健康
7月中旬ごろから、下痢や発熱による欠席が続いた。園での排泄、家庭での排泄状況を家庭と共有した。園では視診を行い体調の変化に配慮し、こまめな水分呼吸や戸外での活動時間、室内での運動遊びなど工夫した。
午睡では、睡眠時間が延びている。抱っこやおんぶで寝ていた子が、布団に横になり保育者のトントンで寝付く姿が見られているので、子どもの様子に合わせて自ら睡眠し休息を取るよう促している。夕方の睡眠は、個々に合わせて関わっており、寝ない日も増えている。
環境
気温が高い時には、ひよこ組外のテラスで水遊びや短時間の戸外活動を行った。外に出ることへの意欲が高く、霧吹きや玩具を用意して短時間の戸外活動を行うことが新鮮な様で楽しみ入室を拒む姿も見られる。
室内では、マット遊具や滑り台、飛び石などを使った運動遊び。絵の具やクレヨン、テープはがしなどの卓上遊びなど子どもの日々の様子に合わせた活動を行っている。
言葉
保育者の言葉を理解していて、喃語や身振り表情で反応している。「ご飯を食べる?」「お外に行く?」等の問いかけに、用意された食事や部屋の外を指差して意思を主張している。オムツ替えや着替え等、問い掛けに対して嫌なことがあると首を振ったり、顔を逸らすなどの姿が見られる。出来る限り子どもたちが意欲的に行えるよう、遊びや歌、言葉がけなど関りを工夫している。
人間関係
周りの子どもへの興味や関心が高く、至近距離で触れ合い遊ぶ姿が見られる。ハグや「いいこいいこ」などをすることが増え、手を顔に伸ばす姿が見られる。同時に叩く、つねる等の行動が見られるので、頭を撫でることやタッチをする等代わりの行動を提案することで、怪我に配慮しながら、関心、意欲を損なわないよう工夫している。保育者へ抱っこを求めるなどふれあい遊びや安心を求めている時にはできる限り受け止め、安心して過ごせるように関わっている。
表現
保育者が日頃行っている手遊びや歌、ダンスに合わせて、身体を揺らす、手をキラキラと動かす姿が見られる。製作遊びではタンポやぶっろくなどの玩具を使いスタンプを行った。タンポに慣れるまで手に持つ事に消極的だったが、普段から使用しているブロックを使用することで製作を楽しんでいた。スタンプをする音や、画用紙に色が付くことに気が付き、夢中になる姿や保育者に出来たことをアピールする姿が見られた。
食育
食事では、中期食1名、後期食6名、完了食3名。子どもの食事への意欲が高い時には、手づかみ食べや食具を使うことを促している。食具や手掴みで食べることによって、満足感を得ていることや、おかわりを求める様子が見られる。食事を楽しみ、自信に繋がるように声を掛け関わっていく。…
健康
6月中旬ごろから、アデノウイルス、咳や発熱の症状で欠席する子が多かった。受入れの際に一人一人の視診をしっかりと行った。また、保護者と子どもの情報を共有して体調変化には十分に気を付けた。
少しずつ、午睡時間が延びてきて午後に眠くなることも減ってきた。気温や活動によって睡眠時間が変わってくるので、無理なく過ごせるように個々に合った睡眠のリズムに合わせて関わっていく。
環境
座りバギーに乗って外に出た時には、風が吹くと反応して「わぁー!」と声を上げて喜んでいる。ベランダで霧吹きやちょっとした水遊びをした日には、拒む子はおらず自ら水に触れて遊びなど楽しんでいる姿が見られるようになった。
言葉
保育者の行動や問い掛けに、喃語で反応したり話していることが増えてきた。楽しい時は大きな声で発言したり、思い通りにいかない時もしっかりと声を出したりと伝えている。その時の気持ちや起きていることから読み取り、伝えたいことを言葉に代弁している。保育者の問いかけに対してうなずいたり、首を振ったりと応答するような仕草も見られる。
人間関係
近くの子と同じ玩具を使いたくて、顔や頭に触れるなど周りの友だちに興味を示している。また、一つの玩具や場所に保育者や友だちが行くとハイハイや歩いて複数名で遊ぶことも増えてきた。引き続き、スキンシップを通して子どもたちの気持ちを受け止めながら、リラックスできる空間を作っていきたい。
表現
室内で音楽を流すと、保育者と一緒に体を揺らしたり、手を叩いたりしている。活動の合間や遊びが間延びしている時は特に、歌やダンスを取り入れていきたい。
七夕制作では、足の裏に絵の具を使いスイカの短冊を作った。絵の具を付けると何とも不思議な表情で足の裏を覗き込む。保育者の膝の上に座って行ったことで泣いて拒む子はいなかった。これからの時期暑い日が続き、室内遊びが増えてくるので感触遊び等積極的に取り入れていきたい。
食育
中期食2人・後期食7人
手づかみで食べる子や食具をつかんで食べる子などとても意欲的に食べている。また、おかわりが欲しい時も「あー!」など喃語で保育者に伝える姿も見られるようになってきた。手づかみで食べている子は、詰め込みすぎには注意して見守り、子どもの意欲を尊重していく。…
健康
GW明けは、疲れが出たのか登園してすぐ寝る子や鼻水・咳からの発熱で休む子も多かった。感染症などではないようだが、玩具の消毒や室内の換気などをして健康的に過ごすことができるようにしていく。
掴まり立ちをする子・歩行の早さが早くなった子など活発な子が増えてきた。転倒する事も多いので床にある玩具で怪我のないように環境を整えて必要な所にはマットを敷くなど対策をしていく。
環境
室内では、ホールなど行き慣れていない場所では保育者に抱っこを求めることはあったが少しずつ慣れていくと大型ブロックで作った車を押して走らせるなど楽しんでいる姿が見られる様になってきた。戸外に出るときは、座りバギーに乗って帷子川沿いや西横浜駅方面に行き魚や電車を見て楽しんでいる。歩くことに興味を示した子と1対1で保育者と手を繋いで少しだけ歩く事にもチャレンジしている。
言葉
保育者の声がけに反応してニコッと笑ったり名前を呼ぶと振り向いたりとするので、一人ひとりのやり取り、またな和えを呼んでから丁寧に声がけをするようにしていく。
喃語が出る子は、遊びながら話をすることが増えてきた。保育者は、子どもの気持ちを
想像して代弁をしながら関わるようにしていく。
人間関係
保育者に慣れてきて、安心できる保育者がいることで初めての場所の所でも笑う表情も見られるようになってきた。また、担任以外の保育者に人見知りをすることもあり担任との関係ができていると感じている。近くにいる子に更に興味を持ち始めていて、近くに行って顔を覗いたり、同じ玩具を使ったりしてコミュニケーションをとっている。友だちと関わっている空間を大切にしながら見守っていく。
表現
曲が流れる玩具や隣のあひる組から聴こえてくる曲に反応して両手で叩いてリズムにのったり身体を揺らしたりと楽しんでいる姿が見られる。また、保育者が身体を動かすと真似をするように身体を動かして遊んでいる。
あじさい製作では、手の平に絵の具を付けると不思議そうに見つめる子や絵の具の感触に拒む子、保育者と画用紙に色を付けてみる子など様々な姿が見られた。
食育
初期食2名、中期食1名、後期食6名。
少しずつ園での生活リズムが慣れ、保育者が机の方で給食の準備をしていると両手を広げて食べる意欲を見せる子が増えてきた。掴み食べが出来るようになってきているので、自分で食べやすいように箱椅子に替えて食事をとっている子もいる。今後もその子に合わせた食事の取り方や離乳食の進め方を考えていく。…
健康
入園し1週間ほど経つと咳・鼻水・発熱で体調を崩す子が増える。全体的に鼻水がよく出ているので、こまめに拭いて清潔を保てるようにしている。
4月後半頃から保育時間が長くなり、新しい環境になってから疲れも見られるようになった。子どものペースに合わせた睡眠、活動を取り入れることで、満足して遊びや食事に入るよう工夫している。
環境
部屋では、食事スペースと遊ぶスペースを分けて過ごしている。遊びスペースでは、歌のなる絵本が人気で順番にボタンを押して音を鳴らして楽しんでいる。様々な玩具を手に取り保育者と顔を見合わせ、言葉かけを聞きながらそれぞれ反応してコミュニケーションを楽しむ。園外へバギーで散歩に出かけると気持ちよさそうに外の様子を観察してする。風で揺れる草木を眺めたり、周りの自然物を触ったり、風に当たったりして気持ち良さを感じながらすごしていく。
言葉
機嫌がよい時、興味を示している時に喃語を話して気持ちを表現する。ご飯を食べたい時や遊びに集中して満足した時に喃語を話すので、子どもの興味、関心に気づき引き続き応答的な関わりをしていく。
人間関係
入園当初は母子分離時にしばらく泣いて抱っこを求めていたが、日がたつにつれて一人遊びをする時間が増えている。保育者の顔を覚えて抱っこを求めて甘えたり、掴まり立ちで保育者へ寄りかかったりして安心感を得ている。少しずつ愛着関係を気づきながら過ごせているようで嬉しく思う。友だちへの興味が出てきているようで手を伸ばして顔や体を触ってみようとする仕草もある。距離が近すぎるときはそっと間に入りながら子どもたちが関わり触れ合う機会を援助していきたい。
表現
だるまさんシリーズの絵本や「しあわせならてをたたこう」などの手遊びをすると、じっと保育者の顔を見たり、手をあげたりして反応をしている。
音楽を流すと曲に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりして楽しんでいる。4月の誕生児の誕生日会では友だちと輪になり座り、「たんじょうびのうた」に合わせて手拍子、体を揺らし楽しんでいた。音楽を楽しむ機会を作っていく。
食育
初期食2名、中期食1名、後期食6名。初めは人見知りや場所見知りをして食べないことがあったが、少しずつ環境に慣れてくると口を開けて進んで食べていて、掴み食べをしている子もいる。ミルクを飲み慣れていない子が多く、飲むことを嫌がる子は家庭で使用している哺乳瓶を持参してもらうなど工夫。ゆったりとした空間で食事ができるように椅子の配置や援助の仕方を今後も考えていきたい。…
健康
鼻水が出ている子は多く、なかなか治らなかったが、感染症にかかったり、大きく体調を崩す子はいなかった。欠席も少なく元気に過ごすことができた。鼻水が出ると自分でティッシュを鼻に当ててかもうとする姿も見られたのでかみ方を伝えていった。まだかめない子も鼻水が垂れてそのままにするのではなく、すぐに拭いて清潔を保てるようにした。
環境
気候が良くなり暖かい日が多くなったので、散歩に出かけられる日が多くなり戸外で十分体を動かした。公園に行くと広いので、散策活動を楽しむ姿が多く見られた。外にいかない日は部屋を広くして高い所を作って登れるようにしたり、ボールプールやマット、一本橋など子どもたちが選んで好きな所で遊べるように環境設定をしていった。室内でも十分に楽しむ事が出来ていた。
言葉
どんどん言葉が増えていき会話を楽しむことができるようになってきたが、言いたいことがあってもまだうまく言葉にならず、伝わらないことにイライラする子もいる。言葉が話せずにあーあーや喃語で自分の気持ちを表している子もいる。一所懸命に伝えたいという気持ちは分かるので、理解し言葉で代弁してあげられるようにしてあげたい。
人間関係
お友だちの真似をして、同じことをする楽しさを味わっている。良いことも悪いことも良く真似している。お友だちが褒められると自分も褒められたいから頑張ってやる姿がある。頑張っている子を保育者が褒めると、他の子も一緒に手を叩いて褒めてあげている。小さいながらに仲間という感じが伝わってくる。
表現
最近のお気に入りは絵本の「おーいかばくん」で、曲をかけながら歌と絵を楽しんで見ている。何度も聞いている内に歌を覚えて口ずさむ子もいる。「できるかな」の絵本は見ながら一緒に真似をしているが、体の動きがどんどん上手になっている。両足ジャンプもできるようになった子が何人かいる。やろうとして気持ちはあるが、足があと少しという子もいる。お友だちの真似をするのを楽しんでいる。
食育
全員が乳児食になって、おやつや給食を楽しんでいる。野菜が苦手な子が増えたが誰かが味見して食べられると、自分も食べてみようかなと言う気持ちになり口に入れて「おいし」と思ってどんどん食べる子と、やっぱり苦手だったと出してしまう子がいた。味を見ることは大事なのでこれからも味見はできるようにしていきたい。高月齢の子は遊び食べが多くなり声を掛けても何度もやる時は一度下げて話してからまだ食べたいという気持ちがある時はもう一度提供するようにしてきた。
…
健康
下旬に発熱の風邪が流行した。鼻水が出ている子が多い。垂れ流しにはせずに清潔に過ごすことができるように援助をしている。子どもたちの体調に適した活動内容や時間配分をして、無理のない園生活が送れるようにしていく。
気温差が激しい1カ月だったので、応じた服装、活動内容にして健康的に過ごすことができるように配慮をした。
環境
気温が低い日が続き、室内遊びの日が多くなっていたが、段ボールを使ってお家遊びや、トンネル潜りなどをすると楽しんでいた。身体を動かして遊ぶことが増えてきたので、室内にサーキットのようにいくつか運動遊びができるものを置いて、自由に遊ぶことができるような環境を作った。今後も子どもの様子や体調に寄り添った環境を作っていく。
言葉
言葉が増えていて、2語文、3語文で会話をしている子もいる。簡単な言葉や喃語で自分の気持ちを伝えようとしているので、子どもたちに耳を傾けて言葉でのやり取りを一緒に楽しんで関わるようにしている。保育者の言葉を真似して発していることもあるので、わかりやすい言葉で話しかけるようにしていく。
人間関係
友だちと同じ遊びをして、喃語や言葉でやり取りをしている。周りの友だちに興味を持ち始めていて、名前を呼んで遊びに誘う仕草をしていることもあった。保育者は言葉で代弁して仲介をして見守っている。
他クラスと散歩に行くなど関わる機会が多かったが、人見知りなどはあまりせずに一緒に遊んでいた。遊びの真似をしたり、コミュニケーションをとっていたりすることがあり、以前より周りの人と関わろうとする姿が増えてきた。
表現
曲に合わせて手拍子をしていることが多く、音楽を楽しんでいた。マラカスを渡してみると上手に振って音を鳴らし、踊っていた。歌やダンスが好きなようなので、季節の歌や、子どもたちの好きな曲を準備していく。
シール貼りなど手先を使った遊びができるようになり、集中して遊んでいる。制作物だけではなく、普段の活動の中にもこのような遊びを取り入れていきたい。
食育
離乳食は、完了食4名、乳児食5名。
全員自分で掴み食べやスプーンを使って食べることができるようになり、自分でやりたいという意思表示が増えてきている。子どもの意志を尊重して見守るようにしている。
副菜などを残すことが増えてきたので、給食の時に野菜をまわしてもらい、触れる機会を作ったので、興味を促していきたい。…
健康
インフルエンザに感染した子は2人だったが、その他にも発熱や水疱瘡の子もいて体調不良が続いていた。一週間位欠席の子が多かったがその後は鼻水は出ていたが、欠席は少なかった。今後も気温差や感染症に気を付けながら、換気や消毒をしていく。手洗いが身についていて、石鹸を使って上手に手を洗っている。
環境
気温が高く暖かい日はお散歩に出かけた。商店街の中を通った時にはお店に並んでいる野菜や果物、魚などを保育者の声掛けで興味深く見る姿があった。
ホールではバランスストーンの細い一本橋を上手に渡ることができるようになった子もいる。運動機能もどんどん発達してきているので危険のないように見守りながら自由に体を動かせるようにしていった。
言葉
どんどん言葉が増えてきて会話が少しづつ出来る様になった子がいる。保育者が話した言葉を真似するのも上手になってきた。自分の思いはあるが、まだ上手に言葉にならず伝わらないことに怒り出してしまう子もいる。言葉にならなくても喃語で伝えようとしている子もいる。発達段階はそれぞれ違うが、みんな伝えたい思いは一緒なので、たくさん話しかけて発語を促していきたい。
人間関係
お友だちの名前も覚えて、○○ちゃんはどこと聞くとちゃんと指差して教えてくれる。お友だちのことを意識してお友だちが困っていたり、玩具を使いたそうにしていると持ってきてあげたり、優しい気持ちが育ってきている。物の取り合いになったり、叩いてしまったりするときもあるが、お友だちが泣いていて「痛くて泣いているね、よしよししてあげようか」と言うといけないことをしてしまったという表情でよしよししてあげる姿があった。
表現
「きらきらぼし」や「てをたたきましょう」の曲で保育者の真似をして一緒に楽しむ姿があった。手遊びも何度もやっていると動きが上手になってきて表現することを楽しんでいた。雪だるま制作では顔のパーツを貼ったり体にはシールを貼って模様にして可愛い雪だるまが出来上がった。鬼のお面制作ではお花紙をくしゃくしゃとして貼り髪の毛にして顔のパーツを貼ってそれぞれ個性豊かな鬼が出来上がった。気に入った子はずっとかぶっていた。
食育
離乳食は、完了食4名、乳児食5名で、全員朝おやつを食べられる様になり、みんな喜んで食べている。ミルクは全員卒業した。給食は今まで何でも食べていた子も好みが出てきて残すこともある。しかし一口味見できた子を誉めると自分も食べてみようかなと挑戦する姿もあり、良い影響を与えあっている。スプーンも随分上手になり、高月齢の子は落ち着いて食べられるようになってきた。手づかみ食べの子にも少しずつ使い方を教えたり援助しながらスプーンが使えるように促している。…
健康
ノロウイルスが園全体で流行して、クラスの7人が感染をした。その中でも下痢が長引いていた。脱水症状にならないように水分はこまめにするようにした。今後も感染症が流行する季節なので、定期的に換気をし、子どもの様子を常に視診をして見守っていく。鼻水が出ている子が多いので、垂れ流したままで遊んでいることがないように、拭くなどの援助をする。
環境
歩行ができるようになり、散歩先の公園で自由に歩いて遊んでいる。すると、枯れ葉や草を自分で持ってきて観察したり、振り回したりして遊んでいる。「ワンワン」と言って散歩をしている犬を指差したり、アイスの置物を指差して「やったー」と友だちとジャンプをして喜んだり、様々なものに興味を持って戸外活動を楽しんでいる。
言葉
絵本を見て「ガオー」「ぞう」「きりん」など動物の名前を言っていたり、歌を口ずさんでいたりすることがある。言葉が多くなった。保育者に単語や喃語で話をしていることもあるので耳を傾け、やり取りを楽しんでいる。遊びながら喃語で友だちとコミュニケーションを取っていることもあった。また、保育者の声かけに頷いて応答していることもあり、言葉の意味が分かってきているようだ。
人間関係
友だちや保育者など周りの人に興味が出てきていて、友だちの名前を呼んでいることもある。玩具を持って行って隣に並んで遊んだり、手を繋いで歩いたりと、こちらが誘導をしなくても友だちと関わろうとする姿が見られるようになった。
異年齢で散歩に行った時に一緒に遊んでもらうと、一生懸命に年上の子の遊びについていこうとする姿が見られ、またお世話をしてもらうと嬉しそうにしていて、様々な刺激を受けているようだった。
表現
室内遊びをしていると曲をかけてほしいと保育者にアピールをしている。曲が流れると振りを踊ったり、身体を揺らしたりして音楽を楽しんでいる。また、歌や手遊びを覚えてワンフレーズ歌っていることもあり、音楽に興味津々の様子。季節の歌などを今後も提供したいと思っている。
筆を使って制作をすると上手に使いこなして線や点を描いていた。月齢によっては、指に絵具を付けて描いている子もいたが、絵具を嫌がることなく楽しんでいた。
食育
離乳食は、後期食3名、完了食1名、乳児食5名で、ミルクは3名飲んでいて、6名が朝おやつを食べている。白米や汁はよく食べているが、全体的に副菜と果物の残しが多い。一口も食べずに見た目だけで嫌がることもあり、好みが出てきたようだ。しかし、気に入ったメニューは何度もおかわりをしていて、食の量は相変わらず多い。
手掴み食べからスプ―ンを使って食べることができるようになってきた。上手にすくって食べているので、保育者は見守るようにしている。「おかわり」と言って自分で意思を伝えることができるようになってきている。…
健康
鼻水が出ている子が多く、なかなか良くならなかったり、発熱で欠席する子もいたが、感染症にかかる子はいなかった。11月後半には欠席する子は少なくなり元気に過ごすことができた。室内の湿度が低く乾燥することが多くなったので、加湿器の他に濡れタオルを干しておくなどして、湿度にも気を付けて、肌が乾燥した時にはワセリンを塗るなど対策していった。寒暖差も激しかったので体調管理にも気を付けていった。
環境
11月になっても比較的暖かい日が多かったので、お散歩に行ったり、園庭で遊んだり、戸外で過ごすことができた。紅葉を見たり、落ち葉の上をカシャカシャと歩いて音や感触を楽しんだり、枯れ葉を雨のように降らしたりして遊んだ。大きなクリスマスツリーも飾ってあったのでみんなで見に行った。
言葉
単語がどんどん増えてきて、言葉のやり取りもできる子がいる。「かして」と身振りもしながら伝えるとおもちゃを貸してくれて相手にちゃんと伝わっている。絵本を読んだり、歌を歌うと保育者の言葉を聞いて真似しようと言葉を発する子もいる。まだ喃語の子もいるので気持ちを汲み取り、言葉にしてあげるようにして発語につなげていった。
人間関係
だんだん自我が強くなり自分の思いを相手に出すようになった。物の取り合いをしたり、場所の取り合いをしたりして、手が出たり口が出たりすることが増えてきたので、お友だちとの距離が近い時には気を付けて見守るようにした。手が出してしまった時には「優しくね」というと相手によしよししたり優しく接する姿も見られて、優しい気持ちも育っている。帰る時には、お友だちにタッチをしてニコニコの笑顔で帰っていく姿は微笑ましい。
表現
体操の曲や好きな曲をかけて欲しいとリクエストしてくる。曲を流すと一人ひとり表現の仕方は違うがみんなが体を動かしたり真似して楽しむ姿がある。動物の真似も上手になってきてパオーンやピョンピョン、ガオーなどできるようになってきた子もいる。
クリスマスツリーの飾りをシールを貼って作った。何回もやっているうちにだんだん上手になってきて指先が器用になってきた。
食育
離乳食は、後期食3名、完了食1名、乳児食5名で、ミルクは3名飲んでいて、6名が朝おやつを食べている。食欲は旺盛でよくお替りをして食べているが、だんだん好みが出てきて、野菜を残したりするが、少し食べてみるとおいしさが分かり食べることもある。好きなものは何回もお替りをして食事を楽しんでいる。スプーンを使って食べられるように介助したり、できた時にはたくさん褒めて自信につながるようにした。…
健康
手足口病と発熱の風邪が流行してしまい、体調不良で欠席をする子が多かった。また。季節の変わり目ということもあり、鼻水が常に出ていたので、保育者が鼻水を拭いて清潔に過ごすことができるようにした。今後も冬の感染症などが流行する可能性があるので、子どもたちの様子を保護者の方と伝え合い、健康に過ごすことができるようにしていく。
環境
涼しくなってきたので、散歩に行くことができた。落ち葉や石、木の枝などの自然物に触れたり、トンボやアリなどの虫を目で追ったりするなど、戸外活動ならではの刺激を受けているようだった。砂遊びが好きで、公園や園庭でよく遊んでいる。その時に他クラスの子が遊んでいる様子を見て、真似をして料理ごっこのようなことをしている事もあり、異年齢での交流も見られた。
言葉
遊びながら喃語を発している事が多くなった。また、保育者に何か伝えようと目を見ながら一生懸命話してくれることもある。絵本を見た時に「ワンワン」「バイバイ」など真似をして言っていたり、玩具が欲しい時に「貸して」と言っていたりすることもあった。言葉が増えてきているので、保育者は簡単な言葉で話し、子どもたちの気持ちを汲み取って言語化するようにしていく。
人間関係
クラスの友だちに興味を持って近寄って一緒に遊んだり、頭を撫でたりとスキンシップを取って遊んでいる事もあった。「○○ちゃんに帽子を渡してくれる?」と聞くとしっかりその子に渡してくれることもあり、クラスの友だちの名前を覚えている姿も見られた。今後も周りの友だちに興味を持って関わって行けるように保育者も一緒に入り、仲介をして見守っていきたい。
表現
音楽を流してほしいと指を差して訴え、好きな曲が流れると、全身を使ってダンスをしたり、少し口ずさんだりしていることがある。先日の親子参加の行事では手を叩く振りのある曲を流すと上手に踊っていて、保護者の方に見ていただくこともできた。
制作遊びでは、手形、足形を取り、目や口を子ども自身で貼ってもらった。すると、手先を使って一生懸命貼っていて、細かい作業もできるようになっていた。
食育
離乳食は、後期食5名、完了食2名、乳児食2名で、ミルクは5名飲んでいる。
自分で掴み食べができるようになった子が増えた。自分で食べたいものを選んで食べていて、好きなものは「おかわり」と保育者に言ったり、お皿を渡してアピールをしたりしている。また、苦手なものは手でどけたり、口にしなかったりと好き嫌いがはっきりするようになった。今後も無理強いはせずに楽しく食事ができるように援助をする。
…