いため、声を掛けていく。

睡眠

抱っこやおんぶを求めた時は、気持ちを受け止めてもらうと安心して眠っていた。
一定時間十分に眠れると機嫌よく目覚めていた。うつ伏せ寝になりやすい子は、今後も横向きや仰向けにしこまめに態勢を変えていく。

排泄

まだ、おむつが濡れていても気にしない子が多くいるが、その都度「濡れているから替えようね」と声を掛けると自分でおむつを出してくる姿が見られる。個人差はあるが、出ることを保育者に知らせることができる子もいる。

健康

子どもたちの体調の変化に気をつけながら、こまめな触診や視診をしていく。鼻水が出ていると、自分で保育者のところへ行き、ティッシュをもらって拭いている子が多くなってきた。戸外から帰ったときには、すすんで手洗いを始めているが、石鹸を使用してもすぐに流してしまい、十分に洗う事ができていない様子なので、声を掛けながら介助していく。また感染症予防のため、室内の換気をこまめにし室温や湿度に気を付けながら、快適に過ごせるようにする。

身体発達

園庭や戸外では、ごっこ遊びをしながら、追いかけっこやかくれんぼなどをして身体を動かして遊び過ごしていた。また、散歩中は「歩きたい。」と主張して嬉しそうに友だちを手を繋いで歩く子が多くいる。ボール遊びでは、以前は転がすだけだったが、上投げ、下投げをして楽しむ姿も見られる。動きが活発になった事で、子ども同士の衝突も増えてきているため、注意して見ていく。

情緒面

自己主張がはっきりしてきており、言葉や態度で表現することが増えてきた。自分の思い通りにいかないと泣いたり、怒ったりしてトラブルになることもあるが、声を掛けると理解し、納得していることもある。気の合う友だちと一緒に同じ遊びを共有することを喜んだり、保育者や年上の友だちの行動を真似したりして楽しんでいた。また、年上の友だちから優しくしてもらうことを喜び、自分より小さい子には玩具を貸してあげたりお世話をしようとしたりする心の成長も感じた。

言葉

個人差はあるが、低月齢児も一語文、二語文を話すようになり、はっきりと聞き取れる言葉も増えてきた。語彙が全体的に増え、それに伴い友だちとのごっこ遊びも何人かでのやり取りが見られる。自分の名前や保育者の名前もよく呼ぶようになり、やりたいことや嫌な事を簡単な言葉で表している。高月齢児は、家庭であった事や経験した出来事を言葉にして、会話を楽しんでいた。…

1歳あひる組2023年度2月のまとめ

食事

活動量が増え、からだも大きくなってきたこともあり、食欲旺盛な子どもが多い。おかわりの量も増やしてもらい、増えた分も完食する日が増えてきている。友だちが意欲的に食べる姿を見て、自分も食べてみよう!と進んで食べる子が増えた。野菜の入ったおかずが苦手も子もおり、器用に野菜だけを取り除いて食べたいものを食べる姿も見られる。食事の途中で席を立ってしまう子もいるので、「お口の中のものをごっくんしてから席を立とうね」と声を掛け、のどに食材が詰まらないように配慮をしていく。

睡眠

活動の時間が延び、食後の着替えを済ませた後にまだ遊びたい子もおり、遊びたい気持ちが満たされると自分から布団に向かい横になる子もいる。個々の気持ちを尊重し、無理なくゆったりとした雰囲気の中で休息を取れるようにしたい。入眠時間が遅くなってしまった子は、起こすタイミングをずらして、気持ちよく目覚められるようにしている。

排泄

午睡明けにオムツに排尿していない子もおり、トイレに誘い、座ってみると成功する子も出てきた。その時の気分で嫌だという子もいるので、無理強いせずに個々の気持ちを尊重し様子を見ている。オムツが汚れていることを不快に思う子もいて、「おしっこでたよ」「うんちでたー」と教えてくれる子も多くなってきている。

健康

インフルエンザで欠席する子もいたが、クラスで流行することもなかった。しかし、咳や鼻水が出ていて、風邪症状の子が多い。鼻水が出たことを子どもから知らせてくれ、鼻水をふき取り清潔を保てるようにした。入室後の手洗いも自分から水道に向かうことができ、洋服が濡れないように自分で袖をまくり手洗いしている。手の平はしっかり洗えているが手の甲が洗えていないので、感染症予防も意識して声を掛け、手洗いを促していきたい。空気が乾燥していることもり、肌が乾燥して痒そうにしている子も見られた。保護者と共有し、必要に応じてワセリンを塗って対応した。

身体発達

身体の動かし方がダイナミックになり、園庭でもホールでも散歩先の公園でもよく走っている。散歩では「あるきたい!」と子どもたちから声が挙がり歩くことが楽しいという気持ちが伝わってくる。安全を第一にバギーを使用して歩きたい子は歩き、バギーに乗りたい子は乗り、途中で歩きたい子は交代して歩いて散歩に出ている。足腰がしっかりとしてきて歩く距離も伸びてきている。ちょっとした段差もジャンプして着地も上手くバランスを取っている。身体を動かすことが増えた分、転倒することも増えているので、怪我に十分に注意していく。

情緒面

自分の思うようにできない気持ちを受け止め、共感したり援助したりすることで、気持ちを表せるように関わり、伝わった喜びを感じられるようにする。友だちが困っていると声を掛ける場面が多く見られるので、子ども同士のやり取りを見守り思いやりを持って関われるように、時には仲立ちをしていく。

言葉

語彙が増え言葉も明瞭になってきて、友だちの名前を呼んだり自分の気持ちを単語や言葉で伝えようとしたりする。友だちや保育者との言葉でのコミュニケーションが増え、おしゃべりを楽しむ子どもが増える。友だちとのやり取りの中で「かして」や「いまつかってるよ」と言える子が出てきて、子ども同士の会話の中で話がまとまっていることもある。必要に応じて仲立ちをし、言葉による気持ちの伝え合いができるように援助していく。…

1歳あひる組2023年度1月のまとめ

食事

子どもたちの動きも活発になり、全身を使って良く遊ぶようになった事もあってか、食欲旺盛であちらこちらで「おかわり!」の元気な声が響き渡っている。おかわり分も完食し、子どもたちが満足できない時は給食の職員におかわりを追加してもらう日も多くあった。野菜は相変わらず苦手な子が多く一口も食べられない子が何人かはいるが「これなら食べる」と言って自分で食べられそうな野菜だけ器用に取って食べる姿も見られる。また、焼きそばに入っている野菜は気にしないで食べている姿を見て、全く食べられないのではないのだという事にも気付く事ができた。また、ある程度お腹が満たされると汁の中にお茶を入れたり、食べられない食材を手でぐちゃぐちゃにしたりする姿が見られるので「お腹がいっぱいになったらご馳走様にしようね」と声掛けをして食材は遊ぶ物ではない事を伝えていく。

睡眠

無理なく布団に誘う様に関わる。午睡のタイミングがずれてしまうと入眠までに時間がかかり起床時にすっきりと起きられない子もいるので、担任間で連携を取り個々に合わせた対応をし、一日の後半に向け体をしっかり休める大切な時間にしている。また、乾燥する時期なので湿度が低い日は濡れたタオルを掛けるなどの配慮をする。

排泄

オムツ替えをしていると「おしっこ出てない」と教えに来る子もいる。その際トイレに誘ってみるがその日の気分で行ってみたり行かなかったりで、ほとんどの子がトイレに行く事を嫌がる。排尿間隔が長くなってきているので、トイレに子どもたちが好きなキャラクターを貼る等して、色々と工夫をして少しでもトイレに行く機会を増やしていきたい。

健康

年末年始の休み中に発熱や嘔吐等体調を崩している子が多くいた。インフルエンザで欠席の子もいたが、クラス内で感染が広がる事もなく、元気に過ごしている。また、空気の乾燥に伴い口の周りが赤くなったり、背中やお腹の掻き傷等が見られたりするので、空気清浄機の水を補充したり、保護者とも共有してワセリンを塗布し保湿を行っている。鼻水が出ていてもそのままにている子が多い為「鼻水が出たら拭こうね」「綺麗になったら気持ちがいいね」等子どもたちが少しでも意識できる様な声掛けをしていく。手洗いは、声を掛けなくても手の甲や指の間まで丁寧に洗える子もいるが、ペーパーで拭くのは手のひらだけの子がほとんどなので、保育者が一緒に拭いて濡れたままにならない様に配慮をしている。

身体発達

散歩先や園庭、室内でも車の玩具を押しながら走る姿が多く見られる。保育者も一緒に走らせるが子どもたちに追いつかない程足腰がしっかりとしてきたと同時に、散歩時バギーに乗るのを嫌がり「歩くー!」と言って歩ける子が増えてきた。日によって帰りの途中で座り込む子もいるので、無理をせずバギーも使いながら友だちと手をつないで歩く機会を増やしている。また、段差を両足揃えてジャンプしたり、両手を広げバランスを取りながら一人でバランスボードを渡ったり、体の使い方が上手になっている。活発になり転んだりぶつけたりのケガも増えてくる時期なので子どものやる気を大切にしながらケガのないように見守っていきたい。

情緒面

友だちとの関わりが多くなり、一緒に同じ遊びを共有し楽しむ姿が見られる。また、友だちが泣いていると側に行き「どうしたの?」「泣かないよ」と頭を優しく撫でて、玩具の取り合いで友だちを泣かしてしまった時は、保育者が「○○ちゃん泣いちゃったね。どうする?」と声を掛けるだけで、変わりの物を渡したり「いいよ」と言って貸してあげたり、自分で考え解決できる頼もしさや優しさも少しずつ見られるようになってきている。その日の体調や睡眠時間によって気持ちが落ち着かない子もいるので、担任間で連携を取って丁寧に関わり安心してお迎えを待てるようにしていく。

言葉

先月よりもまた語彙が増え、言葉が明瞭になってきており、自分の言っている事を分かってもらえると嬉しそうにうなずき笑顔を見せる。また、保育者の言葉を理解し、態度や簡単な言葉で自分の思いを伝えようとしたり、二語文以上での表現で思いを主張したりする子が増えている。同じ興味の対象を介して友だちとの関わりが広がる時期なので、保育者は仲立ちしながら子どもたちが、言葉で思いをやり取りする喜びや楽しさを経験できるようにしていく。…

1歳あひる組2023年度12月のまとめ

食事

今までよく野菜を食べていた子が食べなくなったり、疲れると給食を食べない子がいたりと子どもたちの気分や機嫌によってその日の残食の量が変わってきている。楽しい雰囲気で食べられるように声を掛けつつも、子どもの気持ちは尊重し、気持ちが切り替わるまで時間を置いたり、給食の時間で食べられない時には午後のおやつで調整したりするようにしている。遊び食べをする子はまだいるものの、全体的にはよく食べるようになってきている。また、食後にウエットティッシュで自分の口や手を拭く子が増えた。「きれいになったね。」と十分に褒めながら、仕上げをするようにしていく。

睡眠

眠い時でも「寝たくない」と言ったり、友だちが遊んでいるのを見てなかなか眠る気分にならなかったりする子が増えている。自己主張が強い時期でもあるので、子どもの主張を受け止めながら、個々で時間をずらしたり、スキンシップをとったりし、一人ひとりが気持ちよく安心して入眠できるようにしていく。家から持ってきた物や、絵本、ぬいぐるみ等、安心材料がある子はそれらを自分の布団に持っていき、落ち着いて入眠している。
排泄 意欲的にトイレへ行こうとする子はまだほとんどいないが、排泄後に言葉や行動で保育者に知らせる子は増えてきた。しかし、オムツが重くなるほど濡れていても全く気にしない様子の子もいるので、一人ひとりの状態に合わせてゆっくりトイレトレーニングを行っていきたい。トイレで排泄が成功した時には、十分に褒め、本児の意欲へと繋げていく。

健康

月の前半は嘔吐による欠席が多くいた。また、鼻水や咳が出ていた子も先月に引き続き多かったので、個々の体調に合わせて活動場所や活動内容を考え、子どもたちの体調管理に努める。寒くなり空気の乾燥も感じられるようになってきたので、こまめに水分補給をし、肌荒れにはワセリンを塗布するなどし、快適に過ごせるようにする。室内の湿度、換気にも気を付けていく。

身体発達

今までバギーに乗って散歩へ行っていた子も、歩行がしっかりしてきて転ぶ事が少なくなったため、積極的に歩くようになった。普段歩く子も、その日によって手を繋ぎたい友だちが違かったり、帰路はしゃがみ込んで疲れが見られたりすることもあるので、無理のない距離や子どもの思いに寄り添いながら、引き続き友だちと歩く楽しさを感じられるようにする。公園では保育者や友だちと一緒に鬼ごっこ等をして体をよく動かし、楽しむ姿が見られるようになる。

情緒面

嫌な時には嫌!これがしたい!と自分の気持ちを言葉や行動で伝えられるようになっている。子どもたちの不安や苛立つ気持ちを保育者はしっかり受け止め、安心して過ごせるようにしていく。先月同様、気の合う友だちと好きな遊びをして楽しむ姿が見られるが、その反面トラブルも増えるようになる。それぞれの気持ちを受け止めながら仲立ちし、お互いが納得できる提案をしていく。

言葉

語彙が全体的に増え、長い文章を話す子も多くなってきた。友だち同士でも「次は○○して遊ぼう」「車貸して」等といった会話のやり取りをして遊ぶようになる。低月齢児も一語文、二語文を話すようになり、聞き取れる言葉も増えた。今後も会話をすることの楽しさを感じられるように工夫していく。…

1歳あひる組2023年度11月のまとめ

食事

食べたい子は自ら進んで手洗いをし、椅子に座って順次食べている。好きな食べ物は何度もおかわりをしてたくさん食べている。決まった食材だけを食べる子もいるので、食べてみたいという気持ちが芽生えるような声掛けをしていく。調理室から届く野菜を見たり触ったりにおいをかいでみたりと興味を示している子が多くいて、おかずを指さして「ここにはいってる!」と教えてくれる子もいる。引き続き個々のペースに合わせて、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しいと感じられるようにしていく。

睡眠

体力がついてきたと共に遊びたいという気持ちも出てきて入眠する時間が遅くなってきている。また、眠りも深くなってきているが季節の変わり目から咳で目覚めが早くなる子もいた。咳き込んで寝苦しい姿が見られた時には、上半身を少し高くして寝かせるようにし、熟睡できるよう工夫をした。午睡中の個々の体勢や呼吸をよく把握し、落ち着いて眠れるよう配慮していく。

排泄

遊びに夢中でオムツが重くても気にせず遊んでいたり、オムツ替えに誘っても替えたがらなかったりすることもあるが、オムツを指さす子や「おしっこでた」「うんち」など自分から保育者に便意や尿意を訴え、伝える子が増えてきた。また、ズボンやオムツの着脱を自分から取り組んでいる姿も見られる。引き続き伝えられたことを十分に褒め、自身を持てるようトイレトレーニングに繋げていく。

健康

鼻水、咳が出ている子が多くいた。鼻水が出ていると指を差して教えてくれたり、自らティッシュをとって鼻を拭いたり、ゴミ箱に捨てに行く姿も見られる。冬に近づき感染症の流行も心配されるため、子どもの様子をよく観察しながら空気清浄機を活用したり、こまめに室内の換気をしたりして対策をとっていく。散歩は日当たりが良く過ごしやすい場所を選んでおり、その日の気候に適した服装で戸外に出る様にしている。

身体発達

涼しくなり散歩に行く機会が増え、「歩く?」と声を掛けると頷いたり「あるく」と主張したりし、友だちと手を繋ぎ歩く事を楽しんでいる。歩き疲れると座り込んだり「バギーに乗る」と言ったりする姿も見られるが、みんな歩く事が上手になってきているので順番に歩くことを楽しんでいる。公園などで身近な自然に触れながら、色々な物に興味を持ち探索する姿が見られた。身体操作が巧みになってきていて段差を両足ジャンプでおりたり保育者と追いかけっこをしたり、スロープや段差を上り下りしたりと全身を使ってのびのびと過ごしている。これからの寒い冬も元気に過ごしていけるよう、室内でも身体を十分に動かせる遊びを工夫していく。

情緒面

先月同様自己主張がより一層強くなってきた。また、気の合う友だちと遊ぶことを「楽しい」「嬉しい」と感じてきている。泣いてしまっている子には近くに居る他児が寄り添い〝ポンポン″と優しく頭を撫でてあげる姿も見られた。遊びを邪魔されたくないという気持ちから口や手が出てしまうトラブルもあったが、子どもに寄り添いながら仲立ちを行った。今後も子どもたちが満足し、安心して落ち着いて過ごせるようにしていく。

言葉

普段、保育者が言っている言葉をオウム返しで真似をして言うなど、高月齢児は遊びの中で友だちとの言葉のやり取りを通して、関わりを深めている姿が見られる。低月齢児も身振りや手振り、片言の言葉で、保育者との言葉のやり取りを楽しんでいる。引き続き、子どもの思いに寄り添いながら、言葉のやり取りを一緒に楽しみ、言葉の取得を働きかけていく。…

1歳あひる組2023年度10月のまとめ

食事

食べることが好きなので、食事の時間を待ちわびている子が多い。
好き嫌いがはっきりとしてきて、野菜を苦手とする子が増え、手を付けないことが多い。無理強いではなく、一口食べてみる?と言った声掛けで少しずつ促している。給食中に回ってくる野菜には興味を持ち、どこに入っているかを探すことを楽しんでいるので、絵本を通して関心を持っていけるように工夫していく。好きな物はよくおかわりをして食べている。個々のペースに合わせて、食事の時間を楽しめるように工夫をしていく。

睡眠

少しずつ寝る時間が長くなってきている。その日の活動内容によっては入眠までに時間がかかる子や眠たいのになかなか入眠できずにグズグズする子もいる。個々に合わせてゆっくりと休息が取れるようにしていく。徐々に気温が低くなる時期なので、うまく空調を使って快適に過ごせるようにしていく。

排泄

トイレに興味を持つ子はあまり見られない。「オムツ替えようか」と保育者に声をかけられると、うんと頷く姿が見られる。全体的にオムツやズボンの着脱に積極的に取り組む姿が増えてきた。排尿の有無に関わらず、便座に座り満足する子もいるので、その気持ちを受けとめて寄り添っている。引き続きオムツが濡れたことに気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。

健康

大きく体調を崩す子はなく、感染症で欠席する子はいなかった。鼻水や咳が出ている子は多く、体調管理に努めた。季節の変わり目で体調が崩れやすい時期で疲れもたまりやすく、朝から不機嫌な子もいた。こまめに鼻水を拭いて、清潔を保てるようにする。この先空気も乾燥してくる時季なので感染症が流行しないよう加湿もしっかり行っていきたい。

身体発達

高月齢の子は散歩で長い距離を歩けるようになってきている。低月齢の子など、バギーに乗って散歩に出る子も、足腰がしっかりとしてきて少しずつ歩いて散歩に行けるようにしたい。過ごしやすい気候で散歩に出る機会が増えてきた。落ち葉やどんぐりなど指先を上手に使い拾って袋に入れて楽しんでいる。ちょっとして段差を乗り越えたり、手すりにつかまって階段の上り下りをしてみたりと細かい動作ができるようになってきた。

情緒面

自己主張がより一層強くなってきた。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、気持ちに寄り添ってその子に応じた言葉がけをしてきた。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えているが、「かして」と言えるようにもなってきている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

友だち同士で言葉でのやり取りを楽しむ姿が見られ、友だちの名前を言ってコミュニケーションを取れるようにもなってきた。手遊びや童謡を一緒に歌う姿も見られ、楽しく参加している。散歩先で見えたものを指差しして、「でんしゃ」「バス」「あり」など、理解して発語することが増えて、保育者との関わりも今まで以上に密になってきている。思ったことを言葉にする楽しさも感じ始めているので、「あった」「いた」などと言葉を発したときは、発見を受け止めて、一緒に楽しんでいくようにしていく。…

1歳あひる組2023年度9月のまとめ

食事

食事の時間になると、自らエプロンを取りに行く姿が多く見られるようになった。スプーンですくう量は多い為、口に入りきらない事があるので、保育者が一口の量を見せながら介助していく。本日の食材として、野菜を見せると「にんじん!」や「じゃがいも」と言いながら、お皿の中を指差し教える子もいて興味を持っていると感じる。食事のペースは個人差があり、ゆっくり食べている子もいるため、できる限りその子のペースに合わせながら、楽しく食事ができるようにしていく。

睡眠

食事後、自分の布団を見つけると嬉しそうに横になったり、お気に入りの玩具や人形を布団まで持っていったりする姿が見られる。そして、その玩具で少しの時間遊ぶと満足して入眠しようとしている。残暑による暑さが続いていたため、空調を使用しながら快適ななかで入眠できるよう心掛けた。高月齢の子は、体力がついてきたのか、なかなか入眠できずにいる事が増えている。睡眠時間が短くなることで午後、疲れが残っていないか注意してみていく。

排泄

まだ、トイレに関心を持つ子は少ないが、オムツが濡れている時に声を掛けると、すすんで取り替えに来る姿が見られる。午睡後、オムツが濡れていない子も数人いるため、タイミングを見て、トイレに誘っていき排尿があった時には、褒める事で自信に繋げていく。一人ひとりの成長や排尿間隔を考慮しながら、トイレトレーニングに繋がるように日々、過ごしていく。

健康

発熱による欠席が数人いる日があったが、基本的に元気に登園していた。ただ、まだまだ暑い日が続いていたため、疲れが見られる子が多くいた。水遊び後や戸外で遊んだ時には、こまめな水分補給をして熱中症予防をしていく。汗をかいた時には、シャワーを浴びて気持ち良く過ごせるようにした。手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいる為保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

身体発達

年長児と一緒に散歩に出掛けると、手を繋いで歩いている姿も見られて成長を感じる。両足を揃えてジャンプをする子や思い切り走る子など動きが活発になってきている。低月齢の子も走ることができるようになってきているため、転倒し怪我のないように配慮していく。

情緒面

自我の芽生えから思い通りにいかないことや、嫌なことがあると怒ったり手が出たり泣いたりする姿がある。玩具の取り合いによる喧嘩も増えてきているため、怪我のないように見守っていく。他児との関わりも増えていて、一緒に遊びながら笑いあったり、友だちの真似をして楽しく遊んでいたりしている。友だちが泣いている時には、そっと近寄り、頭を撫でてあげる姿も見られる。

言葉

「電車」や「アンパンマン」など興味のあるものを言葉に出している。低月齢の子も自分の思いを伝えようと、喃語や片言の言葉、仕草等で伝えようとする姿が見られる。高月齢の子は、二語文ほどの言葉で会話になっていて楽しんでいる様子が見られる。「なんで〇〇なの?」と保育者に質問する子もいて、様々なことに関心を持っている。より、発語が見られるように話しかけ、落ち着いて話を聞く事ができる環境をつくっていく。…

1歳あひる組2023年度8月のまとめ

食事

保育者の声掛けや準備をする様子を見て、子どもたちも手を洗ったり椅子に座ったりと進んで給食の準備をしている。低月齢の子は「自分で食べたい」という意欲はあるが、スプーンで上手く一口分をすくえなかったり、口に入らなかったりするので、保育者が様子を見ながらスプーンにすくう等して介助していく。友だちが食べている様子を見て苦手な野菜に挑戦する子も増えてきた。一口食べて美味しさが分かると「美味しい!」と言いおかわりをする姿も見られる。今後も友だちと一緒に食べる楽しさを味わいながら、色々な食材に挑戦していってほしい。

睡眠

水遊びをした日は疲れからか自ら布団へ行き身体を休めている子が多く、ずっとおんぶで寝ていた子も布団で横になり眠れることが増えた。室内で過ごした日は体力が有り余っているのか、なかなか寝付けない子や睡眠時間が短い子もいる。
寝付くまではそれぞれ絵本を見たり、ぬいぐるみと一緒に布団に入ったりし落ち着いた時間を過ごしている。まだまだ暑い日が続くので室内の空調調節や静かな雰囲気作りを心掛け、一人ひとりが快適に休める環境を作っていく。

排泄

トイレへの興味を示す子は少ないが、オムツに排泄したことを言葉や、新しいオムツを自分で持って来て伝えようとしてくれる子が増えた。
オムツがぬれていない時など「トイレ行ってみる?」と声を掛け、便座に座ってみるよう促しながら少しずつトイレに興味を持ってもらえるようにしていく。

健康

熱で欠席する子は少なくなってきたが、夏の暑さからか疲れが出てきている子が多い。先月に引き続き、日々の検温や子どもの様子の変化に気を付けながら、体調管理を行い、こまめな水分補給で熱中症予防に努めていく。
蚊に刺され、腫れが大きくなってしまう子が多かったので、外に出る時には虫除けスプレーを忘れずに行い、腫れてしまった時には保冷剤で冷やす等して対処していく。

身体発達

低月齢の子も歩行が安定してきて行動範囲が広がり、歩く楽しさを味わっている。先月に引き続き気温の高い日が多いが、日陰が多く過ごしやすい日は短時間、散歩に行ったり、外遊びをしたりして気分転換を行っている。室内ではピアノの音に合わせてリトミックを行ったり、ダンスや階段登りをしたりと活発に体を動かすこともあれば、紙粘土や春雨の感触遊びを楽しむこともある。水遊びでは嫌がる子もいなくなり、全身で水を浴びる子や、タライの水をジョウロやバケツに出し入れする子などそれぞれ好きな遊び方で参加している。今後も静と動の活動を取り入れながら様々な活動を行っていきたい。

情緒面

夏の疲れからか、低月齢の子は夕方機嫌が悪くなることが多くあったが、その都度保育者とスキンシップをとったり、抱っこをしたりすることで気持ちを落ち着かせていた。また、友だちへ興味を示すようになり、近くで遊び、顔を見合わせて笑い合う姿がよく見られる。しかし、それに伴って玩具の取り合いなど力加減が分からず危険な時もあるので注意して見守っていく。高月齢の子は友だちとの関わりの中で自分の思いが上手く伝わらず手が出てしまうことが増えた。そんな時には保育者がお互いの気持ちを受け止め、仲介に入っている。

言葉

低月齢の子は喃語や発語が多くなり、同じ言葉を繰り返し発したり、友だちの名前を呼んだりする姿が見られるようになった。喃語や発語に対して応答的に関わることで、言葉を発する喜びを味わっている。高月齢の子は二語文で話す子が増え、友だちや保育者と言葉のやりとりを楽しんでいる。休日にあった楽しい出来事を話したり、その時感じたことを言葉で表現したりするようになってきた。…

1歳あひる組2023年度7月のまとめ

食事

食事に意欲的な子が多くおかわりをよくする。スプーンを使って上手に食べている。先月同様、野菜が苦手で残す子が多いが、実際の食材を見て名前を言ったり、触れてみたりして興味を示しているため引き続き色々な食材に触れながら、食材への興味や食べるきっかけに繋がっていくよう見守っていく。

睡眠

食後の着替えが終わった後、自ら布団に行き横になる子が増えてきた。しばらく玩具で遊び、満足してから寝る子もいる。咳き込んでなかなか寝付けない子や、起きてしまう子には背中に布団を入れるなど対応し快適な睡眠に繋げていく。

排泄

おむつ替えをしていると自らオムツを持ってくる子が増えてきている。便座に座って排泄出来た子もいるため十分に褒め、自信になるよう繋げていく。今後もオムツ替えをこまめに行い、濡れている不快感や替えた時の清潔感を感じられるようにする。また、暑い日が続いているので十分に水分が取れているかをおむつ替えの際の排尿の量や色などからも確認し、排便の様子からも体調に変わりはないか注意することを心掛けた。

健康

鼻水、咳は変わらず継続している。ヘルパンギーナや発熱などで欠席や早退もあった。保護者とも連携を取り合い、その日の子どもの表情や行動に十分に目を向け、体調の変化に十分に配慮していく。特に熱中症には注意し、こまめな水分補給を行っていく。

身体発達

今までつかまり立ちやつたい歩きをしていた子も徐々に歩くようになってきた。それぞれの動きが活発になる事で怪我が増えるので、周りの環境に十分に配慮し、安全な環境を整えている。今月は、熱中症アラート発令の日が続き、なかなか外遊びができず週2回はテラスで水遊び。それ以外の日は室内での活動が多かった。氷や片栗粉を使っての感触遊びの他に階段を登ったり机や棚の上にマットをかけ、よじ登ったり室内でも体を出来るだけ沢山動かして遊べるよう工夫していった。またシール貼りやテープはがしを楽しんでいる子が多いため、指先を使う玩具や製作遊びを積極的にしていきたい。

情緒面

保育者とスキンシップを取ったり、友だちとのやり取りを楽しんだり自分の気持ちを表現しながら満足そうに過ごしている。友だちの楽しそうな遊びに強引に入ってしまい、トラブルになってしまうこともあるが、子どもの気持ちに寄り添い、個々の遊びを見守りながら安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

先月に引き続き積極的に自分の気持ちや要求を身振り手振りに加え喃語や単語、二語文などそれぞれの発達に応じた言葉で伝えようとする。友だちの名前も覚えて呼んでもいる。保育者が歌を歌うと一緒に歌ったり、絵本を読むとセリフを真似したりしている。子どもたちが好きな歌や絵本で楽しみながら言葉に触れていけるよう工夫をしていき、言葉のやり取りを楽しんでいきたい。…

1歳あひる組2023年度6月のまとめ

食事

保育者が「お腹空いたね。そろそろ給食食べようか!」と声を掛けると元気に「うん!」と返事が返ってきて、自分から手を洗いに行き好きな席に座る。保育者が「いただきます」と言うと手を合わせてお辞儀をしてから食べる姿も見られる。先月同様、野菜が苦手な子が多く午後のおやつにとうもろこしが出た時、一口も食べない子がほとんどだった。一口食べたら甘くて美味しいのが分かり、きっと食べられるのにと残念に思い、前日に皮むきを体験してみる事にした。一人で一本全てむく子、担任や友だちと一緒にむく子、側でじっと見るだけの子とそれぞれだった。次の日のおやつに出てきたとうもろこしが、昨日自分たちでむいたとうもろこしだと分かると、一口は食べてみようと口に運んでいた。どうしても食べられない子もいたが、ほとんどの子が完食し、おかわりする子もいた。今後も食育につながる活動を取り入れていきたい。

睡眠

その日の日中の活動によってあっという間に入眠できる日、なかなか入眠できない日、眠たいけど寝ぐずって泣き抱っこで入眠する日と様々だが、その日の体力や気分に合わせ子ども一人ひとりが安心できる午睡の仕方を考え関わっている。一度起きてしまった子も保育者が抱っこしたり、トントンしたりして再入眠できるように配慮していく。

排泄

尿が出るとオムツを触ったりオムツを持ってきたりして教えてくれる子が多くなってきた。便をした時もお尻を押さえて出た事を知らせてくれる子や、保育者が「誰かうんちしたかな?」と言うとニコニコしながらお尻を押さえ保育者の側に来る子もいる。暑くなり肌トラブルも多くなっていく時期なので、オムツ替えをこまめに行い、濡れている不快感や替えた時の気持ち良さ、清潔感を感じられるようにする。

健康

今月も発熱や咳で欠席する子が多かった。登園してからも咳や鼻水の症状が長引き、午睡時に咳込む子が多かった。検温や触診をこまめに行い、体調管理を徹底し担任間での体調に関する情報を周知していった。汗をかいた時はシャワーや着替えをして、汗をかいたままの服で体を冷やし体調を崩さない配慮も心掛けた。
着脱では、脱いだり履いたりすることを自分でやってみようとする姿が見られるようになってきた。まだまだ上手くできずにいるが「自分でしたい」という気持ちを大切にしながら、頑張っている姿を見守ったり、さり気なく手伝ったりして、自分でできた嬉しさを共感していく。

身体発達

ダンスが好きな子が多く、曲が流れると笑顔を見せ踊る。人差し指を立てて「もう一回」と保育者にリクエストをする。室内や園庭にある車の玩具を押しながら元気に走り回る。まだ膝を付いたままで走らせる子もいるが、長い時間続けて走らせており体力が付いてきたのを感じる。段差をジャンプして降りる子、まだまだ慎重な子もいるが、やってみようという姿も多く見られるようになっている。低月齢の子も段差をよじ登ったり超えたりして活発に動き回っている。また、泥んこ遊びや絵の具遊びなどの感触遊びも楽しんでいる。今後も様々な感触遊びを行っていきたい。

情緒面

保育者との関わりが深まり、登園時も安心して抱っこを求め遊び始める子が増えた。保育者が側で一緒に遊ぶことで落ち着き遊んでいる。
友だちとの関わりが増えてきたと同時に、玩具や場所の取り合いで口が開いたり、手が出たりする。一人ひとりが満足を味わえるように遊ぶ環境を整える。子どもたちの関わりを見守り保育者も一緒に遊びながら関わり方を知らせていく。

言葉

自分の気持ちや要求を喃語や単語、二語文などそれぞれの発達に応じた言葉で伝えようとする。話したい気持ちに共感し、保育者が代弁や言葉を添えることで、発語を引き出していく。また、ゆったりと絵本や紙芝居を見たり、手遊びや歌を歌ったり、様々な言葉に触れ語彙の獲得に繋げていく。…