2歳うさぎ組2023年度12月のまとめ

食事

主食や主菜、果物をよく食べており、おかわりもしている。副菜はあまり食べないがメニューによっては主食と主菜を混ぜて食べる姿も見られる。友だちと話を楽しんでいるが、途中からエスカレートして、食べる事を忘れていることもある。手づかみ食べをしている子もいるが、食具を使用して食べ、食べこぼしが少しずつ減ってきている。

睡眠

食後は身体を休める時間と分かり、自ら布団に入り、入眠モードに切り替わる子も増えている。気温の低下で、身体が冷たくなると、寝付けないことがあるので身体を温めたり、室内の換気を行いながら、室温・湿度を含めた環境を整えたりして、心地よく休めるようにしていきたい。また、咳が出ている子が多いので布団を高くするなどして、呼吸がしやすい様にしていく。

排泄

気温が低くなったこともあり便器に座る事が少なくなってきた。保育者が声を掛けるとトイレに進んで行くが、オムツ替えのみになっている事が多い。戸外やホールから帰ってきた時は、まずトイレに行き、おむつ替えや手洗いをしている。子どもたち自身が自分の棚からオムツを持って来て行っている。

健康

12月中旬は、咳や鼻水の出ている子が多く、発熱、軟便で欠席する子も多かった。戸外に出る時は、寒いから上着を着ようと声を掛けると、自ら上着に腕を通していた。走って暑くなると自ら上着を脱いで調節している。感染症の影響が増えているので、引き続き、換気や玩具・施設消毒等の対策を行いながら、健康に過ごせるようにしていきたい。

身体発達

戸外でも室内でも、追いかけっこ、滑り台、コンビカー、三輪車等を好んで楽しんでいる。動き方が速くなり、力強くなってきている。だるまさんがころんだや、氷鬼などルールのある遊びも自分なりに理解し楽しんで遊んでいる。ダイナミックな動きになってくるが、ぶつからないように止まったり、避けたり、バランスを取ったり等、気付くことができれば身を守ろうとする姿が見られる。まだ、転倒や衝突もあるので見守りながら、必要な援助をしている。手足を上手に動かし、靴や靴下を自分で履いたり、衣服を自分で脱ぎ着したりできる子が多い。また、12月後半からロッカーのかごの一つに脱いだものを自分で入れている。

情緒

出来る事が増え自信を持っている反面、まだまだ甘えたい気持ちの方が強い。安心して遊び込んでいる姿が多いが、思い通りにいかない時に、泣いたり叫んだり、他児に手が出ることも度々ある。保育者は甘えたかったり、思い通りにいかなかったりする時の、気持ちの揺れ動きに対応している。気持ちを聞いてもらえる、受け止めてもらえると安心、納得している。他児と一緒に過ごし、やり取りをする中で生じる感情や経験も大切にしながら、出来る限り少人数で過ごし、個々の気持ちに丁寧に対応して、落ち着いて過ごせるように、引き続き保育者同士で連携していく。

言葉

色々な事に興味を持ち、単語や言い回しを覚え、口調を真似したりする。過去の記憶や明日の予定、楽しかったこと、嫌だったこと等の感じた事を一生懸命、文章で話す子も増える。まだ手や口が出てしまうこともあるが、言葉で思いを伝えることで解決しようとする行動も見られるようになってきた。言葉でのコミュニケーションが増える中、言われて「うれしい言葉」「悲しい言葉」も少しずつ伝えていく。まだはっきりとした言葉では伝えていなくても、ジェスチャーと声で一生懸命思いを表現する姿にしっかり寄り添い、気持ちを具体的な言葉にして確認したり、言葉を発するきっかけを作ったりしていく。引き続きそれぞれの発達・個性に合った表現を大切にし、成長を温かく見守りながら言葉の習得も促していきたい。

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