食事
10名乳児食に移行する。食材の切り方が大きくなっているが、よく噛んで楽しみながら食べている。好き嫌いが出てきているが、「美味しいね」「モグモグ」など言葉掛けをし、食べたいという気持ちを大切にして食事ができる様にしていった。自分で食べる習慣もついてきたので、程よい介助の中で、最後まで食事ができる様に個々のペースを大切にしていきながら、進めていきたい。
睡眠
着替えをした後、自分の布団に向かう姿も見られ、保育者がそばにつくと笑顔を見せた後に目をつぶるなど、安心して入眠できる様になっている。入眠までに時間がかかる事もあるが、「ねんねだね」などの言葉や、布団の上からトントンと軽くたたく事で気持ちが落ち着き穏やかな入眠となっている。起床まで熟睡できているので、呼吸を妨げない姿勢と、室内温度に注意をしていった。
排泄
ズボンをさわり「ちっち」と知らせるなど、でていない事も多々あるが、排泄に気が付く姿も見られる様になっている。快適に過ごせる様、オムツ交換をこまめに行う。全員立ちながらオムツ交換ができる様になり、会話をしながら1対1の時間を大切にしていった。
オムツ替え後、自分でズボンをできるところまではいてみるなど、進級に向けて排泄後の流れを意識していった。
健康
鼻水、咳が出ている事が多く、インフルエンザにかかった子もいたが、長期欠席など大きく体調を崩す事はなかった。こまめな検温と、体調確認をしながら過ごし、保護者の方へ様子を詳しく伝え、家庭の様子も聞き取りをして、丁寧な体調管理を行っていく様に心掛けていった。気温の寒暖差があるので、衣服の調節、こまめな鼻かみなど、健康で心地よく過ごせるようにしていきたい。
身体発達
散歩先で走っての探索活動、楽しみながらみんなで体を沢山動かして踊るなど、体全体を使って遊ぶ姿が見られる。コンビカーでは力強くこぐなど、今までできなかった事ができる様になり、一緒に成長を喜びながら過ごす事ができた。大小さまざまなブロックを組み立てるなど、1つの遊びに集中する姿がみられる。友だちと手をつないで歩く姿がみられ、一緒に遊ぶ楽しさが感じられる様になっているので、安全を確認してのびのび過ごせる様にしていきたい。
情緒面
自分の気持ちを、笑ったり、泣いたり、怒ったり素直に表す姿がみられ、保育者のそばへきて知らせるなど、言葉にならなくても気持ちを伝えられる様になっている。園生活の流れが身に付き、食事の時間、午睡の時間など次に何をするか理解しながら落ち着いて過ごせている。
成長と共に、この玩具で遊びたいなど意思表示がはっきりして、玩具の取り合いなどがみられるので安全に十分気をつけていきたい。
言葉
「わんわんいた」など活発な発語が聞かれる様になり、「じゅんばん」「いやだ」などその場に適した言葉が出ている。絵本や、歌など声が出て、みんなで一緒に楽しめているので、お気に入りの本を繰り返し読むなど、言葉に沢山ふれて、楽しみながら発語につなげていく様にしていきたい。