1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2024年度10月のまとめ

健康

手足口病にかかった子が多く、欠席が多い日があった。季節の変わり目から、咳、鼻水が出る子も増えた。自分で鼻水を拭いてほしいと保育者に声を掛ける子どもの姿がある。
登ったり走ったりが楽しくなってくる時期でもあるので、怪我の無いように配慮しながら走ったり跳んだりの活動を取り入れ、動きたい欲求を満たせるようにしていきたい。

環境

暑さがようやく落ち着き、散歩にでられる日が増えた。様々な虫や落ち葉に出会い、子どもたちも興味を示している。ドングリや葉っぱや枝など、子どもたちが気に入った物を持ち帰られるように袋を準備すると、嬉しそうに手にもち、気持ち良く帰園できた。日中はまだ暖かい日もあるので、暑すぎないように薄着で過ごすように調節していく。

言葉

高月齢の子は2語文で話すようになり、保育者や子どもたち同士で言葉のやりとりを楽しんでいる。低月齢の子も、保育者の言葉を理解し頷いたり、言葉で伝えようとする姿が見られる。くり返しの多い本や、子どもたちが好きな本を読むと、覚えてその単語を口ずさむ姿が見られる。引き続き簡単なやりとりや繰り返しの多い本などを読み、言葉のやりとりを楽しんでいきたい。

人間関係

戸外や散歩では、友だち同士の関わりが増えて、手を繋いで歩く姿も見られた。少しずつ気の合う友だちもできているが、その反面、トラブルも増えてきている。まだまだ自分の気持ちをうまく伝える事ができず、噛みつきや引っ掻きなどのトラブルになることがある。保育者が仲介しながらも、言葉を添えて相手の気持ちを伝えていく。保育者も簡単なごっこ遊びなどを一緒に楽しみながら友だちと遊ぶ楽しさを伝えていきたい。

表現

楽しんでいる体操の踊りを覚え、曲がかかると自信満々に踊る子も見られる。子ども同士で手を繋いで歩いたりと、友だちどうしでも楽しんでいる姿が見られた。室内では色々なところで活動するように心掛け、集中して遊べるように工夫していった。季節の物は、暑さのため感じることは少なかったが、製作や歌から楽しめる様に心掛けた。絵の具遊びでは、スポンジを使い、画用紙に色を付けることを楽しんでいた。べったりと手の平に絵の具をつけている姿も見られ、満足そうだった。

食育

好き嫌いがはっきりとしてきて、野菜を苦手とする子が増え、手を付けないことが多い。無理強いではなく、「○○ちゃん美味しそうに食べてるね」と言った声掛けで少しずつ促している。お皿に入っている食材を指差し、「これなに?」と、興味を示している姿もある。好きな物はよくおかわりをして食べている。個々のペースに合わせて、スプーンですくって置くなど、援助をし、個々のペースに合わせて食事の時間を楽しめるように工夫していく。…

1歳あひる組2024年度9月のまとめ

健康

欠席がなく元気に登園することが増えたが、9月中旬に発熱など体調を崩して休む子もいた。引き続き体調面に気を付けながら過ごせるようにしたい。体力もついてきたので、その日の子どもの様子に合わせて活動時間を変えていくようにした。気温差が出てくるので肌寒い時には、長袖を着て体温調節をするなどして気を付けていく。

環境

残暑が続いていたため、室内で過ごすことが多かった。パズルや新聞紙を破いて遊ぶなど、子どもたちの興味があるものを取り入れながら活動をしていった。朝晩の寒暖差で鼻水が出る子がいたが、無理なく活動できるように室内で過ごした。今後は、外での時間も増えてくるので外遊びも工夫して全身を使い遊べるようにしていく。

言葉

低月齢の子も、喃語で話をしようとする姿や一語文ほどの言葉が見られるようになった。子ども同士で、話をしながら遊んでいることもあり、成長を感じる。より、発語が見られるように落ち着いた環境で話をしていき、ゆっくり話かけることも心掛けていく。

人間関係

戸外や散歩では、友だち同士の関わりが増えて、手を繋いで歩く姿も見られた。その反面、自分の気持ちをうまく伝える事ができず、噛みつきや引っ掻きなどのトラブルになることがある。保育者が仲介しながらも、言葉を添えて相手の気持ちを伝えていく。玩具の数を増やしたり、コーナー作りをすることで環境を整えていく。

表現

音楽に合わせて、ダンスをしたり子ども同士で手を繋いで歩いて見たりと楽しんでいる姿が見られた。室内では色々なところで活動するように心掛け、集中して遊べるように工夫していった。季節の物は、暑さのため感じることは少なかったが、製作や歌から楽しめる様に心掛けた。絵の具遊びでは、スポンジを使い、画用紙に色を付けることを楽しんでいた。べったりと手の平に絵の具をつけている姿も見られ、満足そうだった。

食育

食事をすると、子どもたちから「おいしい」という言葉が聞こえてくることもあり、嬉しそうにしていた。食材を見ながら、「じゃがいも」や「とうふ」など名前を言いながら口にしている姿も見られる。手づかみで食べている子もいるが、スプーンを持たせてあげると頑張って食べようとしていた。…

1歳あひる組2024年度8月のまとめ

健康

発熱による欠席が数人いる日があったが、基本的に元気に登園していた。暑い日が続いていたため、疲れが見られる子が多くいた。活動前、活動中にもこまめな水分補給をして、熱中症予防をしていく。汗をかいた時には、シャワーを浴びて気持ち良く過ごせるようにした。手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいるため、保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

環境

暑い日が続き、室内で過ごすことが増えてきている。そのため、少しでも気分転換ができるように、0歳児や2歳児クラスの保育室で過ごした。また、寒天・氷・はるさめ・小麦粉粘土など、感触遊びを取り入れたことで、全体的落ち着いて過ごせている。まだまだ猛暑日が続くため、子どもの体調や気持ちに寄り添い、少人数で過ごしたり、玩具の入れ替えなどして遊び込めるような環境に工夫していく。

言葉

“電車”や“アンパンマン”など、興味のあるものを言葉に出している。低月齢の子も自分の思いを伝えようと、喃語や片言の言葉、仕草等で伝えようとする姿が見られる。高月齢の子は、二語文ほどの言葉で話す姿が増え、やりとりを楽しんでいる様子が見られる。「これはなに?」「○○ちゃんはどこ?」など、保育者に質問する子もいて、様々なことに関心を持っている。丁寧にゆっくり話しかけることで、言葉のやりとりを楽しめるようにしていく。

人間関係

様々な保育者と安心して関わる姿がある。また、クラスの友だちの名前を呼んだり、登園時に嬉しそうに駆け寄る姿も多く見られるようになった。人形とハンカチを使い、おんぶや抱っこしてお母さん、保育者になりきって遊んでいる。言葉がまだ上手く出ず、手が出ることもあるので、保育者が代弁しながら、友だちとの関わりを楽しめるようにしていく。

表現

感触遊びでは、はじめてのものに不安そうな様子もあったが、保育者や友だちの姿をみて触る姿が見られた。保育者の言葉を真似して、“コネコネ”“ねばねば”など言葉で表現している。製作では、“あか”“あお”など、色の名前をいいながら、大きく手を動かして描いている。

食育

暑さもあり、食欲が進まない日があった。スプーンですくって置くと手に持ち、口に運ぶ姿がある。自分でスプーンを使って食べようとする姿も見られる。“これは?”と食材に興味を示す姿があるので、“にんじんあったね”“お肉おいしいね”など、子どもたちと会話を楽しみながら食事をする。…

1歳あひる組2024年度7月のまとめ

健康

7月は手足口病が流行り欠席する子が多かった。休み明けは、ぐずる子もいたが分散して過ごすことで気持ちを切り替えながら過ごすことができたと思う。
友だちと手を繋いで歩くことに興味を示す子が増えてきて、ホールなどで曲を流すと自然と友だちと手を繋いでいる。歩行がまだ完成していない子もいるので保育者も一緒に手を繋いで楽しい雰囲気の中全身を動かせられるように工夫していく。

環境

暑い日が続き、室内で過ごすことが増えてきている。そのため、少しでも気分転換ができるように他クラスで過ごしてみたり寒天・氷遊びなどの感触遊びを取り入れてみたり工夫すると、全体的落ち着いて過ごせている。今後も、猛暑日が続くため子どもの様子や気持ちに寄り添いながら分散や玩具の入れ替えなどして遊び込めるように工夫していく。

言葉

異年齢との交流が増えてきている為、年上の言葉を真似してやり取りをする姿がある。低月齢の子も少しずつ「どうぞ」「かして」など簡単な言葉が出て来ている。また、表情で自分の気持ちを伝える姿も見られるようになってきた。引き続き、絵本を読むなど遊びながら言葉の獲得に繋がるようにしていく。

人間関係

友だち同士の関わりがさらに増えて、一緒に遊ぶ姿が見られる。また、友だち同士が玩具の取り合いをしていると、代わりの玩具をもってくるなど普段保育者が行っていることを真似している。
引き続き、友だちと同士のトラブルにすぐに仲裁に入り止めるのではなく近くで見守り子ども同士のやり取りを大切にしていく。また、同じ玩具を増やす等工夫していく。

表現

寒天や氷遊びなどの感触遊びでは、うさぎ組の遊び方を真似して器に寒天を入れてごっこ遊びをしていた。氷遊びでは、氷に色を付けると画用紙に描くなどそれぞれが自由に感触遊びを楽しんだ。少し感触遊びが苦手な子は、興味を示した題材を使ってお絵描きやシール貼りを楽しんだ。

食育

7月は手足口病が流行った。そのため食欲の変化が見られ休み明けからは、主に白飯と汁だけを好む子が増えてきた。おかずにも興味がでるような声がけと、給食から献立に入っている野菜などを回してもらうなど食材に触れられるよう工夫して様子を見ている。…

1歳あひる組2024年度6月のまとめ

健康

母子分離の際に、泣いてしまう子は少なくなり、安心して過ごせるようになってきている。引き続き、不安な様子がないか注意してみていく。中旬頃から、軟便や水様便の子が多くいたため、おやつ時の牛乳を控えることや食べすぎないようにした。引き続き、一人ひとりの体調を把握して、体調変化に気をつけていく。

環境

雨の日が少なく、戸外遊びを楽しむことができた。散歩先では、自分で歩きたい子も増え、保育者と手を繋いで嬉しそうに歩いている姿がある。月齢の低い子は少人数の方が安心して遊べる子が多く、1便、2便とわけて散歩先に行くことで一人ひとりが安心して遊べる環境をつくることができた。

言葉

高月齢の子のなかで、「おはよう」や「かして」など簡単な言葉のやり取りができる子が増えてきた。低月齢の子は、まだ言葉にできない子が多いが、嬉しいや悲しいなど気持ちを体や態度で表現できるようになってきている。

人間関係

友だち同士の関わりが増えてきて、玩具を「どうぞ」と貸していたり、座るや指を差すなどの動きを真似して遊んでいたりしている。まだ、友だちとの距離感が分からず、強引に関わることで喧嘩になる事があるため、側につきながら怪我のないように見守っていく。その際、すぐに仲裁に入り止めるのではなく、できる限り友だち同士のやりとりを見守るようにしていく。

表現

音楽に合わせて、ダンスをする子が多くいて楽しんでいる。また、自分の気持ちを意思表示できる子が増えてきていて、「いいよ」や「やだ」という気持ちを言葉にしたり、首を振って伝える事がある。子ども達が、より気持ちを出せるように1対1の関わりを大切にしながら、関わっていきたい。

食育

食事の際、スプーンですくって置くと自分で持って食べ、すくってほしいと要求する姿が見られる。まだ手づかみで食べる姿も見られるので、一人ひとり丁寧に保育者が、声を掛けながらスプーンで食べられる様に援助していきたい。また本児のペースで食べられるように、無理せず食事が楽しく落ち着いた雰囲気を心がけていく。…

1歳あひる組2024年度5月のまとめ

健康

GW明けの数日は、休み明けの疲れからなのか発熱による早退が続いた。休み明けで生活のリズムが崩れる子がいないか注意してなるべく個々のペースに合わせるようにしていった。母子分離の際に泣いている子はいるが、切り替えることができているため、様子を見ていった。中旬頃から、アデノウイルスが流行り、高熱・咳からの欠席者が増えた。そのため、塩素系の消毒液を使い、こまめに玩具拭きや床、壁拭きを行った。

環境

雨の日でもソフトブロックや巧技台を使い、昇り降りして体を動かして過ごせる様に室内でも工夫して行った。
戸外では、遊び場の点検を徹底して、安全に遊べるようにした。草木や虫に触れて、春の自然を感じることができた。より興味が持てるように持ち運びやすい図鑑を用意したり、虫を虫かごに入れて観察したりと取り組んでいきたい。
言葉 玩具の取り合いなど、思い通りにいかないと声を上げて伝えたり、「やや、やだ」と言ったりなどが増えてきた。また、保育者が間に入り「どーぞ」「かして」と代弁すると真似をする子もいる。
手遊びや絵本が好きで保育者に「やって」「読んで」と仕草で伝える子や言葉にして伝える子が楽しんでいた。

人間関係

他の子どもへの興味がでてきたのか、子ども同士でも顔を見合わせて笑い合う姿も見られ、また関わろうとする姿が見られる。まだ、関わり方がうまくいかず、気持ちが強く出て噛みつきやひっかきに繋がることがあるため、引き続き注意していく。
また、遊びの中でも友だちが遊び込んで楽しんでいると真似をして自分も楽しもうとする様子があった。

表現

それぞれ好きな遊びを見つけると笑顔も見られていた。新生活に徐々に慣れてきて、落ち着いて過ごす時間が増えてきている。オムツ替えや顔を拭くことなど「イヤイヤ」と言って伝える姿が増えてきた。
また、リズム体操や手遊びは興味がある子が参加し、曲のリズムを楽しむ子、保育者の真似をして楽しむ子と様々な楽しみ方をしていた。

食育

食事の時間が楽しみな子が多く、保育者が支度を始めると自分から手を洗ったり、椅子に座ろうとしたりすることが多い。
食事では、手づかみやスプーンを使って自分で食べようとする気持ちを大切にしながら援助することができた。保育者に介助されて食べていた子も少しずつスプーンで食べてみようとする様子が見られた。遊び食べや一度にたくさんの量を口に入れたりする子がいるため、喉につまらせることがないよう注意していきたい。…

1歳あひる組2024年度4月のまとめ

健康

登降園時保護者との連携を密にとることで、一人ひとりに生活リズムやペースを大切にしながら保育ができた。環境の変化で疲れが見られ、体調を崩してしまい休む子も多かった。来月も家庭と連携しながら、体調に配慮し、過ごしていこうと思う。

環境

新しい環境になり、母子分離時や家でも落ち着かないことがあるため、スキンシップをとり安心して過ごせるように関わった。また、在園児も、泣いている声や新しい担任になり不安な表情が見られるため抱っこや遊びに誘うことで落ち着いていた。
室内で過ごすときは、保育室と廊下のドアを開けて興味を示したところで自由に遊べるように援助ができた。
天気が良い日は、戸外に出て花や生き物を見て気分転換ができた。

言葉

自分の思いを言葉や仕草で伝えようとする姿があり、その気持ちを丁寧に受け止めた。また、言葉で代弁することで、相手に気持ちが伝わり笑顔が見られた。
また、子どもたちの興味がある絵本や手遊び・歌などを通して、喃語や簡単な言葉遊びを楽しむことができた。

人間関係

慣らし期間中は、全体的に落ち着きがないこともあったが、新しい環境の不安や甘えを十分に受け止め、子どものその時々の気持ちに応対的に関わることができた。
まだ、言葉が未熟なこともあり、手を出してしまう子も増えてきたため、保育者が仲介しながら関わり方を伝え、友だち同士でのやり取りを楽しめるようにした。

表現

リズム体操や手遊び歌が始まると、興味を持った子が自然に参加した。曲に合わせて体を揺らしたり、口ずさんだりする姿や、保育者の身振り手振りを真似して楽しむ子もいた。
シール貼りや剥がすことを楽しんでいる。

食育

時間差をつけて食べることで、食べる時には落ち着いていた。個別で食べにくい食材があった時には栄養士と連携を取り即座に対応することができた。
手づかみ食べや、スプーンを交互に使い意欲的に食べていた。また、副菜が苦手で食べない子もいるが、「~おいしそうだね」「どんな味かな?」と食材に興味が持てるような言葉がけをすると、食べてみようとする子もいた。苦手だったけど食べられた喜びを共感した。…

1歳あひる組2023年度3月のまとめ

食事

野菜や汁物など嫌いなメニューだと残している子が数人いたが、苦手な物を食べる友だちの姿を見て、以前よりも意欲的に食べようとすることが増えていき、保育者に褒めてもらい喜んでいた。高月齢児の子は、スプーンやフォークを上手に使い食べることができていた。まだ、数人の子は、横を向いて食べたり、片足を立てていたりと姿勢が悪いため、声を掛けていく。

睡眠

抱っこやおんぶを求めた時は、気持ちを受け止めてもらうと安心して眠っていた。
一定時間十分に眠れると機嫌よく目覚めていた。うつ伏せ寝になりやすい子は、今後も横向きや仰向けにしこまめに態勢を変えていく。

排泄

まだ、おむつが濡れていても気にしない子が多くいるが、その都度「濡れているから替えようね」と声を掛けると自分でおむつを出してくる姿が見られる。個人差はあるが、出ることを保育者に知らせることができる子もいる。

健康

子どもたちの体調の変化に気をつけながら、こまめな触診や視診をしていく。鼻水が出ていると、自分で保育者のところへ行き、ティッシュをもらって拭いている子が多くなってきた。戸外から帰ったときには、すすんで手洗いを始めているが、石鹸を使用してもすぐに流してしまい、十分に洗う事ができていない様子なので、声を掛けながら介助していく。また感染症予防のため、室内の換気をこまめにし室温や湿度に気を付けながら、快適に過ごせるようにする。

身体発達

園庭や戸外では、ごっこ遊びをしながら、追いかけっこやかくれんぼなどをして身体を動かして遊び過ごしていた。また、散歩中は「歩きたい。」と主張して嬉しそうに友だちを手を繋いで歩く子が多くいる。ボール遊びでは、以前は転がすだけだったが、上投げ、下投げをして楽しむ姿も見られる。動きが活発になった事で、子ども同士の衝突も増えてきているため、注意して見ていく。

情緒面

自己主張がはっきりしてきており、言葉や態度で表現することが増えてきた。自分の思い通りにいかないと泣いたり、怒ったりしてトラブルになることもあるが、声を掛けると理解し、納得していることもある。気の合う友だちと一緒に同じ遊びを共有することを喜んだり、保育者や年上の友だちの行動を真似したりして楽しんでいた。また、年上の友だちから優しくしてもらうことを喜び、自分より小さい子には玩具を貸してあげたりお世話をしようとしたりする心の成長も感じた。

言葉

個人差はあるが、低月齢児も一語文、二語文を話すようになり、はっきりと聞き取れる言葉も増えてきた。語彙が全体的に増え、それに伴い友だちとのごっこ遊びも何人かでのやり取りが見られる。自分の名前や保育者の名前もよく呼ぶようになり、やりたいことや嫌な事を簡単な言葉で表している。高月齢児は、家庭であった事や経験した出来事を言葉にして、会話を楽しんでいた。…

1歳あひる組2023年度2月のまとめ

食事

活動量が増え、からだも大きくなってきたこともあり、食欲旺盛な子どもが多い。おかわりの量も増やしてもらい、増えた分も完食する日が増えてきている。友だちが意欲的に食べる姿を見て、自分も食べてみよう!と進んで食べる子が増えた。野菜の入ったおかずが苦手も子もおり、器用に野菜だけを取り除いて食べたいものを食べる姿も見られる。食事の途中で席を立ってしまう子もいるので、「お口の中のものをごっくんしてから席を立とうね」と声を掛け、のどに食材が詰まらないように配慮をしていく。

睡眠

活動の時間が延び、食後の着替えを済ませた後にまだ遊びたい子もおり、遊びたい気持ちが満たされると自分から布団に向かい横になる子もいる。個々の気持ちを尊重し、無理なくゆったりとした雰囲気の中で休息を取れるようにしたい。入眠時間が遅くなってしまった子は、起こすタイミングをずらして、気持ちよく目覚められるようにしている。

排泄

午睡明けにオムツに排尿していない子もおり、トイレに誘い、座ってみると成功する子も出てきた。その時の気分で嫌だという子もいるので、無理強いせずに個々の気持ちを尊重し様子を見ている。オムツが汚れていることを不快に思う子もいて、「おしっこでたよ」「うんちでたー」と教えてくれる子も多くなってきている。

健康

インフルエンザで欠席する子もいたが、クラスで流行することもなかった。しかし、咳や鼻水が出ていて、風邪症状の子が多い。鼻水が出たことを子どもから知らせてくれ、鼻水をふき取り清潔を保てるようにした。入室後の手洗いも自分から水道に向かうことができ、洋服が濡れないように自分で袖をまくり手洗いしている。手の平はしっかり洗えているが手の甲が洗えていないので、感染症予防も意識して声を掛け、手洗いを促していきたい。空気が乾燥していることもり、肌が乾燥して痒そうにしている子も見られた。保護者と共有し、必要に応じてワセリンを塗って対応した。

身体発達

身体の動かし方がダイナミックになり、園庭でもホールでも散歩先の公園でもよく走っている。散歩では「あるきたい!」と子どもたちから声が挙がり歩くことが楽しいという気持ちが伝わってくる。安全を第一にバギーを使用して歩きたい子は歩き、バギーに乗りたい子は乗り、途中で歩きたい子は交代して歩いて散歩に出ている。足腰がしっかりとしてきて歩く距離も伸びてきている。ちょっとした段差もジャンプして着地も上手くバランスを取っている。身体を動かすことが増えた分、転倒することも増えているので、怪我に十分に注意していく。

情緒面

自分の思うようにできない気持ちを受け止め、共感したり援助したりすることで、気持ちを表せるように関わり、伝わった喜びを感じられるようにする。友だちが困っていると声を掛ける場面が多く見られるので、子ども同士のやり取りを見守り思いやりを持って関われるように、時には仲立ちをしていく。

言葉

語彙が増え言葉も明瞭になってきて、友だちの名前を呼んだり自分の気持ちを単語や言葉で伝えようとしたりする。友だちや保育者との言葉でのコミュニケーションが増え、おしゃべりを楽しむ子どもが増える。友だちとのやり取りの中で「かして」や「いまつかってるよ」と言える子が出てきて、子ども同士の会話の中で話がまとまっていることもある。必要に応じて仲立ちをし、言葉による気持ちの伝え合いができるように援助していく。…

1歳あひる組2023年度1月のまとめ

食事

子どもたちの動きも活発になり、全身を使って良く遊ぶようになった事もあってか、食欲旺盛であちらこちらで「おかわり!」の元気な声が響き渡っている。おかわり分も完食し、子どもたちが満足できない時は給食の職員におかわりを追加してもらう日も多くあった。野菜は相変わらず苦手な子が多く一口も食べられない子が何人かはいるが「これなら食べる」と言って自分で食べられそうな野菜だけ器用に取って食べる姿も見られる。また、焼きそばに入っている野菜は気にしないで食べている姿を見て、全く食べられないのではないのだという事にも気付く事ができた。また、ある程度お腹が満たされると汁の中にお茶を入れたり、食べられない食材を手でぐちゃぐちゃにしたりする姿が見られるので「お腹がいっぱいになったらご馳走様にしようね」と声掛けをして食材は遊ぶ物ではない事を伝えていく。

睡眠

無理なく布団に誘う様に関わる。午睡のタイミングがずれてしまうと入眠までに時間がかかり起床時にすっきりと起きられない子もいるので、担任間で連携を取り個々に合わせた対応をし、一日の後半に向け体をしっかり休める大切な時間にしている。また、乾燥する時期なので湿度が低い日は濡れたタオルを掛けるなどの配慮をする。

排泄

オムツ替えをしていると「おしっこ出てない」と教えに来る子もいる。その際トイレに誘ってみるがその日の気分で行ってみたり行かなかったりで、ほとんどの子がトイレに行く事を嫌がる。排尿間隔が長くなってきているので、トイレに子どもたちが好きなキャラクターを貼る等して、色々と工夫をして少しでもトイレに行く機会を増やしていきたい。

健康

年末年始の休み中に発熱や嘔吐等体調を崩している子が多くいた。インフルエンザで欠席の子もいたが、クラス内で感染が広がる事もなく、元気に過ごしている。また、空気の乾燥に伴い口の周りが赤くなったり、背中やお腹の掻き傷等が見られたりするので、空気清浄機の水を補充したり、保護者とも共有してワセリンを塗布し保湿を行っている。鼻水が出ていてもそのままにている子が多い為「鼻水が出たら拭こうね」「綺麗になったら気持ちがいいね」等子どもたちが少しでも意識できる様な声掛けをしていく。手洗いは、声を掛けなくても手の甲や指の間まで丁寧に洗える子もいるが、ペーパーで拭くのは手のひらだけの子がほとんどなので、保育者が一緒に拭いて濡れたままにならない様に配慮をしている。

身体発達

散歩先や園庭、室内でも車の玩具を押しながら走る姿が多く見られる。保育者も一緒に走らせるが子どもたちに追いつかない程足腰がしっかりとしてきたと同時に、散歩時バギーに乗るのを嫌がり「歩くー!」と言って歩ける子が増えてきた。日によって帰りの途中で座り込む子もいるので、無理をせずバギーも使いながら友だちと手をつないで歩く機会を増やしている。また、段差を両足揃えてジャンプしたり、両手を広げバランスを取りながら一人でバランスボードを渡ったり、体の使い方が上手になっている。活発になり転んだりぶつけたりのケガも増えてくる時期なので子どものやる気を大切にしながらケガのないように見守っていきたい。

情緒面

友だちとの関わりが多くなり、一緒に同じ遊びを共有し楽しむ姿が見られる。また、友だちが泣いていると側に行き「どうしたの?」「泣かないよ」と頭を優しく撫でて、玩具の取り合いで友だちを泣かしてしまった時は、保育者が「○○ちゃん泣いちゃったね。どうする?」と声を掛けるだけで、変わりの物を渡したり「いいよ」と言って貸してあげたり、自分で考え解決できる頼もしさや優しさも少しずつ見られるようになってきている。その日の体調や睡眠時間によって気持ちが落ち着かない子もいるので、担任間で連携を取って丁寧に関わり安心してお迎えを待てるようにしていく。

言葉

先月よりもまた語彙が増え、言葉が明瞭になってきており、自分の言っている事を分かってもらえると嬉しそうにうなずき笑顔を見せる。また、保育者の言葉を理解し、態度や簡単な言葉で自分の思いを伝えようとしたり、二語文以上での表現で思いを主張したりする子が増えている。同じ興味の対象を介して友だちとの関わりが広がる時期なので、保育者は仲立ちしながら子どもたちが、言葉で思いをやり取りする喜びや楽しさを経験できるようにしていく。…