3歳ぺんぎん組2021年度9月のまとめ

環境

季節の変わり目を感じると友だちや保育者に伝えるようになる。空を見て「きれいな空だね」コオロギを見付けると「秋になったんだね」等、伝えてくれる。散歩や園庭でも虫を見付けると興味を持ち触れて観察する。みんなで発見して楽しむ。みんなで集中して考える事で喧嘩などしないで集まり話し合える。好奇心旺盛で自然の中で十分に遊べている。室内では絵本の文字を指さし読んだり数を数えたりたりと文字などに対する感覚が豊かになる。秋になり散歩など自然に触れ、感じながら楽しんでいきたい。

人間関係

友だちとのやり取りを十分に楽しんでいる。遊んでいる中で喧嘩も見られ、まだ自分の気持ちの主張が多い。主張を互いに譲れなくなると手が出てしまう子もいるが、関わる姿が幼児らしくなりやりたいことを見つけ「一緒に遊ぼう」と声を掛け合うようになる。困っている子の側で寄り添い励ましたり声を掛けたりする姿も見られる。遊びの発想も広がりってきている。成功したり、失敗して困ったり悩んだりしながら友だちや保育者と十分に関わり成長してもらいたい。

健康

暑さにも負けず汗びっしょりになって毎日元気に過ごしている。水遊びも始めは顔に水がかかると泣いたり怒ったりする子もいたがすっかり慣れて頭からびっしょりになって楽しんでいる。友だちや保育者と触れ合い身体を十分に動かし遊んでいる。食事も苦手なものも食べようとする姿もある。友だちと食べることを楽しみ食材にも関心を持つ。着脱も進んで出来るようになってきて、できると嬉しそうに教えてくれる。排泄、個人差は見られるが取れている子は失敗もなく過ごしている。午睡は眠たい子は布団に入り安心して入眠している。身体を使いたくさん遊んでたくさん食べて眠る、個々の生活リズムを大切にしていきたい。

表現

秋祭りや運動遊びの踊りを模倣して楽しむ姿が見られるが、興味はあるが参加しない子も多い。絵本はとても好きで読んでほしい絵本を持って来て何度も繰り返して読むことが多い。興味のない絵本では飽きてしまい見ようとしない子もいる。室内ではハサミが好きで折り紙を切り絵のように切るのにはまっている。いつでも出来るように準備をしている。個人差はあるが自信を持ち表現しようと擦る子と、恥ずかしく参加しない子がいるが何に興味を持ち楽しめるのか、無理なく楽しく興味を持ってもらえるように保育に工夫が必要だと思う。

言葉

個人差はあるが自分の経験したことや考えたことを友だちや保育者に伝えられる。友だちの気持ちなども理解して代弁しながら伝えることが出来るようになる。危ないことをしている子に注意をして止めることもある。自分の気持ちの主張が強い時には口論になることもある。様子を見ながら仲立ちすることもある。友だちの話を聞き返事をし、会話のやり取りが多くなる。一生懸命話をして伝えようとする。何を伝えようとしているのかじっくり待つようにしている。疑問に思ったことを保育者に聞いてもらい解決しようとする。友だちの気持ちを汲み取り理解しようとする。

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