健康
鼻水が出ている子は多く、なかなか治らなかったが、感染症にかかったり、大きく体調を崩す子はいなかった。欠席も少なく元気に過ごすことができた。鼻水が出ると自分でティッシュを鼻に当ててかもうとする姿も見られたのでかみ方を伝えていった。まだかめない子も鼻水が垂れてそのままにするのではなく、すぐに拭いて清潔を保てるようにした。
環境
気候が良くなり暖かい日が多くなったので、散歩に出かけられる日が多くなり戸外で十分体を動かした。公園に行くと広いので、散策活動を楽しむ姿が多く見られた。外にいかない日は部屋を広くして高い所を作って登れるようにしたり、ボールプールやマット、一本橋など子どもたちが選んで好きな所で遊べるように環境設定をしていった。室内でも十分に楽しむ事が出来ていた。
言葉
どんどん言葉が増えていき会話を楽しむことができるようになってきたが、言いたいことがあってもまだうまく言葉にならず、伝わらないことにイライラする子もいる。言葉が話せずにあーあーや喃語で自分の気持ちを表している子もいる。一所懸命に伝えたいという気持ちは分かるので、理解し言葉で代弁してあげられるようにしてあげたい。
人間関係
お友だちの真似をして、同じことをする楽しさを味わっている。良いことも悪いことも良く真似している。お友だちが褒められると自分も褒められたいから頑張ってやる姿がある。頑張っている子を保育者が褒めると、他の子も一緒に手を叩いて褒めてあげている。小さいながらに仲間という感じが伝わってくる。
表現
最近のお気に入りは絵本の「おーいかばくん」で、曲をかけながら歌と絵を楽しんで見ている。何度も聞いている内に歌を覚えて口ずさむ子もいる。「できるかな」の絵本は見ながら一緒に真似をしているが、体の動きがどんどん上手になっている。両足ジャンプもできるようになった子が何人かいる。やろうとして気持ちはあるが、足があと少しという子もいる。お友だちの真似をするのを楽しんでいる。
食育
全員が乳児食になって、おやつや給食を楽しんでいる。野菜が苦手な子が増えたが誰かが味見して食べられると、自分も食べてみようかなと言う気持ちになり口に入れて「おいし」と思ってどんどん食べる子と、やっぱり苦手だったと出してしまう子がいた。味を見ることは大事なのでこれからも味見はできるようにしていきたい。高月齢の子は遊び食べが多くなり声を掛けても何度もやる時は一度下げて話してからまだ食べたいという気持ちがある時はもう一度提供するようにしてきた。
…
健康
下旬に発熱の風邪が流行した。鼻水が出ている子が多い。垂れ流しにはせずに清潔に過ごすことができるように援助をしている。子どもたちの体調に適した活動内容や時間配分をして、無理のない園生活が送れるようにしていく。
気温差が激しい1カ月だったので、応じた服装、活動内容にして健康的に過ごすことができるように配慮をした。
環境
気温が低い日が続き、室内遊びの日が多くなっていたが、段ボールを使ってお家遊びや、トンネル潜りなどをすると楽しんでいた。身体を動かして遊ぶことが増えてきたので、室内にサーキットのようにいくつか運動遊びができるものを置いて、自由に遊ぶことができるような環境を作った。今後も子どもの様子や体調に寄り添った環境を作っていく。
言葉
言葉が増えていて、2語文、3語文で会話をしている子もいる。簡単な言葉や喃語で自分の気持ちを伝えようとしているので、子どもたちに耳を傾けて言葉でのやり取りを一緒に楽しんで関わるようにしている。保育者の言葉を真似して発していることもあるので、わかりやすい言葉で話しかけるようにしていく。
人間関係
友だちと同じ遊びをして、喃語や言葉でやり取りをしている。周りの友だちに興味を持ち始めていて、名前を呼んで遊びに誘う仕草をしていることもあった。保育者は言葉で代弁して仲介をして見守っている。
他クラスと散歩に行くなど関わる機会が多かったが、人見知りなどはあまりせずに一緒に遊んでいた。遊びの真似をしたり、コミュニケーションをとっていたりすることがあり、以前より周りの人と関わろうとする姿が増えてきた。
表現
曲に合わせて手拍子をしていることが多く、音楽を楽しんでいた。マラカスを渡してみると上手に振って音を鳴らし、踊っていた。歌やダンスが好きなようなので、季節の歌や、子どもたちの好きな曲を準備していく。
シール貼りなど手先を使った遊びができるようになり、集中して遊んでいる。制作物だけではなく、普段の活動の中にもこのような遊びを取り入れていきたい。
食育
離乳食は、完了食4名、乳児食5名。
全員自分で掴み食べやスプーンを使って食べることができるようになり、自分でやりたいという意思表示が増えてきている。子どもの意志を尊重して見守るようにしている。
副菜などを残すことが増えてきたので、給食の時に野菜をまわしてもらい、触れる機会を作ったので、興味を促していきたい。…
健康
インフルエンザに感染した子は2人だったが、その他にも発熱や水疱瘡の子もいて体調不良が続いていた。一週間位欠席の子が多かったがその後は鼻水は出ていたが、欠席は少なかった。今後も気温差や感染症に気を付けながら、換気や消毒をしていく。手洗いが身についていて、石鹸を使って上手に手を洗っている。
環境
気温が高く暖かい日はお散歩に出かけた。商店街の中を通った時にはお店に並んでいる野菜や果物、魚などを保育者の声掛けで興味深く見る姿があった。
ホールではバランスストーンの細い一本橋を上手に渡ることができるようになった子もいる。運動機能もどんどん発達してきているので危険のないように見守りながら自由に体を動かせるようにしていった。
言葉
どんどん言葉が増えてきて会話が少しづつ出来る様になった子がいる。保育者が話した言葉を真似するのも上手になってきた。自分の思いはあるが、まだ上手に言葉にならず伝わらないことに怒り出してしまう子もいる。言葉にならなくても喃語で伝えようとしている子もいる。発達段階はそれぞれ違うが、みんな伝えたい思いは一緒なので、たくさん話しかけて発語を促していきたい。
人間関係
お友だちの名前も覚えて、○○ちゃんはどこと聞くとちゃんと指差して教えてくれる。お友だちのことを意識してお友だちが困っていたり、玩具を使いたそうにしていると持ってきてあげたり、優しい気持ちが育ってきている。物の取り合いになったり、叩いてしまったりするときもあるが、お友だちが泣いていて「痛くて泣いているね、よしよししてあげようか」と言うといけないことをしてしまったという表情でよしよししてあげる姿があった。
表現
「きらきらぼし」や「てをたたきましょう」の曲で保育者の真似をして一緒に楽しむ姿があった。手遊びも何度もやっていると動きが上手になってきて表現することを楽しんでいた。雪だるま制作では顔のパーツを貼ったり体にはシールを貼って模様にして可愛い雪だるまが出来上がった。鬼のお面制作ではお花紙をくしゃくしゃとして貼り髪の毛にして顔のパーツを貼ってそれぞれ個性豊かな鬼が出来上がった。気に入った子はずっとかぶっていた。
食育
離乳食は、完了食4名、乳児食5名で、全員朝おやつを食べられる様になり、みんな喜んで食べている。ミルクは全員卒業した。給食は今まで何でも食べていた子も好みが出てきて残すこともある。しかし一口味見できた子を誉めると自分も食べてみようかなと挑戦する姿もあり、良い影響を与えあっている。スプーンも随分上手になり、高月齢の子は落ち着いて食べられるようになってきた。手づかみ食べの子にも少しずつ使い方を教えたり援助しながらスプーンが使えるように促している。…
健康
ノロウイルスが園全体で流行して、クラスの7人が感染をした。その中でも下痢が長引いていた。脱水症状にならないように水分はこまめにするようにした。今後も感染症が流行する季節なので、定期的に換気をし、子どもの様子を常に視診をして見守っていく。鼻水が出ている子が多いので、垂れ流したままで遊んでいることがないように、拭くなどの援助をする。
環境
歩行ができるようになり、散歩先の公園で自由に歩いて遊んでいる。すると、枯れ葉や草を自分で持ってきて観察したり、振り回したりして遊んでいる。「ワンワン」と言って散歩をしている犬を指差したり、アイスの置物を指差して「やったー」と友だちとジャンプをして喜んだり、様々なものに興味を持って戸外活動を楽しんでいる。
言葉
絵本を見て「ガオー」「ぞう」「きりん」など動物の名前を言っていたり、歌を口ずさんでいたりすることがある。言葉が多くなった。保育者に単語や喃語で話をしていることもあるので耳を傾け、やり取りを楽しんでいる。遊びながら喃語で友だちとコミュニケーションを取っていることもあった。また、保育者の声かけに頷いて応答していることもあり、言葉の意味が分かってきているようだ。
人間関係
友だちや保育者など周りの人に興味が出てきていて、友だちの名前を呼んでいることもある。玩具を持って行って隣に並んで遊んだり、手を繋いで歩いたりと、こちらが誘導をしなくても友だちと関わろうとする姿が見られるようになった。
異年齢で散歩に行った時に一緒に遊んでもらうと、一生懸命に年上の子の遊びについていこうとする姿が見られ、またお世話をしてもらうと嬉しそうにしていて、様々な刺激を受けているようだった。
表現
室内遊びをしていると曲をかけてほしいと保育者にアピールをしている。曲が流れると振りを踊ったり、身体を揺らしたりして音楽を楽しんでいる。また、歌や手遊びを覚えてワンフレーズ歌っていることもあり、音楽に興味津々の様子。季節の歌などを今後も提供したいと思っている。
筆を使って制作をすると上手に使いこなして線や点を描いていた。月齢によっては、指に絵具を付けて描いている子もいたが、絵具を嫌がることなく楽しんでいた。
食育
離乳食は、後期食3名、完了食1名、乳児食5名で、ミルクは3名飲んでいて、6名が朝おやつを食べている。白米や汁はよく食べているが、全体的に副菜と果物の残しが多い。一口も食べずに見た目だけで嫌がることもあり、好みが出てきたようだ。しかし、気に入ったメニューは何度もおかわりをしていて、食の量は相変わらず多い。
手掴み食べからスプ―ンを使って食べることができるようになってきた。上手にすくって食べているので、保育者は見守るようにしている。「おかわり」と言って自分で意思を伝えることができるようになってきている。…
健康
鼻水が出ている子が多く、なかなか良くならなかったり、発熱で欠席する子もいたが、感染症にかかる子はいなかった。11月後半には欠席する子は少なくなり元気に過ごすことができた。室内の湿度が低く乾燥することが多くなったので、加湿器の他に濡れタオルを干しておくなどして、湿度にも気を付けて、肌が乾燥した時にはワセリンを塗るなど対策していった。寒暖差も激しかったので体調管理にも気を付けていった。
環境
11月になっても比較的暖かい日が多かったので、お散歩に行ったり、園庭で遊んだり、戸外で過ごすことができた。紅葉を見たり、落ち葉の上をカシャカシャと歩いて音や感触を楽しんだり、枯れ葉を雨のように降らしたりして遊んだ。大きなクリスマスツリーも飾ってあったのでみんなで見に行った。
言葉
単語がどんどん増えてきて、言葉のやり取りもできる子がいる。「かして」と身振りもしながら伝えるとおもちゃを貸してくれて相手にちゃんと伝わっている。絵本を読んだり、歌を歌うと保育者の言葉を聞いて真似しようと言葉を発する子もいる。まだ喃語の子もいるので気持ちを汲み取り、言葉にしてあげるようにして発語につなげていった。
人間関係
だんだん自我が強くなり自分の思いを相手に出すようになった。物の取り合いをしたり、場所の取り合いをしたりして、手が出たり口が出たりすることが増えてきたので、お友だちとの距離が近い時には気を付けて見守るようにした。手が出してしまった時には「優しくね」というと相手によしよししたり優しく接する姿も見られて、優しい気持ちも育っている。帰る時には、お友だちにタッチをしてニコニコの笑顔で帰っていく姿は微笑ましい。
表現
体操の曲や好きな曲をかけて欲しいとリクエストしてくる。曲を流すと一人ひとり表現の仕方は違うがみんなが体を動かしたり真似して楽しむ姿がある。動物の真似も上手になってきてパオーンやピョンピョン、ガオーなどできるようになってきた子もいる。
クリスマスツリーの飾りをシールを貼って作った。何回もやっているうちにだんだん上手になってきて指先が器用になってきた。
食育
離乳食は、後期食3名、完了食1名、乳児食5名で、ミルクは3名飲んでいて、6名が朝おやつを食べている。食欲は旺盛でよくお替りをして食べているが、だんだん好みが出てきて、野菜を残したりするが、少し食べてみるとおいしさが分かり食べることもある。好きなものは何回もお替りをして食事を楽しんでいる。スプーンを使って食べられるように介助したり、できた時にはたくさん褒めて自信につながるようにした。…
健康
手足口病と発熱の風邪が流行してしまい、体調不良で欠席をする子が多かった。また。季節の変わり目ということもあり、鼻水が常に出ていたので、保育者が鼻水を拭いて清潔に過ごすことができるようにした。今後も冬の感染症などが流行する可能性があるので、子どもたちの様子を保護者の方と伝え合い、健康に過ごすことができるようにしていく。
環境
涼しくなってきたので、散歩に行くことができた。落ち葉や石、木の枝などの自然物に触れたり、トンボやアリなどの虫を目で追ったりするなど、戸外活動ならではの刺激を受けているようだった。砂遊びが好きで、公園や園庭でよく遊んでいる。その時に他クラスの子が遊んでいる様子を見て、真似をして料理ごっこのようなことをしている事もあり、異年齢での交流も見られた。
言葉
遊びながら喃語を発している事が多くなった。また、保育者に何か伝えようと目を見ながら一生懸命話してくれることもある。絵本を見た時に「ワンワン」「バイバイ」など真似をして言っていたり、玩具が欲しい時に「貸して」と言っていたりすることもあった。言葉が増えてきているので、保育者は簡単な言葉で話し、子どもたちの気持ちを汲み取って言語化するようにしていく。
人間関係
クラスの友だちに興味を持って近寄って一緒に遊んだり、頭を撫でたりとスキンシップを取って遊んでいる事もあった。「○○ちゃんに帽子を渡してくれる?」と聞くとしっかりその子に渡してくれることもあり、クラスの友だちの名前を覚えている姿も見られた。今後も周りの友だちに興味を持って関わって行けるように保育者も一緒に入り、仲介をして見守っていきたい。
表現
音楽を流してほしいと指を差して訴え、好きな曲が流れると、全身を使ってダンスをしたり、少し口ずさんだりしていることがある。先日の親子参加の行事では手を叩く振りのある曲を流すと上手に踊っていて、保護者の方に見ていただくこともできた。
制作遊びでは、手形、足形を取り、目や口を子ども自身で貼ってもらった。すると、手先を使って一生懸命貼っていて、細かい作業もできるようになっていた。
食育
離乳食は、後期食5名、完了食2名、乳児食2名で、ミルクは5名飲んでいる。
自分で掴み食べができるようになった子が増えた。自分で食べたいものを選んで食べていて、好きなものは「おかわり」と保育者に言ったり、お皿を渡してアピールをしたりしている。また、苦手なものは手でどけたり、口にしなかったりと好き嫌いがはっきりするようになった。今後も無理強いはせずに楽しく食事ができるように援助をする。
…
健康
9月初旬はみんな元気で全員出席の日が多くあったが、中旬頃から鼻水がひどい子が増え発熱したり、中耳炎、突発性発疹など体調を崩す子が増えた。登園して来ても鼻水は続き、なかなかすっきりする事はなくぶり返していた。鼻水はすぐに拭き、かみかたなども伝えながら清潔を保つようにした。室内の温度なども気を付け、快適に過ごせるようにした。
環境
動きが活発になり、高い所にも登ろうとする姿が見られるので、部屋を広くして登っても良いように机の上にマットを敷き高台を作ったり、トンネルやウレタンブロックで体を十分動かして楽しめるように環境設定をした。簡単に登って上で喜びを表現する子、一生懸命登ろうと挑戦している子がいて、出来た時には満足そうであった。これからも少し難しい設定をして子どもたちが挑戦して達成感を味わえるように工夫していきたい。
言葉
喃語から随分言葉を発することができるようになり、「かして」や「おかわり」、「おいしい」「ワンワン」「ブーブー」「メェー」など、最近は「せんせい」と言えるようになってきた子もいる。絵本を読んだとき一緒に真似して言ったり、言葉が発したくなるようにたくさん言葉をかけて発語を促すようにしていた。喃語を言っている時には言葉にしてあげて、会話を楽しむようにしていった。
人間関係
お友だちとの関わりがどんどん深くなり、一緒に同じ遊びをしている姿がよく見られるようになった。他にもお友だちが泣いていると、優しくよしよしとしてあげたり、おもちゃを渡してあげていたり、まだ寝ている子に「おきて~」と体をさすっていたり、微笑ましい場面が多くある。おもちゃの取り合いも増えてきたが、すぐに口を出さずにどうなるか経過を見守り、最後は保育者がお互いの気持ちを代弁して解決していった。
表現
初めて筆を持って絵の具遊びをした。紙の上に予め黄色、青、緑の3色の絵の具をつけておいてそれを伸ばした。筆を上手に使ってできる子、筆を持ってもこれはなんだという感じで、手でぐるぐる伸ばして絵の具遊びを楽しむ子やり方は違っていてもみんな楽しそうであった。綺麗に色付いた画用紙でトンボの羽根を作った。体はシールを貼ったが以前やった時より上手に貼れるようになって、たくさん貼ることが出来た。何度も経験しているうちに手先が器用になってきた。
食育
離乳食は、中期食1名、後期食4名、完了食3名、乳児食1名で、ミルクは5名飲んでいる。給食の準備をしだすとみんな食べる気満々で手を洗いにくる。お皿が空になると「おかわり」と言ったり、まだ言えない子は欲しい物のお皿を出しておかわりの要求してくる。おかわりを入れてあげると、みんな嬉しそうに満面の笑顔になって食事を楽しんでいる。声をかけながらスプーンを使ったり、手掴み食べをして満足感が得られるようにしている。…
健康
夏風邪が流行して鼻水や咳などの症状が見られた。活動中、鼻水が服やおもちゃについてしまったり、口の中に入ってしまったりしないように素早く拭くようにした。また、ティッシュを自分で取って鼻に擦り付ける仕草も見られた。
活動が活発になると室内でも汗をかいていることがあるので、着替えや室温調整をして清潔に過ごすことができるようにしていく。
環境
歩行やハイハイ、つかまり立ちができるようになり、動きが大きくなってきたので、室内を広くして自由に動き回ることができるようにしたり、ウレタンブロックやマットなどでサークル遊びをしたりと体を動かして遊ぶことができるように室内設定をすると以前よりも楽しそうに運動遊びをしていた。成長に合わせた運動遊びを提案していきたい。
言葉
保育者や友だちの着ている洋服や絵本を指さして「これは?」と聞いたり、動物の絵を見て「わんわん」と言ったり単語が出てくるようになった。子どもたちの好きな絵本や歌を通して言葉に触れ、ゆっくりと簡単な言葉で会話をしてさりげなく言葉に興味をもってもらえるようにする。
人間関係
マットで作った家の中に友だち数人で一緒に入り、喃語で会話をして遊んでいたり、同じ遊びをしたりしてあそんでいる姿が見られるようになった。その時に物の取り合いなどはあるが、すぐに止めずに怪我のないよう見守り、集団生活ならではの経験を促している。
異年齢の関わりが増え、興味を持って近寄ったり、おもちゃを持って行って遊びに誘っていることもあった。
表現
以前から歌やダンスが好きだったが、簡単な単語を言えるようになり、口ずさんでいる姿が見られるようになった。また、ダンスを覚えて少し振りを踊っていて、成長を感じた。
手形を取って魚やカニの制作をした。数人ずつやっていると「なにしているんだろう?」とすぐに近くに来て参加をしていた。4月にはできなかったお絵描きに再挑戦してみると、上手にクレヨンを持って線を描いていた。
食育
中期食2名、後期食2名、完了食4名、乳児食1名。離乳食が進むように食材チェックを保護者と連携を取りながらしていった。 掴み食べが上手になり、自分で食べようとする意欲が見られる。しかし、口に詰め込みすぎてしまうので気をつけてみるようにしている。
食事中に立ち上がりたくなって椅子から出ようとする姿が見られるので、その子に合った箱椅子などを使うようにする。…
健康
鼻水がなかなか治らない子が何人もいたが、大きく体調を崩すことなく、全員出席の日が多くなった。鼻水が出た時には「鼻水拭くね」と声をかけそっと拭き、清潔を保ち気持ちよく過ごした。まだ、午前中眠くなったり、お迎えが遅いので夕方も眠くなる子がいたので、機嫌などを見ながら一人ひとりの心身状態を把握して生理的欲求が満たされるようにした。
環境
水遊びの環境を整えて、ジョウロや水車などで遊んだり、手でバシャバシャとやったりして水の感触を楽しんだ。初めは霧吹きの水が顔にかかると嫌そうにしていた子も、何度かやっているうちに慣れ、笑顔が増えて全員が水遊びを好きになった。また、暑くて外に出られない日は階段に滑り台を作りのぼったり滑ったりして、体を使って遊べる環境も作ってきた。
言葉
単語や、喃語が盛んになり、やり取りを楽しんでいる。まだ言葉にならなくても大きな声を出して何かを伝えたそうにしているので、その子の気持ちを汲み取り、言葉にして代弁してあげるようにしている。絵本や手袋シアターなどが始まるとみんな側に来て喜んで見ている。繰り返し見る事によって楽しみながら発語に繋がるようにしている。
人間関係
お友だちとの関わりがますます盛んになってきた。お友だちが遊んでいるところに行って一緒のおもちゃで遊んだりしている姿が見られるので、距離が近いときはそっと見守るようにした。お友だちが帰る時にはタッチをしたくて手を伸ばしてバイバイタッチをして、笑顔になっていた。
表現
自分で好きな色を選んでかき氷のお皿にしたり、白い紙に好きな色の手形押してシロップにしたりして、美味しそうなかき氷制作をした。また、指スタンプや手形を好きなように押した後に魚の形にした。スタンプ台を用意すると手をペタペタと段々慣れて押すのを楽しむ姿も見られるようになってきた。魚に目や鱗を貼って可愛い魚が出来上がった。
食育
初期食1名、中期食1名、後期食4名、完了食1名、乳児食1名。離乳食が進むように食材チェックを保護者と連携を取りながらしていった。手掴み食べをしている子が少しづつ、スプーンを使って食べられるようにスプーンの上に食材をのせてあげると、口に運ぶ姿が見られた。上手くできた時にはたくさん褒めてやってみたいという気持ちが出るようにしていった。…
健康
下痢などお腹の風邪が流行してしまった。一人一人の視診をしっかりして保護者の方と様子を伝え合い、玩具や室内を消毒するようにしている。
睡眠は入眠がスムーズになったが、睡眠時間が短く、午後にもう一度眠くなってしまい、17時くらいから寝ていることが多い。個々に合った睡眠のリズムに合わせて関わっていく。
環境
散歩に行ったときに風に揺れる葉を見て指差しをしたり、電車が通ると手を振ったりと景色の動きを見て楽しんでいる。
散歩先の公園でダンゴムシを見つけた時に、保育者が手に乗せて近くで観察を促すと、興味津々でツンツンと触ってみたり、声を出して喜んでいたりして生き物に興味を持っていた。
言葉
遊びながら喃語を話していることが多く、楽しい時や嬉しい時は大きな声を出して話している。保育者の目を見て、訴えかけるように喃語を話すことも多くなった。その時の気持ちや起きていることから読み取り、伝えたいことを言葉に代弁している。保育者の問いかけに対してうなずいたり、首を振ったりと応答するような仕草も見られる。
人間関係
友だちと同じおもちゃを使いたくて近寄ったり、興味を示して頭を撫でたりと少しずつ周りの友だちに興味を示している。
保育者の所までハイハイやつかまり立ちで行き、抱きしめたり、膝に座ったりと甘えている姿も見られ、リラックスをして過ごしている。今後も子どもたちのその気持ちを受け止め、愛情を伝えていきたい。
表現
小麦粉粘土遊びをすると、初めての感触に戸惑い、触れることを躊躇する姿もあった。その後に寒天遊びをすると、指先を使ってちぎってみたり、手のひらで潰してみたりしていて、感触遊びに慣れてきて楽しそうにしていた。このような初めての経験を今後も促していきたい。
音楽を室内に流すと、すぐに反応をして体を揺らしたり、手を叩いたりしている。ダンスを踊っていることもあるので活動の合間や遊びが間延びしている時は特に、歌やダンスを取り入れていきたい。
食育
初期食1名、後期食5名、完了食1名。
離乳食を掴み食べできるようになり、自分で口に運んで食べている子がいる。おかわりがなくなるくらいとても意欲的に食べているので詰め込みすぎには注意して見守り、子どもの意欲を尊重していく。…