5歳きりん組2021年度9月のまとめ

健康

朝夕は涼しくなり鼻水が出る子はいたが、大きく体調を崩す子はおらず元気に過ごせた。保育者の働きかけがなくても、気温に応じて自分で羽織る物を着たりして衣服調節をする姿が見られた。歯磨きもようやく保育者が声を掛けなくても丁寧に行えるようになってきている。引き続き見守っていき、できていない子がいた時は声を掛けていきたい。

夏野菜も全て終わったので子どもたちと考えて大根、人参、ごぼう、カブを育てる事にし、種をまいた。夏野菜に引き続き野菜の生長を観察していきたい。

人間関係

運動あそびに向けて組体操を行っているが、子どもたちから「やりたい」と言っただけあって当初より皆がやる気で、友だちに立ち位置を教えたり、できない子がいると持ち場を交代してあげたり自分たちで考えて取り組めている。リレーもチーム分けは保育者がするが、走る順番は子どもたちでもめる事もなく話し合って決める事ができている。

先月に引き続きホールに乳児クラスが遊びに来ると、喜んでホールに行き腰をかがめて優しく声を掛け遊んであげる姿が見られる。

環境

クラスで飼っていたカブトムシが全て死んでしまい、他のクラスのカブトムシはまだ元気なのにどうしてきりん組のカブトムシは死んでしまったのかを、みんなで考えた事で生命の大切さを感じる事ができた。

また散歩に出かけた時は、どんぐりを拾ったり赤トンボを見付け追いかけたり、秋の自然の変化を感じ取る姿が見られた。今後も身近な自然に触れながら木々の葉の変化や、新たに育て始めた野菜の生長などに関心が持てるようにクラスで共有していきたい。

言葉

わんぱくだんシリーズの絵本が大好きで保育者が読み始めると、目の輝きが今までとは違う。この絵本がきっかけとなり、帰りにめだか文庫で絵本を借りて帰る事が多くなったように思う。今後も子どもたちが沢山の絵本に出会えるように読み聞かせの時間を大切にしていきたい。

自粛明け子どもたちの言葉が少し乱暴で友だちを傷つける事を言ってしまいトラブルになる事が度々あった。自分で気付いて「ごめんね」が言える事もあるが、保育者が仲介しないと解決できない事もあった。今後も言葉は優しさにも武器にもなる事を伝えていきたい。

表現

秋祭りに向け8月から作っていたお神輿は、グループ毎に協力して作ったモンスターボールや子どもたちが好きな時間に好きなポケモンを作った事で、子どもたちみんなが納得のいくお神輿が出来上がった。秋祭り当日、園の周りを一周した時の表情はとても誇らしげだった。

運動遊びに向けて、組体操やカラーガード、リレーなどに取り組んでいった。最初はできなかった事ができるようになっていき、演じる時の表情が回を重ねるごとに自信に満ちていった。また異年齢児に披露する事でより一層自信を持ち、人前で発表する楽しさを感じる事や、みんなで気持ちを合わせる事の大切さも感じる事ができた。12月のお楽しみ会への良いきっかけとなった。

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