1歳あひる組2017年度9月のまとめ

食事

自分のものだけでなく他児のエプロンまで覚えて教えてあげたり、食後も自然と「ごちそうさまでした」と言ったりする姿も見られるようになった。食べたことがない食材は口にしないことも多いが、声掛けをして一口食べるとそのまま完食出来る時もあり、保育者が様々な食材を口にできるよう声掛けを工夫したり楽しい雰囲気を作っていけるようにしていく。

 睡眠

しっかり歩けるようになり日中の活動が増えたことや、過ごしやすい季節になってきたことから睡眠が深くなった。食後の着替えが終わると促さなくとも自分から布団を探し横になれる。しっかりと休息が取れるように布団の配置などを工夫し、スムーズに眠れるようにした。早くに目覚めた児も自分の布団でまどろんでいられるようになり、保育者が側について見守ることで再眠できる。空調を適宜使って快適な環境を整えしっかりと休息が取れるようにしていく。

排泄

ズボンや紙パンツの着脱の介助が徐々に少なくなる児や今まで完全に保育者が着脱していた児が少しずつ自分でやろうとする姿も見られ、それぞれのペースで行っている。半年前と比べると排尿の感覚も長くなった様子で、排尿や排便の出た・出てないという感覚も徐々に正確さを増し、自分から教えてくれる事も増えてきた。午睡明けにオムツが濡れていない児もトイレに行くことに抵抗感は無くなりつつあり、今後も習慣として続けていきたい。

健康

先月の手足口病の感染症が落ち着いたが、下旬にかけ気温が下がりだすと鼻水等の症状が目立ち始める。保育、午睡、延長と子どもたちの健康状態を把握すると同時に気づいた点は保育者同士でも共有し子どもたちに無理や負担の掛からないように過ごした。今後も体調の変化に気を配っていく。

身体発達

低月齢時も距離によっては散歩の際に保育者と手をつなぎ歩けるようになった。高月齢児を中心に遊歩道内では子ども同士で手をつなぎ保育者と一緒に歩ける姿も見られるようになった。戸外ではフリスビーやボール、フラフープなどを使って、走ったり、追いかけたりする遊びが好きで、積極的に走り回ったりジャンプをしたりして活発に遊んでいる。今後も様々な遊びを通して怪我の無いようにしながら発達を育んでいきたい。

情緒

自我や自己主張が強くなりだし、自分が使っているものや、やりたい事といった意識が強くなってきた。遊びから次の行動に気持ちが切り替えられなかったり、使っている玩具を取られて感情をあらわにしたりと感情表現が多彩になっている。一方で友だちと同じものを持って同じ遊びをすることを楽しむ。ままごとは女の子同士で一箇所に集まって遊ぶといった友だちとの関わりを楽しむ姿も多く見られるようになった。子ども同士の関わりを見守りながら、言葉や気持ちの表現が難しい時は保育者が間に入りながらより関わりが深まっていけるようにしていきたい。

言葉

高月齢児は保育者の言葉を真似しながら次々と語彙を増やしている。また家であった出来事など、過去形の会話も少しずつ出てくるようになった。徐々に友だちの名前を覚え始め、指差しながら友だちの名前を呼んでいる姿も見られる。保育者の名前も「せんせい」ではなく「○○せんせい」と呼べる事もある。繰り返し読む絵本などは先の展開を単語で言う時もある。低月齢児も発語は盛んになり、発音や意味も段々と明瞭になっている。それぞれにあった声掛けややりとりを楽しみながら言葉の発達を育みたい。

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