健康
気温が少しずつ下がり、戸外に出られる日が増えてきた。園庭では、鉄棒で逆上がりに挑戦したり、散歩先では、雲梯に挑戦したりとできるまでやり続ける姿が見られた。運動会に向けて、1人ひとりが組体操やリレーなどを意欲的に行っていた。組体操の技では、個人差がありなかなかうまく行えない子もいたが、諦めることなく挑戦し続け成功させていた。リレーでは、ホールや園庭で子どもたち同士声を掛け進める。運動会が終わった後も、年長交流でリレー対決や(組体操の技の一つ)うばぐるまで競争など楽しんでいる。
環境
園庭に出られる日が増えると、自然とアサガオや野菜に目を向け水やりをする子がいた。アサガオでは、アサガオの花の部分から色をだした色水を楽しんだ。花を潰すと、どんどん色が出てきてとても不思議そうにしていた。他にも、草を潰して見るなど色々と試していた。サツマイモがどのくらいの大きさになっているのかなど気にしていた。オクラに対しては、花から実がなる事に気が付きじっくり観察した後、図鑑をひろげて調べている。涼しい日など、園庭でオクラやサツマイモの様子を絵にしてみるなどさらに興味が広がるようにしていく。
言葉
運動会のことで、子ども同士意見を伝え進めていた。自分の選ばれるように早い者勝ちに伝える事があったが、保育者も一緒に参加して折り合いを付けながら話をすることができた。遊びの際中で、言葉のトラブルは未だ見られるが、子ども同士注意し合い解決している。
(作りたい子だけ)組体操カードで名前を書く機会をつくると、名前を書けるようにと練習する子が増えてきた。鏡文字になることもあるので遊びながら正しい文字が書けるように遊びを通して行っていく。
人間関係
組体操の技を通して複数人の友だちを誘い練習する子が多く見られた。そのため、普段あまり一緒に遊ぶことがない子とも机上遊びやごっこ遊びなどをして楽しんでいる。
遊びのことなどで分からない事があると、今までは保育者に助けを求めていたが子ども同士声を掛け解決している。解決方法も、違うやり方にしてみるなど試行錯誤しているので保育者は、耳を傾け近くで見守っている。
表現
運動会のダンスでは、始めはやりたい子だけが参加していたが踊っている姿や友だちからの声掛けで少しずつ人数が集まり、9月は入ってからは全員で必ず踊っていた。なる子が届くと更に気合が入り使い方にも注意しながら音を鳴らして楽しんでいる。また、完成した「爽快鼓舞」を年下のクラスに見てもらうと、達成感や自信につながり練習から運動会当日まで緊張しながらも、楽しんで行えたと思う。
朝の会などで、季節の歌を歌う時楽器を使い参加する子がいる。ピアニカでは、うまく音がつながらずに諦めてしまうこともあるので、楽しい雰囲気の中音遊びができるようにしていく。