0歳ひよこ組月のまとめバックナンバー

0歳ひよこ組2023年度7月のまとめ

食事

中期食1名、後期食6名、完了食1名。保育者が食事の準備を始める姿を見て「早く食べたい」と声を出したり、手洗いや椅子に座ったりして食事を楽しみにしている。どの子も口を大きくあけ、手づかみや時々食具を使って思い思いに食事をしている。中期食の子どもも歯が生え始め、モグモグから噛み噛みへ移行を考えている。食材は中期食のままで後期食の形態にし、食事が進んだ段階で後期食へ移行する。後期食の子は意欲的に食べおかわりもよくする。手づかみがまだ難しい子はスティック状の野菜を持たせると顔を近づけて食べようとする。口に入れられたときに大いに褒めると嬉しそうにしていた。個々の発達段階に応じて食材の形や長さに気をつけて、切ったり、潰したりして対応している。完了食の子どもは、落ち着いて椅子に座り保育者に見守られながら上手に1人で食べる。味覚の発達に伴い、食材の味などに好みが出てきた。今まで食べていた物をいらないと残す姿が見られる。無理強いせずに見守り、食べられたときは褒めていき、楽しく食事ができるようにする。

情緒

人見知りや場所見知りも徐々に減り、安定して過ごす姿が見られる。暑さなどから疲れが見られ、鼻水や咳・発熱で体調を崩す様子もあった。また、午睡や夜寝の時間がズレてしまい生活リズムが乱れてしまう子どももいたため、家庭と連携し早寝早起きに協力してもらう。また、園では午睡時間を調整しながら生活リズムの安定をはかるようにした。0歳児は生活リズムが基本であるため引き続き家庭と連携しながら子どもたちが快適に過ごせるようにする。

低月齢児は、保育者や友だちに興味を持ち始め、声を出したり、手を伸ばして触れたりする姿が見られる。また、あやされることを喜び、いろんな人との関わりを深めている。高月齢児は、保育者の行動や仕草・言葉などを真似し簡単な指示を理解し動こうとする。信頼関係が深まり、やり取りを楽しんでいる。また、保育者を確認しながら行動する姿も見られる。

身体発達

お座りからズリ這いスタイル、ズリ這いからハイハイスタイルに少しずつ体勢が変わってきた。抱っこして足を床に着かなかった子も床に両足をついて喜んでいた。
つかまり立ちをする子、つたい歩きをする子も増え、動きが活発になってきた。
突然転倒することもあるので、保育者が傍につきマットを敷くなどして思う存分楽しめるようにする。階段すべり台など階段遊びを取り入れた。歩ける子は手すりにつかまり階段を登る。またハイハイで登る子もいた。全身を使いマット滑り台を楽しむ。初めての水遊びでは、顔に水がかかり泣いてしまう子もいたが、バケツに水を入れてあげると手先から水に触れ、親しみを持つことができた。制作では初めて絵の具を使う。匂いを嗅いだり自分の手についた絵の具の感触を確かめたりしてペタペタと楽しんでいた。筆に興味をもち使う子もいたので、これからも子どもたちの興味関心に寄り添っていきたい。…

0歳ひよこ組2023年度6月のまとめ

食事

中期食2名、後期食5名、完了食1名。中期食の子どもは、トレーにのった食事を見ると、もぐもぐと口を動かし食べる真似をして食べたい気持ちをアピールしている。後期食の子どもは、小皿にのった野菜などを手掴みし意欲的に食べている。指の力加減が難しく、やわらかい食材を握りつぶしてしまったり、口に運ぶまでに落としてしまったりする姿も見られるが、上手に口に入れることができると嬉しそうにもぐもぐしながら食べている。完了食の子どもは、毎朝のおやつや食事を楽しみにし、自ら手洗いに向かっていた。手づかみを中心に食具も持ってみようとしている。子どもの発達や食べ方に応じて箱椅子を増やし、集中して食事ができるスペースづくりをしている。今後も保育者と一緒に経験を重ねていきたい。

情緒

保育者との愛着関係が確立され、分離時に泣くこともなくなった。やりたいことや思っていることを仕草や表情、声で伝え、気持ちを素直に表現している。保育者と目が合うと笑顔を見せ、自ら近寄る姿もある。保育者の持っている物や行く場所が気になり真似してみようとするため、安全に配慮しながらやりたいことを遊びで取り入れられるようにする。また、担任以外の保育者には人見知りもしていたが、徐々に慣れてきた様子。引き続きいろいろな人と関わる機会を持ち、安心して生活できるようにする。
身体の発達に伴い視野も広がったため、散歩や玩具遊び、友だちとの交流を経て周りの環境を思う存分感じている。戸外では場所見知りする子もいるが、時間と共に慣れてきている。また、何度も行ったことがある場所では砂や草花に触り、自然物に触れる姿もある。機嫌のよい日も多く笑顔がたくさん見られた。次月も保育者と一緒に遊びながら信頼関係を深め、落ち着いて過ごせるようにする。

身体発達

歩行が安定する子や一人座りができるようになる子、ハイハイ・つかまり立ちする子など先月に比べて一人ひとりが自分の体の使い方を知り、できることが増えている。また、視野が広くなったことから行動範囲も広がり、遊び方も少しずつ変わってきたように思う。動きも活発になり高いところに登ったり、物を持ち上げたりしているため、目を離さず安全に活動できるようにしている。散歩の際は立ち乗りバギーを活用し、子どもによってはマットを敷いて、転倒防止しながらつかまり立ちに挑戦している。
手先の微細運動がうまくなり、シールやテープをはがす等、制作も楽しんでいた。遊びの中では、コインの出し入れやボールの掴み方も徐々に正確になった。今後も発達に応じた遊びを提供していきたい。…

0歳ひよこ組2023年度5月のまとめ

食事

月末で初期食1名、中期食3名、後期食3名、完了食1名
食事への興味や意欲のある子が多く、保育者が給食の準備を始めるとじっと見たり、声をあげてアピールしたりする子もいる。ほとんどの子がよく食べ、完食することが増えてきた。咀嚼や嚥下の具合をみて、栄養士・家庭と連携しながら個々に進めていくようにする。
初期食の子は、口をあけて上唇でとりこんでよく食べている。保育者の口の動きを真似できるように、口元やもぐもぐの様子をみせながら食事に慣れ親しんでいけるように進めている。中期食の子は、もぐもぐと口を動かして食べることができるようになってきた。「これはお魚だよ」「おいしいね」と優しく声をかけながら食べ進められるようにしている。後期食、完了食の子は、小皿に入ったものを手先でつかんで食べている。
スプーンに入れてあげるとスプーンをもって自分で口に運ぶ子もいる。自分の食べたいものを声や手をあげることで伝えたり、逆に要らないときは首を振って教えてくれたりもする。食後のミルクは、飲んでいる途中に首を振って要らないというしぐさをする子もいるので、その子の様子やタイミングを見ながら進めるようにしていく。

情緒

朝の分離がスムーズになり保育園生活を安心して過ごせるようになってきていたと感じられる。甘えたいときや眠いときは泣いて抱っこを求め、担任以外の保育者への人見知りが出る子もいるが、愛着関係を築けてきていることを嬉しく感じる。
保育者が子の名前を読んだり、いないいないばあや手遊びをして笑いかけたりすると、口もとを緩めて笑い声を出す様子もあり、表情が豊かになってきた。散歩では、バギーが動き出すと泣いていた子も泣き止んで、車や電車の音のする方向をじっと見たり、
ぱぁ!と声を出して指さしをしたりして保育者に知らせようとする姿もある。
今後も子どもたちの思いをたくさん受け止め、ゆったりと応答的なかかわりを持って過ごしていきたい。

身体発達

仰向けやうつ伏せの状態だった子は、腰が据わって安定してお座りができるようになってきた。ハイハイだった子は棚や柵を利用して積極的につかまり立ちをしている。伝い歩きをしていた子は、立ち上がったり歩いたりするようになってきた。まだ不安定なので怪我のないように部屋の環境を整えていく。室内遊びでは、ソフトマットで滑り台を作ると、ずり這いやハイハイでよじ登ろうとしたり、滑り台を利用してつかまり立ちをしたりしている。手押し車やコンビカーを出すと、保育者が手伝いながらゆっくりと押して進むことができる子もいる。手先の機能も発達してきて、自ら手を伸ばして気になる玩具をつかんだり、つまんだりしているので、体や手先を使ってじっくりと遊べる環境を作っていく。…

0歳ひよこ組2023年度4月のまとめ

食事

月末は、初期食4名、中期食2名、後期食2名。食事に慣れるにつれて、離乳食をよく食べるようになった。授乳では一人ひとりに合わせて哺乳瓶、マグマグやコップを使ってみる等工夫し、十分に授乳ができるように心掛けた。
挽肉など良く噛まないと喉通りが悪いものは、詰まらせないよう一度砕いて注意深く介助している。後期食の子は野菜スティックなど手で掴み口に運んでいる。一口分を歯で噛み切り上手に食べている。
給食の準備をしているとパーテーションに近付き食べたさをアピールしている。ある程度満足すると椅子の上に立とうとしたり、食具で遊び出したりする姿が見られるようになってきた。ミルクから、食事に少しずつ移行するにつれて食べ方も上手になり、午後の離乳食も喜んで食事をしていた。
形状については、細かく栄養士と話し合い、発達に合った離乳食を楽しく食べられるように進めていきたい。

情緒

慣らし保育中では、状況を理解して泣く姿が見られた。玩具に興味を示して切り替えたり、スキンシップをとったりして少しずつ切り替えをして慣れていった。2週目では保育者の顔を覚えて抱っこを求める姿や担任の後追いをする姿も見られた。部屋では様々な玩具を手に取り保育者と顔を見合わせ、言葉かけを聞きながらそれぞれ反応してコミュニケーションを楽しむ。園庭や園外の散歩に出ると周りの景色をよく観察して気分転換ができている。芝生やテラスでは初めて降りた時に怖がる子もいたが、経験を重ねレジャーシートの上に降りて周りの自然物を触ったり、風に当たったりして気持ち良さを感じている。不安が出てきたらその都度スキンシップや歌や玩具で安心感と楽しさを味わえるようにしていく。

身体発達

それぞれの発達に合わせて、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ちで保育者に甘えたり、玩具で遊んだりする姿が見られる。部屋ではマットを活用し、山や滑り台を作るとハイハイで登る子やつかまってみる子、寄りかかってみる子など各々好きに遊んでいる。寝返りが打てるようになった子もおり、腰の据わり具合に合わせ、保育者に支えられながら少しの時間でも座る、うつぶせで顔をあげる等、気分のよっても目線を替えて過ごしてみている。
つかまり立ちをする子の中で、立ちを挑戦する子もおり自分で拍手するなど体が使えることを楽しんでいる。まだまだ不安定なので転倒して怪我をしないように側で見守り、布団などを回りに置いて安全を確保していく。…

0歳ひよこ組2022年度3月のまとめ

食事

完了食9名。

食事の時間になると、袖をまくり石鹸を保育者と一緒に出して手を洗う。エプロンを取りに行く子どもや友だちのエプロンを渡しに行くやりとりを楽しんで行っている。食事の前に食育として使われた野菜を見せると、「ここにあった!」と教えてくれたり、食べなかった子どもが口に持っていき食べてみたりしている。「味噌汁にあったね。」や「食べたね。」と保育者が話しかけると、他の子どもたちも食べてみたり、「小松菜あった!」と教えてくれたりする姿が見られた。保育者や友だちと「美味しいね」など会話をしながらそれぞれが食べたい物を「おかわり!」と言ってお替わりして楽しそうに食べている。

食べ終わるとエプロンを外したり、食器を重ね、手を合わせて「ごちそうさま」をしたりと満足して自ら動いている。できることが増え、喜んで動いている。これからも、子どもたちの行動を見守っていきながら、進級にあたり細かく引き継ぎをしていく。

情緒

保育者に見守られ安心した環境の中、笑顔も多く遊べている。何かを見つけると指をさし教えてくれるようになり、気持ちの共有を求めるようになる。友だちと遊びたい気持ちを保育者が一緒に伝えると、通じ合えたことを喜び、一緒に遊んでいる姿が見られている。お互いを意識し合い、誰かが楽しそうな様子を見つけると、集まってきて一緒に遊ぶ姿が増えている。友だちの様子や気持ちに気が付き、玩具を貸してあげたり、心配して頭をなでに行ったりと子ども同士の関わりも見られている。手遊びや紙芝居をすると、自然に座って集中して見ていたり、真似をしたりして楽しんでいる。引き続き、保育者が子どもの気持ちを代弁しつつ、言葉や心が育つように保育を進めていく。

身体発達

よく身体を動かし遊べている。散歩の時など、追いかけっこや、探索活動を楽しんでいる。まだバランスを崩し転倒したり、近くにいる友だちにぶつかってしまう事もあったりするので、怪我につながらないように気を付けている。歩きたい子どもは、保育者と手を繋ぎ、歩いて公園に向かっている。安全な場所では子ども同士でも手を繋いで嬉しそうに歩いている。引き続き、あひる組に向けて歩く時間を増やしていく。

ひよこ組の子どもたちが、ズボンやオムツ、靴下や靴を自分で脱ぎ履きしようとする姿を見せている。個々の成長に合わせて手伝いながら、自分で出来た喜びを味わえるように今後も子どもの気持ちに、寄り添うことを大切に引き継いでいく。…

0歳ひよこ組2022年度2月のまとめ

食事

後期食1名。完了食8名。

「給食の時間だね」と話しをしたり用意を始まったのを見たりするだけで、袖をまくり手洗いする姿がある。手を洗った後はペーパータオルを取り、手を拭きゴミ箱へ捨てる姿も多くなり、その後エプロンを付け着席している。最近は野菜を嫌がる子もいる。それほど味覚が発達してきたようだ。おかわりしたい際には言葉で伝えたり、仕草で伝えたりしている。満足すると、自分でごちそうさまをして口を拭こうとする。

食育として提示された野菜を用意している。野菜を見て、これがどこに入っているか探したりする姿が見られる。また、掲示された野菜を見てそれを言葉にしたり保育者と会話をしたりすることで少しでも食事に興味が持てるといい。そういった環境の中、楽しい雰囲気で食事をしている。今後も楽しく食事ができるように工夫していく。

情緒

自己主張が本格的に始まったのを感じる。寝るのも嫌!オムツ交換も嫌!玩具も独り占めしたい!…と自分の思いを懸命に伝えている。気持ちを受け止めながら思いに寄り添い、気持ちを分かってもらえた心地良さや、思い通りにはいかないこともあるということも少しずつ感じられるようにしていきたい。

自分の気持ちを言葉や仕草で伝えている。言葉は、二文語話せる子が増えてきた。喃語だった子も単語を話すようになる。友だちや保育者と会話をする事を喜びに感じている様子が見られる。

朝の分離は笑顔で見送ることが出来ている。その後も安心して過ごしている様子が見られる。

身体発達

歩くのが大好きで散歩時歩く人いるか声を掛けるとほとんどの子が歩きたいと伝えている。バギーは1台にする。全員は一気に歩けないので順に歩いている。伝えると待てる子も多い。公園では、砂場遊びや探索中心だったが、友だちや保育者とごっこ遊びやおままごとを楽しむようになる。また、公園で凧あげしながら走り回ったりシャボン玉を追い掛けたりしながら、身体を十分に動かし遊んでいる。

手先の器用さは、更に発達しシール貼りをしたりはがしたりもするのが上手になった。お絵描きはクレヨンで簡単な丸を描いたりなぐり描きを楽しんでいる。…

0歳ひよこ組2022年度1月のまとめ

食事

後期食1名、完了食8名。食べたい子から〔手洗い→自分のエプロンを選ぶ→好きな椅子に座る〕という流れで給食が始まる。教えたわけでなく、水道とテーブルの間にエプロンを並べたら自分で探して保育者に「付けて」と持ってきて付けてもらうと座り、自然と流れができた。

気温が低く、白飯が冷めて固まりやすいので、子どもがスプーンですくいやすいように調理を工夫してもらっている。手先が器用になってきて、食具を上手に使えたり、スプーンを握ったまま麦茶や汁物を飲んだりする姿が見られる。「もっとお野菜」と言う子、欲しい物のお皿を掲げる子など、おかわりしたい物を伝えよそってもらい満足している。牛乳や麦茶を飲む量が以前より増えている。運動量も増し、空気が乾燥しているのでこまめな水分補給を心掛けていきたい。

情緒

初めてのことに対し、興味はあるけど…、いざ行うと「嫌だー」と怒ってしまう子や、嫌だなと言いつつもやってみると楽しんでいる子など様々。絵の具を指で触れなくても絵筆を使えばやり始め、結果的に手に絵の具が付いても気にせず遊べていた。そうやって保育者の工夫や、手を添えることで苦手なことをやってみようという勇気を持つようになった。「できた」を一緒に喜び自信に繋げて行きたいと思う。

他児との関わりが多くなった分トラブルもあるが、コミュニケーションが増えていて一緒に遊ぶ姿がよく見られる。手を繋いだり、降園する友だちに「ばいばい」と手を振ったりして心を通わせている。

5歳児クラスと交流していく中で、積極的に遊んでもらおうとする子や、世話をしてもらうのを嫌がる子、甘えている子など、担任に向ける態度とは違う一面を見せる子など様々だった。

身体発達

「バスいた」「〇〇ちょうだい」と2語文や、「ママは?」と質問する子もいる。言葉を言えない子も、言葉の頭文字を言い、成長を感じる。鼻歌を歌う子、歌詞を口ずさんで歌う子、歌や音楽が好きでみんなでダンスを踊る時間を楽しんでいる。

月齢差はあるが歩行が安定し、散歩の時は公園まで順番に歩いている。凧を持って走る、麦茶が入ったコップを持って歩くなど二つの動作を一緒にできるようになってきた。

手先が器用になってきて、小さなシールを貼ることができたり、ブロックをつなげるのが速くなったりして遊び込めている。ズボンや靴下を脱ぐのもできる子が増えている。いろんなことができるようになってきているので玩具を入れ替え興味ある遊びを準備していきたい…

0歳ひよこ組2022年度12月のまとめ

食事

後期食1名、完了食8名。相変らず、食事準備が始まると水道に行って手を洗おうとする。中には袖をまくろうとする子もいる。習慣になってきて嬉しい。

12月から、調理前の野菜を見たり触れたりと簡単な食育を始める。思っていたより、反応がよく触って楽しんでいる。単語が話せる子は、教えると真似して言っている。少しずつ様々な食材に親しみを持てるといいなと思うので今後も続けていきたい。先月よりおかずを食べるようになってきている。献立が一周するとメニューの味を覚えることで食べるようになってくるようだ。ご飯は硬めのものを嫌がり進まない。自分で汁に付けたりおかずに混ぜたりしながら食べている。咀嚼は十分に行いよく食べ、おかわりも積極的である。手づかみ食べから食具を使用し食べるようになり、成長してきている。手を合わせ“ごちそうさま”の合図をしておしまいを知らせている。

情緒

長期の休みや体調不良が続くと、不安になり朝の分離の際に泣いたり特定の保育者にこだわったりしている。保育者は、子ども一人ひとりのその日の様子・気持ちに寄り添い時に1対1で対応し、情緒の安定を図っている。

自己主張・イヤイヤが出てきている。自分の気持ちを必死に伝えられるようになり成長を感じるとともに気持ちを受け止め言葉に変えながら、自分の気持ちが保育者に伝わったという安心感や信頼感をしっかり感じられるようにしていきたい。遊びや保育者とのふれあい遊びなどで“今は、これをやりたい!”“次はこれをやりたい!”“これ読んで!”“こっちがいい!”等を仕草や言葉で伝え、保育者と一緒に様々な遊びを楽しんでいる。

身体発達

散歩へ出かけると、歩きたいと伝える子が増え、保育者と手を繋ぎ長い距離歩いている。公園では行動範囲が広がり自分で行きたいところに積極的に行き探索を楽しんでいる。簡単な段差や坂に登っていき、登れると嬉しそうにしている。室内では、アスレチックや階段上りを楽しむ。できることが増え、走ることもできるようになり、勢い余って友だち同士で衝突することも多くなってきている。怪我に十分に気を付けたい。

手先を使って新聞紙やお花紙を千切れるようになった。それをぐしゃぐしゃにして投げて楽しんでいる。ボールを投げるのも上手になってきている。…

0歳ひよこ組2022年度11月のまとめ

食事

後期食2名、完了食 7名。食事用意が始まると、気が付き、手洗いに向かい石鹸を付けてごしごしして洗おうとしている。その後自分でエプロンを付ける子も居る。食べる事を楽しみにしている姿が微笑ましい。味覚が発達してきて好き嫌いが見られるようになる。楽しく食べられることが第一優先、無理強いはせず見守っていく。様々なことに興味を持ってきているので調理前の野菜を掲示するなど簡単な食育を行っていきたい。手づかみ食べ中心だったが食具を使って食べる子が増えてきた。しっかり咀嚼しながら食べている。おかわりが欲しい時は喃語や仕草で伝えている。「おかわり」と言葉で言える子もいる。いただきます・ごちそうさまの挨拶、両手を合わせて合図している。

情緒

特定の保育者に関わりを求める子は少しずつ落ち着いてきた。他の保育者でも大丈夫、安心できるという気持ちになり園生活に十分に慣れてきたように思う。登園時も笑顔で「いってらっしゃい」する子が増えた。好きな遊びを見つけ遊びに向かって行っている。友だちと好きな遊びが同じだとちょっとした共感の顔で見合わせ笑い合う姿が見られる。友だちが行っている事にとても興味を持ち見に行ったり玩具を取ったりしている。ケンカにつながることも多くなってきたので、けがの無いように気を付けていく。

戸外に出ると電車やバスなど好きなものが通ると手を振ったり「バス」「でんしゃ!」と言ったり、自分の感じたことを保育者に伝えようとしている。

身体発達

全員歩くようになった。以前から歩いていた子は走るくらいのスピードで動いている。まだ不安定で尻もちをついたりすることが多いので気を付けて見ていく。歩けるようになったことで立ち上がり大好きなダンスを思う存分に踊れるようになった。音楽がなると笑顔になり身振り手振り体を動かしている。

滑り台やアスレチックなど、今まで登れなかった子も足腰の力や手の力でよじ登るのが上手になる。散歩では、歩くことが好きな子が多く“歩きたい”という気持ちを懸命に伝えている。長い距離歩ける様になってきている。手先の機能も発達してきた。簡単なブロックを組み重ねたり、積み木も慎重に乗せたりすることが出来る。今まで出来なかったシール貼りが出来るようになりお絵描きの筆圧も濃くなってきた。…

0歳ひよこ組2022年度10月のまとめ

食事

後期食2名、完了食 6名

自分でスプーンを持って喜んで食べている。上手くスプーンに食べ物が乗らない時は、保育者に手を添えてもらい食べているが、まだ手づかみで食べる事が多い。苦手な物以外はたくさんおかわりをして楽しい雰囲気の中で食べている。副菜を残しがちな子や、果物は苦手だが時には食べている子、牛乳を嫌がる子などがいる。口にしてみようという気持ちになれるよう声を掛け、個々の様子に合わせて進めていきたい。

情緒

数名、特定の保育者にこだわりを持って求める姿がよく見られる。今後も、自分の気持ちを安心して表し、受け止めてもらえる心地よさを感じられるように応えていきたい。保育者や友だちのやることに興味を持ち真似をして、テーブルを拭いたり、友だちに靴を届けたりしている。それを保育者にありがとうと言ってもらい満足そうである。また、保育者が「おはよう」とお辞儀をすると、頭を下げてくれ、保育者とのやり取りを喜んでいる。好奇心が満たされ温かい雰囲気の中で楽しめるよう努めていく。

思い通りにならないことがあると、すぐ手が出るようになってきたのでしっかり側で見守っていく。

チャレンジ精神が芽生えも見られ、階段上りではハイハイがじれったくて、友だちを真似て立って上がることに挑戦する姿が見られた。

身体発達

体力が付いてきたせいか午前睡や食事中の寝ることもなくなっている。また、園舎のホールがある3階までの階段上りが好きで、以前は抱っこを求めていた子もハイハイで上がれるようになり、スピードも増し筋力アップを感じる。また、集中力が続くようになり、紙芝居は全員が興味を持って聞いて、3冊、途中手遊びをはさみながら、15分位楽しめている。保育者の話しを理解し、待つことができる。話せる単語も増え、積み木の絵を見て、名前や泣き真似をして保育者と楽しむ姿が見られる。

散歩の往復の道は、順番にバギーから降り、保育者と手つなぎ歩きを喜んでいる。今後も積極的に戸外に出て身体を動かして遊んで行きたい。…