健康
室内・お散歩の時には自分で考えてマスクを着用したり、はずしたりしている。戸外で元気に身体を動かして友だちとドッジボール、リレー、ドロケイ等の鬼遊びを楽しんでいる。
体力もつき、遠出の散歩も嬉しいようでしっかり歩き、午睡を必要とする子も減った。たっぷり遊び、食事をおかわりして楽しみ、お箸にチャレンジしたり苦手だった食材に挑戦してみたりと進級への期待、喜びを素直に行動にしている。
人間関係
友だちとの関わりの中、自分の主張や友だちの様子を伝えに来るだけでなく、友だちから見られる自分の姿に少し気付いたり、気にとめたりするようになってきたようだ。自分の思いを伝えた時に、それを受け入れてもらえないと気にすることもあるが、間違いを認め再び関係づくりをしたり仲直りをしたりして、また遊び出そうとする姿があちらこちらで見られる。様々な思い、葛藤を経験しこの先の良い土台となることを願いそっと見守っている。
環境
きりん組の保育室に移動し、過ごしている。隣のホールには年長さんがいて、一緒に遊ぶ姿も見られる。又、雰囲気や声大きさも落ち着いてきた。その時々の状況に自分たちで気付き、片付けたり、準備したりしている。遊びもコーナーでゆったり遊べている。いつでも好きな材料、道具、新しい玩具そしてお気に入りの玩具で遊べる環境を楽しんでいる。片付けも、使ったものはきちんと元の場所に片付けている。
言葉
卒園式の贈る言葉や歌をしっかり覚え、皆で協力して言う姿が年長に近づいたな…と感じられる。思ったことを的確に言葉にしたり、卒園に際しては「いまはどこにくるの?」「きりんぐみさんがいないとさみしいね」と素直に言葉にしている。一人ひとりがはっきり物怖じせずに意見を言え、子どもたちの中で注意をし、解決できるようになっている。勢いがありすぎて、強く言い過ぎてしまう時も、子どもたちが気付き、声をかけあう姿も見られるようになってきている。
表現
桃の節句では、伝統行事の意味を知り、雛飾りを丁寧に作ったり、ポケモンのトントン相撲や、起き上がりこぼしを作って楽しんだ。出来上がりに期待し、会話も楽しんでいた。
また、卒園の言葉は、皆で話し合って決めた。今までの年長児との思い出を思い出し、子どもたちの気持ちがこもった言葉になった。又、それが次の自分たちの姿を想像するきっかけになったように思う。歌も年長さんに心を込めて、歌えていた。自信を持って歌っていることが、よく分かる。