4歳ぱんだ組2021年度2月のまとめ

健康

月初めから何度か休園になるものの、久しぶりに登園する子どもたちの様子は元気でしたとのこと。登園後の手洗い、うがいは習慣化し定着している。日中の活動は必ず戸外で体を動かして遊んでいる。時に遠出の散歩もあり、お弁当を楽しみにし、おかわりもよくする。自分の食事量を考えてよそっている。あらゆる面での挑戦意欲が見られ、できなかったことにチェレンジしたりと、進級し年長児となる事を、ワクワクしながら待つ姿が見られる。

 人間関係

多くの子がルールのある遊びを、気の合う友だちと楽しんでいる。やってみようと思ったタイミングで遊びに入ることで、新しい関わりも見られる。友だちの考えた楽しそうなことを真似して一緒にやり始めたり、互いに良い所をほめ、認め合う。その心地よさから、また関わりが深く広がっていく。少しではあるが、年長児との交流もでき、ドッジボールやドロケイで一緒に遊ぶことが出来た。そこでまた、年長児へのあこがれが芽生え、自分たちも!という気持ちに繋がっている。言葉にしなくても大切なことを受け継いでいるようだった。

 環境

朝、夕の自由遊び時などに使う玩具の使い方、約束、片付け方と同時に管理の仕方も少しずつできてきた。まだまだ個人差はあるが、一緒に遊ぶ子同士で「ここにしまってね。」「あそこにあるよ。」と声を掛けあっている。また、日中の活動や切り替え時などの遊びかけた玩具や使っていた物の一時的な置き場も、それぞれが考えてしまっている。3クラスが合同になる時使ってはいけない物も理解し、考えられるようになり、そのための遊びも工夫している。

 言葉

子ども同士の関わりと同時に言葉が少し変わってきたように感じる。自分中心で話すことから、ちゃんと友だちの気持ち、意見を聞く姿勢ができ、友だちから見られる自分の評価も気になるようだ。意見を受け止めるということで、気付きや同調、関心の言葉が出たり、大人っぽい推理をしたりと今まで以上に、保育士も一緒に会話を楽しめるようになっている。

友だちとする何気ない会話が楽しいようで、話題がつきない。

表現

休園が続き、なかなか思うように過ごす事が出来なかった2月。年長児への言葉を子どもたちと考えたり、どの歌を歌うかを決めたり…登園した時に決めることが多かった。気持ちがまだ追いついていない所もあったが、それでも年長さんへの気持ちを込めて、メッセージを書いていると、もうすぐ年長さんだという声も出てくる。それぞれの気持ちを、様々な方法で表現していた。

製作はやりたい子がやりたいタイミングで行っている。何種類かを準備し、好きな物を選びそこから先は自由に行った。できた物をどんな風に使うかも自由。友だちと考え工夫して遊ぶ姿がみられた。ここでも、友だちとの関わりの深さが感じられる。

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