0歳ひよこ組月のまとめバックナンバー

0歳ひよこ組2024年度10月のまとめ

健康

手足口病と発熱の風邪が流行してしまい、体調不良で欠席をする子が多かった。また。季節の変わり目ということもあり、鼻水が常に出ていたので、保育者が鼻水を拭いて清潔に過ごすことができるようにした。今後も冬の感染症などが流行する可能性があるので、子どもたちの様子を保護者の方と伝え合い、健康に過ごすことができるようにしていく。

環境

涼しくなってきたので、散歩に行くことができた。落ち葉や石、木の枝などの自然物に触れたり、トンボやアリなどの虫を目で追ったりするなど、戸外活動ならではの刺激を受けているようだった。砂遊びが好きで、公園や園庭でよく遊んでいる。その時に他クラスの子が遊んでいる様子を見て、真似をして料理ごっこのようなことをしている事もあり、異年齢での交流も見られた。

言葉

遊びながら喃語を発している事が多くなった。また、保育者に何か伝えようと目を見ながら一生懸命話してくれることもある。絵本を見た時に「ワンワン」「バイバイ」など真似をして言っていたり、玩具が欲しい時に「貸して」と言っていたりすることもあった。言葉が増えてきているので、保育者は簡単な言葉で話し、子どもたちの気持ちを汲み取って言語化するようにしていく。

人間関係

クラスの友だちに興味を持って近寄って一緒に遊んだり、頭を撫でたりとスキンシップを取って遊んでいる事もあった。「○○ちゃんに帽子を渡してくれる?」と聞くとしっかりその子に渡してくれることもあり、クラスの友だちの名前を覚えている姿も見られた。今後も周りの友だちに興味を持って関わって行けるように保育者も一緒に入り、仲介をして見守っていきたい。

表現

音楽を流してほしいと指を差して訴え、好きな曲が流れると、全身を使ってダンスをしたり、少し口ずさんだりしていることがある。先日の親子参加の行事では手を叩く振りのある曲を流すと上手に踊っていて、保護者の方に見ていただくこともできた。
制作遊びでは、手形、足形を取り、目や口を子ども自身で貼ってもらった。すると、手先を使って一生懸命貼っていて、細かい作業もできるようになっていた。

食育

離乳食は、後期食5名、完了食2名、乳児食2名で、ミルクは5名飲んでいる。
自分で掴み食べができるようになった子が増えた。自分で食べたいものを選んで食べていて、好きなものは「おかわり」と保育者に言ったり、お皿を渡してアピールをしたりしている。また、苦手なものは手でどけたり、口にしなかったりと好き嫌いがはっきりするようになった。今後も無理強いはせずに楽しく食事ができるように援助をする。

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0歳ひよこ組2024年度9月のまとめ

健康

9月初旬はみんな元気で全員出席の日が多くあったが、中旬頃から鼻水がひどい子が増え発熱したり、中耳炎、突発性発疹など体調を崩す子が増えた。登園して来ても鼻水は続き、なかなかすっきりする事はなくぶり返していた。鼻水はすぐに拭き、かみかたなども伝えながら清潔を保つようにした。室内の温度なども気を付け、快適に過ごせるようにした。

環境

動きが活発になり、高い所にも登ろうとする姿が見られるので、部屋を広くして登っても良いように机の上にマットを敷き高台を作ったり、トンネルやウレタンブロックで体を十分動かして楽しめるように環境設定をした。簡単に登って上で喜びを表現する子、一生懸命登ろうと挑戦している子がいて、出来た時には満足そうであった。これからも少し難しい設定をして子どもたちが挑戦して達成感を味わえるように工夫していきたい。

言葉

喃語から随分言葉を発することができるようになり、「かして」や「おかわり」、「おいしい」「ワンワン」「ブーブー」「メェー」など、最近は「せんせい」と言えるようになってきた子もいる。絵本を読んだとき一緒に真似して言ったり、言葉が発したくなるようにたくさん言葉をかけて発語を促すようにしていた。喃語を言っている時には言葉にしてあげて、会話を楽しむようにしていった。

人間関係

お友だちとの関わりがどんどん深くなり、一緒に同じ遊びをしている姿がよく見られるようになった。他にもお友だちが泣いていると、優しくよしよしとしてあげたり、おもちゃを渡してあげていたり、まだ寝ている子に「おきて~」と体をさすっていたり、微笑ましい場面が多くある。おもちゃの取り合いも増えてきたが、すぐに口を出さずにどうなるか経過を見守り、最後は保育者がお互いの気持ちを代弁して解決していった。

表現

初めて筆を持って絵の具遊びをした。紙の上に予め黄色、青、緑の3色の絵の具をつけておいてそれを伸ばした。筆を上手に使ってできる子、筆を持ってもこれはなんだという感じで、手でぐるぐる伸ばして絵の具遊びを楽しむ子やり方は違っていてもみんな楽しそうであった。綺麗に色付いた画用紙でトンボの羽根を作った。体はシールを貼ったが以前やった時より上手に貼れるようになって、たくさん貼ることが出来た。何度も経験しているうちに手先が器用になってきた。

食育

離乳食は、中期食1名、後期食4名、完了食3名、乳児食1名で、ミルクは5名飲んでいる。給食の準備をしだすとみんな食べる気満々で手を洗いにくる。お皿が空になると「おかわり」と言ったり、まだ言えない子は欲しい物のお皿を出しておかわりの要求してくる。おかわりを入れてあげると、みんな嬉しそうに満面の笑顔になって食事を楽しんでいる。声をかけながらスプーンを使ったり、手掴み食べをして満足感が得られるようにしている。…

0歳ひよこ組2024年度8月のまとめ

健康

夏風邪が流行して鼻水や咳などの症状が見られた。活動中、鼻水が服やおもちゃについてしまったり、口の中に入ってしまったりしないように素早く拭くようにした。また、ティッシュを自分で取って鼻に擦り付ける仕草も見られた。
活動が活発になると室内でも汗をかいていることがあるので、着替えや室温調整をして清潔に過ごすことができるようにしていく。

環境

歩行やハイハイ、つかまり立ちができるようになり、動きが大きくなってきたので、室内を広くして自由に動き回ることができるようにしたり、ウレタンブロックやマットなどでサークル遊びをしたりと体を動かして遊ぶことができるように室内設定をすると以前よりも楽しそうに運動遊びをしていた。成長に合わせた運動遊びを提案していきたい。

言葉

保育者や友だちの着ている洋服や絵本を指さして「これは?」と聞いたり、動物の絵を見て「わんわん」と言ったり単語が出てくるようになった。子どもたちの好きな絵本や歌を通して言葉に触れ、ゆっくりと簡単な言葉で会話をしてさりげなく言葉に興味をもってもらえるようにする。

人間関係

マットで作った家の中に友だち数人で一緒に入り、喃語で会話をして遊んでいたり、同じ遊びをしたりしてあそんでいる姿が見られるようになった。その時に物の取り合いなどはあるが、すぐに止めずに怪我のないよう見守り、集団生活ならではの経験を促している。
異年齢の関わりが増え、興味を持って近寄ったり、おもちゃを持って行って遊びに誘っていることもあった。

表現

以前から歌やダンスが好きだったが、簡単な単語を言えるようになり、口ずさんでいる姿が見られるようになった。また、ダンスを覚えて少し振りを踊っていて、成長を感じた。
手形を取って魚やカニの制作をした。数人ずつやっていると「なにしているんだろう?」とすぐに近くに来て参加をしていた。4月にはできなかったお絵描きに再挑戦してみると、上手にクレヨンを持って線を描いていた。

食育

中期食2名、後期食2名、完了食4名、乳児食1名。離乳食が進むように食材チェックを保護者と連携を取りながらしていった。 掴み食べが上手になり、自分で食べようとする意欲が見られる。しかし、口に詰め込みすぎてしまうので気をつけてみるようにしている。
食事中に立ち上がりたくなって椅子から出ようとする姿が見られるので、その子に合った箱椅子などを使うようにする。…

0歳ひよこ組2024年度7月のまとめ

健康

鼻水がなかなか治らない子が何人もいたが、大きく体調を崩すことなく、全員出席の日が多くなった。鼻水が出た時には「鼻水拭くね」と声をかけそっと拭き、清潔を保ち気持ちよく過ごした。まだ、午前中眠くなったり、お迎えが遅いので夕方も眠くなる子がいたので、機嫌などを見ながら一人ひとりの心身状態を把握して生理的欲求が満たされるようにした。

環境

水遊びの環境を整えて、ジョウロや水車などで遊んだり、手でバシャバシャとやったりして水の感触を楽しんだ。初めは霧吹きの水が顔にかかると嫌そうにしていた子も、何度かやっているうちに慣れ、笑顔が増えて全員が水遊びを好きになった。また、暑くて外に出られない日は階段に滑り台を作りのぼったり滑ったりして、体を使って遊べる環境も作ってきた。

言葉

単語や、喃語が盛んになり、やり取りを楽しんでいる。まだ言葉にならなくても大きな声を出して何かを伝えたそうにしているので、その子の気持ちを汲み取り、言葉にして代弁してあげるようにしている。絵本や手袋シアターなどが始まるとみんな側に来て喜んで見ている。繰り返し見る事によって楽しみながら発語に繋がるようにしている。

人間関係

お友だちとの関わりがますます盛んになってきた。お友だちが遊んでいるところに行って一緒のおもちゃで遊んだりしている姿が見られるので、距離が近いときはそっと見守るようにした。お友だちが帰る時にはタッチをしたくて手を伸ばしてバイバイタッチをして、笑顔になっていた。

表現

自分で好きな色を選んでかき氷のお皿にしたり、白い紙に好きな色の手形押してシロップにしたりして、美味しそうなかき氷制作をした。また、指スタンプや手形を好きなように押した後に魚の形にした。スタンプ台を用意すると手をペタペタと段々慣れて押すのを楽しむ姿も見られるようになってきた。魚に目や鱗を貼って可愛い魚が出来上がった。

食育

初期食1名、中期食1名、後期食4名、完了食1名、乳児食1名。離乳食が進むように食材チェックを保護者と連携を取りながらしていった。手掴み食べをしている子が少しづつ、スプーンを使って食べられるようにスプーンの上に食材をのせてあげると、口に運ぶ姿が見られた。上手くできた時にはたくさん褒めてやってみたいという気持ちが出るようにしていった。…

0歳ひよこ組2024年度6月の月のまとめ

健康

下痢などお腹の風邪が流行してしまった。一人一人の視診をしっかりして保護者の方と様子を伝え合い、玩具や室内を消毒するようにしている。
睡眠は入眠がスムーズになったが、睡眠時間が短く、午後にもう一度眠くなってしまい、17時くらいから寝ていることが多い。個々に合った睡眠のリズムに合わせて関わっていく。

環境

散歩に行ったときに風に揺れる葉を見て指差しをしたり、電車が通ると手を振ったりと景色の動きを見て楽しんでいる。
散歩先の公園でダンゴムシを見つけた時に、保育者が手に乗せて近くで観察を促すと、興味津々でツンツンと触ってみたり、声を出して喜んでいたりして生き物に興味を持っていた。

言葉

遊びながら喃語を話していることが多く、楽しい時や嬉しい時は大きな声を出して話している。保育者の目を見て、訴えかけるように喃語を話すことも多くなった。その時の気持ちや起きていることから読み取り、伝えたいことを言葉に代弁している。保育者の問いかけに対してうなずいたり、首を振ったりと応答するような仕草も見られる。

人間関係

友だちと同じおもちゃを使いたくて近寄ったり、興味を示して頭を撫でたりと少しずつ周りの友だちに興味を示している。
保育者の所までハイハイやつかまり立ちで行き、抱きしめたり、膝に座ったりと甘えている姿も見られ、リラックスをして過ごしている。今後も子どもたちのその気持ちを受け止め、愛情を伝えていきたい。

表現

小麦粉粘土遊びをすると、初めての感触に戸惑い、触れることを躊躇する姿もあった。その後に寒天遊びをすると、指先を使ってちぎってみたり、手のひらで潰してみたりしていて、感触遊びに慣れてきて楽しそうにしていた。このような初めての経験を今後も促していきたい。
音楽を室内に流すと、すぐに反応をして体を揺らしたり、手を叩いたりしている。ダンスを踊っていることもあるので活動の合間や遊びが間延びしている時は特に、歌やダンスを取り入れていきたい。

食育

初期食1名、後期食5名、完了食1名。
離乳食を掴み食べできるようになり、自分で口に運んで食べている子がいる。おかわりがなくなるくらいとても意欲的に食べているので詰め込みすぎには注意して見守り、子どもの意欲を尊重していく。…

0歳ひよこ組2024年度5月の月のまとめ

健康

順番に発熱で休んでいて、全体的に風邪が流行っていた。感染症などではないようだが、玩具の消毒や室内の換気などをして健康的に過ごすことができるようにしていく。
横になり、トントンで入眠するなど落ち着いて睡眠をすることが出来るようになってきた。その日の様子によって午前寝をしたり、夕方に寝たりとその子にあった睡眠がとれるようにしていく。

環境

バギーに乗り、帷子川に行って大きな鯉のぼりを見たり、駅の方に行って電車を見たりと戸外で様々な景色を見て散歩を楽しんでいた。初めはバギーに乗り慣れておらず、嫌がる様子も見られたが、繰り返し経験していくうちに前のめりになる程、楽しそうに乗っている。
ツツジの花や枯れ葉を手元に持って行くとじっと観察をしたり、帰園するまで大切に持っていたりした。
言葉 保育者が名前を呼ぶと振り向いてニコッと笑っているので、一人一人の名前を呼んでから丁寧に声掛けをするようにしていく。
園に慣れてきたこともあり、遊びながら喃語を話していることが増えてきた。保育者は「楽しいね」「面白いね」と言葉で気持ちの代弁をしながら関わるようにしている。

人間関係

担任にすっかり慣れてリラックスをして過ごしている。遊びながら笑顔を見せてくれたり、膝に座って甘えたりしていることが増えた。
友だちにも興味を持ち始めていて、近くに行って顔を覗いたり、同じ玩具を使ったりしてコミュニケーションをとっている。友だちと関わっている空間を大切にしながら見守っていく。

表現

子どもたちの好きなアニメの曲をかけるとすぐに保育者の近くに来て、体を揺らし、手を叩いて楽しんでいる。保育者が歌を口ずさんだり、ダンスを踊ったりすると喜んでいるので今後も音楽遊びをしていきたい。
鯉のぼり製作で手足スタンプをすると不思議そうにしていた。慣れない感覚に驚いていたようだ。

食育

初期食1名、後期食5名、完了食1名。先月よりも進んで食事をしている。環境に慣れてきたことにより、本来の食事ができているようだ。ミルクは3名飲んでいる。その他の子はミルクを嫌がっていたので、その代わりにおかわりをもらって食べている。
掴み食べが出来るようになってきているので、自分で食べやすいように箱椅子に替えて食事をとっている子もいる。今後もその子に合わせた食事の取り方や離乳食の進め方を考えていく。…

0歳ひよこ組2024年度4月の月のまとめ

健康

入園3日が経過すると、咳・鼻水・発熱で体調を崩す子が増えて欠席者が増える。全体的に鼻水がよく出ているので、こまめに拭いて清潔を保てるようにしている。
4月半ば頃から保育時間が長くなり、新しい環境になってから疲れも見られるようになった。午前寝を取り入れながら無理のないよう生活し、午前寝をしてスッキリと遊びや食事に入ることができるようにしている。

環境

部屋では、食事スペースと遊ぶスペースを分けて過ごしている。遊びスペースでは、音のなる玩具が人気で順番にボタンを押して音を鳴らして楽しんでいる。様々な玩具を手に取り保育者と顔を見合わせ、言葉かけを聞きながらそれぞれ反応してコミュニケーションを楽しむ。ホールやあひるの部屋などに移動しても場所見知りをすることはなく、玩具を手に取ってよく遊びことができていた。園外へバギーで散歩に出かけると気持ちよさそうに外の様子を観察してする。芝生では初めて降りた時に怖がる子もいたが、経験を重ねレジャーシートの上に降りて周りの自然物を触ったり、風に当たったりして気持ち良さを感じながらすごしていきたい。

言葉

高月齢児を中心に、機嫌がよい時は喃語を話して気持ちを表現する。ご飯を食べたい時や遊びに集中して満足した時に喃語を話すので、引き続き応答的な関わりをしていく。

人間関係

入園当初は母子分離時にしばらく泣いて抱っこを求めていた子どもたちも、日がたつにつれてすぐに遊びに入れるようになってきた。保育者の顔を覚えて抱っこを求めて甘えたり、掴まり立ちで保育者へ寄りかかったりして安心感を得ている。少しずつ愛着関係を気づきながら過ごせているようで嬉しく思う。友だちへの興味が出てきているようで手を伸ばして顔や体を触ってみようとする仕草もある。距離が近すぎるときはそっと間に入りながら子どもたちのコミュニケーションの機会を援助していきたい。

表現

だるまさんシリーズの絵本やいないいないばあの簡単な手遊びをすると、じっと保育者の顔を見たり、手をあげたりして反応をしている。
音楽を流すと曲に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりして楽しんでいる。ダンスや歌が好きなようなので今後もリズム遊びをしたいと思う。

食育

初期食1名、中期食3名、後期食2名、完了食1名。初めは人見知りや場所見知りをして食べないことがあったが、少しずつ環境に慣れてくると口を開けて進んで食べていて、掴み食べをしている子もいる。ミルクを飲み慣れていない子が多く、飲むことを嫌がる子はミルクをやめてその代わりにおかわりを用意してもらって食べている。
ゆったりとした空間で食事ができるように椅子の配置や援助の仕方を今後も考えていきたい。

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0歳ひよこ組2023年度3月のまとめ

食事

追加で一人完了食になった。機嫌よく自分たちで集中して食べ進めている。同じ机の友だちと顔を見合わせて「おいしいね」などの言葉を交わす様子もある。また褒められると大きな口で食べる姿を周りの友だちや保育者にも見せて、満足感を感じながら楽しい雰囲気の中で食事している。副菜の残しが変わらず続くが、美味しく見せる言葉かけなども工夫している。食べるものも出てきて、一口は味見をして見ている。
食べたい気持ちが勝り手で食べることの方が多いが、食具を持ち自分で食材を口に運ぶことも出来る。おやつでチャーハンが出た時はスプーンを主に使って食べていた。
水分補給はタイミングによって取りたがらない子もいるが、「お茶だよ」というとコップをに手を伸ばして座って待っている。乾燥するためこまめに時間を作っている。

情緒

日中の活動以外にも、おやつの時や夕方に幼児クラスが遊びに来る機会をつくっている。人形やブロック遊びでのやり取りや、絵本を読んでもらうなど様々な遊びで年上の子との交流を楽しんでいる。靴を履くときや散歩でも保育者がいる安心感と年上の子にやってもらう楽しさで満足気な表情が見える。
友だちの持ち物や遊びが楽しく見えるようになり物や保育者の取り合いも出てきた。互いが満たされるように気持ちを受け止めながら遊びの保証をしている。思い通りにならない時、泣いたり大きな声を出したりして主張をする。友だちに向かって唇を震わせ唾を飛ばす行為も見られ、真似する姿もある。やり取りの手段として必要な言葉を伝えている。高月齢児は「貸して」と言ってみる姿もある。

身体発達

全員が歩行をするようになり、バランスを崩すことも無くなってきた。転倒や友だち同士でぶつからないように前を見て歩くことを伝えている。戸外室内どちらでも歩いての探索遊びをしている。散歩では乗り物や自然の物など発見を楽しみながら、順番に歩いている。子どものペースを大切にしてバギーに乗りたい時は無理せずに途中で歩く人を交代し、バギーの柵をしっかり握って立っている。
また新しいダンスや体操の音楽にも興味を向け、保育者と動物の模倣、ハイハイから走る動作まで全身を使い楽しむ。
手先が器用になり、玉やコイン落としは簡単に感じている様子で玩具の興味も変わってきた。ブロックを高くつなぎ合わせる・板にくっつけるなどの微細な運動を通して集中して遊んでいる。なぐり描きが主だったクレヨン遊びも保育者が黒のペンで絵や線を描くと中を塗ろうとする子もいる。

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0歳ひよこ組2023年度2月のまとめ

食事

ほとんどの子が完了食に以降する。活動から戻ると自ら進んで手を洗い、自分のエプロンを見つけて着けている。また、友だちのエプロンもわかり「どうぞ」と渡す姿があった。手づかみ食べもあるが、食具を使うことが増え上手に口に運ぶようになる。相変わらず、野菜などが苦手で見た目から手を出さない子もいるが、保育者が、「○○は美味しそうだね」「いい匂いがするよ」など、興味が持てるような言葉がけをすることで、一口食べようとするようになった。また、友だちが褒められる様子に影響されて意欲的におかわりしたり、苦手な物も食べようとしたりする。今後も食べる意欲を大切にする。また、絵本・手遊びなどを通して食べ物に興味が持てるようなきっかけづくりをしていきたい。

情緒

高月齢児は、本格的に自己主張が始まったように思う。何でも自分でやってみるが上手くいかず泣いたり、玩具を独占したりと自分の思いを懸命に伝える様子が見られる。気持を受け止めながら思いに寄り添い言葉で気持を代弁することで納得し、気持が切り替えられる様子。また、低月齢児も、自分の気持ちを表情や仕草で伝えている。引き続き気持ちに寄り添うと共に、気持がわかってもらえた心地良さや、思い通りにはいかないこともあるということも少しずつ感じられるようにしていきたい。
言葉は、二文語話せる子が増えてきた。喃語だった子も単語を話すようになる。友だちや保育者と会話をする事を喜びに感じている様子が見られる。
朝の分離は、笑顔で見送ることが出来ている。その後も安心して過ごしている様子が見られる。異年齢児での関わりの中では、年上の子に優しくされ一緒に制作したり遊んだりしながら関わりを楽しむことができた。積極的に異年齢児の関わる機会をつくっていきたいと思う。

身体発達

歩くのが大好きで散歩時は、両手を広げて歩きたいと両手を広げる子や保育者の手を握ってアピールする子などやる気が見られる。立ち乗りバギーを1台にし、順に歩いている。順番を待っている間も、歩く友だちに手を振ったり、声をして声援をしたりしながら楽しんでいる。また、道中の散歩中にも魚や鳥、草花を見たり触れたりしながら楽しんでいる。
公園では、砂場遊びや探索中心だったが、友だちや保育者とごっこ遊びやおままごとを楽しむようになる。今まで関心がなかった子も友だちと小石を並べて楽しんでいる様子が増えてきた。また、室内でも押し入れや階段を利用し、滑り台にするなど身体を十分に動かしている。
手先の器用さは、更に発達しシール貼りをしたりはがしたりもするのが上手になった。お絵描きはクレヨンで簡単な丸を描いたりなぐり描きを楽しんだりしている。

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0歳ひよこ組2023年度1月のまとめ

食事

完了食7名、後期食2名。完了食の子は自分でしっかり食べられるようになり、保育者は介助しすぎないようにして見守っている。苦手なものは手をつけないこともあるが、様子を見るようにしている。特に副菜の進みが悪いので保育者が「カミカミ・モグモグ」と食べる真似をすると苦手なものを一口食べようとする姿も見られる。色々な食材の味や食感を経験しながら楽しく食事が出来るようにしている。また、手づかみ食べもあるが食具を使い口に運ぶ姿も増えた。好きなものを完食するとお皿を持ち「ちょうだい」「おかわり」と身振りや仕草で伝える様子がある。おかわりを十分にすることで満足する。今後も一人一人の状況に応じて言葉掛けを工夫して、楽しい食事時間になるよう配慮していく。

情緒

年末にかけて感染症など体調を崩す子が多かったが、室内やホールなどゆったりした環境の中で機嫌よく過ごすことが出来た。友だちや保育者との関わりが積極的になってきた。保育者や玩具を独占したい気持ちからトラブルになることもあるが、一人一人の気持ちを理解して必要に応じて個別で対応することで、安心して過ごしている。また、好奇心旺盛でやりたいことを見つけると集中して遊べるようになってきた。発語も増え、子ども同士でも通じ合っている様子でやり取りを楽しんでいる。自己主張も出てきているため思い通りにいかなかったり、気持ちが通じなかったりすると泣いて怒っているが、気持ちを十分に受け止めるようにし、自我の芽生えを大切にしながら保育を進めている。

身体発達

歩行がしっかりできる子は、しゃがむ、後ろ向きで歩く、小走りをするなど歩行が安定してきた。また、つかまり立ちしていた子も1~2歩ゆっくりと歩数を増やして歩き始めている。どの子も歩きたい気持ちがあり、散歩時は順番に保育者と手をつなぎ歩行を楽しんでいる。音楽に合わせて身体を動かすことが好きで保育者の模倣をして遊んでいる。高い所に上がったりジャンプをしたりと行動範囲も広がり活発になってきているため、転倒などに十分注意していく。制作では、シール貼りや花紙を丸めて貼るなど指先を使った遊びを楽しんでいる。これからも体を使った活動や指先を使った遊び(静と動)を取り入れていきたい。…